日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!

2004年12月F




 

今月の臨時ライブ
12月25日(土)

 PM7:00頃〜

入場無料
12月E へ 12月Gへ

12月24日(金)
 東京演劇アンサンブルの

クリスマス公演

「銀河鉄道の夜」を観に行きました。
 ボランティアの皆川さんが久しぶりに
顔を見せてくれました
白装束集団!?
新カメさんが台所の大掃除でした
夕食は、
鱈・白子・鶏肉の鍋

24日の国会前、座り込み
参加者7名、カンパ3.650円


 山口さん作詞の賛美歌を唄いました。

    「諸人こぞりて 迎えまつれ
     平和の君なる  主はきませり
     辺野古の海に 基地を作らせないために!」(国会前バージョン)

 
 「聖夜」「荒野の果てに」「諸人こぞりて」

12月23日(木)
ヨッシーの実家からメンタイコが
送られて来ました !(^^)!
夕食はスイトン+豚汁  明さんの無農薬ホウレン草

 鶏ごぼうご飯、蒸し鶏、


という買ったものがない


残りもの料理の完成です (^^)v

辺野古調査 周辺漁協 施設局に説明求める

漁師たちによる大規模な抗議行動は秒読み段階に入りました。海上ヘリ基地建設問題で、現場海域に隣接する漁協が施設局が現在の調査による海の環境への影響を明らかにしない場合、抗議行動を展開することを決めました。

「はぐらかされた」

きょうは名護市辺野古沖周辺の4つの漁協の代表が那覇防衛施設局を訪れ説明を求めました。漁師たちのなかにはボーリング調査が始まると海が汚れるほか、サンゴが破壊されて、魚がいなくなるのではといった不安が広がっています。しかし施設局側は、「環境への影響は今後、手続きを進めていく中でしか明らかにはならない」と答えるにとどまりました。

漁協では今月末までに明快な回答が得られない場合、海上で一斉に抗議行動に出る方針です。


12月22日(水)
昼食はオデン、七種  働くタカちゃん




夕食はカレー、揚げ鶏、

サラダ、ポテトサラダ、

ニンジンサラダ、キノコ汁

22日の顔 署名 今日の辺野古 若者100円カンパ
200 狩野正幸さん(54才) 

今日の国会前座り込み
今日は国会前143日目 署名集め名人、篠田さん
   白井さんが沖縄の新聞やら、切り抜き(辺野古で毎朝配られているもの)を持ってきてくれた。 みんなで読む。
はるか、ドバイから来た人も見ていく 署名

辺野古沖海上デモ 「この海に基地を作らせない!!」

琉球朝日放送 2004年 12月21日(火曜日 夕)

辺野古沖への基地建設にNOという判断をした名護市の市民投票から7年が経過しましたがその民意は無視されたまま辺野古ではヘリ基地建設に向けた作業が進んでいます。ちょうど丸7年を迎えたきょう多くの人があらためて抗議の意思を示しました。

きょう行われたのは大規模な海上での抗議行動です。名護市民投票から7年を機に、名護市辺野古への海上ヘリ基地建設に反対する人たちが辺野古の海に集まりました。謝花記者のリポートです。

「名護市民投票からちょうど7年、市民が海上ヘリ基地建設に反対を示したその民意をあらためて国や県につきつけるため、海上デモが始まります」

辺野古の海には、労働組合や市民団体、それに周辺の漁協からの漁民の船などあわせて23隻、150人が集まり、海上での抗議行動を展開しました。

7年前のきょう、12月21日に行われた名護市民投票では、海上ヘリ基地建設に反対の票が過半数を占め、市民が基地建設に反対の意思を示しました。しかしその3日後、当時の比嘉名護市長が、名護市への基地建設を受け入れ、同時に辞意を表明。市民の意思に背を向けた形で市長を辞任したのです。

その後は、翌年2月の市長選挙で基地容認派が立てた岸本市長、さらに11月には稲嶺知事の誕生で、基地反対の声が抑えられ続け、現在、辺野古の海では、国のボーリング調査に向けた作業が着々と進められ、反対派住民たちと国側との激しい衝突で、反対派にけが人も出る事態に及んでいます。

きょうの海上抗議行動で、参加者は23隻の船で列を作り、長さ2500メートルの基地建設予定地を往復、抗議船の列を見るとあらためて基地の規模が浮かび上がってきます。

「ここはほぼ中間地点なのですが、とてつもなく長いことがわかります」

参加者は「この海に基地は作らせない」と声を上げながら、およそ1時間半、抗議行動を展開しました。

参加者の男性「宝の海に基地は作らせない」

宜野湾市から参加した女性「普天間基地は無くなってほしいけど、このきれいな海には作らせたくない」

抗議行動への参加者は、市民投票で示したのが民意で、決して変わっていないと強く訴え、辺野古への移設計画が白紙にもどるまで粘り強く声を上げるとあらためて決意しています。

詳しくは、「ジュゴンの家」日誌

12月21日(火)
 昼食は、オイちゃんの作った鯖の味噌煮
 パン屋の作業所「ウイズ」が来ました
 夕食はさる有名人の手作りウドンの差入れ。  ヤーコン・インゲン・椎茸などの天ぷら
21日の国会前、座り込み
 参加者は7人、カンパ4500 円。
石垣島市長がとおり、国会前座り込みに感激していたそうです。
冷たい風の中座り込みを続ける
今日で国会前座り込みは142日目になりました
今日までに座り込み参加者はのべ1548人、9月から
集め始めたカンパは41万円を越えました。毎日
毎日、パネルを貼り、座り込みをつづけてくれた
山口さん、昼休みに毎日来てれた方、高崎や
鎌倉や遠くから参加してくれた方、本当にありがと
うございました。ここ国会前の座り込みが全国の
皆さんの思いがそして何より辺野古現地で戦うみんなが
今の今まで一本の杭も打たせていない!という現実を
作り出したということをここで確認したいと思います
今日辺野古では20隻を越える船が100人以上の人たちを
乗せ、大漁旗をはためかせている美しいさまが目の前にみ
えるようです。この喜びを共有できて本当に嬉しいと思います。ありがとうございました。
斉藤さんが新しい横断幕に大切な
ブローチを
つけていました。
反対派が海上デモ/「辺野古」移設撤回を要求
沖縄タイムス <2004年12月21日 夕刊 5面>

米軍普天間飛行場代替施設の建設問題で、ボーリング調査の阻止行動を展開する反対派住民らは二十一日午後、名護市辺野古沖で海上デモを行った。基地建設への賛否をめぐり、一九九七年に実施された名護市民投票の七周年にあわせ、あらためて海上基地建設とボーリング調査に「ノー」と意思表示、国などに移設撤回を求めた。

 海上デモはヘリ基地反対協が主催。反対行動を支援する宜野座、金武、石川、国頭、東など周辺漁協の船を含め、二十三隻が参集。建設予定地点に沿ってほぼ一列で航行した。辺野古漁港には平和、環境、労働団体員、学生ら二百人余が集まり、そのうち約百二十人が船に分乗した。

 リーフ内の各単管足場のポイントは、反対派メンバーがやぐらの上で待機。防波堤には反対派を支援する音楽グループやエイサー団体も集まり、海上と陸上から「基地建設を絶対阻止するぞ」と気勢を上げた。

 那覇防衛施設局側は同日午後一時現在、海底状況調査や掘削などの作業を実施していない。

 命を守る会代表の金城祐治さんは「市民投票の民意が踏みにじられて今日まできた。平和は守るものではなく育て、つくり出していくものだと市民や国民が気付き、展望を開かなければならない」と海上デモの効果に期待。

 ヘリ基地反対協代表委員の安次富浩さんは「七年前に示された民意は変わらない。民主主義は簡単につくれず、住民の粘り強い運動で確立できる。米本国からも移設見直しの声が出るなどボーリングの調査中止、辺野古沖移設の見直しに風は吹いている。一歩も二歩も押して建設断念に結びつかせたい」と、建設反対への意欲を新たにした。

 (写真説明)海上デモに出発するヘリ基地反対派の船=21日午後零時45分、名護市・辺野古沖

12月20日(月)
栃木の明さんのお母さんから野菜が届きました。
「野菜、完全無農薬・有機栽培です。菜のレース状の虫食いが何よりの証拠。虫も食べないような野菜を買っているのですよ、ふつう。」
 法蓮草、小松菜、ターツアイ、パクチョイ、間引き大根、蕪、もう一種(明しか名前がわからない)、ヤーコン(薩摩芋に似ている。サラダ・炒め物で)、里芋。明が作付けしておいた物しか畑にはありません。これが終わればどうなるのか。
 昼食は鶏ごぼうご飯、厚揚げ、他  昆布闘争のお孫さんからダンゴの差入れ
 夕食は鶏の照り焼き  ポテト・サラダ  ホウレン草のお浸し
20日の国会前、座り込み
 参加者 9人、カンパ2.726円。
料理店を経営している方が熱心に聞いてくれました。
具志川・昆布闘争のお孫さんが初参加。ビラ配りもやってくれました。
20日 毎週月曜日、防衛庁 抗議行動
参加者約100人。今日、話し合う約束を一方的にキャンセルした防衛庁に怒り爆発!
辺野古・大西さんからの電話に大きな拍手が起こりました。

辺野古支援のよびかけ/「わったーの海」を守るために
全国のみなさまに辺野古支援のお願いです。<転送歓迎>

 沖縄のジュゴンの生息地の海底に穴をあけるボーリング調査を阻止する座り込みはすでに245日(12月19日現在)を越え、作業ヤードを造らせない陸上座り込みから、海底掘削のための足場における海上座り込みが継続されています。何としても作業を強行させようとする防衛施設局側による行き過ぎた暴力行為や、強引で乱暴な台船によるサンゴ礁の破壊が沖縄県内でも大問題となり、市議会や県議会でも作業の中止を
求める声が高まっています。また、沖縄県民の大多数が普天間飛行場の移設先を辺野古沖にすべきではないという世論であり、そもそも移設計画を作成した米軍の国防総省の元高官が沖縄を訪問して、現在の計画を見直すべきと進言しています。

 そのような中、ボーリング調査作業が続けばこの先どれほどのサンゴ礁の大破壊が予想されるのか・・・それを実感した多くの海人たちが「わったーの海」(我の海)を守るために自ら船を出して阻止行動に加わっています。命がけでこの海を守ろうと全国からやって来た人々と共に、漁民たちが沖縄の海を守って生きる道を探し始めたのです。リーフ内では海上座り込みの人々を守る漁船に囲まれて、手出しのできない防衛施設局は外洋の海底の調査に甘んじていますが、いつでも口実をもうけて、再びサンゴ礁を破壊する台船を牽引してくる構えです。これ以上のサンゴ礁の破壊は海人たちやジュゴンやクマノミたちにとって死活問題であり、何としても許してなりません。

★そこで、座り込みの市民や漁民たちへの支援をよびかけます。体力と資金が欠乏するのを防衛施設局は虎視眈々と待っています。「わったーの海」を守るために是非ともご協力をお願いいたします。
 また、現地に出向ける方は是非、抗議船に乗船して下さい。

・漁船に使う燃料などの経費が一日40万円かかります。
・冬の海上での座り込みのためにドライスーツが必要です。(新品でなくても結構です)

○船の燃料等のカンパ振り込み先: 加入名 ヘリ基地反対協議会
       口座番号 01700−7−66142
       通信欄  漁船燃料等カンパ

○ドライスーツ送付先:〒905-2266
           沖縄県名護市瀬嵩48番地
           じゅごんの里  東恩納琢磨
           T/F: 0980ー55ー8587

○ 現地参加:那覇空港からモノレールで那覇バスターミナル 
       沖縄バス77番 098-862-6737(約2時間半)
      辺野古下車/辺野古漁港入口、>座り込みテント村<

以上、年末にかけてお忙しいとは考えますが、どうか私たちのかけがえのない海をいっしょに守って下さい。
この件に対するお問い合わせは
北限のジュゴンを
守る会   
E-mail
:ccf72790@nyc.odn.ne.jp
237-0063 神奈
川県横須賀市追浜東町3ー18

携帯/090-8032-2564

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*85か国1万人の人々が保護を求めています!
沖縄のジュゴンの保護を求める国際署
名にご協力ください
     http://sea-dugong.org/
国際署名事務局
  info@sea-dugong.org
山下です。
 16日にサンコーコンサルタントへ電話をしました。暴力行為について、担当者(総務課)は「やってる者たちは海の男たちなので・・・」つい力任せにやつたように弁解にならない弁解をしていましたが、「いま彼らに教育をしている」といいました。また「そのことがあるのでいま作業を止めている」といいました。

 向こうの話から、明らかに、暴力行為があったことを認めているということで す。したがって11月29日の防衛施設庁申し入れの時先方が「暴力の事実は無いと作業 側が 言っている」と答えたのは許せないことです。

12月19日(日)
広島の下田れい子さんから
ミカンの差入れ
 吉岡先生の差入れ、46度の日本酒 夕食は刺身
 与論島のインゲン  食後のトレーニング。
ヨッシーVSタカちゃん、コブラ・ツイスト

12月18日(土)
 昼食は喜多方ラーメン  東さん、忘年会のお礼に来ました  沖縄物産・マリちゃん
「つどいセンター海」からキュウリとインゲンが送られてきました  小島さんから乾燥芋の差入れ
 夕食は豚カツ  与論のキュウリの浅漬け
戦後60年に向かって 命どぅ宝ネットワーク
太田です。

 辺野古の座り込み勝利、3629日+243日。ボーリング違法調査阻止行動100日の勝利を皆さんと共にお祝いしてBCCで送ります。東京でも、6月9日から始まった防衛施設庁への毎日申し入れ行動は、9月9日のボーリング調査開始からは山城さんを中心に毎夕座り込みが続いています。勿論、実行委員会の毎週月曜日行動も、6月14日から続き、国会前も含めて多様な行動が勝利的に広がっています。

 その一方では、今回のテーマである日本の侵略戦争敗北後60年に向けての様々な準備活動が始まっています。以下列記しますのでご参加を!

1.20日(月)夜7時から、来年の8月13日、日比谷野音で反核平和コンサートの実行委員会です。
  6月の沖縄から始まり、広島、長崎を経て、首都東京で敗戦60年に不戦平和の大きなうねりを創ろうという企画です。 是非実行委員になって一緒にコンサート運動をやりましょう。
  場所は、どうたっちです。

2.その8月に向けて3月12日に上野水上音楽堂で、来年最初のコンサートを実行委員会プレ企画として  命どう宝ネットワークが中心でやります。出演は、渋さ知らずが決定。ソウルフラワーモノノケサミットと寿が交渉中です。
 
3.毎年やっている4.28関連の命どう宝・平和世コンサートは、来年の4月29日、上野水上音楽堂で「ウエイクアップ琉球」宮永英一さんを中心に企画中です。今回は、翌日の30日に労音関係とジョイントで、笠木透さんが「憲法」に焦点を当てて、昔の中津川フォークジャンボリーの仲間たちにこえかけをしています。

4.以上の3と4については、29日の夜に最後の相談会を忘年会もかねてどうたっちでします。

5.その前には23日と26日の夕方から、今年を振り返り、来年に向かってたくさんの抱負と企画の具体化をめざして、どうたっちに集まります。

  ついでに連絡をすると、来週は、店主の島袋さんが日本を出国することになり、21日の火曜日を除いて毎日夜は琉球センターどうたっちで店番をすることになりました。ということで暮れの忙しい中、もし時間が空くようでしたらどうたっちに来ませんか。1から3の他にも5月、6月、7月、そして、秋と企画が盛りだくさんです。
みんなの力をあわせ、大きくし音楽・文化の力を全開にし、世の中を変えていきましょう。

12月E へ 12月Gへ


「街」日誌へ


 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20台だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、11/29 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子
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