日 誌


2004年8月F

8月Eへ 8月Gへ

メール・アドレスを、dugonghouse@yahoo.co.jp に変更しました。

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!


8月21日(土) 「街」日誌

うららちゃんから座り込みのビデオが届きました!うららちゃんありがとう!!
お店で一日中ビデオを流して、お客
さんと見ました!
今日の昼ごはんは冷やし中華 いただきまーす!

「リサイクルショップ・すぎなみ」で
ディパックさんの本場インドカレ・パーティー
 3時にディパックさん登場  最初に香辛料を乾煎りします
 大量の玉葱のみじん切りを炒めます ひたすら炒めます  こんなデッカイホールトマト缶が350円
 トマトを入れ一時間近く炒めます インドでは男性は料理しないそうです。でもディパックさんの趣味は料理
 一応、完成なので味見します  手作りのヨーグルト・デザート。干しぶどうとピスタチオ入り。濃厚で美味  ナスのカリー
 5時前なのにハネやんはもう飲んでます  ハネやん作・豆腐サラダ
 とうとうカレーの完成で…乾杯
 デリーシャス
 ま・い・う・−・っ 
お土産も登場
 カエデちゃんはデザートのアイス 20人近くが参加して来月のカレー・パーティーが決定。ディパックさん、本当に
美味しいカレー、有難うございます

ヨッシーとサオリはその後、「とみしょうや」一周年誕生日パーティー IN 目黒へ行きました!!
沢山のかわいいご馳走!
しょうちゃんの挨拶
しょうちゃんとゆっくん

ヨッシーとジュゴンの家は
「基地はいらない」と「命の海」と
「自衛隊派遣反対の歌」を歌いました
タンバリンの飛び入り参加!!
しょうちゃんとおじいちゃん とみしょうや誕生ケーキ!


8月20日(金) 「街」日誌
 昼食は焼き鮭、納豆、玉子焼き、
けんちん汁
大棟梁からナス・ミょーが、レモンの差し入れ
夕食は差入れの味付き鶏肉とニラ炒め  肉じゃが

ヘリ墜落事故に抗議する連続行動 
基地はいらない!女たちの全国ネットの芦澤です。

昨日正午から1時半ころまで、米大使館前で米軍ヘリ墜落事故に対する抗議行動を「辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」主催で行いました。手前から団体で行くとJTビル前で止められてしまうので、各自で三々五々行くというやりかたにした結果、約40名が参加しました。機動隊がJTビル前に行くように再三要求してきましたが、大使館前を動かずに押し通し、10団体以上が各自で抗議文を大使館職員(日本人の方でしたが)に手渡しました。

以下の抗議行動が連続であります。ぜひご参加を!

8月22日(日)12:00〜14:00
「ヘリ墜落抗議」大情宣行動 新宿・西口
主催:辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会

8月23日(月)18:30
毎週行動 防衛庁・防衛施設庁抗議行動
主催:辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会

8月26日(木)13:00〜14:00
沖縄国際大学構内への米軍ヘリ墜落事故に抗議し、普天間基地撤去、日米地位協定の
改訂をもとめる緊急国会集会
衆議院第2議員会館第1会議室
※伊波洋一宜野湾市長も発言予定です。
◆呼びかけ人
衆議院議員 ―― 赤嶺政賢、東門美津子、照屋寛徳、
参議院議員 ―― 大田昌秀、糸数慶子、喜納昌吉 (50音順)

連絡先
衆院議員 赤嶺政賢事務所  (TEL/3508−7196)
衆院議員 照屋寛徳事務所  (TEL/3508−7069)
参院議員 糸数慶子事務所  (TEL/3508−8336)
参院議員 喜納昌吉事務所  (TEL/3508−8407)
                    (50音順)
8月27日(金) 午後6時半
米軍ヘリ墜落抗議 普天間基地返還要求集会
三河台公園(六本木4-2-27 地下鉄日比谷線・大江戸線 六本木駅徒歩3分) 
(集会後 米大使館経由、日比谷までデモ)

主催:辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
連絡先:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
http://www.jca.apc.org/HHK/

県が現場土壌採取 沖縄・米軍ヘリ墜落 放射能、水銀など分析

 沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学構内に米軍ヘリが墜落した事故で、県文化環境部保全課の職員らが十九日夜、現場の土壌調査を実施していたことが二十日、わかった。
 十七日に現場視察をした地元の喜納(きな)昌吉参院議員が「米軍が土を掘り返して、放射能測定器のようなものを使用していた、と聞いた。ヘリは劣化ウラン弾のような放射能物質を積んでいたのではないか」と発言するなど住民の不安が高まっていた。
 放射能のほか、水銀、ヒ素、カドミウムなどについても環境基準を超えているかどうかを調べる。
 同課によると、サンプルは墜落現場の五カ所で地表五センチから十センチの合計五キロを採取。比較のために約五十メートル離れた所からも同様に五つのサンプルを持ち帰った。今後、県衛生環境研究所で分析が行われ、結果が出るまで一カ月近くかかる見込みだという。
(産経新聞) - 8月20日16時2分更新




東京新聞

日本 いまだ“占領国”

米軍 譲れぬ既得権

 普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の米海兵隊所属の大型輸送ヘリ墜落事故は、日米地位協定のあり方を含め、「世界一危険な基地」普天間の早期返還の動きへと波及している。沖縄県民の怒りは強いが、事態をより深刻にしたのが、事故機に対する米軍の現場検証の拒否だ。なぜ米軍は事故原因究明で、日本側の関与を拒むのか。

 「私自身も現場には入れてもらえなかった」「日本はイラクではない。日本の領土であり、米軍が主権を持っているような状況はおかしい」。十四日、外務省沖縄事務所で会見した荒井正吾外務政務官はこう話し、不快感を表した。

 県警は十九日、沖縄国際大の墜落地点の現場検証を始めたが、機体は既になく、事故機以外の痕跡を調べるという異例のものだ。いまだに乗員の氏名すら分からない状態が続いている。

 墜落したCH53D大型ヘリは五月、岩国基地(山口県)から普天間飛行場に移駐した機体だった。

 米軍によると、事故機はハワイのカネオヘベイ基地の第二六五海兵中型ヘリ中隊所属。同中隊の三ヘリ部隊のうち一部隊のCH53D八機と兵員約百八十人が二〇〇二年二月、岩国基地に移駐したという。

 米軍基地を抱える都市の市議ネットワーク「追跡!在日米軍・リムピース」のメンバー、田村順玄・岩国市議がその経緯を話す。

 「9・11同時多発テロの二カ月後、防衛施設庁が同ヘリの配備を岩国市に通告してきた。テロ即応対策として緊急輸送体制の確保が、その理由だった」

 普天間移駐を事故で初めて知ったという田村氏は、背景をこう推測する。

 「普天間基地には改良型のCH53E部隊が配備されてきたが、アフガンやイラクなど軍事情勢の変化を受けて太平洋上の訓練に出動。その穴埋めに普天間に移駐した可能性が高い」

 CH53Dは製造後三十年以上経過した老朽機だ。同ヘリ部隊はかつて「空飛ぶコンボイ(トラック集団)」と呼ばれ、戦闘部隊が必要とする物資すべてを輸送してきたが「すでに戦地で使える代物ではない」(軍事評論家の神浦元彰氏)。

■沈黙状態にさまざまな噂

 常識的には、軍事機密の部分があるとも思えない同ヘリの検証を拒む理由とは何だろうか。

 田村氏は「米軍は日米地位協定で確保された既得権を守ることが第一だ。今回、日本の警察権を認めてしまうと、日本国内で自由に行動できるオールマイティーの権利が侵される。米軍が安易な妥協ができないのは当然だが、日本はいまだに事実上の占領国ということだ」と解説する。

 一方、神浦氏は「米軍基地がある地域の土壌はダイオキシン類で汚染される場合が多い。現地では『(汚染土を)海上投棄するために事故機で運搬していたので、米軍が隠ぺいを図った』という見方や、現場検証などで米兵がガイガーカウンターを持っていたという話から、『劣化ウラン弾を海中投棄目的で搭載していたのでは』との推測まで出ている」と打ち明ける。

 これに対し、地元関係者は「何か危険物を運んでいたのではないかという声は県議会でも出たが、根拠はない。米軍が何も言わないからいろいろな噂(うわさ)も出るのだろうが」と話す。

 米軍は事故の翌々日から訓練を再開している。

 田村氏は「日米体制は過去にないほど緊密で、米国の軍事戦略の枠組みに日本は組み込まれている。日本政府が弱腰なのは当然だ」と切り捨て、こう続ける。

 「小泉政権は公共事業締め付け政策を進めるが、在日米軍基地整備など“思いやり予算”は聖域扱いで、ゼネコンが絡んだ利権の温床になっている。例えば岩国基地拡張工事では、約三千億円の予算投入が見込まれる。普天間から移設が予定される名護市辺野古の事業でも同額の予算が必要だ。米軍の陰でうまい汁を吸う政治家は何も言えない」

 では、一体、今回の墜落原因は何なのか。

 元「航空ジャーナル」編集長で評論家の青木謙知氏は「機体の姿勢を保つための尾部の垂直安定板が折れているが、これは非常に丈夫でミサイルを撃ち込まれない限り壊れない」と指摘し、「この板と一緒に機体のかじ取りの役割を果たすテールローターが失われ、コントロール不能に陥ったのでは」と推測する。

■熟練整備士は争で前線?

 「CH53D機はベトナム戦争にも投入された輸送用ヘリだが、古くなっても規定の整備手順で点検が行われていれば航行に差し支えがない。状況から、テールローターの不安定な回転の振動で垂直安定板に亀裂ができたり、腐食が発生していた可能性があるが、整備時の見落としや、変な傷を付けてしまったからかもしれない」との見方だ。

 同じく航空評論家の関川栄一郎さんは、一九七七年九月、厚木基地を飛び立った米軍のファントム偵察機が横浜市内に墜落し、親子三人が死亡した事故を引き合いに出し、「これもエンジンをオーバーホールした際、めちゃくちゃな組み立て方をして飛行中に出火したのが原因だった。今回の墜落は(1)整備不良(2)鳥の衝突(3)電線への接触−などが考えられるが、イラク戦争で一線級の整備士が前線に出向き、普天間に熟練者が少ないという可能性も要因として考えられる」と、米軍の機体チェック態勢に疑問を投げかける。

■同様事故でも独は現場検証

 米軍側は現段階での原因について「機械的な不具合」とだけ発表、機体の検証は拒否したが、各国事情はどうなのだろうか。

 青木氏は「欧州では北大西洋条約機構(NATO)軍のつながりもあり、ドイツでは同様の事故で警察が現場検証できる。しかし、韓国は日本と同様に制限される。日米地位協定が不平等のまま放置されてきたことこそ問題」と強調。関川氏も「横浜の墜落事故でもパイロットの事情聴取はまったくできなかった。三十年近くたっても事態は変わっていない」と嘆く。

 普天間飛行場を抱える宜野湾市は市の25%が基地で占められている。

 事故対応に追われる同市基地渉外課の担当者は「基地所属のヘリ五十六機中二十機がイラク戦争に配備されていると米軍の外交政策部から教えてもらったが、今回の事故機はローテーションで各基地をまわっており、もともと、どんなヘリが何機ここにあるのかさえ分からない」と説明しながら、「事故の原因」である基地の早期返還の願いを込め、こう訴える。

 「復帰前の五九年六月、石川市の小学校に米軍ジェット戦闘機が墜落、児童十一人を含む十七人が死亡した。基地を抱え込むように住宅があるこの街では、パイロットと目が合うくらいヘリとの距離は近い。事故後は、飛行機の爆音を聞くだけで胸が締め付けられると訴えてくる市民もいるんです」




8月19日(木) 「街」日誌
掃除するエミちゃん  手を怪我をしたボランティアの森田
さんが梨をむいて持ってくれました。
 昼食は盛岡冷麺
 時計修理の達人・大越さん。彼の来る日はお客さんに大人気です。
 夕食は8月恒例のスイトン。スイトンを食べながら戦争絶対反対を今年も誓う

ヘリ墜落事故 投稿者:平良夏芽
宜野湾市の沖縄国際大学にヘリが墜落して一週間。ついに県警の現場検証が米軍から正式に拒否されてなさけない状況ですが、ニュースで流れる米軍の捜査官たちは防護服にガスマスクを付け、何やらガイガーカウンター(放射能探知機)らしいもので測定しているのです。予想されるのは、劣化ウラン弾が積み込まれていて燃えてしまったというケースです。米軍は、墜落現場付近の土の入れ替えまではじめました。ヘリに何が積み込まれていたのか。住民にどんな危険が及んでいるのかについて全く発表されないままです。
 でーじ、わじわじ〜

北日本新聞
普天間、8年で移設を 米、日本政府に要求
 在日米軍の再編問題に絡み、米政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)について、日米合意に基づく同県名護市辺野古沖への移設を8年以内(2012年まで)に完了させる方針を今年中に確定するよう日本政府に要求していることが19日、明らかになった。米側は日本政府と沖縄県、名護市の調整で今年中に移設を決められなければ、同県内で別の移設先を探る方針も伝達した。複数の日米関係筋が明らかにした。
 宜野湾市で起きた米軍ヘリコプター墜落事故を受け、沖縄県では同飛行場の早期返還を求める声が高まっているものの、年内に国内調整が決着する状況にはない。米政府が方針を変更しない限り、名護市を想定した日米特別行動委員会(SACO)最終合意の見直しと移設先の変更を迫られる公算が大きくなった。

           '在韓-在日米軍基地一体化'を'韓日民衆の一体化'で叩きつぶそう
                                             金承國
*在韓・在日米軍基地の一体化の兆し  

先日、日本の活動家と話をする機会があった。
彼は在日米軍の再配置計画につ いて詳しく知っていたが、在韓米軍の再配置についてはほとんど知らなかった。 韓国の活動家もやはり在韓米軍の再配置に対する反対運動に熱心ではあるが、在 日米軍の再配置については無関心だ。  
 米国はすでに「一国中心(在韓米軍が駐屯している韓国と在日米軍が駐屯して いる日本という個別国家中心)の軍事戦略」を破棄し、「軍事のグローバル化」 という視点から「全世界の米軍再配置GPR(Global Defense Posture Review)」 を推進している。それにもかかわらず、韓国・日本の民衆は自国に 駐屯している米軍基地の再配置だけと闘っているのはもどかしい限りだ。

 このようなもどかしい状況を突破するにはどうしたらいいのか。まず、「在 韓・在日米軍基地の一体化」の動きを、韓国・日本の民衆の共通認識にしなけれ ばならない。そして、このような共通認識にもとづいた「韓日民衆の一体化」、 つまり「韓日民衆間の米国反対・米軍基地反対のための闘争の一体化」を実現し てこそ、「理論(認識)と実践の一体化」を成し遂げられる。これが韓日民衆連 帯のもっとも急がれ、かつ重要な任務である。

*日米同盟と韓米同盟の軍事一体化へ

 それでは、在韓米軍基地と在日米軍基地がいかに一体化しているかを見てみよ う。

 多国籍企業が縦横無尽な新自由主義的グローバル化を果した一方で、そのボ ディーガードである米軍もまた変貌してきた。その端的な例がGPRである。G PRは、「最先端科学(IT産業など)で武装した米国資本主義の軍事化」の第 2段階(1段階は「軍事革新」と称されるRMA)だ。クリントン政権当時に推 進されたRMA(Revolution of Military Affairs)段階の韓日軍事共同体は、 在韓米軍と在日米軍が独立的に機能することに満足していた。せいぜい日米同盟 と韓米同盟をそれぞれ機能別に統合する構造にとどまっていた。

 ところが、戦争屋ブッシュが率いる政権は、中国をより強力に包囲し、いざと なったら北朝鮮を崩壊させるための「戦争の日常化体系」を作るため、「日米同 盟と韓米同盟の軍事的一体化」を図ろうとしている。韓日間の歴史的な傷跡のた めに両国間の軍事同盟が不可能な状況において、ペンタゴンが「日米同盟と韓米 同盟を総体的に指揮する方法」を模索しているのである。

 この恐るべき発想は、ラムズフェルドの頭の中にあり、まだ公の文献に出たこ とはない。しかし、米第一軍団がカナダと座間に移動するなど、「米軍・自衛隊 の陸、海、空軍の総指揮(一体化)センター」が日本の首都圏に形成されるだろ う。このセンターを中心に北朝鮮・中国に対する牽制はもちろんのこと、中東な ど全世界の紛争に介入する戦争装置が準備されるだろう。

 在韓・在日米軍基地の一体化がまだ公に進められているわけではないが、その 潜在性は十分にある。これまで公開されたGPRのなかに「在韓・在日米軍基地 の一体化の潜在性」が内在している。

 GPR構想によると、米軍は、海外の基地を「戦力投射中枢基地」(PPH… 1級基地)、「主要作戦基地」(MOB…2級基地)、小規模常駐部隊の「前進 作戦拠点」(FOS…3級基地)、小規模連絡要員常駐地の「安保強力対象地 域」(SCL…4級基地)の4等級に再編する。ここで在日米軍基地は第1級基 地(PPH)、在韓米軍基地は1級と2級の間の1.5級基地として再編される。

*運動の方法論は「韓日民衆の一体化」

 最近韓国では、連合土地管理計画(LPP)、在韓米軍の再配置(平澤に在韓 米軍基地を総集結)、在韓米軍1万2千500人の撤収計画が同時進行している。 これを見ると、在韓米軍の量(数字)は減るものの、戦力(能力)は倍加するこ とによって、北朝鮮崩壊・中国包囲用の機動力を最大限発揮する「1.5基地構 想」が実現中であることが見て取れる。  韓国における1.5基地への転換は、「2+3体制」へと作り上げられるだろ う。前述の「2」は平澤基地を中心とした「首都圏基地のライン」と「大邱・釜 山の輸送圏」を合わせたものであり、「3」は「2」を支える龍山基地(龍山に 在韓米軍の核心施設が残留)、漢江より北の連合訓練センター(トスリ射撃場な ど)、群山空軍基地を合わせたものだ。ここで「引渡し鉄線(tripwire)」であ る米2師団が平澤へ移転する計画は、朝鮮半島における戦争計画と直結する。つ まり、北朝鮮の長射砲の人質となっている米2師団がGPRによって人質状態か ら解放された後に、北朝鮮との戦争を自由にできるという「戦争の意志」が横た わっている。

 それでは、平澤基地を中心にして北朝鮮との戦争を自由に実行するかもしれな い1.5基地「在韓米軍基地」をアジア・太平洋のレベルで総括する上部ライン は、どこであり、誰なのか。言い換えれば、「1.5基地へ再編された韓国版GP Rは誰がどこから総括するのか」ということだ。

 この解答は、在日米軍基地の再編(日本版GPR)にある。日本版GPRもや はり「2+3体制」になるようだ。前述の「2」は(在日米軍基地・自衛隊基地 が総集結する)日本首都圏と沖縄の米軍基地を合わせたものであり、「3」は 「2」を支える三沢基地、岩国基地、佐世保基地を合わせたものだ。GPRの1 級基地である在日米軍基地は、自衛隊と一体化されるなかで「2+3体制」とし て運営され、アジア・太平洋と中東の司令塔の役割を果たすだろう。この司令塔 は米第一軍団(神奈川県の座間市に所在)に任され、米陸軍四星将軍(大将)が 司令官に就任するだろう。座間の在日米軍基地に含まれる米第一軍団(1級基地 の指揮部)は、アジア・太平洋と中東地域の司令塔として、当然にも在韓米軍 (韓米連合司令部…1.5基地)を総括するだろう。

 まだ日米安保条約や韓米相互防衛条約に「米第一軍団が在韓米軍を統括する」 という規定はないが、安保条約を改定しなくても、合意覚書や軍事体系などを通 じて「1級基地が1.5級基地を総括すること」が決定されるだろう。つまり、日 本版GPR(2+3体制)が韓国版(2+3体制)の上位にあることを認めつ つ、両者のGPRが軍事戦略上一体化する自動ドアを作れるのである。

 GPR1級基地の司令官である米第一軍団司令官(四星将軍)が、GPRの1. 5基地の司令官である韓米連合司令官から作戦指示(朝鮮半島における戦争に関 する指示も含む)をする「一体化」の潜在性が憂慮される。このような憂慮は、 韓日間のMD(ミサイル防衛網)の連携、韓日の同時海外派兵、韓国軍の地域同 盟軍化と日本の「有事七法体制」の連携の可能性に表れている。

 このように米軍の戦争体制を強化するための「在韓・在日米軍基地一体化」の 可能性は、朝鮮半島にのみ当てはまるものではない。台湾と中国が戦争または戦 争に準じた事態に突入した場合。「在韓・在日米軍基地一体化」の機能が作動す るだろう。GPRの一級基地である在日米軍基地は、自衛隊と一体化され、台湾 を支援するだろうし、中国と主敵関係が形成されるだろう。この時、GPRの1. 5基地である在韓米軍は、地域同盟化した韓国軍を率いて、やはり台湾を支援し つつ1級基地と1.5基地の一体化を図るだろう。これは東北アジアにおいて予想 される最悪の戦争シナリオだが、「在韓・在日米軍基地の一体化」の可能性を今 から遮断しなければ、その根絶は難しい。

 それでは、「在韓・在日米軍基地の一体化」の可能性を源泉封鎖するために韓 日民衆は何をしなければならないのか。紙面の制約上運動の方法論を提示できな いが、「韓日民衆の一体化」によって「在韓・在日米軍基地の一体化」を叩きつ ぶすしかない。

---------- ★ 筆者紹介…哲学博士、平和運動家、「平和作り」(http://www.peacemaking/. co.kr)発行人、崇実大講師・ハンギョレ新聞記者・月刊『マル』編集局長を歴任。


辺野古と沖縄の皆様へ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
福島 博子<http://jp.f25.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=mikan@spn6.speednet.ne.jp&YY=55175&order=down&sort=date&pos=0&view=a>
   п蒜ax 0422-44-2686
  〒181-0002 三鷹市牟礼4−5−9
沖縄を考える市民の会(東京・三鷹)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本日は私たちの会「沖縄を考える市民の会」の宣伝行動日でした。

私たちは1996年から自分の住んでいる街で沖縄のことを知ってもらおうと活動し
ています。
毎月、私たちの街、東京・三鷹市のJRの駅で第3水曜日に必ず沖縄についての街頭
宣伝をしてきました。
今日で、93号を出したところです。

私たちは「沖縄タイムス」を取り寄せてそこから主に基地問題、戦争のことなど
を取り上げて抜粋版をつくり150部ほどですが駅前でマイクでの宣伝をしながら配
布しています。

今日は、20分ほどで150部がなくなりました。
いつもは30分、時には40分以上かかることもありますが、今日はとっても早くな
くなりました。
何と言っても、「怒りの宣伝が効いたね」とみんなで言い合いました。

小泉は忠臣蔵なんか観て「忠臣蔵はいつも泣けるねえ」なんて事故のあった日に
も新聞に載ってました。頭きましたので、稲峰知事がこの事故のことで会いに行
っても会わなかった事実や「忠臣蔵でなく暇があったら、知事に会え」「忠臣蔵
で泣いているんじゃないよ。沖縄の現状に泣いてみろ」「沖縄への日本政府の対
応に情けなくって涙が出ちゃうよ」「『国を愛し、国民を守る』なんて小泉はポ
スターで言ってるけどあれは嘘だ。沖縄の人も守れないくせに何が国民を守るだ
」って、叫んでいたらすごく受け取りが良かったです。

私たちは月に一度しか街頭宣伝が出来ません。それぞれ仕事やその職場での課題
もあるし、組合活動もあるし、そのほかにもいろいろ闘わなくてはなりません。
でも、職場とかでも出来るだけ沖縄の話をしています。みんな知らないことが多
すぎます。『沖縄タイムス』を読むとあまりにもこちらには知られていないこと
が多くて、少しでも伝えたいと思っています。
カンパもできるだけ訴えて一坪反戦地主会関東ブロックを通じたりして送ってい
ます。

今日、三鷹で街頭宣伝に参加した人が組合(東京教組)の青年部を連れて今度辺
野古に行くそうです。ほんのちょっとしか居られないけど、少しでも沖縄のこと
を伝えたいと頑張って今年も沖縄平和学習会を準備してきたそうです。
私は今年はいけませんが、こちらで出来ることをしていきたいと思っています。
連帯の気持ちをお伝えしたくメールで失礼いたしました。

皆様の奮闘が辺野古ばかりか沖縄や日本を守っているのだと思います。自衛隊や
米軍が日本を守っているのではないのです。(彼らは世界を破壊しているのです)
三多摩の一角である三鷹の空も米軍が飛んでいます。米軍を日本から追い出すま
で微力ですが私たちも頑張りたいと思います。



8月18日(水) 「街」日誌

国会前座り込み17日目!!
今日も、ミニギャラリーを開催! そこに公安警察が登場。
急に「写真をはがせ」と言ってきた。
いままで何も言われなかったのになん
で??
さっきの公安が沢山の警察を呼んで
きた。
「写真を貼るな」と言い続けてくるが、
一歩も譲らず、ギャラリー継続。
たまたま通りかかった環境団体の方も座り込みに参加!!
そこに、いっぱいの小学生登場!!
8月18日(水)
かんかん照りの中、5人で座り込み。
立ち止まってパネルを見ている人がいるので、声をかけてみると、環境保護活動をしている方だった。
一緒にすわりこんで話をする。(これで本日6人となる)
小学生の団体が千葉から国会見学に来ていた。
きれいな海の写真を見て、「このサンゴをうめたてるのはひどい。」と言っていた。
ジュゴンにも興味深々。しばし暑さを忘れる。
今日から「街」は15時〜17時ごろに座り込みます。
一緒に座り込みましょう!!

琉球新報

「眠れない」「やせた」 周辺住民の2次被害確認

 宜野湾市は、米軍ヘリ沖国大墜落事故で精神的にショックを受けた市民らの心理面のケアを17日から始めている。

 17、18の両日は、物的被害を受けた市内14世帯のうち、店舗などをのぞく10世帯34人に対する訪問調査を実施した。このうち、専門的なケアが必要と判断されたケースについては、臨床心理士、さらに心療内科につなぐ。臨床心理士は、那覇防衛施設局から派遣される方向。

 訪問調査は、同課の保健師10人が2人1組で、対象世帯を訪問。18日までに、8世帯30人に対し、体調や心理状態などについて尋ねるアンケートを実施した。この結果、「夜眠れない」「物音に敏感になった」「2キロやせた」という訴えのほか、事故後、現場を管理下に置いた米軍の対応にも「眠れない」という訴えなど2次被害も確認されたという。

 市健康増進課の宮城吉孝課長は「住民の不安は解消されていない。事故を目撃した人は命に及ぶ危険を感じており、通常と違う精神状態に陥るのは当たり前。調査の分析や再調査の可能性も含め、専門家のアドバイスを受け市民への対応を協議したい」と話した。

 問い合わせは宜野湾市保健相談センター098(898)5583、中部福祉保健所(938)9700。



8月17日(火) 「街」日誌

今日の昼ごはんはスパゲティ 麺ふりかけサラダ ボタンをつけるえみちゃん
ウェスを切るおおやじさん けがをして療養中のタカちゃんに手紙
を書く洋平くん
飯田さんにジュースをいただきました!
←お客さんからいただいた
  おみやげのかぼちゃと
          ボンタンアメ →
夕ご飯は夏野菜カレー サラダ いただきまーす!!
国会前座り込み16日目!!
ころころ君登場。
荷物の移動が楽になりました。
国会前ミニギャラリーの完成!!

沖縄タイムス
<2004年8月16日 夕刊 6面>

「基地撤去しかない」/議会抗議の声拡大
ヘリ飛行禁止など要求

 米海兵隊のCH53D大型ヘリが沖縄国際大学に墜落し、炎上した事故で十六日、宜野湾市をはじめ米軍基地を抱える県内の市町村議会で抗議の声が広がっている。同日午後には県議会の米軍基地関係特別委員会も開かれ、普天間飛行場でのヘリ飛行禁止などを求める決議を可決する見通し。

宜野湾

 沖国大への米軍ヘリ墜落事故で、宜野湾市議会基地関係特別委員会(桃原功委員長、十人)が十六日午前、開かれ、抗議決議案の文言を協議した。同日中にも決議し、十七日の臨時議会で可決する見通し。

 野党会派の一部から「『米軍普天間飛行場の辺野古移設を含めたSACO合意の見直し』を盛り込むべきだ」との意見が出されたため、会派間での調整が続いている。

 事務局が作成した抗議文案の要求事項は(1)早期返還(2)事故究明の徹底調査と公表(3)住宅地上空での飛行訓練中止(4)すべての米軍航空機の一斉点検、整備の実施―などが記されている。

浦添・西原

 浦添市議会議会運営委員会(棚原宏委員長)は十六日午前、同委員会を開き、同日午後三時に臨時議会を開き、米軍ヘリ墜落事故について抗議決議を行うことを決めた。また、西原町議会議会も同日午前、運営委員会(宮城秀功委員長)を開き、十九日に予定されている臨時議会で同事故に対する抗議決議を行うことを決めた。

名護

 名護市議会(宮城義房議長)は十六日午前、軍事基地対策特別委員会(渡具知武豊委員長)を開き、米軍ヘリ墜落事故に抗議する意見書案と決議案を市議会臨時会に提出することを決めた。

 委員会では、名護市の玉城政光政策推進部長らから経過など報告を受けた後、対応を協議。「意見書、決議の案を作成し、早急に抗議すべきだ」と一致した。午後からは文案の調整に入った。案がまとまり次第、委員会は十七日に臨時会を召集するよう求める。

公明党も抗議

 米軍ヘリの沖国大墜落事故で、公明党県本部の糸洲朝則代表らは十六日午前、外務省沖縄事務所に対して普天間飛行場の兵力を暫定的に県外、国外へ分散し、同飛行場を代替施設完成前に早期返還するよう要求した。沼田貞昭大使は「政府全体として検討にあたり、県民の要望として伝えたい」と答えた。

 糸洲代表らは「代替施設建設までの十数年間、危険を放置することは絶対にできない」と強調。「普天間飛行場の状況を軽減することが抜本的な対策になる」と指摘、全機種の飛行停止も要求した。

 糸洲代表らはこの後、那覇防衛施設局にも同様の申し入れをした。

600人が抗議デモ/平和運動センターなど

 沖縄平和運動センターと中部地区労は十六日、宜野湾市佐真下の普天間基地第二ゲート前で緊急の抗議集会を開催した。六百人(主催者発表)の参加者が普天間基地の訓練即時中止や無条件全面返還を求めて怒りの声を上げた。

 同センターの崎山嗣幸議長は「事故の恐怖も冷めやらぬ中、米軍が訓練を再開したことは許されない」とあいさつ。中部地区労の松田寛議長は「日ごろから心配していた事故の懸念が現実になった。それでも犠牲者が出なければ基地は動かないのか」と憤った。

 集会では抗議声明を採択。その後参加者らは大学近くまでデモ行進した。

米大使館に抗議基地閉鎖を要求/「命どぅ宝」など

 宜野湾市の沖縄国際大構内に米軍ヘリコプターが墜落した事故に抗議する「命どぅ宝ネットワーク」など市民団体のメンバー約二十人が十五日、東京都港区の米国大使館を訪れ、普天間基地の閉鎖を求める申し入れ書を渡した。

 申し入れには、埼玉県在住の市民活動家が飼っている、反戦グループ内で著名な「反戦犬」麟太郎も参加した。沖縄国際大の卒業生吉崎健さん(37)は「朝から晩までヘリの騒音がひどい。宜野湾の人は怖い思いをしている」と訴えた。

事故に抗議声明/市民ネット沖縄

 住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄は十五日までに、沖国大への米軍ヘリ墜落事故を受け抗議声明を発表した。声明は「危険な軍事訓練をやめ、普天間基地をただちに閉鎖するとともにすべての軍事基地の撤去を求める」としている。


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