オープンスペース街・日誌

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2002年3月A

3月10日(日)

  保安処分反対ソング  (メロディーは、「名護を守る一人になろう」と一緒です)
 社会の矛盾を 精神病者に
  押し付けるのは やめてくれ
  差別・偏見・生きづらい世の中
  キーサン革命だ
 (^o^)丿

  人として この街で 君と生きていくよー
  すべての命が 輝く未来  僕らと作ろうよ
 (^o^)丿
 この歌を唄いながら、曲の合間に、一人ひとりが訴えました
 切り込み隊長・Aちゃん サギリちゃん。  ガンちゃん
★Aちゃん:国会で僕たち「精神障害者」を閉じ込める法律が作られようとしています。僕達だって人間です。笑ったり、
  泣いたり、人と話したりテレビを見たりします。こんな法律が作られたら困ります。関町の皆さん、よろしくお願いします。

★ ビラをまくと、30分ほどで50人以上の人たちが受け取ってくれた。終了ミーティングでの話。
 サギリちゃん:初めて処遇新法のことを聞いた時、これは差別だと思ったので、訴えることができて、スッキリしました。
 ガンちゃん:Aさんが、デイケアの頃と比べて本当に変わったと思いました。やる気が違います。
 Aちゃん:目標ができたので、毎日の生活に張りがあって、楽しい。

役者の内木さん久々登場


差入れ2品
↑ 島ちゃんのお母さんの差入れ
 → マリさんがハネやんの高血圧用
   しいたけ
呼びかけ人になってください
こんにちは。
私達は「特別立法」の廃案に向けて、広範な個人や団体との連携を目指しています。「予防拘禁反対」「不定期拘禁反対」の二点で一致できる人は多いと考えており、彼等との大規模な集会その他で私たちの反対の意思を示したいと考えています。
 その為、皆さんの呼びかけ人及び実行委員会への参加を呼びかけます。

要請事項
1 呼びかけ人になってください
2 実行委員会に参加してください

当面の日程
 4月6日(土) 夜 第1回実行委員会  場所未定
 5月6日(月) 午後 屋内集会(1000人規模)
 
情勢
* 国会上程は、3月15日閣議決定上程
  法案の審議 5月連休前後
* 署名団体(こらーるたいとう、大阪精神障害者連絡会、大阪精神医療人権センター、全障連関西ブロック、その他)が第二議面前で座り込み  3月18,19,20 正午から5時
* 「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議 12日 法務省交渉 
 24日 1時半 集会・デモ 渋谷勤労福祉会館

上記の要請事項について、よろしくお願いします。
又心当たりの団体・個人をお知りの方も、ご連絡ください。

連絡先 

 п@& fax 03-3711-3461
email toga-ind@umin.ac.jp 大賀達雄
保安処分反対の特集に行きます

3月9日(土)

前のマンション掃除をするAちゃん  花粉症の新カメさん  石神井川に白鷺みたいのがいた
昼は、焼き鮭、ほうれん草・豆腐サラダ  差入れ2品。夜、大棟梁が自家製白菜漬けを持って来てくれました
お台場に引越した李さんが来店  タダっち「こころの演歌」という、ぶ厚い歌本をもって来店。唄いまくりました。
左、愛妻のみわ子さん。「♪お前は俺には最初で、最後の女ぁぁぁ」(みちのく一人旅)
右、「♪追いかけて、追いかけて」(雪国)を朗読する洋平君
 三線教室の間に、悩みをタダっちに
相談に乗ってもらいスッキリして「イノ
セントワールド」を唄うガンちゃん。
 金城孝・師匠が、三線で「島育ち」の演奏。
今日の三線教室には、宮古島出身のおばあ
が初参加。
「いい湯だな」を唄うチューやん
。                                  \│/
   。                                ─ ○ ─
    V..v              白  保  メ  ー  ル│\               Mar.8.2002
  >>∈∋<<    v..V                           。      No.19
""          >>⊂⊃<<                             .   .         。
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                             //転載歓迎//
 <ウミガメに選ばれた島>    谷崎樹生  石垣島ウミガメ研究会会長
  「石垣島ウミガメ研究会」では1993年以来石垣島海岸でのウミガメの産卵状況調査
を行っています。毎年ウミガメの上陸が始まる4月から最後の卵が孵化する12月頃ま
で定期的に島中の浜を歩いてまわり、ウミガメの上陸跡があれば産卵の有無・産卵日
の推定・孵化脱出日の推定・孵化率の確認・種の判定など、一連の調査を行い精度の
高いデータ収集を心がけています。

 調査開始当初は経験不足と人手不足のため、充分な成果を上げることができません
でしたが、ここ数年は会員の努力により、石垣島に上陸するウミガメによる海浜利用
状況がほとんど見落としなく正確に把握できるようになりました。
 石垣島ではアオウミガメ・アカウミガメ・タイマイの3種のウミガメの産卵が確認
されています。産卵は平久保半島やヤラブ半島など、無人地帯の海浜に集中していま
すが、その他の浜でも決して多いとは言えませんが、産卵は確認されています。特に
南西部の富崎海岸と東部の轟川以北カラ岳東までの海岸は我々も注目している地域で
す。

 さて、新石垣空港建設予定地に隣接する轟川河口からカラ岳東に至る海浜では、毎
年ウミガメの上陸が確認されており、ほぼ毎年産卵も確かめられています。昨シーズ
ン(2001年)は、5月16日の昼間の調査でウミガメの上陸跡(足跡)が発見されまし
たが産卵は確認されませんでした。昨シーズンの当地域で確認されたウミガメの上陸
はこの一例だけでした。
 この上陸跡は16日に撮影された足跡の形・大きさからアカウミガメかタイマイのも
のと思われます。5月11日の調査時には無かったし、13日には台風の接近で風雨が強
かったため、14日か15日の夜の上陸跡だと推定されます。なお、この上陸跡は後日
(18日)にも再確認されています。しかし、その後風雨の強い日があったため、23日
の昼間の調査時にはこの上陸跡はほとんど確認できないほどに消えていました。
 沖縄県の「新石垣空港環境現況調査」中間報告によると、この地域でのウミガメの
産卵調査は4月24日、5月23日、6月25日、8月1日・23日・25日、9月10日・23日、10
月10日に行われていますが、「産卵、上陸の形跡は確認できなかった」とされていま
す。しかし、1ヶ月に1回の調査では上陸痕跡の確認は困難ですし、通常ウミガメの
上陸がもっとも集中する7月に、なぜ一度も調査されなかったのかということも、お
おいに疑問ではあります。
 県の中間報告では、他にも例えばサンゴについて種数と種類数(属の数のことか?)
の区別ができない人が書いたとしか思えない記述もあり、環境調査全般について、専
門家による厳しいチェックが必要だと思われます。  

 私たち「石垣島ウミガメ研究会」では、特にウミガメの上陸が多い海浜について、
毎年5月から8月のピーク時にはほぼ毎晩産卵調査を行い、上陸したウミガメには標識
をつけ、写真撮影を行い、個体識別ができるようにしています。その結果、同一個体
が2〜3年周期で同じ浜にやってくる例が多数確認されており、同じ個体が1シーズ
ン中に同じ浜に5〜8回も産卵した例もあります。

 このように、産卵場としての砂浜に対するこだわりの強いウミガメにとってはその
浜は絶対的な価値を持つかけがえのない環境なのです。よその浜で産卵がたくさん見
られるからといって、めったに上陸しない浜の環境が悪化してもよいということには
決してなりません。

 カラ岳陸上案で新空港が建設された場合、騒音・震動の影響だけでなく、光漏れに
よりウミガメの行動が攪乱されることは必至です。

 ウミガメや渡り鳥のように地球規模の移動をする動物は、環境を総合的に評価する
能力を持っているものと思われます。これは我々文明人がもうすでに失ってしまった
能力なのかもしれません。

 自然の価値に対する認識は、人それぞれで、その自然に価値があるから保存しよう
とする人もいれば、価値があるからこそ利用すべきだと考える人もいます。しかし、
このような人間側の勝手な議論は、何万年もの昔からその自然の中で生かされてきて、
その自然がないと生きていけない野生生物にとっての自然の絶対的な価値の論理の前
では、全く説得力のない空論でしかありません。

 石垣島の海岸は、ウミガメにとっては、産卵場という絶対的な価値のある環境なの
です。最近の研究では、ウミガメでも母浜回帰の可能性が議論されています。そのこ
とが事実なら、八重山のウミガメは、他の地域のウミガメとは遺伝的に独立した個体
群である可能性があります。遺伝的多様性の保護のためにも、他の地域で多くのウミ
ガメが残っているから八重山の小さな個体群は消滅してもよいということにはなりま
せん。

 これからは、その自然が何にとってかけがえのない自然なのかを見極め、優先順位
を考えた自然との関わり方のルール作りが必要になってくる、そんな時代なのです。
 ウミガメに選ばれた島の環境を守り、島の自然と共生することが、結局は島人の幸
せに繋がるのだということを理解していただきたいものです。


 <<ウミガメ研究会意見書>>

 上に掲載した文章は、石垣島ウミガメ研究会が「新石垣空港カラ岳陸上案環境調査
の信憑性についての疑問」というタイトルで沖縄県に提出した意見書に、加筆したも
のです。

 この意見書は、先頃那覇で開かれた第4回、第5回新石垣空港環境検討委員会の席
上、WWFジャパン小林孝委員が取り上げ、県の見解を質しました。

 沖縄県の答えは次のようなものでした。
1)毎日連続して調査するのは難しい。
2)調査の頻度の関係から指摘されたようなことはどうしても起こるので、過去の事
例等については取り入れていきたい。
3)方法書に記載するとしたら、「文献その他の資料調査」の部分だろう。
 しかし、今後事業者が実施する調査とウミガメ研究会等の民間団体への調査結果提
供依頼との関係は不明確です。また、ウミガメの上陸地であることが確認されたので
すから、ウミガメへの影響の予測・評価が不可欠であることとなったわけです。これ
らの点も環境影響評価方法書に明記する必要があります。
             ^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~^~
♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。
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白保メール NO.19  02.3.8
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp

3月8日(金)

★共同作業所めぐり第3弾。「ワークイン翔」(目黒区)。一時前に、Aちゃん、ヨッシー、洋平君の3人で
 目黒へ電車でGO (^o^)丿 3.24保安処分反対集会への参加を訴えました。すでに処遇新法の
 学習をしていて、反応はとても良かった。Aちゃん「逆に教えられたほどです」ということで、3.24参加
 してくれるそうです。やったぁー。
★「街」2日目のサクちゃん。午前中はテキパキと店だしやトイレ掃除などをしました。昼食の時、新カメさんが
 「慣れていますね」というと、昔「ハンバーガー・ショップ」で働いた経験があるそうです。Aちゃん「僕もやって
 いた」と。自然に (^o^) 笑顔と声が出るのは、店のマニュアルで教えられたからなんだろうな。一度身に
 ついたものは一生忘れないようだ。わたしもそういう体験をしようかしらん (^o^)丿
★お昼に、新松橋亭同人のキムさんからの紹介で、粟谷さんが来店。弟さんが、杉並区の共同作業所に
 通っているということで、夕方までいてたくさんの話をしました。


ワークイン翔で記念写真

3.24、共に決起しよう(^o^)丿
ということに決定
 都立大学駅に到着  神保さんの差入れ。くじら餅
こんにちわ、渡具知(二見以北十区の会)です。
 御無沙汰しています。お元気ですか?

今,陽子ちゃんが家に遊びにきて、初めてメールを打っています。
初めてのラブレターをハネやん夫婦に送ります。

 1月に生まれた双子は、二人とも元気です。名前は、和紀(かずき)と和奏(わかな)です。平和を奏でてほしい、平和な21世紀を担う人になってほしいと、母が名づけました。

 今度、沖縄にいらっしゃる時は、ぜひ会いにきて下さいね。

   それでは、また・・・。お二人ともお身体には十分気をつけて下さい。
全国連の大会特集見ました
  大会の1日目にすぐ後列に座っていた、全国連XX支部のものです。先日は
ご苦労様でした。

 XX支部のKさんのメールで「オープンスペース街」のHPで全国連大会の特集
を出していただいていることを知りました。

 本当によい特集で、あらためて感動そして感激しました。本当にありがとうござい
ました。そして、皆さんのお人柄がとても素敵だなと思いましたした。

 HPを印刷したので、支部員の皆さんにも見てもらいます。今後ともよろしくお願
いします。   

3月7日(木)

 
午後、共同作業所めぐり第2弾は、
杉並・永福町にある「151(いこい)」へ。
Aちゃん、仁君、ヨッシーの3人が行った。


「151」の人と記念写真
 サクちゃん、「街」初日。
サクちゃんは明るくて活発な
女性です
★夜は、仁君、ヨッシーが「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議のミーティングに行きました。

 部落解放同盟全国連・第11回大会・報告の完全版ができましたので、見て下さい (^o^)丿


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