オープンスペース街・日誌


2002年10月D

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10月31日(木) 「街」日誌

10・30 「精神障害者」差別、保安処分を許すな!
 予防拘禁法を廃案に! 秋季国会共同行動!

 新カメさんとヨッシーが参加。最初に国会周辺でビラ配り。その後、議員への要請行動をやりました。
18の議員室を訪ねましたが、先の通常国会の時と違って秘書の人も、この法案の不正犠牲を知っている
なと感じました。多くの弁護士がこの法案に反対しています。ハンセン病の元患者の方達は、これは「ライ予防法」の再来だと言っています。憲法違反の差別法は、キチンと声を上げれば必ず廃案にできると確信しました。

 お昼の国会前集会には社民党の植田議員、民主党の水島議員が駆けつけてくれました。
 
水島議員 植田議員
 「街」からは新カメさんがアピール 新カメさんのシュプレヒコール
 夕食は則子さんが「鶏の水炊き」を作りました。
サギリちゃん、復活  ガンちゃんと談笑  お客さんの多賀さんに教わって
ボイス・。トレーニングする。

ハネやんが入院している時の、朝の散歩コース
 病院の屋上から見た富士山 トンネルを抜けると、田園風景が広がる
寒い日は富士山が見える  柿 火の見やぐら
 村の神社  ここからも富士山が ほこら

30日は、ハネやんが休みなので、休刊 _(._.)_
10月29日(火) 「街」日誌
10・28 狭山裁判、最高裁・最高検 要請行動
最高検察庁に「全証拠を開示しろ」のシュプレヒコール 最高裁正門でシュプレヒコール
要塞のような最高裁に糾弾のデモ 要請行動をやりぬき意気揚揚と最高裁を後にするフッくん
 昼食は、サンマおろし煮  村田さんとお茶 オヤツを食べる則子さん
 在韓米軍による中学生轢殺事件の反対署名
 庄ちゃんが「絵手紙教室」をやろうと提案。金曜日に決定。海老原さんも参加するそうです
 夕食はロールキャベツと、タラコ・スパゲティー

暴力(DV)自衛官を許すな!
マリちゃん、頑張れ/エリ
 8月2日、仕事が終わって駅を降りてきたら、「街」の前に沢山の警察官がいて、何やら「街」の人たちと争っているようでした。警察官が帰った後で、店内に入り事情を聞きました。まったくY自衛官に対しては怒りがこみ上げて来ました。

 ある日の午後、「街」に寄ったら60代の男性がいて、訳のわからない事を言っていました。直感で「あー、あの自衛官の父親だな」と感じました。この親にして、あの子ありというほど非常識な父親で、店にいたお客さんもみんな呆れて話を聞いていました。

 「街」に来るたびに明るい顔になっていくマリちゃんを見て、「良かったな」と思っていました。子供たちを「拉致」され「人質」に取られている状態に負けないで頑張ってね。応援していますよ。

 いい仲間にめぐり合えて良かったね。 お客のエリより

白保メール   No.35  Oct.9.2002
   <第4回新石垣空港建設工法検討委員会>         鷲尾 雅久

 去る9月25日、那覇で第4回新石垣空港建設工法検討委員会が開かれました。傍聴には行けませんでしたが、当日の資料等により、概要をお知らせします。

  [雨水の地下浸透]
 前回の第3回委員会で、大雨が降った場合は一部しか地下に浸透しないというシミュレーション結果が出されたことへの対策として、盛土表面での浸透を促進する構造とし、上部の浸透口の幅をできるだけ広くする考え方が示されました。

 一方、浸透しきれずに滞留する雨水の水深が、空港設備の設計指針との関係で検討され、許容限界とされています。しかし、そもそもの始まりは、環境への影響を避けるため、「現在の水収支(雨水の浸透、表面流出、地下水の流れ)を極力変えないものとする」というのが基本的な考え方だったはずです(『白保メール』No.21参照)。全部浸透しなくてもいいというのは、方針の変更です。また、浸透しなかった水をどこに排水するかは、今回の資料では明らかにされていません。

  [施工計画]

 今回の委員会では、工事エリアを区分し、6段階に分けて施工するという計画が示されました。大まかに言うと、まずターミナル部分、次いで、下流域への雨水流出を遮断するため海側から区切って盛土を進めることになっています。工事中、計画地周囲に排水路を設けることも示されましたが、東側はカラ岳南東側の1箇所で海に直接排水することとされており、大量の水が流入することがないか、チェックが必要でしょう。

 用地造成期間は3年半とされました。滑走路やターミナルビルの工事も含めた全体工事期間は6年ですが、マスコミ報道では、全部で3年半と取れるものがありました。正確な報道を期待したいものです。

 施工上注意の必要なものとして、計画区域周辺の動植物への環境上の配慮などのほか、海域等に対する環境上の配慮が挙げられていますが、影響を与える項目として、赤土流出だけが取り上げられています。しかし、環境検討委員会では、海底に湧出する地下水の減少や地表からの淡水の流入の影響も、指摘されていました。

 
[赤土流出対策]
 前回委員会で、「赤土等対策の基本方針」が出されましたが(『白保メール』No.31参照)、工事中はモニタリング委員会を設置して赤土対策が機能しているか確認し、供用後は事後評価委員会を設置する、という改訂が示され、了承されました。しかし、モニタリング委員会の環境検討委員会との関係は不明確ですし、現地に設置するのでなければ、意義は薄れるでしょう。

 濁水処理は、機械処理脱水方式を採用するとされました。醤油や酒を絞って糟と分けるときのように、フィルタで漉すというものです。3ヶ所に設置し、一番大きなものは、処理能力0.3立米/s(1,080立米/h)、敷地面積,300平米という巨大なものです。このような規模の施設でも、沖縄の赤土での効果が実証されているのでしょうか。豪雨に備え、大規模な「雨水調整池」を設置するとされていますが、処理装置が期待通り働かないと、濁水が流出することになります。ここで実験してみるというわけには行きません。

 また、機械処理とはいえ、前段階では凝集剤を使うことが想定されているようです。このほか、表土保護のために土壌団粒化剤も使うとされています。こうしたものの環境への影響も慎重に検討すべきでしょう。
  
 
[評価は環境アセスメントで]
 一番重要なことは、これらの工事の環境に与える影響については、すべて、環境アセスメントの中で予測、評価されるべきだということです。しかし、今回は、環境アセスメントには何ら触れられていません。環境アセスメント軽視は相変わらずのようです。

 沖縄県は近く環境影響評価方法書の公告縦覧を行うつもりのようですが、この工事内容も、方法書の中に明記すべきです。どのような方法書が出されるのか、注目したいと思います。

♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。
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白保メール NO.35  02.10.9
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp


10月28日(月) 「街」日誌
日曜日、ヨッシーは国立の「反戦辻つじ流し」に、フッ君は「国労団結まつり」、則子さん、チューやん、マリちゃんは
「狭山中央行動」に参加しました。
10・27 国労団結まつり
 朝10時すぎ、亀戸中央公園に着くと、すでに会場にはあふれんばかりの人で大盛況。軽く1万人は超えて
いただろう。フリーマーケットや国労闘争団、動労千葉、市民団体などのテントがおよそ100あまり出店して
いて、参加者はみな楽しそうに唄い・飲み・食べ・語り合っていた。 
 部落解放同盟全国連は早朝から280筆もの狭山署名を集め、会場で狭山紙芝居を2回上演し、参加者に
訴えていた。
 1047名の不当解雇撤回を求めての鉄建公団訴訟が正念場を迎える中、国労本部はあろうことか闘争団
を含む8名を警察に売り渡し、デッチ上げ逮捕させた。そして11/24-25の国労定期大会では、闘争団の除名、
さらには国労の解散までも視野に入れている。しかしこんなデタラメが通用するはずもない。今日ここに集まっ
た人たちの力、そして10万人共闘の総力をあげて国鉄闘争に勝利しよう!

10・27狭山中央闘争
 国労団結まつりを12時過ぎに切り上げて、永田町の星陵会館へ。ホールは満席で立ち見がでるほどだった。
最初に「狭山差別裁判を打ち砕こう」を全員で唄った後に、都政を革新する会、動労千葉から連帯の挨拶。
中田書記長から基調報告  決意表明では16もの支部・県連・共闘から元気の出る発言があった  団結ガンバローの後
 デモに出発。最高裁〜日本テレビ前〜市ヶ谷駅を機動隊の弾圧を跳ね除けて堂々とやり抜いた。28日の最高裁要請行動、そして史上初の最高検要請行動を全力で貫徹しよう!
 初めて参加して/マリ
 今まで、そして現在も部落差別があることに怒りをおぼえました。それにもかかわらず、不当な差別に負けずに、生き・闘っている人たちをしることができて、生きるパワーをもらえた一日でした。

名護新基地反対の三多摩集会
12月6日(金)夜7時から名護新基地反対の三多摩集会を一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで行います。内容は以下の通りです。

○「生命の響き」名護の海とそこに生きる人を写したビデオの上映
○ 沖縄名護からいらした宮城 保さんの話
会場;武蔵野(武蔵境北口駅前)
賛同費;一口800円で入場券と引き換え(口数に応じてチケットお渡しします)
入場料;当日1000円 前売り800円
「沖縄を考える市民の会」として賛同しましたが、個人としても募っていますの
で、宜しくご賛同ください。

賛同される方は以下の例を参考に連絡をお願いします。

賛同します。(   )口  氏名公表(可・不可)
公表の形 例 XX XX(中野区在住)
         XX XX(沖縄を考える市民の会)
        XX XX(教員)




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