オープンスペース街・日誌


2002年9月@
8月Gに戻る  9月のAへ


 9・18(水)  住民基本台帳ネットワーク反対
関町住民の会 練馬区役所大行動 (^o^)丿 決定!
 この地域だけで、100人の参加を目指します! 

9月6日(金) 「街」日誌
読谷村議選は、則子&マリ

残波ひまわり隊 通信  bQ 2002.9.5
 昨日からの台風16号は、沖縄でも近年にない大型台風でしたので、午前中は沖縄戦・チビリガマの『戦さ場ぬ童』
のビデオを見ました。 チビチリガマの中での集団自決、母が子どもの命を奪った。戦後、40年間、ガマのことは話すことが出来なかった事を思うと、私が悩んできたことはチッポケな事で、「何やってたんだよ〜!」と考えさせられました。

 ビデオ学習をしていると、知花昌一さんが、「お〜い! 散歩に行くぞ〜!」っと、台風の中車で散歩に連れて行ってくれました。大型台風のため、道路に大きな木がポッキリ、倒れていたり、ネオン看板もバラバラになっていました。サトウキビ畑では、雨風のため、サトウキビもグッタリと倒れていました。マンホールの水も道路にあふれ出て、なんと犬と犬小屋も吹き飛ばされていました。青くキレイな海も、赤くなっていました。
 
 でも! 昌一さんのポスターだけは、雨にも風にも巻けずにキラッ〜
っと輝いていました。どんなことにもひるまない昌一さんの生き方そのものだと思いました。しかしあのサトウキビは、どうなるのでしょうか?(一本食べたいな!)

 午後はちょっとお昼寝をしてから、土曜日に使うメガホン作りをしました。「さすが則子さん」 型紙を作って、ダンボール製の手作りメガホンが完成! 6コも! その後、台風後の選挙という事で、昌一さんと知花盛康さんと一緒に、明日のためのミーティングをしました。選対事務局長から「明日は
ウグイスが決め手です!」とゲキを飛ばされました。
サアー、明日もガンバルゾー!   By まり

 水の差し入れ  昼食は新サンマ、梨。運営委員の
川田文子さんも一緒に食べました
オヤツの差し入れ
  ジュゴンニュース Vol.13(2002/9/5)  SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)発行  
     Index
    
名護市議選に宮城康博SDCC代表が立候補
     ジュゴンの秋−9月イベント情報

------------------------------------------------------------------
  ▲ 沖縄/名護市議会議員選挙(9/8投票)に宮城康博SDCC代表が立候補
------------------------------------------------------------------
  沖縄県下37市町村で統一地方選(9/8投票)が一斉に行われます。2月の名護市長選に立候補したSDCC代表の宮城康博は、「新基地建設反対」 と「ジュゴン保護」を訴え、名護市議選に立候補しています。新基地建設問題やジュゴン保護にとって重要な選挙です。

  6市議選きょう告示/統一地方選(沖縄タイムス)
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200209011300.html#no_1

-----------------------------------------------------------------
  ◆ ジュゴンの秋−9月イベント情報
                         http://www.sdcc.jp/J/new.html
-----------------------------------------------------------------

  ジュゴン保護にとって、この秋の取り組みは非常に重要です。国際シンポジウムをはじめ、9月は多くのイベントがあります。皆さまのご参加・ご協力をお願いします。

 ┏━━┓
 ┃関西┃
 ┗━━┛ ● 9/7(土) ジュゴン連続セミナー
           「UNEP報告とジュゴン保護行動計画」

            講師:花輪伸一さん(WWFジャパン)
             18時30分〜、エルおおさか701号室(京阪/地下鉄天満橋5分)

           ● 9/21(土) 宮城康博(SDCC代表)講演会
             「ジュゴンをまもる一人になる」

              18時30分〜、エルおおさか701号室(京阪/地下鉄天満橋5分)

          ● ジュゴン保護署名キャンペーン
            ・9/7(土) 13:00〜 枚方・枚方岡東公園
            ・9/15(日) 11:00〜 大阪・JR大阪城公園駅前ひろば
 ┏━━━┓
 ┃首都圏┃
 ┗━━━┛● 9/21(土) ジュゴンセミナー
            「サンゴの海とジュゴン−ジュゴンの海をまもる−」
              講師:目崎茂和さん(南山大学教授)
             18時〜、労働スクエア東京(JR地下鉄八丁堀/地下鉄新富町)
                       http://www.tokyobbs.or.jp/inter/kaijyo9.htm

           ● 9/28(土)29(日) ジュゴン国際シンポジウム
             「ジュゴンの研究と保全の行動計画」

              報告−ヘレン・マーシュさん(豪)ロメオ・トロノさん(比)
                    ロバートブラウネルさん(米)ほか

               9/28(土)10時−17時、29(日)9時30分−15時
               国立科学博物館新宿分館(JR大久保、新大久保)
               http://www.kahaku.go.jp/sinjuku/
             主催−WWFジャパン、日本自然保護協会
                     ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)

          ● ジュゴン保護署名キャンペーン
             ・9/07(土)10時−、9/21(土)10時−
                 高尾山登山口(京王高尾山口駅前)

           *保護署名の政府への提出を9/30(月)に予定しています。署名キャンペーンへのご協力をお願いし
                ます。

 ┏━━┓
 ┃沖縄┃  ● 「沖縄・ジュゴンの海を守る集い」(名護)
 ┗━━┛
             講演−ロメオ・トロノさん(WWFフィリピン)
                   島津康男さん(名古屋大名誉教授)

         9月26日(木)18:00〜21:00
             名護市民会館中ホール(沖縄県名護市港2丁目1番1号)
             http://www.city.nago.okinawa.jp/koukyou_shisetu/5_shimin_kaikan.htm

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃        ★ ジュゴンをまもる署名にご協力ください ★                ┃
 ┃             http://www.sdcc.jp/J/sign.html                        ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


  ■ ボランティアスタッフ募集中!
      国際シンポ、署名キャンペーン、市民アセスメントなど多くの取り組みを計画しています。多くのボランティアス   タッフのお力が必要です。ご協力をお願いします。

      お問い合わせは、info@sdcc.jp まで

   ★ 新刊  ★                                               
       「ジュゴンの海と沖縄−基地の島が問いかけるもの−」    
                 http://www.sdcc.jp/J/cargo/                 
         好評発売中!  SDCC編  高文研  本体1500円      
 
・‥‥……━━━━ Save Dugong Campaign Center ━━━……‥‥・
              ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
                        TEL/FAX 03-5228-1377
                        http://www.sdcc.jp/
                           info@sdcc.jp
総務省が見解ミス 住基ネットの住民票コード記載
全国市民オンブズマン連絡会議の呼び掛けに応じて、住民票コードの抹消を求めて異議申立書を提出する市民=2日、熊本市役所

 住民基本台帳ネットワークの稼働に伴い、市町村が住民票コードを住民に付けた行為について、総務省が行政不服審査法に基づく異議申し立ての対象にはならないとする誤った見解を市町村に示していたため、一部自治体で住民への広報の在り方を慌てて再検討するなど混乱を招いていたことが三日、分かった。

 全国的にプライバシーの侵害などとしてコード抹消を求め、市町村に異議を申し立てる動きが出始めているが、市町村を“ミスリード”して異議申し立ての動きをけん制するかのような総務省の対応に反発が集まりそうだ。

 同省は七月十二日付の担当者向け問答集「住民基本台帳ネットワークシステムに関する質疑応答集について」の中で、「住民票コードの記載は行政不服審査法の対象になるか」との問いに、「記載自体は同法上の処分(公権力の行使に当たる行為)に当たらない」と誤った答えを示していた。

 ところが、市町村が住民票コードの通知書を発送する直前か発送後の八月九日付で訂正を通知。「記載は同法上の処分である」と答えを改め、一転して異議申し立ての対象になると知らせた。

 県を通して数日遅れで訂正を知った熊本市や金沢市は急きょ、異議申し立ての手続きがあることを住民に広報紙や郵便物で知らせるべきか内部で検討。異議申し立て期間は処分を知った日(通知書到達日)の翌日から六十日以内のため、結局、「通知書が届いた後に遅れて周知を始めると、かえって混乱を招く」などの理由で周知を見送った。

 京都市は、同省の誤った見解に基づき公印なしの通知書を準備していたが、処分に関する文書には公印が必要とする内規があるため、発送直前に通知書を作り直した。

 自治体担当者からは「同省が早く訂正すれば、異議申し立てできる旨の一文を通知書に盛り込むか検討できたかもしれない」「法的に住民への周知義務はないが、不親切だったと痛感している」と、同省への不満の声も漏れている。

 同省市町村課は「誤りを発見し、ただちに訂正したのが八月九日だった。住民票コードの記載は、差し押さえや課税のように住民に負担を強いる処分ではないので、あえて周知する必要はない」と話している。

9月5日(木) 「街」日誌
読谷村議選は、則子&マリ

残波 ひまわり隊 通信 bP 2002.9.4
   読谷村の知花昌一さんの家にいて…
 「名護は若い人たちにまかせて、明日からウグイスを手伝ってもらえませんか?」
 「えぇ〜っ、私たちがですか?」
という事から、生まれて初めての経験をする事になった。

 「脳腫瘍の手術を二度したので言語がチョット」という私に、昌一さんのお母さんは「大丈夫、リハビリさ」と励まされて、読谷村議選にいざ出発。

 「波平のみなさん、おはようございます。知花昌一が立候補の挨拶に参りました」、なんともウグイスならぬカラスのような第一声でした。

 一方、昌一さんは、名前を連呼するのみの他の候補者を尻目に、「私は自分の生き方として、譲れるものと、譲れないものがある。戦争に繋がるものは絶対に譲れません」と、有事法制、住民基本台帳ネットワーク、メディア法の誤りを訴えていきます。

 台風の中でも、待ってましたとばかりに家から出てきて、熱心に聴いてくれるオジさん。介護保険の訴えには「話が分かりやすかったので、よ〜く分かりましたよ」と握手を求めてきたオバアさん。

 午後からは台風の影響で風雨が強くなり、雨合羽が吹き飛ばされながらの街頭演説となりました。風雨が強くなればなるほど、「負けられない」という気持ちで、精一杯手を振り続けた、ずぶ濡れのウグイスでした。(則子) 
ハネやん、「街」の皆様へ
 沖縄に来て一週間! 海で遊んだり魚と遊んだり、色々な人たちに出会い、毎日過ごしています (^o^)丿
9/4(水)より、読谷村の知花昌一さんの選挙の手伝いに則子さんと一緒に来ました。
 
 台風の中でのスピーチはなかなか楽しかったよ。ここでは、美味しい食事が3食も!!食べれます。しかもビール付。とっても幸せ。部屋にはクーラーもあるし、ルン。

 昨夜、昌一さんのビデオを見て学習会をしました。「ダメなことはダメ」と誰かが言わないとダメなんだぁ!!って事がよく分かりました。それって、自分が言えばいいのさ !(^^)!

 そしてやっと、ハネやんや則子さんに言われ続けてきた『自分の人生』ってヤツが分かりつつあります。またトンチンカンになるかも (^_^;)

 則子さんのウグイスは最高ですよ。とても初めてとは思えないほど、慣れてる感じが 
すごい By まり
名護市議選は、ようこ&ウララにおまかせ
 雨にも負けず、風にも負けず・・・・台風が近づく中でのやすひろさんの街頭演説
 「今日のウグイスはウララちゃんようこちゃんのジュゴンの家コンビだね!」と笑顔でやすひろさん。2人は、はりきってやすひろ
さんのお供をしました。今週は必死でがんばる!とウララちゃん&ようこちゃん。5時間ぶっつづけでうぐいすをがんばりました。
今日は日本政府が地元といっている久志・辺野古・豊原へいきました。2人とも部落内での訴えは少し緊張しましたが、一生懸
命訴えました。
 まず、宮里、大西、東江などの市街地でポイント演説。まだ風も弱く大丈夫!ベランダからおばあちゃんがやすひろさんの
話しをじーっとき聞いてくれていました。司会は日に日に凛としてくるウララちゃん。
辺野古
司会のウララちゃん(左)と演説するやすひろさん(右)。 辺野古での演説。「日米両政府が基地建設を断念するまで、
心を合わせてがんばりましょう!」。この言葉に、傘をさして聞
いていた地元の方から大きな拍手!そして差し入れもいただきました。
豊原
豊原では、風と雨が強くなってきました。
「岸本市長は公約で言っていた基地建設
の条件を勝手に変えて政府のシナリオ通
りの基地を作ろうとしています」。
久志 
ここは、第1期ジュゴンの家のすぐ近く。ようこちゃんは少し懐かしさを感じました。海の近くなので雨も風も強かったのですが、午前中最後の場所で、やすひろさん、力いっぱい、訴えました。「最後まで、日米両政府が基地建設を断念するまであきらあめないことが大切です!」 風で少し飛ばされそうになったけれど、
足を踏ん張り、雨にも風にも負けないぞ!
 午後は風が強く、ジュゴンの家は閉店。家の窓は開けられないくらいの風なのでやすひろさんの街頭演説も中止。力をためて
明日からがんばるぞ!!

 今日から夏物100円セール  原稿づくりをするフッ君 昼食はウイズのパン
 住民基本台帳ネットワーク住基ネット、有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
   
 8日の横田・大空まつりの練習をするメンバー。ヨッシー抜きの新ユニット 「ヨッヘーとジュゴンの家」
住民基本台帳ネットワークを一人で唄う洋平君 なかなか上手いワン (^o^)丿
患者移送中の窒息死は医師のミス 業過致死罪で在宅起訴
 自傷行為を防ぐためとして口にティッシュペーパーなどを詰め込まれた患者が移送中に窒息死したのは、医師に注意義務違反があったためだとして、千葉地検が医師を業務上過失致死罪で千葉地裁に在宅起訴していたことがわかった。
 在宅起訴されたのは、東京都杉並区井草4丁目、「宝喜クリニック」の宝喜正身医師(41)=練馬区石神井町3丁目。

 起訴状によると、宝喜医師は同クリニックに通院する都内の女性患者(当時31)を千葉県東金市内の病院へ入院させるため、01年1月13日午前6時半ごろ、舌をかまないようにと、患者の口の中にティッシュペーパー約10枚とタオル片を押し込んで粘着テープでふさいだ。両手と両足もビニールひもと粘着テープでしばり、毛布でくるんで用意した乗用車に仰向けに横たわらせた。

 患者は搬送中に呼吸困難に陥り、病院到着後の午前10時すぎ、死亡が確認された。宝喜医師は患者を車に乗せる際に呼吸促進剤を注射したため、窒息のおそれはないとして車に同乗せず、医師としての注意義務を怠ったとされる。


9月4日(水) 「街」日誌
ヨッシーとガンちゃん沖縄に到着!
 那覇空港にヨッシーとガンちゃんを迎えに行ったら、飛行機が30分送れて到着。那覇空港に着陸した自衛隊機の事故で那覇空港は1時間封鎖された。そのため、着陸予定の飛行機は嘉手納基地や宮古へいっていた。
乗客には自衛隊機のために空港が封鎖されているとは言わず、「給油のため」とか、「気流の関係で遅れた」と言っていたそうだ。今現在でも乗客には真実は知らされない。有事になれば、もっと真実は知らされなくなるだろう。 
北中城村議 宮城盛光さんの激励にいきました。
盛光さん、頑張って下さい!堅い握手を
するヨッシーと盛光さん、ガンちゃん
印刷して盛光さんに渡した街のホーム
ページを仏壇の横に貼ってくれていま
した。
出来立てのCD「破り捨てろ」を
プレゼント
← がんばるぞ!エイエイオー!


→盛光さんの家の犬、ボブ
お次は、読谷村議の知花昌一さんの激励に読谷村へ
残波をかこんでハイポーズ! 夕食をごちそうになりました。春巻き、野菜には手作りのバジルのドレッシング、クーブ(昆布)入りきんぴらごぼう、ソーメンのお汁。写真:左から知花さんのお父さんとお母さん、ヨッシー。
「街」日誌 9/3



 昼食は、昨夜の料理番組を見て作った
ハネやんの新作、鶏丼。
 「ジュゴンの家」から新曲CD
住民基本台帳ネットワークが到着
9/4-6 夏物100円セールを
行ないますと、サトちゃん

リバティ大阪イベント案内
第53回特別展「障害者でええやんか!」
変革のとき−新しい自立観・人間観の創造を−


期間:9/10(火)〜11/10(日)
時間:午前10時〜午後5時
休館日:9/17,24,27,30、10/7,15,21,25,28、11/5

展示構成:
1,障害者殺しの時代
2,障害者差別への告発
3,共に生き、共に育つ教育
4,働く権利・働かない権利
5,地域に生きる障害者

 障害者はあってはならない存在である、生まれてこなかった方がよかった、働くこともできない役立たず-障害者を不幸なものとみなし、その存在を不要なものとしてきた健常者社会は、これらの言葉を障害者に投げつけてきました。1970年代になって、障害者のあるがままの生を認めさせ、健常者社会の価値観を変えることを目指した障害者運動が教育や労働の現場で、また、地域社会の中で展開されていきました。このような認識をふまえ、本展の展覧名となった「障害者でええやんか!」は、自らの生を主体的に生きていこうとする障害者運動の出発点となっていきました。

 日本の博物館においては、このような当事者自身による障害者運動をテーマとした展示は今回に特別展が初めてです。障害者の主体的な運動の中で主張されてきた当事者の声を表現していくことは、差別問題と向き合う大阪人権博物館にとって重要な課題です。また、障害者の主体性によって展開された運動の歴史を表現していくためには、当館と当事者の立場をお互いに尊重しながら、協力関係を築いていくことが重要であると考えました。そのため、各コーナーのパネルについては、当事者が一人称で自らの思いを語ることとし、表現するのは博物館で、障害者は表現の対象であるというあり方を問い直すことを目指しました。

 本展が、社会の価値観や人間のあり方に対して、障害者運動が問い掛けた意味を考え、障害者問題に向き合うきっかけになれば幸いです。

※展示プロジェクト委員が展示と関連したテーマでお話します。
9/14森修、姜博久
9/28牧口一二、井上憲一
10/5楠敏雄、姜博久
10/19井上憲一
10/26牧口一二、井上憲一
11/9牧口一二、姜博久
(すべて土曜日)

※記念フォーラム「新たな自立観・人間観の創造を」
日時:11/2(土)午後1時〜
パネリスト:楠敏雄(大阪府福祉人権推進センター)
      森修(大阪青い芝の会)
      牧口一二(障害者文化情報研究所)
      井上憲一(自立支援センター・osaka「Party・Party」)
      姜博久(全国障害者解放運動連絡会議)
      佐々木千津子(広島青い芝の会)

全国で波状的に反対集会=個人情報保護法で作家団体−メディア規制法案
 作家やジャーナリストで組織する「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」は2日、各地の市民団体などと連動し、同日の札幌市での開催をはじめとして全国15会場で法案反対の集会を開く計画を明らかにした。
 28日には東京・有楽町で「9・28頂上決戦」と題した大規模集会を開催。波状的な反対運動で法案の廃案を目指す。
 同会は、8月5日の住民基本台帳ネットワーク稼働を受け、「メディア規制の性格を薄めて個人情報保護法の成立を目指すのは間違いない。危険に満ちた法律に反対し続けなければならない」としている。 (時事通信)
不参加住民の受付開始、1202人が申し出 横浜
 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に「市民選択方式」を取り入れた横浜市は2日、不参加を希望する住民の「本人確認情報非通知申出書」の受け付けを18区役所で始め、1202人が不参加を申し出た。10月11日まで受け付ける。 【山本浩資】(毎日新聞)

9月3日(火) 「街」日誌
狭山事件の再審開始と証拠開示命令の要請書
部落解放同盟全国連合会
                              執行委員長 瀬川 博
1,事実調べも証拠開示命令もせずに強行した高木・高橋棄却決定を糾弾する
 狭山第二次再審を通じて、私たちはくり返し「狭山事件の事実調べを行なえ」「隠された証拠を開示せよ」と訴えてきた。しかしながら、高木裁判長も、高橋裁判長も、ただの一度の事実調べも行わず、証拠開示命令も出さないままに再審請求の棄却を行なった。私たちは、真実を明らかにしようとせず、差別裁判を強行せんとするこの暴挙を、怒りを込めて糾弾するものである。

 特に、異議審の高橋決定は、斎藤鑑定をはじめとして異議審段階で出された新事実、新鑑定をまったく無視している。それは高木決定のくり返しとその擁護だけをはじめから目的としたもので、とても裁判の名に値するものではない。高木・高橋決定は、直ちに取り消されなければならない。

 また、弁護団は証拠開示に関する検察庁との折衝の状況を、その都度高木―高橋裁判長に伝え、裁判所からも開示を勧告するようにくり返し求めてきた。さらに2001年2月には刑訴法279条にもとづく証拠の照会請求を東京高裁に行ない、少なくとも存在がはつきりしている『証拠リスト』を裁判所が検察庁から取り寄せるように求めた。これに対して高橋裁判長は「検討中」などと言いながら、結局何も行なわないまま棄却を強行した
のである。このような問答無用の差別裁判の強行を、私たちは絶対に許すことはできない。

2.検察は隠し持つ膨大な証拠を開示せよ
 狭山事件においては、確定判決(寺尾判決)以降、最高裁の上告審段階(76〜77年)に証拠開示が行なわれ、この中で、「善枝日記」「雑誌『りぼん』の貸し借りに関する妹美智子さんの級友の供述調書」などが開示された。

 第1次再審請求審においては、2回目の証拠開示(81年7月)において、かの「小名木証言」が開示され、これは決定的な新証拠となった。しかし検察庁は、これ以降証拠開示に対してかたくなに拒否する姿勢を打ち出した。

 第2次再審請求審において開示されたのは、「芋穴における血痕ルミノール検査報告書」の1点のみである(88年9月)。

 一方で、検察庁の會田検事は99年3月、証拠開示に関する折衝の場において、狭山事件の未開示の証拠は、「積み上げれば2〜3メートルになる」ことを明らかにした。

 この膨大な証拠について検察は、『証拠リスト』の存在を認めながらも、「内部資料であり、プライバシーにかかわる」などと開示を拒否し、「これは東京高検としての見解だ」と明言している。またその他の証拠については「開示してほしかったら証拠を具体的に特定しろ」という。そこで弁護団は、特に緊急かつ最重要なものとして、『雑木林のルミノール反応検査報告書』『足跡写真スライド』『脅迫状を写した練習用紙』などの6点を具
体的に特定して開示を要請してきた。ところがこれに対する検察の回答は「存在しない」の一言である。

 石川さんや弁護側は、検察がどのような証拠を持っているか、『証拠リスト』がなければまったく分からないのだ。そしてあるはずの根拠を示して特定し、請求すると、検察は「ない」とつっぱねて開示を拒否している。こんな不公平、デタラメがあるだろうか。

3.再審事件では特に証拠開示は決定的に重要である
 
これまで、再審で無罪を勝ち取った免田、財田川、松山などの死刑事件をはじめとして、事実調べや再審が開始されるにあたっては、証拠開示が重要な役割を果たしている。また再審ではないが、国労をねらい打ちした「松川事件」でも、9年間隠されていた「諏訪メモ」が開示されアリバイが立証されたことが、それまでの有罪判決をくつがえし、佐藤さんらの被告全員無罪判決の決定的な契機となったことは有名である。

 このように、これまで再審が開始された多くのデッチ上げ事件では、証拠開示が重要な新証拠の発見につながり、再審開始、無罪判決のカギとなってきたのである。

 しかし狭山事件の再審においては、未開示の証拠があることを、これほど具体的な根拠を示して開示要求しても検察は開示せず、裁判所もまったく動こうとしない。ここにも狭山事件の特異性、差別性がはっきりあらわれているのである。

4,証拠隠しを指示し無実の叫びを平然と路みにじる検察庁
 死刑から再審無罪などの判決が相次ぎ、それが証拠開示を契機として再審開始決定に至つていることに危機感を燃やした検察庁は、組織的に証拠開示を拒否する姿勢を強めている。

 最高検察庁は1983年10月、全国の次席検事を集めて「未開示の記録等の提出や開示の要求には慎重に対処せよ」という最高検次席検事の指示を行なった。事実上、証拠開示には応じるな、という指示であり、これ以降再審事件での証拠開示は固く閉ざされるようになっているのである。

 いったい、こんなことが許されるのか。無実の人間を「犯人」にして何十年も牢獄に閉じこめ、死刑の恐怖にさらし、その人生を踏みにじっておきながら、無罪を叫び続ける被告人がやっと無罪を勝ち取ったことに対して、検察や裁判所がまずするべきことは土下座して謝罪することではないのか。そしてこの教訓を生かして、二度と無実の人間を有罪にしないための裁判や証拠開示のあり方を検討し直すことではないのか。それが、検察の姿勢はまったく逆であり、検察の威信と国家の治安を守るためには、無実の人間を決して無罪にしない、そのために隠された証拠は開示しない、ということなのだ。そしてこの検察の姿勢は、「裁判所も証拠の開示を強く求めることはない」という、裁判所の姿勢を踏まえたものなのだ。


5,国連の証拠開示の勧告も鮨視する検察庁を許さない
 
国連の国際人権規約委員会は、93年11月、日本政府・法務省に対して、「弁護人は、警察記録にあるすべての関係資料にアクセス(利用)する権利を有していない・‥弁護のためのすべての保障が遵守されなければならないことを勧告する」と、証拠開示の問題について勧告を行なった。つまり日本の警察や検察が、裁判にあたって被告人に有利な証拠を開示しないで隠し持ち、弁護活動を妨害していることは許されない、と勧告したのである。

 この勧告に対して、日本政府は「被告人や弁譲人は、証拠物を閲覧できる。また裁判所は、一定の場合、検察官手持ちの証拠についての開示命令を発することができる。このように、被告人や弁譲人には、必要な証拠の開示を受ける十分な機会が保障されている」などと、およそ現実を塗り隠したでたらめな回答を行なったのである。この日本政府の回答が本当ならば、なぜ狭山事件において検察官は証拠を開示しないのか。なぜ高木裁判長や高橋裁判長は証拠開示命令を出さなかったのか。

 この日本政府の回答に対して、国連・人権規約委員会は98年11月、具体的に狭山事件にふれながら、再度次のような勧告を行なった。

 「検察官には、すべての証拠について開示する義務がないこと、および弁護側には証拠資料の開示を求める権利が認められていない。委員会は、弁護側があらゆる証拠にアクセスすることができるようにして、弁護権が阻害されないようにすることを勧告する」

 この再度の強い勧告に対して、またしてもペテンを弄してこれを踏みにじることは許されない。


6.最高裁は、検察庁に対して証拠開示の勧告・命令を行なえ
 私たちは、最高裁がすみやかに検察庁に対する証拠開示の勧告・命令を出すことを強く要求する。
 これらの証拠は強大な国家権力を背景にして公費(税金)で集めたものであり、検察の手中にある証拠は、有罪を確保するために使うための検察の財産ではなく、正義がなされることを確保するために用いられる公共の財産なのである。

 しかも再審を開始するためには新証拠が必要とされているのだ。国家機関に証拠が隠されているのに、それを開示しないまま、「有罪判決をくつがえす新証拠はない」と決めつけたり、無実を訴える者に新証拠の提出を求める、などということ自体が、デタラメきわまりない論理であり、あまりにも矛盾している。再審においてすべての証拠を開示することは当然のことではないか。

 さらに問題なのは、裁判所も証拠を開示しようとしない検察の姿勢を不問にしている、ということである。検察は表向きとはいえ、「裁判所から命令があれば開示する」との見解を表明している。この検察庁の見解を当然知っていながら証拠開示命令を出そうとしない裁判所の姿勢は、検察とグルであり、決して許されるものではない。

 しかもこのような検察・裁判所の反動姿勢は、現在の有事立法=戦争国家づくりや、「人権擁護法案」=糾弾闘争つぶしと部落の国家管理の強化と一体で強められている。

 高木・高橋裁判長が証拠開示命令を決して出さなかったのは、証拠開示が事実調べの開始と再審開姶に直結することを恐れてのことに他ならない。しかし「誤った裁判を訂正する」「「無実の人間を救済する」ことが再審裁判の理念ではないか。無実の石川さんの訴えをあらかじめの予断と備見でしりぞけることだけを裁判官の任務とする考え方が、狭山差別裁判で一貫して貫かれている。これまでの重大再審事件では、『証拠リスト』なども開示がなされているのに狭山事件ではなぜ開示しないのか。これこそ部落差別であり差別裁判そのものといわざるを得ない。

 最高裁が真に事件の真相を明らかにし公正な裁判を行おうとするなら、このような姿勢は絶対に許されない。最高裁はこの特別抗告審において、検察への証拠開示勧告・命令を絶対に行なう義務がある。最高裁は、検察庁に対して『証拠リスト』をはじめ、隠し持つすべての証拠を開示するよう勧告・命令を出せ。狭山事件の再審開始決定をただちに行なえ。以上、要請する。

2002年9月2日
最高裁判所第1小法廷 藤井正雄裁判長 殿

  9・2 最高裁要請行動 フッ君
 10時より星陵会館で前段集会。本部あいさつと基調提案が行われ、以下の点が確認された。
 @昨年の9・11から一年、米国は第三次大戦を始めようとしており、日本政府もアジアへの侵略戦争のために有事立法の制定を急ぎ、一方、差別糾弾を禁止するための「人権擁護法案」が提出されている。両者を廃案にしなければならない。
 A戦争に向けて労働運動・反戦運動が弾圧される中で、狭山闘争こそが戦争・差別に正面から闘う中心軸である。5/27、7/8の狭山要請行動は「最高裁にとって前例のない」大衆的糾弾闘争であり、心底、恐怖した最高裁は「今後、全国連の要請行動は受けない」と表明。これに対して全国連と解放共闘は差別糾弾闘争としての要請行動を堅持する。
 B第1次再審での証拠開示=小名木証言(1981年)により、最高裁では異例とも言える「決定」まで4年を要することになった。ゆえに今後、最高裁段階での中核は、事実調べ・再審開始要求と並んで証拠開示要求であること。
 C9・22有事立法粉砕闘争と10・27狭山中央闘争、10・28最高裁要請行動(予定)へ総力をあげること。

 その後、全国連本部の要請文の読み合わせを行ない、決意表明に移った。全国連各県連と共闘から力強いアピールがあり、「街」からはフッ君が決意表明。「7・8の障害者差別に見られるように、最高裁は差別を公然と行なう。狭山闘争は決して権力のお慈悲にすがったり、法に頼るものではなく、あくまでも部落差別を糾弾する闘いである。われわれ『精神障害者』は保安処分攻撃=医療観察法案がかけられているが、秋の国会で廃案に追い込むこと。反差別共同闘争として狭山闘争が切り拓いてきた地平をさらに前進させる」とアピールした。

 団結ガンバローの後、最高裁までのデモ行進。午後から最高裁での20名による要請行動を行なう。本部の要請書に沿って、証拠開示を行なうつもりがあるのか。国連から2度の「証拠開示勧告」が出ていることへの見解は。「証拠リスト」を明らかにしないことは異常ではないのかなどを追及するが、碓井上席書記官はいずれも「答える立場にはない」と回答を拒否し、「担当書記官に伝える」だけをくり返す。

 また狭山事件・狭山裁判の内容を知っているのか? との質問にも、「答えられない」と。裁判所を代表して、われわれの要請を受けているにも関わらず、何の態度表明もできない。ここに最高裁の人民を愚弄した姿勢が如実に現れている。

 30分経過し、「時間だから」と退席しようとする書記官3人に対し、全国連と共闘は持ち寄った要請文の趣旨を述べ、計14通の要請文を受理させた。

 今秋の闘いには、まさに「戦争と差別への道を許すのか否か」が問われている。情勢は厳しいが、狭山闘争の歴史的勝利に向けて全力で闘い抜く決意を固めた一日であった。
  狭山事件の再審を求める要請文
 去る1月23日付で、東京高裁第5刑事部高橋省吾裁判長は、抜き打ち的に狭山事件の異議申し立てを棄却した。東京高裁は一切の事実調べを行わず、石川一雄さんの無実を明らかにする数々の新証拠に対して「推測の域を出ない」等の詭弁を弄し、1999年7月8日の、東京高裁高木裁判長による憎むべき狭山第二次再審棄却を支持したのである。我々は、このような裁判の名に値しない政治的「決定」を断じて許すことはできない。

 そもそも狭山事件は、被差別部落への集中的見込み捜査、部落差別によって教育を奪われた石川一雄さんを巧妙に誘導した取り調べ、さらにそれらを追認した無期懲役判決、その後の再審棄却へと至るのであるが、ここに貫かれているのは「部落民なら殺人をやりかねない」という予断と偏見に満ちた部落差別にほかならない。我々は、今なお石川一雄さんに殺人犯の汚名をきせているこの差別裁判を徹底的に糾弾するものである。

 人生における大切な31年間を獄中で送った無実の部落民、石川一雄さんの怒り、無念さを少しでも想像してみよ。そして石川一雄さんの特別抗告申し立て書を真摯に審理・検討せよ。我々は最高裁第1小法廷に要求する。直ちに狭山裁判を東京高裁に差し戻せ。検察に対し、狭山事件に関する全ての証拠を開示するよう命令せよ。

 我々は「精神障害者」の共同作業所であり、障害のある人もない人も、支え合って共に生きてゆける社会を目指してきた。そして、いかなる差別も許さない立場から、狭山闘争にも関わってきたところである。今後も、不退転の決意で闘う無実の部落民、石川一雄さんおよび全国の部落大衆と共に、狭山事件の完全無罪判決を勝ち取るまで断固闘い抜くことをここに宣言する。
2002年9月2日
                オ−プンスペ−ス街

静かな夜と空を返せ! 軍民共用化反対! 勝利判決を勝ち取ろう!
第5回横田・大空まつり に「ヨッシーとジュゴンの家」出演
 9月8日(日)、横田・大空まつりを開催します。ことし五月に横田基地飛行差し止め訴訟は結審し、年内にも判決が下されようとしています。勝利判決を 勝ち取るために第5回目を迎えるまつりを成功させたいと思います。

 横田基地をめぐる状況は、周辺住民にとっては何ら改善されていません。基地の永久使用につながる滑走路の工事が終わり、7月からまた爆音が連日のように私達を悩ませています。またジャイアントボイス訓練などの騒音や昨年の9・11テロ事件、有事立法とも関連した基地の危険な実態も明らかになっています。 

 横田基地飛行差し止め訴訟団と支援の団体・個人の方々とともに作り上げる楽しい祭りとして準備しています。ご近所・お友だちお誘い合わせて、ぜひご参加ください。

 9月8日(日)
時間:11:00〜15:00
場所:みほり広場
参加協力券 500円

福引きもあるよ!
入場無料

横田・大空まつり実行委員会
連絡先:042−542−5625(平日夜間7−9時)
    042−557−4335(平日昼間 浅野方)
「ヨッシーとジュゴンの家」さんへ
僕はXX工業高校に通っている生徒です!

T先生の授業の中でよくユージ君の唄を聴かされています!
授業の中でも戦争反対の話を聞かされていて、僕もそれに賛成しています!
むやみな争いや多くの犠牲者を出す戦争なんて許されないことだと思います!
なのでこの唄を聞いて僕はとても感動しました!
僕みたいな考えをもった高校生はまだまだいると思います!この唄を多くの人に聞かせてほしいです!
ビデオのメッセージも見せてもらいました!
ありがとうございます!

遠い遠いXXですけど、そこにもファンがいることを覚えていてください!
応援しています!

 建築3年

9月2日(月) 「街」日誌
 ヨッシー&ガンちゃん、沖縄・名護へ出発 (^o^)丿
 名護市議選・宮城康博さんの当選を勝ち取るぞ !(^^)!
 「街」のカメラは、フッ君が狭山集会に
 持っていったので、洋平君のカメラで
 撮ったけど、かなりピンボケ _(._.)_

    9・1 総決起集会 写真速報
自衛隊治安出動演習 阻止!
「防災」に名をかりた戦争動員を許すな! 有事立法粉砕! 朝鮮人・中国人虐殺79年弾劾!
場所 下赤塚公園(板橋区赤塚新町3-24/成増駅下車)
 午前8時半、ヨッシー、チューやん、フッ君、ハネやんの4人が下赤塚公園に登場。
 おっとぉ、機動隊だらけだ  不当な検問を受けるヨッシー  ヘリがバリバリ飛んでた
集会の最初に「ヨッシーとジュゴンの家」が「住民基本台帳ネットワーク」「ゆーじ君」の2曲唄いました
けしばさん
9・1 練馬 防衛出動と戦争動員訓練の防災訓練に反対しよう

練馬地区を戒厳令下におく自衛隊の治安出動訓練反対!

 わたくしたち、本日、石原都知事と小泉政権の指揮のもとで実施される「練馬区・東京都合同防災訓練」を弾劾します。
 この訓練は「防災」と称していますが、内実は自衛隊の実線演習です。

 石原知事は2000年4月に練馬駐屯地で自衛隊員を前に「この9月3日に陸海空3軍をつかって東京を防衛する大演習をやっていただく」「東京では不法入国した三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している。大きな災害が起きた時には大きな騒擾事件すら予想される」と排外主義扇動をおこない、陸・海・空3軍によって「ピックレスキュー・東京」を強行しました。今回の訓練はこれを引き継ぎ、住民を大量に動員する都市部における実働演習です。しかも広域で大規模な「7都県合同防災訓練」の一環にあります。

 
自衛隊が指揮をする演習
 「訓練」の本部長は練馬区長です。しかし、本部長室に練馬駐屯地の陸自第一師団第一普通科連(首都の治安出動部隊)がはいり、自衛隊主導のもとに自治体が連携し、労働者、住民が戦争動員されるしくみになっています。医療訓練ではトリアージ訓練がおこなわれます。重傷患者をあとまわしにして、戦場にもどれる軽症者をふりわけて治療する戦時医療です。このひとつとっても住民の生命を守ることとはまったく無縁の戦時訓練の内容であることは明らかです。

 練馬地区でおこなわれる道路障害物撤去訓練は、警察が道路封鎖して、戦車や特殊車両を市街地の道路を往来させるものです。児童、生徒も訓練に動員されます。自衛隊・警察とともに「防災住民組織」という民間防衛組織が動員されます。有事立法では民間防衛組織がその柱になっていますが、まさに有事立法のさきがけです。戦前の「自警団」「隣組」の復活がねらわれています。

 1924年、群馬県世良田村で部落差別撤廃をもとめて糾弾闘争にたちあがった水平社が「自警団」に襲撃された事件があります。軍隊・警察による差別主義・排外主義の扇動を断じてくりかえさせることはできません。

 有事立法反対、侵略戦争反対
 本日は、関東大震災の79年目にあたります。この日、「防災」と称して、政府、軍隊に扇動された「自警団」が、朝鮮人・中国人にたいする大虐殺をおこなったことを絶対にくりかえしてはなりませ。

 アメリカのブッシュ政権は、昨年のイラク・北朝鮮にたいして侵略戦争開始を準備しています。小泉政権も北朝鮮侵略戦争参戦にむけて国民総動員体制づくりのための有事立法成立をねらっています。わたしたちは、中東、アジアのたたかう人民に連帯して侵略戦争に反対してゆきます。
「防災」に名を借りた軍事演習を弾劾してたたかおう!

 有事立法3法案を廃案に!
「訓練の第一は敵を見つけることだ」反戦自衛官の小多さん 部落解放同盟全国連合会  さぁ、デモに出発だ (^o^)丿
 沖縄からのメッセージ
 「9・1防災訓練粉砕闘争に決起されたみなさん、大変ごくろうさまです。今回の防災訓練は、「大規模テロも視野にいれた」有事立法と一体となった攻撃です。そもそも、自衛隊=軍隊が自治体や住民を動員した訓練とは、有事を想定したものであり、戦争体制・戦争動員そのものです。軍隊は住民の生命・生活を守るものではなく、戦争のため、国家防衛のためにこそ存在するのです。このことは、沖縄戦が証明しています。

 また、現実の沖縄の状況を見れば明らかです。8月21日、米軍F15戦闘機が沖縄本島南会場100キロに墜落しました。これは沖縄県民を震撼させました。いつ陸上に落ちるやもしれないという恐怖感を与えています。稲嶺県政や県議会が原因究明と再発防止を要請したのは当然ですが、米軍はこの要請をも無視して翌日すらF15の訓練を再開したのです。そして8月26日にF15戦闘機2機が緊急着陸をして、嘉手納基地は騒然となりました。さらに、8月27日には、KC130空中給油機が給油ホースが格納できなくなり緊急着陸するという事態が発生しています。まさに異常な事態です。ここに、軍隊の人名軽視と軍事優先の論理がまかり通っているのです。

 この数週間の米軍の事故・緊急着陸は、イラク侵略戦争が間近いことを示しています。そのために、訓練が激化し、それに比例して事件・事故が多発しているのです。

 このような中、沖縄統一地方選挙が激しくたたかわれています。とりわけ名護市議会選挙において、宮城康博さんの必勝をなんとしてもかちとらなければなりません。そのほか、有事立法粉砕闘争の先頭でたたかう候補者の全員当選を果たさなければなりません。どの候補者も厳しい中、必死でたたかっています。残された一週間、初期の目的達成のために全力でたたかい抜くことを決意し、メッセージと致します。


 急いで戻ってきて、
 石神井高校での「演習」を
 監視しようとしたら、すでに
 終わっていて、参加者がトン汁を
 食べてる所でした。

 高校の入口に
「警視庁石神井警察臨時交番」の立看板
 

9月1日(日) 「街」日誌
金さん、登場 ケイ子さんから揖保の糸の差入れ
夕食はウナギとろろ丼 青木さんから高齢犬用のエサの差入れ
があり、嬉しいワン

 『ひびき』三多摩労組交流センター機関誌 2002.8.27付けに記事が載ったので紹介します
「保安処分」新法廃案に向け、「障害者」と連帯して闘おう
  7・18集会と国会行動報告 
 前回の通常国会で、新たな保安処分立法である「心神喪失等医療監察法案」が提出されました。これは有事立法の一環である、絶対に廃案を勝ち取らなければならないとの決意で、私は、7・18「保安処分新設を許さない(予防拘禁法案を廃案へ)」の集会(於・星陵会館)と国会請願デモに立ちました。

 集会は、この間「処遇困難者病棟」新設阻止の闘いをともに闘ってきた「阻止共闘」の仲間たち、練馬の患者会「オープンスペース街」や八王子の多田道夫さんら「精神病者」の仲間たち、精神病院の医療従事者
(看護士・ケースワーカー・精神科医)その他共闘の労働者・市民など135名が結集して勝ち取られました。

 発言は、いずれも戦闘的で、縦続審議で満足するのではなく、こんな法案は絶対廃案しかないとの決意に満ちたものばかりでした。「こんな法案を出してくるということは、権力は『病者』を一人の人間としては見ていないということだ。病気のために調子を崩して犯罪を犯せば『再犯のおそれ』をちらつかせて一生拘禁する。『健常者』にこんな事が行われるか。これが差別だ。『病者』は何をするかわからない存在とされ、『病者』は怒るという表現もできなくなる」(『精神病者』) 「坂口・厚生労働大臣は、オックスフォード大学の教科書を意図的に歪曲して、『再犯のおそれ』の予測は可能だと言った。予測などできるはずがない。ウソをつかなければならないほど、政府の答弁は破綻しているということだ」(精神科医・N氏) 「対案で政府案に対決するのではなく、保安処分には廃案しかない。大衆運動で闘おう」(社民党議員)。

 国会請願行動では、参議院と衆議院の議員面会所前でそれぞれの闘う国会議員たちがひな壇のように整列し、請願文を携えてきたデモ隊とエールを交換しあいました。

 社民党の福島瑞穂議員が「司法の介入は、『病者』に対する差別の助長であり保安処分そのもの」と弾劾しました。練馬の「街」のメンバーは、「国会は当事者である患者の声を聞くべきだ」と力強く訴えました。
 衆議院では、無所属の川田えつ子議員の発言が一番印象的でした。彼女は、『ホームレス支援法』に反対したことをあげ、「社会復帰のかけ声の裏で、実際には路上生活者の排除が進められる。保安処分新法も同
じだ。『社会復帰』のためと言いながら、実際には『病者』を無期限拘禁と強制治療に向かわせる。有事立法の一環として廃案まで闘う。たった一人になっても闘う」と強い決意を述べました。

 保安処分新法=医療監察法案は、「精神障害者」を人間として見ず、「社会の危険物」として排除しようとするものであり、まさにナチスの思想です。日帝が、まさに有事立法というかたちで戦争に向かっている
からこそ、労働者に差別主義・排外主義の思想を持ち込み、分断しようとしてきます。私たち交流センターは、有事立法反対闘争の一環として保安処分新法の今秋国会成立阻止に向けて、「病者」と連帯して、闘いをさらに前進させていきましょう。
 システムの管理・運用チェック、長崎市が第三者委発足 /長崎
 長崎市は30日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)で、セキュリティ確保などシステムの管理・運用が規定通り実施されているかをチェックする第三者委員会を発足させた。第三者委は市に報告や調査を求めたり関係者から事情聴取ができる。会議結果は市長に報告する。
 大学教授や弁護士、会社経営者など5人がメンバー。委員長は黒田英夫・長崎大工学部教授。
 この日は市が委員に住基ネットの稼働後の状況などを説明。住基ネット用のコンピューターサーバーが置かれているコンピューター室には複数の鍵やIDカードなどを使わないと入れないことや、端末を操作すると担当者や日時などの記録が残り7年間保存されることなどを報告した。
 市によると、ネット稼働後、28日までに市民課や支所に計611件の問い合わせがあった。主な内容は、住民票コードの通知表に関して「コードを覚えないといけないのか」「どのようなときにコードを使うのか」など。
 また28日までに、住民票コード通知票の転居先不明による未着が1431件、受け取り拒否が65件、コード変更申請が63件あった。【富田洋一】(毎日新聞)
コード通知票9通を誤配達 本人確認せず 大阪市 /大阪
 大阪市は30日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の住民票コード通知票9通が今月22〜29日、城東区や平野区などで誤って配達された、と発表した。市は本人に届くよう配達記録郵便を採用したが、これまでに大正、浪速両区で計2通の誤配があり、近畿郵政局などに抗議していた。市は同郵政局に改めて厳重に抗議した。
 市によると、住所や名前が似ている別人に対し、郵便局員が十分に確認しないまま、誤って渡していたケースがほとんどという。市は新しいコードを付けて通知票を配達し直す。 【中尾卓司】
 出口勤・近畿郵政局郵政部長の話 関係者を厳正に対処し、郵政局職員を各郵便局に派遣して、指導を徹底させたい。(毎日新聞)

8月Gに戻る  9月のAへ

「街」日誌の頁へ
inserted by FC2 system