オープンスペース街・日誌

2002年12月D

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12月23日(月)「ジュゴンの家」日誌より
朝から嘉手納基地に飛ばす
メッセージ風船の準備
アリちゃんはヘリウムガスで
風船を膨らます
メッセージの紙を準備する
でっかい布を縫っている浦島さん
何になるかは後のおたのしみ
少しづつ風船が増えていく みんなでがんばってこんなにいっぱい
全部で1000個の風船
風船を安保の丘から飛ばしました!!
 風向きを考えて場所を決め、みんなで移動して、風船を放ちました!
←「おーーーーわぁーーー」と
言いながら修さんも風船を飛ばす


誰も攻めない、友に生きよう!
という思いを込めて
「イラクに人が住んでいます」
「イラク人も人間、私たちも人間」
などの日本語や英語のメッセージを
つけた風船 →


第一ゲートの横では・・・・アドバルーンの準備
このでっかい布にアドバルーンをつけて上げます!
浦島さんが縫っていたのはこの布でした。
製作開始!!
アドバルーンの正体はゴミ袋!
エコロジー!
少しづつ浮いてきた!! 浮きました!!



 イラク攻撃NO!嘉手納基地 第一ゲート前座り込み    平和市民連絡会
 お昼過ぎ、思い思いのプラカードやメッセージボードなどを持って人が集まってきました。(写真:左がゲート、右は58号線)
桑江さん ゲートを背に「イマジン」を歌うシンヤさん
善次さん アリちゃんとジュゴンの家&しんやさん 安次富さん
泡瀬干潟を守る会から 儀保さん 安里さん
糸数県議 「イマジン」を歌うヤマジン 夏芽さん
マキシさん
「DON’T ATTACK IRAQ!!」
Don´t attack IRAQ ガールズ ゲートから出てくるアメリカ人達にアピール
ゲートから出てくる道にある横断歩道を昌一さんがゆっくり歩いていると、
米軍車両が少し止められ、急いで警察が昌一さんを移動させに来た。
「横断歩道歩いてるだけなのに」と昌一さん。
しんやさんも飛んできた
「イラクの子どもたちは今」のCDを手に
昌一さん
ハルさん&ともちゃん
悦美さんと夏芽さんとようこちゃん
イラクに行く夏芽さんの話やイージス艦
派遣反対のデモのことを話す
善次さんのTシャツ セッちゃん
儀保さんファミリー みんなでクッキーを食べてます 薫さんと海くん
「晋はがんばってるか?」と安次富さん 巨大アドバルーンを支える
座り込みの横のほうではマキシ親方の
風船屋さん
アリちゃんも露店のおにーちゃん
(この日で風船膨らましが上達!)
風船をもらって喜ぶ子供たち


   12月24日(火) 

「街」の忘年会&クリスマス会
本日 12/24(火)午後4時〜

昼間、
吉祥寺デートをしてきた2人。

夕食会でもなぜか、
カップル・テーブルで
2人きりの食事 (^o^)丿

12月23日(月) 「街」日誌
 ハネやんの新作・もちピザ  12・22 辻つじ反戦ながし 国立一橋大学東門前
★寄せられたメッセージ
 大量破壊兵器がいけないのなら、アメリカを査察しよう。
 アメリカを査察してみてください。武器はどこにも、いりませんよー。
 人が人らしく生きられる社会にしたい。
 子ども達はアメリカの不正義がよくわかる。では大人は?
 ジッとなんかしていられない。戦争が始まっちゃう。声を出そう!
 武器を捨てて
 武器を捨てて
 街を歩こう
 街を歩こう (国立の)街を歩こう

 (さあ)武器を捨てて
 街を歩こう
 街を歩こう 
 街を歩こう

 だから、もうやめよう
 もうやめよう
 戦争の用意
 だから、もうやめよう
 もうやめよう
 戦争の用意
夕食を作るハネやん  麺を分けるのはマリちゃん  特製ちゃんぽんの完成!
 数日遅れの、ヨッシーの36才誕生会 94年に「精神障害者」日本カナダ交流会
から「街」に送られた「カナダ雁トロフィー」
 ローソクを消すヨッシー ヨッシー、おめでとう (^o^)丿  ケーキを切り分けます
12・21 シンポジウム「戦争と治安・管理」から自らを解き放とう! 
白保メール No.39 地元調整会議と新空港基本計画案
                             
 <地元調整会議と新空港基本計画案>  鷲尾 雅久

 12月11日、あわただしく『第5回新石垣空港建設位置地元調整会議』が開かれました。委員への事前通知は電話だけで、招請状は当日会場で手渡されたそうです。議題は主に、『新石垣空港整備基本計画(案)』の説明でした。

[変更された点]
 この『基本計画(案)』で、今まで環境検討委員会や工法検討委員会で説明された計画内容から変わったのは、次のような点でした。

1 計画図に海上保安庁エプロンが示されていない。
 これについて、小林孝委員が質問したところ、沖縄県は、海上保安庁と調整中のため入れていないと答えました。海上保安庁が新空港を使うことは決まっているとも答えましたが、これまでの計画図に載っていたものが削除されているということは、現空港を引き続き使う可能性もあるということでしょうか。

2 エプロン面積を小さくした(86,450平米 → 78,850平米)。

3 供用開始は、「国の事業採択の見通しが不明なので未定」とされた(位置選定時には2010年度とされていた)。
 ただし、委員への事前配付資料には、供用開始は「2011年10月20日(予定)」とされており、需要予測も2011年度から始まっているので、沖縄県として2011年度供用開始を予定したが、国との調整がつかなかったということかもしれません。

 なお、工期は工事着工から供用開始まで約7年(予定)、概算事業費は約420億円(旅客ターミナルビル、貨物ターミナルビル等を除く)と説明されました。これまでは、工期は6年程度、概算事業費は約500億円とされていました。国の空港整備特別会計の財政が厳しく、削減を求められているようですが、それで環境への影響が避けられるのかどうか、注目する必要があります。
  
[需要予測、費用便益分析など]
 このほか、旅客の需要予測は、昨年発表されたものに比べ、2011年度は下方修正、それ以後は上方修正されました。2001年度の実績143万人に対し、2011年度188万人、2016年度224万人、2021年度260万人という数字になります。

 また、貨物の需要予測はいずれも下方修正されました。2001年度の実績10,028トンに対し、2011年度11,190トン、2016年度12,500トン、2021年度13,736トンです。

 国の方針を受けて、今までのような過大予測を避けたようですが、2007年から2010年にかけてGDP年率1.9%の伸びを前提とした予測となっているのは、まだまだ「右肩上がり」的発想が生きているのだと思います。

 また、小林委員が、B767などの「中型機」の運行について航空会社の意向を聞いているかと質問したところ、沖縄県は、滑走路が2000メートルになり、さらに需要が増えたら検討するとのことだったと回答しました。航空会社の需要予測は、役所のように楽観的ではないようです。

 費用便益分析では、時間短縮や費用軽減などの利用者便益502億円と空港使用料収入等の供給者便益132億円で計634億円、これに対して建設費・用地費・将来の改良費等の費用374億円、前者を後者で除した費用対効果は1.7と説明されました。

 内訳は説明がなかったので、検証のしようがありませんが、これは建設後50年間の数字だとのことですから、不確定な要素の多いものでしょう。

 なお、「地域経済への影響」の説明で、「公共工事依存型といわれる八重山において大型工事となる新石垣空港建設工事により建設産業及び関連産業に様々な経済効果が期待される」と書かれていたのは、「語るに落ちた」と言うべきものでしょうが、現状に対する何らの反省も感じられません。

[パブリック・インボルブメント]
 先ごろ、国交省の交通政策審議会航空分科会が出した今後の空港整備に関する答申では、「構想・計画段階におけるパブリック・インボルブメント(PI)等の手続きをルール化」すべきだとされました。すなわち、国民や住民の意見を幅広く聞くということです。

 沖縄県の考えでは、地元調整会議に説明したことが「パブリック・インボルブメント」の一環だということのようですが、ほとんど一方的な説明で、質問をした委員は二人だけ、意見を述べた人はいませんでした。一方、「地元の意見」という形を整えるためでしょうか、委員に入っていた県職員2人をはずし、空港の南側進入路に近い2公民館長を加えました。

 しかし、公民館長と経済団体、自然保護団体で構成されている地元調整会議では、住民の意見を広く聞くことにはならないでしょう。例えば、離島住民や空港利用者の意見も聞くべきですし、団体役員だけでなく一般から委員を公募することも考えるべきです。それに、沖縄県は、意見を聞いたとしても計画を修正する考えはないようです。これでは、「パブリック・インボルブメント」になりません。
  
 形を整えることに腐心するのではなく、多様な意見に耳を傾けてほしいものだと思います。

<<24日から環境影響評価方法書の縦覧>>
 沖縄県は、新石垣空港整備事業の環境影響評価方法書の縦覧を12月24日(火)から来年1月29日(水)まで行うと発表しました。これに対し、誰でも意見書を出すことができますが、提出期限は2月12日とされています。
 縦覧場所は、沖縄県の土建部と八重山支庁、石垣市役所、竹富町役場、しらほサンゴ村の5か所です。八重山でも、与那国町は入っていません。竹富町役場は、変則的ですが、町民の一人もいない石垣市内にありますから、町民の多い西表の方が適当でしょう。多くの方に見ていただこうという精神が希薄だと思います。

 『白保メール』では、今後、方法書の内容を紹介していこうと考えています。
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♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。
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白保メール NO.39  02.12.20
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp

12月22日(日) 「街」日誌
山内君が「イラクの子ども達は今」
を買いました
昼食は牛スジと大根の煮込み。マリちゃん作・ブロッコリーと人参のタルタルソースなど、
洋平君がパーマに行って茶髪に 23日はガンちゃんの29才の誕生日  マリちゃん作・卵とツナのご飯
 ウナギと卵焼きの混ぜご飯 カニ包子  アイスのデザート付
 みんなで乾杯 (^o^)丿
 午後、ヨッシー・フッ君はシンポジウムへ、夕方、チューやん・サギリちゃんは「イラクの子ども達は今」の写真展の実行委員会へ参加しました。
 シンポジウム「戦争と治安・管理」から自らを解き放とう! にフッ君と参加しました。
 4つの分科会があった。
1、「共謀罪新設と治安弾圧」、
2、「保安処分親切は何を狙うのか」、
3、「監視と排除―『安全』指向を問う」、
4、「有事立法と『司法改革』の行方」

 僕たちは第二分科会に参加しました。フッ君は衆院本会議における「医療観察法案」採決の時に「保安処分反対!」と叫び、強制排除され不当に監禁されたことを話し、この差別法案を廃案にするには「精神障害者」を始めとする民衆の実力決起以外にない。共に闘いましょう! と訴えました。

 18時より全体会。始めに弁護士有志による「おそるべき裁判員制度」という劇が上演された。これを見て、今すべての裁判を拙速裁判(2年以内で片付けようとする)攻撃、司法「改悪」が進められていることが分かった。これによって弁護士は一つの裁判にしか関わることができなくなり、弁護料が高額になって、貧乏人は国選弁護人に頼むしかないようになる。国選弁護人は国から報酬をもらうので、国家権力と闘えない。裁判員制度は国民の良識を裁判に持ち込むこととされているが、国民の報復感情を体現する役目をさせられる可能性があり、不当な重罰が科せられる危険性が高くなる。

 また共謀罪が新設されたら、何もしていなくても、「話し合いをした」というだけで逮捕されてしまう。例えば労働組合に公安警察がスパイを送り込んで「会社の社長宅に放火しよう」と組合員に話をすれば、それだけで逮捕できることになるという。

 このシンポジウムに参加してわかったことは、この国は国家権力に刃向かう者を一切許さないと決めたということ。軍事力で他国を侵略して、その国の資源を略奪しようと決めたということです。だから、日本・アメリカを初めとする強盗国家をやっつけてしまわなければ、人類の未来は悲惨なことになってしまう。でも人々が力を合わせば、逆にやっつけることができると思います。今こそ民衆の力を思い知らせてやる時です! <ヨッシー記>

連載 その3 ジュゴンの家より ハネやんから学んだこと 晋くん

 ハネやんは面白いおじちゃんです。僕たちに色んなことを教えてくれます。そして「ダメな事はダメ!!」と、差別や理不尽な事に対しては、体をはって向き合います。

 「ここは人生の大学だよ」とハネやんから聞いて、2年前に沖縄に来ました。本当に人生の大学でした。色々な人の生き方を見せてもらいました。自分らしく、人らしく生きる事の大切さを、人の背中を見て学んで来ました。

 僕にとっての「自分らしさ」は、人らしく生きること。人らしく生きることは、名護に基地を作らせず、まよなかしんやさんが言うように、人権・環境・平和を自らが作っていくこと。僕は、今は演習地となっている辺野古の海を解放し、取り戻したい。辺野古の海で釣りをして、三線を弾いて生きていきたいなぁと思います。

 志を持って、誇りを持って生きていくことを、ハネやんから教えてもらいました。
    ありがとう、ハネやん!! 

 まだまだ僕は、自分らしさ、人らしさを見つけている最中だけど、だからこそ闘う!! 韓国の中学生の涙に、辺野古のおばあ・おじいの生き方に答えていくために、そして、「街」精神を受け継ぐために。

 ハネやん、ハネやんの言っていた「面白い時代」がやってきたね! 
一緒にこの世の中をひっくり返してやろう! 
まだ夜明け前だ、朝日がのぼる所まで、一緒に行こう!
はねやん、げんきでいててや。
えばっちより
ハネやん、こんにちは。
次から次と大災難ですね。手術の無事成功を祈っています。最近は医学も進んでいる
からがんも不治の病ではなくなっているようです。でも養生してください。無理は禁
物です。がんばって。

高見元博

12月21日(土)   「街」日誌
イラクの子ども達の写真を見入っている
ひとがいる。すかさず寄っていき、説明
をする、サギリちゃん「このお母さん達
は、『どうぞ写真をとってください。1人
でも多くの人にこの事を知ってほしい
から』と、いっているそうです」
年末大掃除。換気扇を掃除する新カメさん 昼食はじっくり煮込んだおでん
今日は”明るい八百屋”サクちゃん 「街」を立ち上げた頃からのボランティ
アさん、西田さんが久しぶりに来店
みんなで「イラクの子ども達は今」をうたう
夕食はうどん と、則子さんのおみやげ「あゆの塩焼き」 金曜日三線教室の先生金城さん
から差入れスパークリングワイン


 
連載 その2
ハネやんから学んだこと
 人が変わろうとする時/   チューヤン
 人がそれまでの生き方を捨てて、新しくやりなおそう、と決心する、その瞬間にたちあった。 
「街」のメンバーのTさんはそれまで自殺願望が強く、対人恐怖症。つらいことがあると、すぐ自宅ににげかえっていた。
 その日、Tさんは、もう「街」をやめて自宅に帰り、デイケアでテニスでもして一生暮らす、といいだしていた。「街」では、まず、親御さんと話し合った。逃げ帰ってこようとする我が子を突き放すことこそが、親としてとるべき態度であることをなっとくしてもらう。覚悟を決めてもらうことが必要だった。
 だれも我が子が不幸になってほしい、と思う人などいない。だがやさしく受け入れることは決して子どものためにはならない。(自己満足にはなるが...)逃げ癖が助長されるだけだ、とつたえた。
 そして、その後Tさんとお母さんに「街」のミーティングに参加してもらった。
「もう、あなたの戻ってくる場所は、家にはないのよ。」と、言い渡すおかあさん。「お父さんがもうすぐ定年退職するので、2人だけで暮らす小さな家にうつるつもり。」
子どもを突き放す決意をしたその声は少し震え、お母さんの体からは一大決心をした、オーラのような、波動のようなものがビリビリと発せられていた。そばにいた私にも、その緊張がひしと伝わってきた。
 もう我が家に逃げ場は用意されていないのだ、と悟ったTさん。退路をたたれ、ショックを受けたようだったが、そのご、グループホームで共同生活をしながら「街」へ通う生き方をえらんだ。
 「にげる」ことをしなかった。それからTさんは、自分の人生を自分で握りしめることを少しずつみにつけていった。逃げるか、逃げないでふんばるか。決定的な岐路だった。
                  ハネやん語録は、次回にのせます。 ハネやん頑張れ 特集へ


12月20日(金)  「街」日誌
ハネやん、頑張れ!
「大腸ガン手術」のスケジュールが決まりました。

1/6 ハネやん・55才誕生日パーティー、
1/7 入院
1/14(火)手術ということになりました。

僕のいない間、「街」のみなさん、頑張って下さい! 
そして無事と成功を祈っていて下さい!
 本日より連載 
ハネやんから学んだこと
来月、手術をひかえているハネやんに「街」のみんなから元気の出るエールをおくります!!
  羽やんと出会って/岩本次郎
   僕が羽やんと初めてであったのは、今から6年前「街」の2階でした。
   あった時はとても緊張しました。それと同時に期待感も感じました。
   それで「街」で一緒に働くことになりました。
   当時いたメンバーに羽やんは平等に優しく接していました。
   みんなの食事を作って、「街」の仕事もしていました。

   その中で色々なもめごとなどもありました。羽やんはそういったことを一番で
   話の中に入っていったと思います。そういう人間的な羽やんにひかれました。
   「街」が無かったら僕は今頃入院していたかもしれません。
   
   羽やん!ありがとうございました!

   これから僕もなにがあるかわかりません。羽やん、「街」の皆さんと話をして、もちろん
   僕も色々な人から話を聞いて、人間らしく、僕らしく生きていきたいと思います。
昼食はけんちん汁、いわしの丸干し、
炊き込みご飯
金井さんからの差し入れのそば こちらも頂き物、まんじゅう
夕食は早速、そばをいただきました。
高見さんの詩をよみあげる、ヨッシー
皆、じっと聞き入っていました。
則子さんのおみやげ、実家で作って
いる干し柿。大きくてウマい!!




12月19日(木)  「街」日誌
12月16日に、ガンちゃん、ヨッシー
が、船上からイージス艦に向かって
「行かないでー!!」と叫んだ様子を
パネルにしました。
チーちゃんからの差し入れ (^o^)丿 「自然村」さんから差入れのサラダ
油セット _(._.)_
今日も熱いアピール。署名も続々とあつまる。
焼き鳥丼  紅芋とバナナのデザート  鮭を飲む時は元気なフッ君
今日も熱々、2カップル  一人淋しそうなハネやん

アフガニスタン救援委員会NEWS<第34報>
  ■アフガニスタン報告
 アフガニスタン現地報告、前号から引き続いておりますアフガニスタン、地震被災地ナハリン地区についての報告です。
□現地パートナーは「Shleter For Life」というNGO Shelter for Lifeをパートナーとする上で最大の壁は、大規模すぎて小回りが
利くのかということです。カブール事務所にいる事務局長クラスのMr.ラフマンはカブール大学を卒業したエンジニアですが、「現場第一!」というタイプのこわもての感じの人です。地震後4ヶ月現地に駐在し、今も2週間に1度は入っているとのことです。おそらくMr.ラハマンが最大のキーパーソンとなるでしょう。

□女性センターか小学校の建設を提案
 当委員会としては、女性と子ども支援を優先してほしいと主張したところ、早急に検討しようという事になり、Mr.ラフマンが今週また現地に入るので、早速、村の責任者や自治組織にも打診し、また中央政府の担当大臣にも内諾を取ると言ってくれています。早ければ11月中には、事業予算とプランが提案されるでしょう。

□ナハリン地区の伝統産業
 ナハリン地区は伝統的なカーペット生産で有名な地域で、内戦前までは女性たちが伝統的なカーペットづくりをやっていたそうです。現在もそういう体制が残っているのか正確には分からないとのことで、「もし女性センターの建設が実現すれば、そこでのカーペット生産も可能になるでしょうから、是非次回、こちらへこられた時は、そのへんの情報を収集しなさい。」との事です。

 理想的には女性センターという建物を造るだけで終わる事なく、そのセンターが女性にとって活発に利用されるように、カーペットづくり等の工房が一部屋でも確保されることでしょう。なんでもアフガニスタンでは、オリジナル・デザインもカーペットにデザインとして取り込める技術を持っているらしく、「あなたの顔写真を送ってくれたら、あなたの顔がデザインされたカーペットが出来ますよ」との言われた。

 こちらからオリジナル・デザインを提案し、フェア・トレードが成立すれば理想と考えます。

■Mr.ラハマン来日!:2003国際ワークショップ
 地震に負けない世界へ向けてV〜ひと・まち・きずな〜
 国連地域開発センター(UNCRD)、国際ワークショップ実行委員会主催によるワークショップが開催されます。阪神・淡路大震災の経験やこれまでの国内・海外災災害援助で学んできたことを活かし、コミュニティや個人の立場に立って考える地域に密着した防災への取り組みを共に考え、分かち合いたいと思っています。

日時:2月1日 9:30〜17:30                                  
場所:よみうり神戸ホール

アフガンデー
◇基調講演「アフガニスタンの復興と現状」
     アフガニスタン住宅都市計画省副大臣 ナシル・サベリ 
◇アフガニスタンのコミュニティ復興〜現地から生の声
・「内戦からの復興」ピースウィンズジャパンスタッフ
・「アフガニスタン復興における女性の役割」アフガニスタン女性課題省 ズーラ・ムクタル
◇復興のなかで災害につよいコミュニティをつくろう
 UNCRD/CODE/アフガニスタン救援委員会が取り込む復興プロジェクトを紹介し、アフガニスタンの復興を現地のニ ーズにそって考える。
 
 災害につよいコミュニティづくり:プロジェクト概要  UNCRD  ラジブ・ショウ
 住民主体の復興をめざして  アフガニスタン救援委員会スタッフ  村井 雅清
 被災地における住宅づくり  Shelter for Life カブール事務所 ルトュフ・ラハマン

◇パネルディスカッション:アフガニスタンの明るい未来にむけた復興へ

◇未公開フィルム「よみがえれカーブルの人々:1985年の記録」上映会
 講演  映画監督 土本典昭(「よみがえれカーブルの人々」)

皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
お問い合わせ・お申し込みはFAXかe-mailでCODE事務局までお願いします。
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
tel 078-578-7744  fax 078-576-3693  e-mail info@code-jp.org

■OCHA リリーフウェブ 日本語版
 リリーフウェブは国連人道問題調整事務所から出されている人道問題に関する情報サイトです。
訳は事務局による仮訳です。

アフガニスタンは干ばつと帰還民によって国際的な食糧援助に依存しなければならない状態である。食糧不足や住居の問題ヘルスケアや衛生問題もまた大きな問題である。今年は土地を耕すのに十分な雨が降った。収穫はあるが、それには新たに貯蔵するには十分ではない。また干ばつの状態の地域もある。

そこではごく少量の作物しか育たない。今年末までには200万人近い人々がパキスタン、イラン、中央アジアから帰還するだろう。膨大な量の需要にも関わらず、食糧援助誓約は来年の必要量の半分である。WFP(世界食糧計画)が食糧のパイプラインを保つことは深刻な問題になっている。国の不安定さと交通の不便さはアフガン国民の援助にさらに問題を加えている。
 原文はOCHA リリーフウェブ http://www.reliefweb.int/

<募金について>
 募金にご協力して頂ける方は、右記の郵便振替口座にて、通信欄に「アフガン支援」と明記してください。なお募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充当させて頂きます。ご寄付を頂いた方のお名前は随時、同委員会NEWSでご紹介させて頂きます。皆さまご協力ありがとうございます。

アフガニスタン救援支援者(12月18日入金まで/敬称略)
 高見(神奈川県) 辻(滋賀) 塚本(大阪府) 大阪市役所労働組合(大阪府) 島田(兵庫) 中島(兵庫) 太秦小学校(京都)ファミリーマート(兵庫)津田(兵庫)朝永(兵庫)ひょうご南NETWORKING(兵庫)喫茶アミー(兵庫)喫茶姉妹(兵庫)喫茶新星(兵庫)居酒屋いお里(兵庫)居酒屋ミキヤ(兵庫)松本(奈良)巣南町立西小学校(岐阜)                                                                                 
口座番号:00960-2-12443
加入者名:災害救援委員会
*通信欄に「アフガン支援」と明記してください。

アフガニスタン救援委員会(12/18現在・構成団体25団体)>
関西NGO協議会/神戸学生青年センター/神戸商科大牧野ゼミ/神戸YMCA/神戸ラブ&ピース/コープこうべ/災害救援ネットワーク北海道/災害ボランティアサークル騎兵隊/シナピス(カトリック大阪大司教区社会活動センター)/週末ボランティア/震災を生きる宗教者のつどい//たかとりコミュニティセンター/小さな友の会/中部防災ボランティア/都市生活コミュニティセンター/日本青年奉仕協会/東から吹いてくる風/百番目のTシャツの会・藤沢/被災地障害者センター/被災地NGO恊働センター/ひょうご南・NETWORKING/ブレーンヒューマニティー/ライフスペース・プロペラ/レスキューストックヤード/ゆめ風10億円基金

*救援委員会への参画団体は随時募集しています。FAXまたはメールで事務局までご連絡下さい。

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