みなさまへ、

10/19集会の御報せとお誘い、です。

前進友の会のえばっちです。

 

秋風が吹いてまいりましたが、如何お過ごしでしょうか

このたび、また、久しぶりに、東京に行こうと想っております。

 

浅野詠子さんの本

「ルポ刑期なき収容 医療観察法という社会防衛体制」

の学習会です。

著者の浅野さんが、主に、お話しされる予定です。

質問時間も、たくさん、とろう、と云うことになっています。

 

その中で、題して

「なかまがケーサツに捕まった、新聞にも出てシモタ

観察法にやられそうや、

ワシらは明日からドウする、どうしたらエエのんや」

を、ゲンジツどうりに、実際のとうりに、

お話したいと、想います

ジッサイにナニをヤッタのか、ヤレナカッタのか、

ヤロウとしたのか、

そして、ソレラをヤレた前提となる条件

などを具体的に実際の場面として

お話ししたいナと想っております

つまるところ、

この本の最終章第16

「流れに逆らい街で生きる」について

赤裸々になかまの観察法のゲンジツを語るのは

前進友の会がフンぎって、

話していくのが良いかな、と想いました

友の会三人で参加する予定です。

 

みなさん、10/19(日曜)

神宮前区民会館で、お会いしましよう

 

久しぶりに、阻止共闘の病者なかまのみなさんに、

お会いできることを、愉しみにしています

懐かしいみなさんも、初めて、お会いするみなさんも、

よろしくデス

では、10/19

 

 以下は、主催の阻止共闘のチラシです

少しカタイかな、、、

 

10・19 反保安処分学習討論会へ

 

              「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議

                                  東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階

                  救援連絡センター気付

                  (03)3591-1301

 

仲間の皆さん! 私たちは「ルポ刑期なき収容 医療観察法という社会防衛体制」(現代書館・発行)の著者・浅野詠子さんを招き、以下の学習会を開きます。

 なお当日は京都の前進友の会の江端一起さんからも提起をしてもらいます。

 

 

・10月19日(日)午後1時開場 1時半開会

・神宮前区民館1号室  (地図は裏面に)

  東京都渋谷区神宮前6丁目10-14  電話(03)3409-4565

 行き方 ・JR原宿駅 表参道口より5分

     ・地下鉄千代田線神宮前駅4番出口より2分

          ・地下鉄副都心線神宮前駅7番出口より2分

・主催「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議

・参加費  500円

 

 2001年の池田小の児童殺傷事件から「怖い、危険なきちがいは閉じ込めてしまえ、殺してしまえ」と言う、差別排外・虐殺扇動の中で、危険な病者を社会から隔離しようとする保安処分思想が広がり、病者は人間なんだという差別排外攻撃を阻止する団結や運動が作られず、患者会運動が地域で孤立して、ひっそりと息を潜めるようにして生きていかざるをえなかった当時を生々しく思い起こします。

 ファッショ的差別・排外・虐殺扇動の中でなぜ息を殺してしまったのか。病者がつながりを求め、地域の中で生きづらくなったことに痛苦な思いをかみしめ、今でも悔し涙が出てきます。

 当時の小泉首相の号令の下、一気に保安処分法である医療観察法が国会に上程され、私たちは連続的な闘いに立ち上がりました。国会前で座り込み、法案阻止を訴えました。しかし保安処分法である医療観察法は1年2ヶ月にわたる闘いにもかかわらず、国会で強行採決され、成立してしまいました。私たちは法ができても保安施設建設阻止・法施行阻止の闘いを続けました。

 国立武蔵病院(現在・国立精神神経センター)をはじめとして、重警備の保安施設が全国に30ヶ所も作られました。保安施設は監視カメラ付の独房で、贖罪意識を持たせるための心理療法など治安のための「医療」が強制され、そんなところに入れられたら発狂する(病状を悪化させる)か、自殺するか、差別虐殺されるしかないというしろものです。

 国や県や保安施設長らは危険な病者は厳重な隔離施設に閉じ込めるから、安心してくださいと説明しました。都立松沢病院に保安施設を作るということで、住民説明会が開かれ、私たちは保安施設反対のビラをまこうとしましたが、職員に制止されました。説明会の中で、住民が「火事などの災害時はどうするのか」とそれ自体が差別的な質問をし、都は「災害があっても入院患者を解放はしない。皆さんとは一緒にはせずに、たとえば屋上からヘリコプターで警察施設に移動するなど、隔離して別個に移送します(だから安心してください)」という回答をしました。絶対に許せません。保安施設は解体あるのみです。

 保安施設反対は、差別を糾弾し、地域で共に生き、共に闘う共同体をめざしていこうとする私たちの闘いと、一方でそのような危険な施設を自分たちの住んでいる地域には作るなという地域保安処分網ともいえる分断攻撃でもあります。私たちは怖い、危険な存在として隔離・収容・抹殺していこうとする保安処分思想と格闘せざるをえないのです。

 労働者への首切り・合理化・「総非正規」化攻撃が強まり、差別排外のファシズムの嵐が吹き荒れています。病者・障害者は分断され、孤立化させられている中でも、私たちは共に生き、共に闘う関係を求め、人間としてつながりを求めています。

 私たち病者は、くつろぎ、やすらぎを求め、人間として復権し、差別社会を根底から変革する主体として存在していきたいと考えます。この差別社会・天皇を頂点とする国家とは非和解的な存在です。刑期なき収容(医療観察法)という社会防衛体制はナチスがユダヤ人を強制収容したアウシュビッツと似た構造です。

 私たちは差別排外・収容・虐殺のアウシュビッツ体制を解体し、地域保安処分網と闘っていきたいと思います。

 この学習会が、全国の病者・障害者が地域で共に生き、共に闘う関係を築く、地域患者会の復権を実現するきっかけになることを願わざるをえません。多くの皆さんの参加を呼びかけます。

 

「ルポ刑期なき収容 医療観察法という社会防衛体制」(浅野詠子著 現代書館・

1800円+税)の注文を受け付けています。申し込みは救援連絡センターまで

 

 


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