厚生労働大臣 田村 憲久、京都府知事 山田 啓二、京都市長 門川 大作宛てに3通の要望書 |
・ 生活保護の引き下げを撤回してください ・ 生活保護を受けることの偏見や差別をなくすような施策をしてくださるようにお願いします |
2013年8月8日 |
京都市長 門川 大作 様 |
要 望 書 |
団体名: 前進友の会 住 所: 京都市山科区日ノ岡坂脇町7−5 日ノ岡荘 2F |
私たちは京都市内で38年間、地域で地道に生活と運動をしてきた精神病者の患者会です。 前進友の会といいます。 2013年8月に約一日分の生活費が減らされました。来年、再来年とさらに減らされる予定ですが、再来年には3、4日の生活費が減らされることになります。 そうなると明らかに生活費が足りない状況になるわけですが、京都市政の方々はいかがお考えなのでしょうか? 再来年には月のうち3、4日はなにも食べるなという生活をしろとおっしゃるわけなのでしょうか? 憲法に定められた健康で文化的な生活というのは、そういう生活を指すのでしょうか? 基本的に生活に余裕はなく、いつもギリギリという感じで生活しています。その中から1日分の生活費を減らされるとやはり痛いです。 そして、再来年には3、4日の生活費が減らされ、そうなると生活が立ちゆかなくなる人達が続出すると思います。 そういう人達をなくしていくのが京都市政の本来の方向ではないのでしょうか? 次に根拠として、過去5年間の物価下落が引き下げの理由となっているようですが、これからどんどん物価が上昇するときに生活保護を引き下げられると生活には大打撃です。 収入が減って物価が上がれば、生活はできなくなるのはおわかりだと思います。 また、テレビなどを見ていると生活保護受給者に対しての激しい差別が繰り広げられています。これは生活保護が権利であるにも関わらず、その権利が無知や誤解によって差別されているように思います。京都市は差別に対して市民にしっかり説明して権利であることを周知させるようにお願いしたいと思います。 正直、テレビなどを見ていると死にたくなります。実際に死んだ人も多いと思います。生活保護の話をするテレビの否定的な論調に具合が悪くなる仲間もたくさんいます。 京都市には市民の生活を守る義務があると思います。生活保護を受けることに偏見や差別がないような社会になるようにお願いします。 精神障害があってもなんとか生きていける社会にしていただきたいと思い、要望書を書きました。 ぜひとも良い行政を行っていただきたいと思います。 |
要 望 |
・ 生活保護の引き下げを撤回してください ・ 生活保護を受けることの偏見や差別をなくすような施策をしてくださるようにお願いします |
国や地方公共団体は私達を生かす気ですか???それとも殺す気ですか??? 働けない私達は必要最低限で生活をしています。働けば自由になれるなら、とっくの昔になっています。 普通の大人の人は、仕事がしたい。ある。する。できる。し続けられる。が、備わっています。 しかし、私達精神障害者は、それらのどこかが欠けています。 だから、障害ゆえに働けないのです。 私達は、何もゼイタクをしたい訳ではありません。 ただ、生活が出来ればそれで良いのです。 しかし、今の制度、政策では、私達は餓死への道を歩まざる得ません。 これから、生活必需品の物価も上がっていきます。又、現物給付も困ります。 大臣や議員、公務員は、年収はどのくらいあるのですか? 1人当たり、税金を払っても、生活に困るぐらいの所得ですか??? 私達、生活保護受給者は1人当たりの年収は、ギリギリです。 最低限つまり、必要最低限の収入を下げる事は、私達をそこまでして殺したいのですか??? 働けば自由になるという妄想はもう止めて下さい。!!! 私達は生活がかかっているからこそ、今、声明を出している訳です。 国や地方公共団体の皆さん、私達はあえて言います。 私達を生かす気ですか???それとも殺す気ですか??? |
厚生労働大臣 田村 憲久 様 京都府知事 山田 啓二 様 |
目次のページに戻る |