オープンスペース街・日誌


2002年9月F

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9月26日(木) 「街」日誌

 午後3時、恒例の、住基ネット、有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ&署名
今日も元気なボランティア・チーちゃん
星野文昭絵画展
『ひと足先に帰ってきた文昭の絵』
日時 9・25()〜30日()
会場 中野ZEROホール・西館
店を早めに閉めて、新井薬師商店街をブラリ散歩  20数分でZEROホールに到着
時間があるので、ハネやん作の和風ヘルシー弁当を公園で食べました。
  賛同のお願い
 今回、今年獄中28年目を迎えた。星野文昭が描いた絵の展覧会を、東京で始めて開催する運びとなりました。
「人として、ともに生きる喜びを求めて」描かれた作品の数々は、対話の中で甦った生命の輝きであり、奪われた
日常の中で、愛すること、生きることを甦らせたその果実なのだと思います。愛の営みそのもの、生きることそのものと言っていいのかもしれません。

 「復帰」30年を迎えた沖縄の現実、有事立法を法制化しようとする政治の動き―これらの現実に向き合って、なお「変革」の意志を自からにも問う時、生きることの無限の豊かさを、文昭とともに信じたいと心の底から突いてくる思いがあります。それは、一日も早い文昭の解放を願う心と一つのねのです。「ひと足先に帰ってきた文昭の絵・2002」展に多くの皆様が賛同し、ご協力して下さることを、心からお願いいたします。
                                                           星野 暁子  
 25日は、「オープニング」。座りきれないほどの参加者でした 最初に「ジャスティス」の歌
星野暁子さんが文昭さんの手紙の紹介と自作の詩の朗読 後半に、「ヨッシーとマアちゃんとジュゴンの家」の演奏
評判が良くて、CDにサインを沢山をしました。
 星野さんは、75年8月の不当逮捕以来、11・14沖縄闘争の裁判と同時に、71年7月三里塚仮処分阻止闘争、9月第2次代執行阻止闘争の裁判も闘ったため、千葉刑務所と東京拘置所で未決勾留12年間(29歳から41歳まで)を闘った。

 その間、78〜84年の拘禁症状と、度重なる懲罰攻撃が加えられた6年間は、肉体的、精神的抹殺攻撃との闘いであった。星野さんは、自己と人間に対する限りない信頼をもとに、自らを再形成し、暁子さんとの出会いをかちとる中で、この極限的格闘についに勝利した。

 その後、87年10月13日徳島刑務所に移監になってから今日まで、無期攻撃との闘いを不屈・非転向で貫いている。夜間は独居房、昼間は「ミシンかけ」の労役を強制されている。

 一切の自由を奪われ、家族との面会も月に2回(1回30分)だけである。それも看守が立ち会い、愛する妻と手を握り合うことも許されない。



 刑務所の環境は劣悪である。冬には、すき間風がふきぬけ、星野さんは毎年ひどい霜焼けを患っている。
 96年8月には「ごきぶりを踏んだ足を洗った。抗弁した」という無茶苦茶なこじつけで、20日間の「懲罰」をかけられた。「懲罰」とは1日中、正座で壁に向かって座り続けることを強制されるのだ。さらに、3級処遇であったものが4級に下げられた。これは再審請求をした直後のことであり、再審請求に対する報復的獄中弾圧であることは明白であった。

 この非人道的「懲罰」攻撃に対して、再審弁護団、徳島弁護士会会長、全国の星野救援会、日本基督教団社会委員会が抗議の申し入れを行った。

 徳島新聞に市民からの抗議が掲載された。そしてアムネスティ・東アジアチームが「日本の政治犯」として注目し、取り組みを開始した。

 こうした非人間的刑務所の中で、星野さんは健康を維持し、獄中での権利を獲得し、断固として生きぬくための闘いを不屈に前進させている。長年続いていた偏頭痛を工夫をこらして軽減させた。また、処遇の厳しい無期受刑者であるにもかかわらず、厳寒の中で受刑者全員の毛布の枚数を増やさせ、多くの受刑者に感謝された。

 さらに、星野さんは房の中で水彩画を描く権利を獲得した。星野さんが描いた絵は、つれあいの暁子さんの詩と合体し、毎年のカレンダーになっている。さらに、「星野絵画展」が開催され、星野さんの救援運動の拡大につながっている。
 メッセージより
 まだこれから生きようという学生だった時代に、夢中になって三里塚にかけつけ、三里塚の夜の空と深さと星の速さを知り合い、歳月を経て、僕らは階級の団結を守るために、階級として、この地に生き、君はなお、獄中へと別れ別れ、生きています。

 お互い積み重ねたものが、ふたたび一つの力になる日の来たらんことを!かつて経験したすべてが、日々の格闘の糧となっています。  再見!
 「街」や「ジュゴンの家」にいる若者たちは、星野文昭さんが獄中生活をはじめた後に生まれた世代だ。縁あって星野文昭さんのことを知り、絵画展のオープニングで唄わせてもらうことになった。

 1971年秋、そして11月の闘い。その時、僕は「街」や「ジュゴンの家」にいる若者たちと同じ世代だった。
苛烈だった時代、いや苛烈だったからこそ、人が生き生きとしていた時代。星野文昭さんは未熟な僕にとって「導きの星」であった。あれから30年、再び「戦争と革命」の熱くて苛烈な時代が急接近している。


 昨日、「街」に来たお客さんとの話の中で、「私、戦争になったら自殺します」と言ったお客さんに、「自分の事だけを考えるのでなく、子どもさんや孫の世代に何を渡せるのかを考えましょう」とそこにいた「街」の若者たちが言った。また今日の「ひと足先に帰ってきた文昭の絵・2002」展でも、老体の登場を待たずに、参加者と活発な交流をしている若者たち。「あー、ここに星野文昭さんの精神を引き継いでいる若者たちがいる」と感じ、とても嬉しかった。
通知票受け取り拒否312件 1万7763通が返送−松山市 /愛媛
 松山市は24日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の住民票コード通知票の受け取りを、「住基ネットによる国民総背番号制に反対する」などとして、拒否した件数が20日現在で、312件に上ったと発表した。
 住基ネットは先月5日、一部の自治体を除いて全国で運用が開始された。市は住民票コードを配達記録郵便で、各世帯ごとに通知。先月18日ごろから、20万5214世帯に順次、配達された。そのうち、1万7763通が、あて先不明や郵便局での保管期間経過などで返送されたきたという。
 住民票コードへの批判や「数字の並びが悪い」といった理由による、コード番号変更請求件数は117件。また、住基ネットに関する市への問い合わせや苦情電話の内訳は、受け取り拒否12件▽住民票コード付番反対16件▽通知書の中身が透けて見える19件――などとなっている。
 市市民課は「今後は、広報などで受け取りを呼びかけ、依頼があったものについては再送したい」と話している。 【花牟礼紀仁】(毎日新聞)
住基ネット拒否 1週間で倍増 京都市 25日までで計2506世帯
 京都市が発送した住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の住民票コード(個人番号)に対し、受け取り拒否が二千五百六世帯に増えていることが、二十五日までに分かった。一週間前の集計より、ほぼ倍増したことになる。また、同日、市民十七人がコードの取り消しを求める審査請求を行った。

 市によると、受け取り拒否は十七日までの集計で千三百五十世帯だったが、一週間でさらに急増。郵便による返送が二千百二十一通、区役所などへの持参が三百八十五通あった。郵便受けや表札の不備などで、住民票コードを配達できていない世帯は一万四千百六十二通もあった。

 一方、市役所の区政推進課の窓口には、二十数人の市民が訪れ、このうち十七人が、住民基本台帳法に基づく審査請求を行い、それぞれが申立書を提出した。

 申立書では「住民票コードの付与は、個人の尊厳やプライバシーを侵害するうえ、個人情報が外部に流出する危険性がある」などを指摘。申し立て人の一人で環境保護団体代表、榊原義道さん(52)=伏見区=は「住基ネットに反対する他グループと連携し、抗議運動を拡大したい」と話している。(京都新聞)
News summary
住基ネットを検証
横浜市職員らが参加した「住基ネット市民選択制」を考える集会=フォーラムよこはま
◆選択性をテーマに横浜で集会
 住民基本台帳ネットワークの問題点を検証する「住基ネット市民選択制を考える集会」が二十四日、市民、作家ら約二十人を集め横浜市西区のフォーラムよこはまで開かれた。同市の職員が「横浜方式」の現状を説明。また、別の職員は「住基ネットは巧妙に仕組まれた国民総背番号制。個人情報漏えいの防止はできない」と強い懸念を指摘し、ネットからの離脱権の必要性などを訴えていた。
 集会は日本ジャーナリスト会議(JCJ)神奈川支部(石埼一二代表)の主催。市従業員労働組合戸塚支部の組合員が「市長のトップダウンで職場では混乱が続いた。だが、情報漏えいの不安から多くの市民が非通知の申し出をしている」などと報告。一方で、「ネットの安全確認後、非通知申出者の情報を後から送信すると、反対者のリストになってしまう」などの疑問点も紹介された。
 別の職員は「一覧検索方式によって、全国の万単位の端末から個人情報にアクセスできる。目的外利用が防止できるはずはない。国は小さく生んで大きく育てるつもりだ」とネットの危険性を指摘。「個人の権利として、本人の離脱権、情報提供について本人による開示請求を規定すべきだ」と主張した。横浜方式を他の自治体に広げるような努力を行うべきだと述べた。
 参加者からは「どういう社会を望むのか全体的な議論が必要。現在の状況では、個人情報について白紙委任状を出すことになる」と指摘された。
 また、「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」からノンフィクション作家久田恵さん、フリーライターの高崎真規子さんが参加。二人は「個人情報保護法案は個人情報保護には役立たない一方で、権力が国民を監視する法律だ」と、住基ネットとともに同法案にも反対する必要を呼び掛けた。

9月25日(水) 「街」日誌
 昼食は、秋の定番、焼きサンマ、梨など
住基ネット、有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
アピールするウララちゃん 火曜日の男・サトちゃんも参加  カトちゃん、久々に登場
夕食の、鶏丼大盛りを食べる洋平君
 沖縄「ジュゴンの家」行きが決定し、はしゃぐサクちゃん。キジムナーの真似をする
危険性あらためて指摘 神戸で住基ネットの集い
 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の問題点を探る「住基ネットを考える市民の集い」が二十三日、神戸市中央区東川崎町のひょうごボランタリープラザで開かれ、プライバシー・アクション代表の白石孝さん(52)が「将来どう展開するかの議論抜きに導入されたが、これから利用範囲が広げられるのは確実」と、十一けたの番号に個人情報が集約される危険性を訴えた。

 「住民基本台帳ネットワークシステムを考える市民の会」(安藤康子代表)の主催で、約四十人が参加した。白石さんは東京都の荒川区職員で、一九七五年から自治体による個人情報の電算化の問題点を指摘してきた。
 「住基ネットは反対をさせないための工夫がされ、問題点がわかりにくくなった」と白石さん。たとえば番号(住民票コード)を何度でも変更できたり、全国の自治体が協力して運営する形式をとったりなどで、白石さんは「現在の電算技術だと、番号を変えても同じように管理できる。形は自治体主体だが、実際は総務省が運営している」と批判。「総務省は“国民登録”の本質をごまかさずに提示すべき。その上での議論が必要」とした。
住基ネット廃止を 石村・福大名誉教授ら、運動への参加訴え−−市民集会 /福岡
 県内で住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)差し止め訴訟の準備を進める大学教授らが23日、福岡市民会館で「ストップ住基ネット福岡市民集会」を開いた=写真。約200人が参加し「プライバシーを侵害する憲法違反のシステム。廃止を迫る一大国民運動をまきおこそう」とアピールを採択。実行委員会が会場で応募用紙を配り、原告として訴訟に加わるよう呼びかけた。
 訴訟は現在、石村善治・福大名誉教授(憲法・マスコミ法)ら3人が原告となる予定で10月中の提訴を目指している。石村名誉教授は「住基ネットは国民総背番号制への足がかりであり、思想言論の自由を侵される恐れがある」と反対運動への賛同を求めた。
 東京で提訴されている差し止め訴訟の弁護団事務局長、渡辺千古弁護士も駆けつけ「導入予定の住基カードは3万2000字が書き込み可能。さまざまな個人情報を管理しようとする国の意図は明らか」などと指摘した。
 参加者も発言し、自治体職員の中年男性は「我々の中でも反対の人間は多い。以前、警察から個人情報を求められ守秘義務を理由に断ったところ上司から『官公庁同士協力しなきゃいけない』と言われた」と情報流出への不安を訴えた。【山田宏太郎】(毎日新聞)
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阿波根さん追悼CD・【花は土に咲く】紹介
大阪の八幡といいます。よろしく
私は日頃はアフガンの平和活動を行っています。アフガン-パレスチナ-イラク。罪のない人々、そして子ども達が殺され傷ついています。テロリストをやっつけると言う掛け声が戦争の悲劇を全て私たちの前から消し去っているように思います。少しでも戦争の実相を伝えなければと思い、写真展や募金活動を平和の歌を歌いながら行っています。

今年の3月に沖縄のガンジーと呼ばれ平和活動を生涯かけて続けられた阿波根昌鴻さんがお亡くなりになりました。私が心の底から尊敬していた人でした。
阿波根さんの平和の意志を受け継ごうと言う想いで、そして、この間歌ってきたアフガンの平和への願いをこめてCD【花は土に咲く】を仲間と制作しました。

CDを通じて新たな出会いと平和を築く心を分かち合っていきたいと思っています。もし、聴いてもいいなと思われましたら、ご一報ください。贈らせていただきます。尚、収益はアフガン平和活動に寄付します。
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〒546−0011
大阪市東住吉区針中野4−7−18
              八幡 博己
TEL/FAX  06−6703−4196
midorinodaiti@oct.zaq.ne.jp
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とめよう戦争!世界に平和を!
「アフガンいのちの基金・緑の大地計画」を実現する会 

9月24日(火) 「街」日誌
つぶせ住基ネット・個人情報保護法案 埼玉集会
 9/23、「つぶせ住基ネット」集会に、マリさん、アリちゃん、陽子さん、晋くんと僕の5人で参加した。約150名の参加者で会場は満員だった。
 「ヨッシーとジュゴンの家」は、「ゆーじ君」「住民基本台帳ネットワーク」の2曲を唄った。フリーライターの笹倉尚子さんはスピーチの中で「心神喪失等の状態で他害行為を行った者の医療及び観察等に関するする法律」(医療観察法案)の話にもふれ、「医療観察法案は、犯罪をおかす恐れで人を隔離・拘禁する法律で、対象は『精神障害者』だが、いずれは戦争に反対する人たちは反社会的人格障害として、その対象となり特別病棟に隔離されることになる」と話した。医療観察法案のことを知っている人は手を上げて下さいと言うと、10数名の人しか手を上げなかった。僕達はどんな場でも、医療観察法案のことをアピールしなければと痛感した。

 佐藤文明さんの講演で知ったこと。住民基本台帳ネットワークは1995年にアメリカが北朝鮮に戦争をしかける可能性が高まった時に、日本政府が本腰を入れて作り始めた。アメリカが北朝鮮に攻撃すると、日本に60万人以上の難民がやってくる。そして戦争後、北朝鮮に帰らない人たちを摘発するのが目的。つまりの日本人すべてにICカードを持たせれば、カードを持ってない難民を簡単に摘発できる。

 プライバシー保護のための事前規制をする場合は、誰もが納得する基準を作らなければならない。しかし日本では、映倫(映画倫理審査会)は警察から天下った人たちがやっていて規制の基準があいまいだから、彼らの裁量で決められる。そうやって一部の人たちが甘い汁を吸うことができる社会だ。

 ICチップと発信コイルが埋め込まれたカードを持たせることにより、いつ・どこで・誰があったかが分かるようになる。佐藤さんは「このシステムに多くの人たちが疑問を持っている。今がチャンスだと語った」

 それから会場では、青と赤の2色のリボンを配っていた。小泉首相の訪朝を前後して、在日朝鮮人の人たちへの嫌がらせが強まり、朝鮮学校の生徒はチマチョゴリを着ることもできず、私服で教師に付き添ってもらって登下校しているそうだ。このリボンは『在日の人たちに何かあったらいつでも助けます』という意味だ。本当に日本人は情けない民族だ。北朝鮮を悪者にしたて上げて、弱い立場の在日の人たちをいじめる。卑劣だ! 大根役者・小泉首相の見えすいた猿芝居にだまされるなよ。

 戦前、日本人は朝鮮半島から100万人以上の人たちを強制連行して、過酷な労働をさせ、従軍慰安婦にして、虫けらのように殺した。そのことを一切報道しないで「拉致」と騒いでいるマスコミ報道は何だ。朝鮮人に対する差別と侵略戦争をあおるような報道は許せない。

 帰り一緒になった、群馬から来たスミ子さんという78歳の女性は、笑顔のとっても素敵な人だった。盧溝橋事件の時、中学二年生で、「なんで中国に日本の軍隊がいるのだろう?」と不思議に思っていたが、当時はそんなことは誰にも聞けなかった。「言いたいことを言わないとダメ」「とうとうこんな時代になったね。頑張らなくちゃ」とスミ子さんは言った。もうすぐ79歳になるそうだが、元気一杯の人だった。
9/21 「街」 
アリちゃんが9・22デモ用に
買ってきた100円グッズだったが、

 少し不謹慎かな…ということで、
忘年会などで使うことに
 住基ネット、有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
 夕食はミックスフライ、浅漬けハネやんスペシャル 9・22集会用の練習
ケイコさん登場 新曲もバッチリ決まったぜ。
 アリちゃん、晋くんの誕生ケーキを、チューやんが作ってきました
ウララちゃん母、群馬から到着。宮城康博市議選のウグイスを、母に再現するウララちゃん
9/22集会後 新橋
 知花盛康さんを囲んで、一杯 (^o^)丿 残波ひまわり隊・名護ジュゴン隊のウグイス嬢たち
<住基ネット>運用差し止め求め第2次提訴へ 7都道県住民
 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の運用差し止めを求め国などを相手取って東京地裁に提訴した訴訟団は23日、10月中旬を目途に2次提訴する方針を明らかにした。福岡、神奈川、和歌山など7都道県で、原告は十数人。全国に参加を呼びかけており、規模はさらに拡大する見通しという。

 訴訟団によると、7月26日の1次提訴は東京地裁でまとめて行ったが、2次提訴は運動を全国的に広げる目的で各地裁に起こす。相手も1次は国と地方自治情報センター、原告が在住する都県、市区町だったが、2次では市区町を除外する予定。渡辺千古(ちふる)・事務局長は「市区町は国からシステムを押しつけられた被害者ととらえ、今後はネットからの離脱を促したい」としている。

 東京での1次訴訟は弓削達・東京大名誉教授ら6人が「住基ネットは憲法で保障されたプライバシー権の侵害」として提訴。個人情報の処理事務の差し止めと精神的不安に対する慰謝料を求めている。 【山田宏太郎】(毎日新聞)
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