オープンスペース街・日誌
 

2002年8月D

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8月19日(月) 「街」日誌

サンデー夕食会は「国労団結ラーメン」
アメリカのナショナル・エンパワーメント・センターの文書です。
 日本の運動が障害者解放運動にしろ女性解放運動にしろどうも「観念的にモンガマエとシンニュウをつけたような」と批判されるような傾向があることは自戒も込めて認識しています。
 欧米とりわけアメリカのセルフヘルプ活動から学ぶべき点の一つとして彼らの実践的な活動取り分けてマニュアル作りのうまさがあると思います。
 もちろんマニュアルだけが背後の哲学抜きに専門家によって輸入され、換骨奪胎されて一人歩きしている例もないでないとは思いますが。
 この文書は実際に精神科医と面接する際にどうやって患者という受動的な役割から医療の主人公、人生の主人公として力を取り戻せるかという実践マニュアルです。

 精神科医の一部からは「これだけのことができるならそもそも精神病でない」などという揶揄も聞こえてくるかもしれません。そしてこの通り実践しようとしてもこれだけの努力をする余裕のない状態の仲間も多いとは思います。
 しかしこのマニュアルの背後にあるエンパワーメントの思想はとても重要です。実践的にもこうしたマニュアルをもって患者会で友人の面接に付き添うときに使うことも非常に有効だと私は考えます。家族にとっても参考になるでしょう。
 精神科医にとってもこういう自覚のある患者ばかりだと本当に楽に仕事ができるようになるんではないでしょうか?
 このマニュアルを参考にして多くの仲間の知恵を集めて日本の現状にあったマニュアルが作れたらいいなと考えております。
薬の処方をめぐる精神科医との面接で自分自身の力を取り戻すために
By Patricia Deegan, Ph.D.
薬の処方のため精神科医と会うと、たいてい自分が無力に感じられてしまうことになります。診察はたいてい15分から20分ほどです。診察の間患者は機械的な質問に答え、自分の生活の質を劇的に変えてしまう強力な薬の処方箋を受けとりさっさと帰ればいいとされています。精神科医は圧倒的に力があり、私たちはおとなしくて、質問もせず、ひたすらされるがままの患者であるのが当然とというのがこうした診察場面のあり方です。そしてきちんと薬を飲んでいるということだけをほめられるか、きちんと飲んでいないことをしかられたり罰せられたりするのです。精神科医との診察場面での力関係のアンバランス正していくための幾多の戦略を私は何年もかけて開発してきました。そうした戦略について皆さんにご説明したいと思います。

戦略No.1 薬について今までとはちがった見かたをする学習をしましょう
1.魔法の薬は存在しません
 回復は大仕事です。回復そのものを自分に代わってしてくれる薬は存在しません。ただ座り込んで薬がよくしてくれるのを待っているだけでは、決してよくなることはありません。辛抱強く薬が治してくれるのを待っていたら、私はおそらく命令されるがままに薬を飲み込むふがいない慢性患者になり、決して回復はありえないでしょう。回復とは自分の直面している問題や障害に対して自ら積極的な立場をとるということを意味します。

2.薬は一つの手段に過ぎません
向精神薬は私たちが回復するために役に立つさまざまな手段の一つに過ぎません。運動、正しい食生活、アルコールや麻薬を避けること、愛情、独立した暮らし、芸術、自然、祈り、仕事、そして無数の対応策は薬同様私の回復には重要です。

3.服薬は道徳的問題ではありません
服薬することは私の弱さであるとかすでに服薬をしていない人たちは私より立派な人たちなのだと考えていたときもあります。でも私は今はそう考えません。回復するのに、正しいも間違いもありません。可能な限り最良の人間になるためのどんなやりかたであろうと自分の面倒をどうやってみていくかだけが問題です。私は服薬している時期もありますし、そうでない時期もあります。それは私自身の個人的な選択の問題です。

4.薬の使い方を学びましょう
 今日私たちは単に服薬しているというのではないのです。服薬するということはされるがままの受動的なあり方をも意味するのです。そうではなくて私は自分の回復過程の一部として薬を使うことを学んできました。回復の過程で薬を使うことを学ぶというのは、薬を試したり、減らしたり、または薬をやめたりすることを慎重に計画し検証していくということを意味します。

5.常に薬と同時にその他の対応策を使いましょう
 症状と苦痛を楽にできる薬以外の対応策はたくさんあります。幻聴、妄想、憂鬱、強迫的考え、自傷、フラッシュバックなどなどに対処する戦術を時間を掛けて学びましょう。私は服薬量を減らしあるいは実際に薬が使わないで済ますのに役立つ薬以外のさまざまな対処方法を身をもって試しながら見つけてきました。

6.薬について勉強しましょう
 精神科の薬について使われる難しい言葉や専門用語を前にして私たちはすくんでしまうことがよくあります。しかしそうではあっても薬に関しては、信頼できて理解しやすい情報を手に入れる方法もたくさんあり。私はそれを使っています。私は精神科医が処方している薬についてはかかっている精神科医に慎重にいろいろと質問します。しかしこうした情報では不十分なことがよくあります。一番重要な情報源は服薬しているほかの人と話すことです。おそらく薬剤師に聞くのがもっとも安上がりで簡単な方法かもしれません。薬剤師はその薬がどうのような効果があるとされているのか、危険な副作用は何か、薬物同士の相互作用として予測されているものは何か、などといった情報が書かれてある紙をくれるでしょう。
(訳注 日本の場合、とりわけ精神科では医師による説明がなされていないため、薬剤師も向精神薬については説明を躊躇する場合が多いようです。以下原文の記述はアメリカにおける情報源の説明なので省略します)。

戦略2 自分自身について違ったとらえ方をすることを学びましょう
1.自分自身を信じましょう
 自分自身については主治医よりも自分がはるかによく知っているのです。自分自身と自分の認識を信じることからはじめましょう。自分の感覚、考えあるいは認識が狂っているのだと告げられて以来、私にも自分の認識を信頼しがたいときもありました。自分自身を再び信じることを学んでいくことは回復の一過程です。私がもっとも狂っているさなかですら、私の体験のすべてについては信じるべき核がありました。不愉快な薬の副作用を体験しているならば、たとえば、無気力感、便秘、性欲の減退、二重視などなど、自分の認識を信じなさい。そんな副作用は全部あなたの頭の中にあるだけなどと他人に言わせておいてはいけません。薬剤師あるいはその薬を使っていた友人に聞いてみましょう。あるいは本やインターネットで調べてみましょう。そうした不快な薬の作用を体験しているのがあなただけでないことはよくあります。

2.回復というのはあなた自身の力による回復です
 「薬のおかげでよくなった」ということをよくききます。でも化学薬品だけがすべての回復をもたらしたと信じてはいけません。薬が役立つと考えていたとしても、回復しそしてその状態を維持していくために自分がしてきたことをすべて見つめてごらんなさい。薬は回復へのドアをあけてくれることもあります。しかしそのドアを通り抜け新しい人生を築き上げられるのは勇敢な人間だけです。

3.あなたの疑問こそが重要です
 一定期間向精神薬を服薬している人は誰でも以下の重要な疑問をもっているのではないでしょうか。
* こうした薬をやめたらいったいどうなるのか?
* 「本当の私」というのはいったいどんなものだろうか?
* 服薬は意味があるんだろうか?
* 服薬の代わりに症状を楽にするために学べる薬以外の方法というのはいったいあるのだろうか?
* ずっと服薬しなければならないのだろうか?
* 遅発性ジスキネジアがあるのに、それが服薬している向精神薬のために隠れてしまっていることはあるだろうか?
* 服薬している薬に関して長期服用の影響についての研究はない。危険だろうか? 長期服用の影響についてどうなのか分からないのに危険を冒していいだろうか、私はそれでいいとして服薬しているのか?
* 服薬する薬に依存していないだろうか?
* 長期の服薬は記憶障害や認識能力の減退という結果はもたらさないだろうか?
こうした疑問をもつことは全く「狂っている」ことではありません。しかし残念なことにこれらの疑問が出るのは当然だと考えている精神保健専門家はほとんどいません。回復に向けたシステムであるなら薬物解毒のセンターがあるべきですし、これらの重要な疑問を探求するために合理的に薬をやめる計画を立てるためのさまざまな支援が準備されるべきです。

戦略3 精神科医について違った考え方をしてみましょう
1.私たち患者自身の利益をかえりみる暇がない精神科医が多い
 私たちは精神科医というのは自分の患者の治療歴について完璧な知識をもっているものだと誤解しています。マネイジドケア(訳注:保険を支払う会社がさまざまな形で医療内容を決めたり制限したりする米国のシステム)のご時世では精神科医はどんどん患者を増やして一人一人の患者に使える時間はどんどん少なくなってきています。患者に薬を処方するにあたってカルテを全部読むことなどしない精神科医がほとんどです。仮にカルテを全部読む医者であっても、あなたが何年間にもわたり試してきたさまざまな薬と薬の組み合わせをすべて確認し、そしてそうした薬の結果がどうであるかを知ろうとする医者はほとんどいません。こうしたことを考えると、どの症状のためにどれだけの量そしてどれだけの期間、どんな薬を試してきたか自分でカルテを持っていることはとても重要だと私は考えるようになりました。私は前に試したことがあるかどうか確認するためだけに常に自分の記録をチェックしています。私は効果がないばかりではなく有害ですらある薬を試してみる気はしません。

2.精神科医はしばしば対立した利害関係におかれています
 精神科医は私たち個人の利益に奉仕していると考えていれば、安心できます。でもこうした仮説を信じるのはあまりに素朴すぎます。対立する利害関係の中で臨床の倫理が引き裂かれているとこぼす精神科医はたくさんいます。とりわけマネイジドケア体制の下での精神科医にかかっているなら、その医者がどの資本の経営下のサービスで働いているのか確認しておくことは大切だと私は考えます。言い換えれば、高い薬ではなくて一定の種類の薬を処方するようマネイジドケアの会社から支払いをチェックされている精神科医もいるということです。もしそうなら私たちはそのチェックの内容を知らなければなりません。

3.精神科医も間違えることはあります
 診断、投薬、あるいは電気ショックなど他の身体的な治療に関してセカンドオピニオンを求めることをすすめない精神科医はたくさんいます。しかしある時期から私はセカンドオピニオンを求めることは大切だと考えるようになりました。マネイジドケアの下でもあるいはメディケイドやメディケア(高齢者は貧困者に対する福祉的医療)を受けていても、重要だと思うことに関してはセカンドオピニオンを取ることは可能です。電話をかけまくらねばならないし、権利行使のために友人の助けすら必要なわずらわしい手続きが必要ですが、できることですしそしてやるだけの価値のあることです。

4.精神科医はすべてのことに関する専門家ではありません
 精神科医のほとんどは生物学の優位を信じています。ほとんどは機械的物質的世界観の持ち主です。したがって、あなたが精神病と診断されていて、霊的な法悦体験、神秘体験、超能力あるいは同様の体験について精神科医に話せば、精神科医はそうした体験は狂気あるいは病状と受け止めるでしょう。
 自分自身の力を取り戻すひとつのやりかたは、精神科医に何を話して共有し、何は話さずに秘密にしておくかを慎重に選別して、自覚的にコントロールしておくことです。
 精神科医との面接は告白である必要はないのです! 神秘的体験についてはそうしたことの分かる神秘主義者と話しなさい。テレパシーその他については超能力者と話しなさい。

戦略4 精神科医と面接する準備をしましょう
1.面接のたびに自分の話す議題を決めましょう
 精神科医がすることやしていないことに対して単に反応するのではなくて、精神科医と面接するために自分自身の議題を準備しておくことはとても大切だということが分かってきました。議題を準備するためには自分自身の今現在の目的が何かを決めることが重要です。薬を飲み始めること、薬を変えること、薬を減らす計画、薬をやめる計画、遅発性ジスキネジアのチェック、薬の副作用の解決法、あるいは試している薬の効果の報告、などが議題としては考えられます。可能であれば、それぞれの面接のたびにひとつの獲得目標を立てましょう。

2.自分の考えと心配事を整理してみましょう
 精神科医と面接する前に準備しておくことはとても大切だということもまた分かってきました。私は自分の考えを整理し書き留めておくための書式を開発しました。この面接の準備のためのガイドはナショナル・エンパワーメント・センターで入手できます。

3.問題を具体的に把握しましょう
 自分の心配していることに関して具体的に把握できれば、精神科医との面接を自分たちのものとして活用できます。たとえば、精神科医が、「新しい薬の効き目はいかがですか」という質問で面接をはじめたとしましょう。これに対してあなたが不明確に「ええ、少しはよくなったと思います」と答えた場合と、そうではなくて以下のように答えることができた場合を比べて見ましょう。「ええ、この薬を試す前は、うつ状態がひどくて、7日間仕事を休み、14日間寝たきりで3パウンドやせました。でもこの薬をはじめて新しい対処の仕方をするようになったこの2ヶ月間は仕事を休んだのは2日間だけで体重ももとに戻りましたし、部屋に閉じこもっていたのは4日間だけです」。どちらが自分の力を取り戻していると感じますか。このように問題を具体的に把握すれば、自分の人生を支配する権威者としてではなくて共に問題を探求する者として精神科医を位置付け、私たち自身が自分の人生の運転席に堂々と座ることができます。このように問題を具体化して把握することは難しいと思うかもしれませんが、そうではありません。自分の服薬についてあるいはそれと同時に日常生活でのセルフヘルプの試みについてどうやって記録していくかを学び、精神科医と会う前にその情報を整理要約すればいいだけです。服薬あるいはセルフヘルプの試みの記録ガイドはナショナル・エンパワーメント・センターで入手できます。

4.自分の疑問を書いて見ましょう
 精神科医と会う前に自分の疑問を書いておきましょう。するべき質問を持って面接しましょう。私の経験からいって面接というのはとても緊張するものですが、自分の質問を書いて持っていくと少しはリラックスできます。新しい薬を試そうとしているなら、以下の質問を必ずしましょう。
*この薬が効いているかどうかどうしたら正確に知ることができますか?
*この薬の効果がわかるにはどれくらいの期間服用すればいいのでしょうか?
*この薬がもたらす悪い影響や副作用は何ですか?
*もし副作用に気づいたら何をすべきですか?
*この薬を試している期間にドクターとチェックしたい心配や疑問がでた場合どうやってドクターと連絡が取れますか?

5.ロール・プレイ(訳注:この場合は精神科医役を決めて面接の予行演習をすること)
 精神科医と会う前に信頼できる友人や誰かとロール・プレイをするのは役に立つ場合があります。自分自身の力を信じ活用するという立場で精神科医と話すやりかたを学ぶというのは、身に付けるために学習しそして練習しなければならない技術です。辛抱強く時間を掛けて身に付けましょう。

戦略5面接の主催者となりましょう
1.ノートとペンを持って面接しましょう
 精神科医と話しているとき精神科医は私たちに見せないでせわしげに記録を走り書きするので、気力を失ってしまう経験している仲間がたくさんいます。自分自身のノートとペンを持っていって自分でも記録をとるのは受動的な患者役割という習慣を打ち破るのにはとてもいい方法です。面接のときに記録をとっていれば、私たちの側にも具体的で能動的な行動が可能となります。ノートをとることは重要事項を記憶する手助けにもなります。

2.面接をテープ録音しましょう
 私は精神科医と会っているときにとても不安になることがあり、そのために重要な情報を聞き逃してしまうことがあります。面接をテープ録音しておけば、後で聞きなおすことができ私が聞き逃したかもしれない重要な情報を拾うことができます。テープ録音する前にはいつも許可を求めてきました。訴訟を恐れて非常に嫌がる精神科医もいましたが、私がなぜ録音したいのか説明するとみな同意してくれました。

3.面接のはじめに今日話したい議題を明らかにしましょう
 面接の準備作業ができていれば、今日、精神科医との面接で何を獲得したいのか目的が明確になっているはずです。私の話したい議題、心配なこと、そして自分の観察結果を書いた紙を2部持って幾度も精神科医の面接に行きました。私は1部を精神科医に渡し、面接のはじめに声を出して読み上げます。私の体験では面接開始の私のやり方は当初は多くの精神科医の反対にあいました。精神科医は自分の話したい議題を持って面接をはじめるのになれています。その議題とはたいてい不明確で、議題の内容というよりはむしろ、私が質問に答えるときに臨床的な兆候や症状を観察しようという意向に彼らは意識を集中させています。しかし私の発言で面接をはじめ、精神科医にはその後で話させるというやりかたに固執し続けていたら、精神科医たちも私が準備してくることは役に立つとすぐに感じはじめたことが分かりました。実際私がかかっている精神科医の中には私の議題のコピーを保存してカルテに閉じこむ人たちもいます。面接をはじめる発言についての文章例についてはナショナル・エンパワー・センターにご連絡ください。

4.友人や権利擁護官と一緒に行きましょう
 歯医者や身体的な検査に友人や支援してくれる人を連れて行く人はたくさんいます。精神科医と会うのに友人と一緒にいくのはとても意味があります。とりわけあなたが受動的な患者役割を生まれてはじめて打ち破り、自分自身の力を取り戻すことを学ぼうとするときには大きな意味があります。

 以上の戦略は私には役に立ちました。同時にこうした戦略は私がかかっている精神科医と私の間の力関係を変えるのにも役立ちました。おそらく上記の戦略の幾つかは皆さんにも意味があるでしょう。自分なりの戦略について議論なさる方もおられるでしょう。重要なのは皆さん自身が、自分の力を取り戻し自分自身の回復と治療の指揮官になることができるという認識をもつことです。面接準備ガイドの無料資料を入手したい方は以下の無料電話をお使いください、喜んでお送りします。
(原題 Reclaiming your power during medication appointments with your psychiatrist 仮訳 長野英子)
原文は以下のサイトよりhttp://www.power2u.org/selfhep/reclaim.html

8月18日(日) 「街」日誌
かやくソーメンを食べるヨーコちゃん コーヒーを飲むアリちゃん 一時過ぎ、沖縄・名護に出発


アリちゃんに来た住民票コード
光に透かせば、ハッキリ読める
紙をうまく折れない洋平君のために、則子さんが紙折り機を作成
 有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ。韓国人のコンさんも参加。その後のミーティングにも残り
色々話し合いました。


 神戸のシンガー、
おーまき☆ちまきさんから
野菜が送られて来ました。
 いつも通信ありがとうございます!
みなさまのご活躍には圧倒されっ
ぱなしです。
CDを、すてきなCDをいただいてしまい、ありがとうございます (^^♪

「ゆーじ君」のうたは、大阪の集会でもうたわれていました。すごいねえ!
いっぱい売れるといいですね。

      おげんきで、また。ね。
          おーまき☆ちまき
夕食は、ゴーヤ・チャンプルー、
三枚肉、ニンジンサラダ、モズクなど
沖縄風で攻めてみました。
「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議が9月29日に集会を開きます。併せて、この間の闘いの報告も致したく思います。長文になりますが、よろしくお願いします。

9・29保安処分新法を廃案に! 討論集会のお知らせ    
 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法案」(保安処分新法)は、精神障害者を先頭とする多くの仲間の反対の闘いによって、先の国会での成立を断念させることができました。しかしここで闘いを中断することはできません。小泉政府は何としても秋から始まる臨時国会でこの法案を成立させようとねらっているのです。

 阻止共闘は秋の闘いにむけての第1歩として9月29日に次の通り討論集会を呼びかけます。多くの皆さんの参加を訴えます。

◆9月29日(日)午後1時〜5時
◆代々木上原区民会館 4階(渋谷区上原1−18−6電話:3467-1349)
  小田急線・千代田線代々木上原下車/徒歩6分
◆議題
・これまでの闘争報告
・各地の闘う仲間から
・法案の批判・問題点
・今後の闘いをどう進めるか
・その他

参加費(資料代を含む)300円

 主催/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議
 東京都港区新橋2−8−16 石田ビル  救援連絡センター気付
  (03)3591−1301  FAX(03)3591−3583

  
心神喪失等医療観察法案を廃案に!
 
保安処分新法成立阻止−対国会闘争の報告
               「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議事務局

 先の国会に上程された「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法案(保安処分新法)」は重大な犯罪を犯した精神障害者を「再犯のおそれがある」として、強制的かつ永久的に国が指定した医療施設に拘禁しようとする露骨な保安処分立法です。

 阻止共闘は絶対にその成立を許してはならないという立場で、国会前での座り込みやビラまき、国会傍聴など連日のように対国会闘争を展開しました。全国各地でも精神障害者の仲間を先頭に活発な反対の闘いがくり広げられ、結果として政府は今国会での強行成立を断念せざるをえなかったのです。

 しかし7月30日国会終了間際に衆院法務委員会は秋から始まる次の臨時国会での継続審議を確認しました。国会は今夏休みに入っています。秋からの闘いに向けて今から準備をしていこうではありませんか。法案の廃案をめざして共に闘い抜きましょう!!

◆これまでの経過
3月15日 新法閣議決定
3月18日 新法国会上程
5月28日 衆院本会議で森山法務大臣と坂口厚生労働大臣から法案提案趣旨説明
       民主党から対案の提案趣旨説明 両提案を受けて質疑
5月31日 衆院法務委員会で提案趣旨説明
6月 7日 法務委員会で与党による質問と応答
6月28日 法務委員会で野党による質問と応答
 官僚の用意した回答を棒読みするだけの森山法相の答弁が目立つ。森山法相はすでに精神保健福祉法の措置入院で自傷他害のおそれを判断しているのだから「再犯のおそれ」を判断することも可能だと答弁。坂口厚労相は措置入院と新法の処遇とはどう違うのかという質問に対して、措置入院の自傷他害のおそれは現時点での判断であり、新法の再犯のおそれの判断は近い将来までの範囲と回答するなどくいちがいを見せた。

7月 5日 法務委員会と厚生労働委員会との連合審査。与野党質問
 両大臣の答弁の違いを追及されると坂口は前の答弁をひるがえし、森山と同じだと意見を変えた。また現在の措置入院には都道府県によってばらつきがあり、長期入院の弊害など問題点が多いと追及されると、森山はだから新法が必要だ、都道府県に判断を任せるのではなく、国の責任で処遇を決定するなどと現状の欠陥を逆手にとった答弁で開き直る。またこの法案が保安処分だとする批判には、法律の目的が「医療と社会復帰」にあるのだから保安処分ではないなどと強弁。まさに医療を治安の道具にする保安処分そのものである。

7月 9日 同連合審査で参考人質疑 法律家や精神科医から意見をきく(その後審議中断)
7月12日 同連合審査で与野党から質問 
7月26日 各党から問題点を出し合って検討会を開く予定だったが流れる。
7月30日 法務委員会で継続審議を決定(与党3党と民主党、自由党が賛成/継続審議に反対し廃案要求したのは社民党と共産党の2党だけ)

◆各党の態度
 阻止共闘は国会議員全員を対象に議員会館を回り、新法の廃案を訴えました。また民主党の対案についても政府案が新しい法で精神障害者の再犯を防ぐとしていることに対して、現行法の精神保健福祉法をより治安主義的に改悪して精神障害者の犯罪を防ぐという内容であり、精神障害者の犯罪を防止するという点では政府案と同じ保安処分推進の立場であるという点から批判をしています。

 その上で各党の対応は次の通りです。
与党3党―法案支持
民主党―案(現行法の措置入院制度強化と精神鑑定の充実など)
社民党―法案・対案とも反対 
共産党―5月30日に「重大な罪を犯した精神障害者の処遇の問題で国民が納得できる道理ある制度を」なる見解と提案を発表→再犯のおそれを判定することは可能とするなど、法案に賛成するかと思われたが、最終的には法案・対案とも反対自由党ー政府案も民主党案も本質的対立点はない。両方のいい点を合わせればいい。

◆阻止共闘としての今後の闘い
 全国各地の病者を先頭とした闘い、地域での生活に根付いた闘い、病院に入院している仲間との交流を深めながら、法案廃案・保安処分阻止の闘いを展開していきましょう。 

 9月29日(日)午後1時から代々木上原区民会館にて秋の闘いにむけた討論集会を開きます。
白  保  メ  ー  ル       No.32       Aug.15.2002     
 白保メール 1周年
 昨2001年8月15日に石垣島在住の三人が『白保メール』を発刊して、ちょうど一年経ちました。
 公式見解ばかりが幅を利かせ、一人一人の思いが表明されることの少ないかに見えるこの島で、「個人の資格と責任で」発言することを基本に置いて、おおむね隔週の頻度で発行してきました。読者の皆様の御声援と御愛読に感謝しております。

 この一年を振り返り、発行者三人がそれぞれ、今思うことを書いてみました。

 <進路決定>    谷崎 樹生
 この一年、私達白保メールのメンバーはそれぞれの立場で八重山の望ましい未来についてみなさんに正しい判断をしていただけるよう、正確な情報を提供し、具体的な提言もしてきました。

 私達三人の考えは基本的に一致しています。新空港の建設は島の自然環境だけでなく、社会環境をも大いに混乱させる危険性があることは明らかですから、現空港の改良がもっとも現実的な選択肢であるということです。効果的な騒音対策を何も施していない現空港の現状をこのまま放置して良いわけがありません。

 現在、八重山では役所・政治家・経済界・マスコミが、こぞって「郡民の総意で新空港の実現を!」という気運づくりに躍起になっていますが、世の中の流れを決めるのはいつの時代でも「大衆」なのだということを忘れてはいけません。

 金と権力を持った一部の人がマスコミなどあらゆる機会を利用して世論を操作し、大衆を誘導しようとするのが世の常で、愚かな大衆がまんまとそれに乗せられてしまうというのがこれまでのこの国の姿でした。しかし、時代は変わらねばなりません。

 私を含めて金も権力も持たない愚かな大衆は、いつまでも愚かであってはいけない!そう思います。八重山の人と社会と自然にとってどのような未来がもっともふさわしく、望ましいのかを、大衆の一人として私達が自分で考え、自分で判断せねばなりません。

 島の進路を決めるための正しい判断をしていただくために「白保メール」があなたのお役に立てることを信じています。

 <新石垣空港が島にもたらすものとは?>        小林 孝
 石垣島北部のいわゆる過疎地域に、新たなリゾート計画が興っています。おそらく新空港が出来るという前提で、本土資本がお金儲けのために動き出したのでしょう。本土の資本によるリゾート施設であれば、そこで観光客が落としていったお金は、本土に逆戻りです。石垣島は、本土の資本を肥やすために、自分たちのたぐいまれな自然環境が残る楽園を提供し、あとは「まぁいいさぁ」で済ませてしまうのではないか。そんな懸念が頭をよぎります。

 現在、沖縄ブームであるようです。しかし、表面的な沖縄人気が高まっているだけでしょう。ブームというものは大抵がそうですが。「沖縄ブーム」の流れの中でも、結局は沖縄がヤマトゥに利用されているだけではないか。この島にやってくる来訪者の中にも、「人の島にお邪魔している」という感覚に欠けた無作法な人々が、今年は特に目についています。

 新空港が完成すれば、そういう無遠慮な人や資本が流れ込み、この島の「素朴で純情」な体質が、ずたずたにされてしまうのではないかという心配が、最近さらに強くなっています。「考えすぎだ」という島の人もいらっしゃいますが、本土の資本がどういうものか(最近では食品会社の不祥事が続いていますが、日本の企業というのは多かれ少なかれあのような体質でしょう)を知っている身としては、この心配は当たらずといえど遠からず、と懸念しています。だから、この島をそうした被害から遠ざけるためにも、新空港問題の本質論議をしたいものです。自分たちとは意見が違うよそ者を黙らせるための「シマンチュvsナイチャー」という論点のすり替えでは、新空港問題が抱えるさまざまな疑念が解決しないことは明らかでしょう。

 この島の幸せな未来のために、もっと真摯にやるべきことがあるはずです。

 
<与那国にジェット機が飛んで>           鷲尾 雅久
 3年前、1999年の7月16日は、与那国空港にジェット機が就航した日でした。滑走路をかさ上げして強度増加を図り、それまで飛んでいたYS-11型機に替えてボーイング737型機が飛ぶことになったのです。

 当時の新聞によると、与那国町長は、ジェット機就航を「島の発展を担うもの」として歓迎し、「町民生活への貢献だけでなく、水産物などの物資の搬送や観光客誘致の面での貢献は計り知れない」と述べたといいます。沖縄県八重山支庁長も似たようなあいさつをしています。

 しかし、ジェット機就航で乗客定員が2倍に増えたため、1日2往復あった石垣路線は1往復に減らされました。利便性の低下は明らかでした。

 それまでほぼ増え続けてきた飛行機の旅客数が1999年度には減少したため、2000年7月から急きょ39人乗りのプロペラ機を週3往復ずつ石垣間及び那覇間に追加就航させました。しかし、2000年度の旅客数は1995年度をも下回っています(2001年度は未発表)。入域旅客数も減り、2000年下半期は、90年以降で最低となっています。ジェット機就航で観光客誘致を目論んだはずが、むしろ観光客にそっぽを向かれるという、皮肉な結果となったようです。貨物量の方は1999年度に増加しましたが、2000年度には減少しており、これも期待に応えてはいないように見えます。

 問題は、こうした事態は当然予見されたはずだということです。「バラ色の夢」を振りまいた人達はどう釈明するのでしょう。

 同様な「バラ色の夢」が新石垣空港についても言われています。それも、冷静に考えれば、多くは「夢」に終わる可能性のあるものです。

 新石垣空港の環境に対する影響の予測評価(アセスメント)はこれから始まりますが、同時に、社会、経済面でのアセスメントが求められていると思います。
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♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。
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白保メール NO.32  02.8.15

発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp

8月17日(土) 「街」日誌
援護寮で暮らしているサトちゃん
が見学。新メンバーになりました。
本多さんからオカラの差し入れ 昼食は、「街」の夏名物のスイトン。
戦争について考え、反戦平和を誓う
有事法制、医療観察法案、住民基本台帳ネットワーク反対 「街」前ライブ
ケイコさんから4`のスパゲッティ
夕食は17日に沖縄に戻るアリちゃん&ヨーコちゃんの送別会に16人参加。 金曜日、夜の店長・天カメさん
住民基本台帳ネットワークの録音 寄付されたジュゴンTシャツを
着るヨッシー
ガンちゃんは、9/2、ヨッシーと一緒に
宮城康博候補の応援で沖縄に行きます。
      
夕張・羊蹄山メロンを食べるアリちゃん&ガンちゃん      緑のタヌキを食べる洋平君、ラーメンを食べる則子さん
住基ネットのコード番号通知書、練馬区に回収要請 −−土屋俊測区議
 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の運用開始に伴い、練馬区が住民票コード番号を通知するため全区民に発送した封書が、光にかざすと開封せずに番号が読み取れることが判明し、「オンブズマン練馬」代表の土屋俊測区議が15日、同区に通知書全面回収と、区民全員の番号振り直しを申し入れた。(毎日新聞)
視覚障害者らへの通知延期=住民票コードで沖縄・石垣市(時事通信) (17日7時3分)
<住基ネット>はがきに遮光シールを張り発送へ 埼玉県草加市(毎日新聞) (17日3時20分)
<住基ネット>はがきに遮光シールを張り発送へ 埼玉県草加市(毎日新聞) (17日3時3分)
住基ネットの住民票コード、すけすけ−−山口市でも圧着はがき使用 /山口(毎日新聞) (16日20時30分)
住基ネット 住民票コード通知はがき、透けぬよう改善へ−−松江市/島根(毎日新聞) (16日20時21分)
住基ネット開始でトラブル 誤配や「透けて見える」など苦情相次ぐ−橿原市 /奈良(毎日新聞) (16日20時10分)
住基ネット 通知書「番号透ける」苦情9件 窓口で変更可能を説明−八日市市 /滋賀(毎日新聞) (16日20時7分)
住基ネット稼動 通知書「住民票コード透けて見える」 宇治市で苦情7件 /京都(毎日新聞) (16日20時7分)
住基ネットへの苦情、未配達分を回収し遮光シールで対応−−藤沢市 /神奈川(毎日新聞) (16日19時21分)
住基ネットのコード番号通知書、練馬区に回収要請−−土屋俊測区議 /東京(毎日新聞) (16日19時21分)
住基ネットの通知はがき、竜ケ崎で2世帯に届かず コード番号変更を申請 /茨城(毎日新聞) (16日19時3分)
仙台市側の送信OK−−住基ネット、問題が解消 /宮城(毎日新聞) (16日18時51分)
住基ネット郵送はがき、トラブル相次ぐ 透かすと見える、ぬれて見えない /岩手(毎日新聞) (16日18時41分)
住基ネット通知に苦情相次ぐ 広島県内 - 中国新聞 (16日13時58分)
住民票コード通知書の発送延期 住基ネットで京都市(京都新聞) (16日13時11分)
<住基ネット>京都市がコード通知を延期(毎日新聞) (16日12時36分)
住民票コード、透けて見える 守山と八日市で苦情(京都新聞) (16日9時41分)
住基ネット中止を申し入れ 宇治市長に共産議員団(京都新聞) (16日9時35分)
「4や9は縁起悪い」住基ネット番号の変更申請が続々(読売新聞) (16日5時33分)
<住基ネット>通知書「透け」 苦情が相次ぐ(毎日新聞) (16日3時2分)


8月16日(金)
 「街」日誌
社民党 「8・15 平和集会」でライブを頼まれたので、「ヨッシーとジュゴンの家」…
アリちゃん&ヨーコちゃん、ガンちゃん、新カメさん、ヨッシー、フッ君、洋平君、チューやんの8名で行ってきました。
社民党本部 社会文化会館第一会議室 お弁当が出ました。
 こんな豪華な弁当、見たことないワ (^o^)丿 開会
土井たか子さんの挨拶 神楽坂女声合唱団の「緑の星に」 田英夫・前議員
「なぜ海員組合は有事法制に反対するのか」全日本海員組合からのアピールの後で、
「ヨッシーとジュゴンの家」のライブの始まり。
フッ君、小泉首相タタキをもって福島瑞穂幹事長席に…
ライブで前半終了
休憩タイムなのでCDを売りました。

後半は、
「戦争体験を次世代にどう語り継ぐか」
というシンポジウムがありました

「街」に戻ると、
肉野菜炒め、豆腐サラダ、
ビールが待っていて、

夕食を食べながら、
ライブのことを話しました。
ジュゴンニュース Vol.11(2002/08/15)    SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)発行
Index
    ▲  新基地基本計画合意に地元が反発
    ◆  ジュゴン国際シンポジウム & 講演会
                         (9/28・29:東京 9/26:沖縄)
    ● 「ジュゴンの海と沖縄−基地の島が問いかけるもの−」
                               好評発売中!
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  ▲ 新基地基本計画合意に地元が反発
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  名護市議会・軍事特別委員会で、白紙撤回を求める意見書が1日に全会一致で採択されたことを受けて、8日に開催予定の名護市議会は、政府の介入で意見書提案者が次々と離脱し、流会になりました。

  10日夜には地元説明会が開催され、「もっと外側に」とリーフ上埋め立て案に反発する地元住民に対し、那覇防衛施設局岡崎局長や内閣府真部参事官は建設位置の変更の可能性を認め、今年中に開始される予定の環境アセス後に最終的に建設位置を確定することを明らかにしました。

    名護市議会流会・地方議会の権威はどこへ (8/10:琉球新報)
    http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/sha20/s020810.html#shasetu_1
    「白紙撤回」の提案者が次々離脱/名護市議会紛糾(8/9:琉球新報)
    http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_08/020809a.html
    位置変更の可能性も、
          アセス後の最終案で確定/普天間代替(8/11:琉球新報)
    http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_08/020811a.html

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃みなさんの声を直接日本政府へ送ってください     ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  内閣府沖縄担当部局
     http://www.iijnet.or.jp/cao/okinawa/opinion-okinawa.html
     このページから「普天間飛行場の移設に係る取組」に関して
     意見することができます。

 防衛施設庁
     info@dfaa.jda.go.jp
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃        ★ ジュゴンをまもる署名にご協力ください ★              ┃
 ┃             http://www.sdcc.jp/J/sign.html                        ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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  ◆ ジュゴン国際シンポジウム(9/28,29:東京)& 講演会(9/26:沖縄)
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  9月28,29日に開催するジュゴン国際シンポジウムの概要が決まりました。
  ジュゴン研究の世界の第1人者であるヘレン・マーシュ(オーストラリア)、フィリピンのロメオ・トロノさん(WWFフィリピン)をお招きし、国内からは、清野達男さん(環境省)、粕谷俊雄さん(帝京科学大学)、島津康男さん(名古屋大学)、花輪伸一さん(WWFジャパン)、吉田正人さん(日本自然保護協会)、宮城康博さん(SDCC)の報告があり、沖縄のジュゴン保護の行動計画を提案します。

  また26日には沖縄・名護で講演会を行います。

  ■「ジュゴン国際シンポジウム −ジュゴンの研究と保全の行動計画−」

  日程−9月28日(土)29日(日)
  場所−国立科学博物館新宿分館
         (東京都新宿区百人町3-23-1、03-3364-2311)
          http://www.kahaku.go.jp/sinjuku/

  主催−WWFジャパン、日本自然保護協会
          ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)

  ■ 「ジュゴン講演会」(仮)
    講演−ロメオ・トロノさん(WWFフィリピン)他
    日時−9月26日(木)18:00〜
    場所−名護市民会館中ホール(沖縄県名護市港2丁目1番1号)
        http://www.city.nago.okinawa.jp/koukyou_shisetu/5_shimin_kaikan.htm

 ★ ボランティアスタッフ募集中です
 シンポジウム成功のためには多くの方々のお力が必要です。翻訳、宣伝、資料作成、企画など多くのボランティアスタッフを募集しています。ミーティングにはどなたでも参加できます。

 -- ボランティアスタッフミーティング(東京) --

  対象:ボランティアスタッフご希望の方はどなたでも参加できます。(翻訳・通訳・DTP・パソコン・イラスト・編集・ビデオ・写真等のできる方,現地調査にご協力していただける方〜ダイバーなど。分野は
  問いません,お手伝いしてくださる方を大募集しています!)以下の日時・場所にて行います。

  ○第2回
   8月28日(水)19:00〜21:00
    八丁堀区民館(JR八丁堀,地下鉄日比谷線八丁堀徒歩5分)
    http://www.city.chuo.tokyo.jp/map/05.html
  ○第3回
    9月5日(木)19:00〜21:00
    八丁堀区民館(JR八丁堀,地下鉄日比谷線八丁堀徒歩5分)
    http://www.city.chuo.tokyo.jp/map/05.html
  ○第4回
    9月12日(木)19:00〜21:00
    新富区民館(JR八丁堀,地下鉄日比谷線八丁堀徒歩5分)
    http://www.city.chuo.tokyo.jp/map/03.html
  ○第5回
    9月19日(木)19:00〜21:00
    港区生涯学習センター「ばるーん」(JR新橋駅徒歩5分)
    http://www.kissport.or.jp/sisetu/study/study.html
  ○第6回
    9月26日(木)19:00〜21:00
    新富区民館(JR八丁堀,地下鉄日比谷線八丁堀徒歩5分)
    http://www.city.chuo.tokyo.jp/map/03.html

  お問い合わせは、info@sdcc.jp まで。

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  ● インフォメーション
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 ★ 好評発売中  ★

     「ジュゴンの海と沖縄−基地の島が問い続けるもの−」
             http://www.sdcc.jp/J/cargo/
        SDCC編  高文研  本体1500円税75円

  ◎ 新聞にもとりげられました

  琉球新報(8/12)
  「基地に揺れる島と“人魚”の声/「ジュゴンの海と沖縄」発刊 」
  http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_08/020812ed.html
  沖縄タイムス(8/10)
  「ジュゴンで報告書 基地や自然を問う」

  8月10日発売されています「ジュゴンの海と沖縄」ですが、沖縄タイムスや琉球新報にも紹介され、問合せ・注文が相次いでいます。年内にも基地建設を巡る環境アセスメントが開始されようとしている中で、辺野古の海がどのような自然環境や社会環境を育んできたのかがよく分かるこの本は、タイムリーな一冊です。 お求めは、以下のページから
  http://www.sdcc.jp/J/cargo/
  申し込んでいただくか、冊数×1575円(送料は特別にサービスいたします)を下記口座までお振込み下さい。

  郵便振替 00140-9-660199
  加入者名 「ジュゴン保護キャンペーンセンター」

  ご入金確認後発送させていただきます。
・‥‥……━━━━ Save Dugong Campaign Center ━━━……‥‥・
              ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
                        TEL/FAX 03-5228-1377
                        http://www.sdcc.jp/
                           info@sdcc.jp 


8月15日(木)
 「街」日誌
練馬区、8/14 「住基ネット」の「住民票コード」が一斉に発送され、ハネやん一家にも届いた!

 たくさんのお客さんが、どうしたらいいかを聞いていきました。当面は、
 @、開封しない場合は、受け取り拒否
 A、開封した場合は、封筒に入れて返送します。
その上で、8月下旬〜9月上旬あたりに、1000人ぐらいの区民で練馬区に抗議大行動をしたいですね。


住基ネット反対・コーナー
 抗議する区民 夕張メロンが到着  金城先生からドリンクの差し入れ
住民基本台帳ネットワーク、有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
夕食はグリーンカレー  三浦さん登場 8・15集会用の練習
流し目マック 寝たふりマック
「予防拘禁法案を廃案へ! 秋季共同行動」への呼びかけ     
 先の通常国会に上程された【心神喪失者等医療観察法案】の廃案を共に目指している皆さん。
 7月30日に国会の任期は終了し、この法案は継続審議となりました。したがって、法案の審議はこの秋に行われる臨時国会の場に移されることとなりました。しかし、国会の動きとして、廃案へ向かっているわけでは決してありません。30日の法務委員会では、社民党、共産党の反対はありましたが、採決により継続審議となりました。

 私達は、これまで実行委員会を作って5.6集会(360人)、6.23集会(200人)、7.18国会デモ(130人)を行ってきました。

 情勢は非常に厳しいものはありますが、私達はこれまでの運動の実績を踏まえて、この秋に向けて廃案を目指した闘いを多くの人達と共に作っていきたいと考えています。

 8月11日に秋の闘いに向けた相談会がもたれ、以下の内容で実行委員会への呼びかけが話し合われました。
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 名称 精神障害者差別・保安処分を許すな!
 予防拘禁法案を廃案へ! 
 秋季共同行動 
    
 共闘の基本原則
    @ 「廃案!」の一点での共闘
    A 共に討論、共に闘いながら相違を埋めていく

 賛同人(個人、団体)を募る

 集会、デモ
    10月6日(日) 2時〜   文京区民センター
 連絡先 陽和病院労働組合 03−3924−6646
                    090−1254-8360
 
第1回実行委員会  8月22日(木) 7:00〜 
    場所 飯田橋シニアワーク東京 5F会議室 
    東京都千代田区飯田橋3−10−3  TEL03−5211−2310
    飯田橋駅 下車5分

 「予防拘禁法を廃案へ!秋季共同行動」実行委員会(準)

  
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