日  誌




2004年9月C

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メール・アドレスを、dugonghouse@yahoo.co.jp に変更しました。
海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、必ず「阻止行動船カンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
  大好評!!    辺野古新基地建設反対!!
         「顔署名」
はコチラ!!→ (^0^)

 今、「街」では店で琉球朝日放送のニュース・ビデオを毎日、流しています。
是非、ご覧下さい。↓ クリックすると見れます。



 

今月の定例ライブ
10月 2日(土)
10月23日(土)

 PM7:00頃〜

入場無料
-
 今、起たずして、いつ起つのか!
午後4時 ハチ公前
午後5時 宮下公園

■普天間基地撤去、辺野古への海上基地建設阻止
 ボーリング調査を許さない9・25集会

とき◆9月25日(土)午後5時〜
ところ◆渋谷・宮下公園
主催◆辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)

9・26 沖縄・辺野古アピール 
 緊急ですが、明日、日曜日に「沖縄に基地は要らない!」ヘリ墜落抗議・普天 間基地撤去・辺野古 移設阻止三鷹駅前宣伝カンパ活動を行います。 この間、あちこちで沖縄問題でのカンパ駆動が行われているそうで、結構集まっていると聞いていま す。

 つきましては三鷹でも緊急ですが明日13:30より三鷹駅前南口ペデストリア ンデッキ上で駅前行 動いたします。

 今のところ、 福島、 川島、 外山(三線) ヨッシーとジュゴンの家の皆さん(歌、ギターなど) です。 ちょっと人が少なくてピンチです。まあ、呼びかけが遅いのでしょうがないので すが、 こちらもさまざまな運動に追われて準備・手配・連絡等が遅くなりましたが、ご 協力お願いいたしま す。
とき◆9月26日(日)午1時30分〜
ところ◆三鷹駅南口 

9月24日(金) 日誌
 昼食は佐竹さんにもらったキャベツを
使って、キャベツ・ベーコンのトマト煮
 青木さん差し入れのナス漬け・梅ミョウガ
 缶バッチを作る新カメさん  国会前で売ります
 夕食は焼きサンマ  サンマのナメローと冷奴  バァヤの畑で取った自然薯
24日の顔 署名
143 陸寧娟さん(20才) 144 羅晶晶さん(23才)
24日の国会前 座り込み


マコちゃんが辺野古から戻ってきています。
一ヶ月以上、辺野古で闘える人を探しに
きました
白保メール No.59 
<新石垣空港準備書を読みなおす>(その2)       鷲尾 雅久

[見過ごされた点]

 新石垣空港の環境影響評価準備書では、多くの重要な点が見過ごされています。

 地元の人にとってのカラ岳の意味は、その最たるものです。カラ岳は、ニライカナイの神様がはるか東の海から石垣島の主峰於茂登岳にいらっしゃる時に、島に最初に上陸される場所として、宗教的な意味を持つ、だからこそ地元の人々が崇める場所です。この点について「人と自然との触れ合いの活動の場」の項目で触れられるべきですが、全く記載がありません。
 また、予定地内のゴルフ場にある洞窟で、司たちが御願をするという事実に触れられていないのは、調査のずさんさを示すものです。

 景観については、近接地点からの景観変化予測が欠落しています。空港北東部の海岸に接する部分には6階建のビルに相当する盛土がされ、また、カラ岳は山頂近くまで切削されることになっていますから、大きな変化が予想されます。これに近接する海岸部及び海域からの景観変化予測は不可欠です

 カラ岳の切削と大規模な盛土により乱気流の発生することがないかどうかの予測も、行われていません。これは、大きな気象の変化であるとと共に、航空の安全にも関係しますから、重要です。準備書では、気象データは10キロ以上離れた市街地の気象台のもので代替できるとしていますが、全体的な傾向は似ていても、突風などの一時的なものは、現地のデータによるしかありません。事業者は現地でドプラーソーダ(説明)による観測を行っていますが、このデータを準備書で利用していないのは、不可解です。

 このほか、エプロン照明や進入灯・航空障害灯のウミヘビやウミガメへの影響も無視されています。準備書は、「飛行場照明の海岸域への漏れがないことから、ウミガメ類の上陸・産卵の現状に変化はないと予測される」としていますが、滑走路の照明や一部のエプロン照明はともかく、進入灯・航空障害灯が海岸部から見えないことは考えられません。
 渡り鳥であるサシバ、アカハラダカの調査期間が各3日間と短いことは、渡りのピークや通過数を把握するためには不十分です。準備書の図面では、サシバの飛来コースの一部と新空港の離発着コースとが重複していることが示されていますから、調査の不備はバードストライクの影響評価にも関係します。予定地周辺のサンゴ礁海域の、シギ・チドリ類の中継地,越冬地としての機能が無視されていることも問題です。





[全体的な問題]
 この準備書には、個々の内容だけでなく、全体的な問題点があります。準備書は、空港ができても、周辺は何の変化もないという前提で、予測・評価を行っています。空港ができれば、周囲には航空貨物を扱う施設、観光客相手のレンタカーの店や土産物屋、飲食店などが当然立地するでしょうし、ホテルや住宅もできるかもしれません。地元石垣市でも、それを想定してこの一帯の土地利用計画の変更を行っています。予定地の地形改変、土地利用の変化のみに注目し、周辺の開発の影響
を見ないのでは、この事業の与える影響を正しく評価することはできないと思います。例えば、小型コウモリ類やカンムリワシなどの餌場がどの程度残るかを予測する場合には、周辺の開発も考慮すべきです。

 環境保全目標の立て方についても、小型コウモリ類やカンムリワシなどの絶滅危惧種で、予定地周辺の繁殖ペアや個体群の存続だけを挙げるのは、消極的にすぎます。このアセスにおいても、この地域においても、個体数の増加を環境保全目標とするべきではないかと思います。

 また、現在でも赤土の海域への流出と堆積が問題となっているのに、工事区域からの排水が基準(県赤土等流出防止条例の200mg/L以下、あるいは河川の環境基準の25mg/L以下)を満足すれば足りるとする姿勢も、現状より「あまり」悪化しなければいいということであり、疑問があります。
 
 また、準備書は、「環境保全措置」の効果の検証が困難である項目については、「事後調査」を実施することとしていますが、その結果影響の大きいことが確認された場合にどう対処するのかがはっきりしません。準備書の示す対処方針は、「関係機関と協議し、必要に応じて追加調査等を行い、適切な措置を講じる」というものに過ぎず、これでは、さっぱり分りません。
 例えば、大雨の際などに、海域が赤土流出で汚染された場合や、淡水が海域に流入して影響が出たことが判明した場合に、即刻工事中断を判断する体制や、さらにどう工事の工程を改善するのかの具体的な手順が記載されるべきです。

 この準備書は、視野の狭さが目に付き、これだけの大事業を行って、小さな島の環境にどのような影響があるかを的確に評価しようという姿勢が見られません。また、沖縄県が事業者であるのに、石垣島全体の環境を良好に保ち、さらに、良くしていこうという意欲が感じられません。

 環境アセスメントに対する姿勢も問題があります。環境アセスメントは、事業者と住民などとのコミュニケーションと合意形成の過程でもあります。
 しかし、今回のアセスは、方法書も分厚く読みにくいという批判がありましたが、準備書でもその点は変わりませんでした。縦覧の方法も、広く国民一般に知らせよう、読ませようという姿勢が感じられません。沖縄県のホームページに準備書の内容を掲載したり、あるいはCD-ROMにデータを記入して希望者に配布するなど、現代的な対応の仕方があるはずです。その検討さえせず、極めて限定された場所にしか縦覧の機会を用意しなかった事業者の姿勢には、大いに不満が残ります。

 このような不完全な準備書が出された原因の一つは、2003年度内の公告縦覧という至上命令の下、スケジュールに合わせて、内容の吟味が不十分なまま、無理に形式を整えたことです。このこと自体、環境アセスメントの軽視で、事業実施を優先させたものです。

[的確なアセスに基づく議論を]
 
 新石垣空港整備事業は、環境影響評価法制定後行われる最初の大型事業の一つですが、相も変らぬアワセメントとなっているのは、残念なことです。
 多くの意見書が、この準備書の不備を指摘し、再度準備書を作成することを求めています。こうした「欠陥準備書」が出た原因が、方法書の軽視にあった点からは、方法書段階に戻ってアセスをやリ直すべきだと思います。

 我々が知りたいのは、この計画を実施した場合、環境にどの程度の影響がありそうか、またどれだけ予測のつかないことがあるか、ということです。これだけの大工事をし、周辺を含めた大規模開発を行って、「影響が小さい」などとは、とうてい考え られません。少なくとも、事業者は、「小さい」とはどの程度なのかを誰にでも分るように説明する必要があると思います。
 環境アセスメントを、事業にゴーサインを出すための「手続き」にしてはなりません。環境に与えうる影響の程度を明らかにした上で、それでもこの計画を実施するのかどうか、事業を行った場合の得失を全体として再検討するための材料とすべきだと思います。事業者の言い分は、すでに「カラ岳陸上案」で計画は決定している、というものでしょうが、案の選定時には環境調査は先送りされたのですから、アセスの結論が出た段階で、再度この案を評価することが必要です。

 『白保メール』は、これまでも、新石垣空港についての冷静な議論を呼びかけてきました。新空港の自然環境への影響は、的確な環境アセスメントによって明らかになるはずです。一方、社会環境への影響は、大型公共事業の実施や一時的な人口増加等による経済、社会の混乱、事業実施後の反動不況(これは海洋博で実証済みです)など、十分検討されているとは言えません。事業の可否を決めるのは、直接には国土交通省ですが、住民自身が島の将来を構想する中で、新空港問題を再度考えてみることが必要だと思います。
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♪ 『白保メール』ホームページ
      http://www1.ocn.ne.jp/~shiraho/
白保メール No.59 

9月23日(木) 日誌
 休日、バアヤの畑で収穫
 モロヘイヤ 残り物で食事。焼き豚
 玉子焼き  沖縄そばで焼きそば 青木さんから差し入れ

9月22日(水) 日誌
 昼食はホットドッグ、サンドイッチ  新カメさん、クーラー掃除
 働くオヤジさん  働く真梨ちゃん。その後で、麟太郎の散歩
 佐竹さんからキャベツ・茗荷の差し入れ
 ウナギ玉子丼  キャベツ・大根・ナスの皮、茗荷の浅漬け。ナス殺し

22日の顔 署名
142 田代幸雄さん(60才)
22日の国会前座り込み
 今日は国会前座り込み52日目 ナオちゃん、チューヤン、山口さん 9月12日の市民大会のコーナー
”東京で止める!”バッジお買い上げ これか〜と、なおちゃん 1つ200円です
差し入れのチョコ 児玉さん 国会見学に来た小学生
白井さん 松崎さん パネルをじっと見ているタクシーの運転
手さんに、チラシを持って行き、話しかけ
るなおちゃん。
「いろんな考え方や立場があると思いま
すが、結局運転手さんも新基地はいらな
いと明言していました。」
このあと、カンパもいただきました。
大木さん登場 大木さんからおせんべいの差し入れ
服部さん カンパをしてくれた方 島袋陽子さん、アピールのパネルを持参
今日の座り込み参加者は10人
カンパは5515円でした。
ここに座って辺野古の海での抗議線の
活躍を想像する。毎日毎日、緊張の
日々
カンパをお願いしま〜す

9月21日(火) 日誌
昼食はハンバーグ
 辺野古カンパ  寝る麟太郎
 夕食は豚カツ
 ヨッシー、小島さん
21日の顔 署名
138−9 中村美和子さん・加代子さん 140 木原大介(22才) 141 熊井和子(53才)
21日の国会前座り込み
国会前座り込みも50日を過ぎた 今日も元気な3人娘
神奈川新聞の取材にきた記者さん 国会見学の人が応援してくれました 悦美さんがカヌーでがんばっているので
私も負けずにやってます!と山口さん
若者代表ナオちゃんがカンパを集めてます
51日目 
参加者は11名、カンパ5200円でした!
神奈川新聞の記者が 取材に来ました。
座間基地では今回の再編で”アメリカの司令官や海兵隊が増えることになった。基地の見た目はあまり変わらないが、
日米同盟が、米英同盟と同じようになっていく重要な質的変化になってしまう。アメリカと一緒に他の国を攻撃していくという
ということ。”といっていました。

沖縄の基地の問題は当然大和の基地問題と直結しています。日本各地の米軍基地、自衛隊のあるところで反基地運動を
している皆さん!その地域に住んでいる皆さん!今こそ一緒に立ち上がりましょう!!辺野古にもどこにも基地はいらない!!
(ところで 国会前はぎんなんがいっぱいです。

 ちょっと くさいけど おいしそうです。 ひろっている人発見!)
 神奈川新聞記者

文中で「座間基地では今回の再編で”アメリカの司令官や海兵隊が増えることになった」とあるのは、「今回の再編では、キャンプ座間には、米陸軍第1軍団司令部の移転や、沖縄駐留海兵隊の一部移転などが提案された」の誤りです。投稿者の聞き間違いでしょう。地元が強く反対しているので、提案で終わらせ、実現は阻止できると考えています
シンさんの辺野古日記から転載
潜水調査を強行!!阻止する!! 2004,9,21

9月21日(火)
・潜水調査を強行しました。私達が阻止線を張り3ポイントの内、2ポイントを完全に阻止しました!!

午前9時、漁港から漁船が出港。私達も抗議船、カヌー隊を出し、それぞれの役割のもと出港しました。
午前10時30分、外洋では「未来」「ゆいまーる」が来ると思いきや、来ず。辺野古の大型の漁船4隻と防衛施設局とダイバーが乗った小型船1隻がマナヌ岩近くに来ました。
小型船から防衛施設局、ダイバーが大型船に各自乗り移り動き出した。作業船が2隻、警戒船が2隻、鮫監視船が1隻。

私達は抗議と説得に移る。
防衛施設局に対しては抗議をします。「この海で不当なボーリング調査は許さない。今すぐ、この海域から立ち去れ!!」
海人達に対して説得。船員がそれぞれの思いを伝えました。
「この海を後世に残してください。お願いです。この海を私達の代で潰してはなりません。お願いです。船を貸すのを辞めてください。お願いです。」

しばらくして作業船の動きが活発になる。警戒船が私達の行く手を阻み、作業船が2隻並列に並んだ。何かあると思い、何度も回り込み阻止線を張る。
1隻の作業船から黄色いブイのついたロープがもう1隻の作業船に投げ込まれ、私達が入れないように枠を作る。「させまい」と何度も割って入る。
ロープを張った後、警戒船2隻が作業船2隻と連結して囲みを作ろうとした。「さくら丸」はそれをさせない。
黄色いブイのついたロープの中でダイバーを下ろして作業をしようとする。ダイバーを下ろさせるわけにはいかない。2時間に渡って作業を中断させる。
昼になり、作業船及び警戒船は昼飯を食べ始める。それを見て私は1隻を残し、見回りに出る。するとすぐに連絡が入る。「今、作業を開始する様子を見せている。」と。
急いで戻るとダイバーが準備を整え海に下り始めていた。
本当に一瞬のすきである。防衛施設局がいかに「さくら丸」に警戒していたかが、分かる。離れるべきではなかった。
30分に渡って作業を中断するように求める。施設職員は「危ない、危ない」としか答えない。
「ダイバー達の生命を盾にして、一体何様なんだ!!防衛施設局!今、あなたはダイバー達の生命を海に放り投げたんだぞ!!絶対に許されない。」
30分経ち、作業は終了した。

ポイントブイの周りで作業をすることはすぐに分かった。先回りして、2隻でブイの周りを固める。防衛施設局は手が出せない。午後は私達の阻止線によって完全に作業が中断した。
作業の中断を見て、私達を撹乱させるためか、他に小型3隻を外洋に呼び寄せた。小型3隻に対して私達は説得を続けながら追い返した。
その後は午後1時から午後4時にかけて説得活動が続きました。
耳を傾けてくれる漁民もいた。

2ポイントを完全に阻止できた。決戦の場は次々と作られるが、私達は絶対に阻止する。
多くの人々に呼びかけます。船が必要です。必死になって周りに呼びかけて欲しい。
陸上には人が必要です。動ける人が。多くの人達が辺野古に集まっていただけるようにお願いします。
もし、カンパの呼びかけをしてくれる方がいれば、0980−55−3131まで問い合わせをして下さい。よろしくお願いします。


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