オープンスペース街・日誌

2002年8月@


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8月5日(月) 「街」日誌

8・5(月)〜8・11(日)まで、リサイクルショップ「街」は夏休みになります。
 
では、みなさん、お元気で (^o^)丿
 朝、7時15分、

サクちゃん、洋平君、チューやん、フッ君が
ヒロシマに向けて出発。

 ガンちゃんは、遅刻したので、
 記念写真に、もれたけど、
 遅れてみんなと合流できました。

 行ってらっしゃ〜い (^^♪
 3時から最後の練習をした後で夕食。肉団子とナスのミートソース  祖母の90歳の会に出席
6時過ぎ、深夜バスでヨッシーは
一人ヒロシマへ出発
フッ君は一人で「ゆーじ君」の練習 当日、ライブで使う住民基本台帳
ネットワークの作成

8月4日(日) 「街」日誌
 「街」名物、ウナギトロロ丼を食べる
今日から新メンバーのマリアさん
床屋に行って、ベッカム・ヘアーにした洋平君
 有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
 左、一年ぶりに復帰の森永君  訴えるオヤジさん
有事法制反対100万人署名は、600名を越えています。練馬区の人口は672,994人(7/1現在)、それを17の出張所で割ると、この地区で暮らす人は4万人弱。その内、「街」の前を通る人は6000人もいないと思うが、署名数は600名で、約10%の人がしてくれた計算になる。それで行くと1000万人署名以上に相当するのかなぁ。
 ヒロシマの練習が続きます。 フッ君も床屋に行きました。
高校生主催イベント
8・5平和文化祭2002
feel the world
〜広島youth  見つめようpeace〜
 平和って何? 戦争って何?
        有事法制が成立したら、僕らはどうなるの?
    ヒロシマの高校生が訴えます!
   未来の平和に向かって、インターナショナルな「耳」と「目」で、
      大切な何かを感じて下さい!!
イベント内容
ステージ ♪高校生5バンドによるロック、フォークライブ&有事立法についての主張!
特別ゲスト 反戦メッセージソング「ヨッシーとジュゴンの家」
♪現地生報告とビデオ「パレスチナの若者の夢〜命をかけて求めるもの〜 
  講師 小田切 悟(ジャーナリスト)
♪朗読劇「この子たちの夏」
展 示 ♯731細菌部隊と重慶爆撃のパネル展
♯沖縄基地問題に対する写真展
♯「パレスチナの素顔」(パレスチナの現状)
♯市民が描いた原爆の絵
日時:2002年8月5日(月) 13時開場 17時終了予定
場所:明日テールプラザ中ホール
パンフ代:前売 100円 当日 200円
お問い合わせ(平和文化祭実行委員会)
月刊「むすぶ」7月号(7月25日発売・800円)
京都で市民・住民運動の交流誌、月刊「むすぶ」を発行しているロシナンテ社と申します。(今年33年目を迎えました)
月刊「むすぶ」7月号(7月25日発売・800円)で、外国人研修生問題を特集しました。是非お求めください。

 月刊「むすぶ」7月号 「どうしたらいいんだ!?」 日本を支える奴隷制度=外国人研修制度

  目次
外国人研修制度ってなあに? 給料月4万円!〜中国人研修生積立金返還事件 弁護士 辻澤広子 

日本語研修は「だっぺ」だけ 〜スリランカ人研修生裁判 外国人研修制度研究会 深見史 
我們不是奴隷 私たちは奴隷ではない〜福井県武生・中国人研修生の闘い 外国人研修生問題ネットワーク福井 高原一郎 

人権侵害の温床=技能実習制度 RINK事務局長 早崎直美 

時間外研修を容認する労災不支給決定〜インドネシア人研修生の労災申請から NPO法人東京労働安全衛生センター事務局長 飯田勝泰 

姑息で不完全なシステムにNO!〜「外国人研修生問題ネットワーク・長野」の結成と今後の課題  
  外国人研修生問題ネットワーク・長野 高橋徹 

アイム・ジャパンの真実 日本・インドネシアNGOネットワーク 川上園子 

お申し込みは、ロシナンテ社まで
定期購読の方も是非よろしくお願いします
京都市左京区田中門前町96−2
電話075-721-0647 /
musub@mc.kcom.ne.jp
http://www9.big.or.jp/~musub
ホームページでバックナンバーの紹介をしています。ご覧下さい。
 
どうしたらいいんだ!? 日本を支える奴隷労働=外国人研修制度

 鎖国、という言葉がかつて存在したことなど記憶の彼方に去ってしまった。地球は限りなく狭くなり、国境を越える人は数知れない時代となった。

 国境の垣根が低くなるに従って、「国際化」「国際理解」「国際交流」「多分化交流」などの言葉が舞い乱れ、この国もいよいよ偏狭な「鎖国」体質を変えるところまで来たのかと思える時代ではある。

 しかし、やはりそれは表面に現れ出た、偽りの仮面にすぎなかった。その歴然とした証拠の数々がここに述べられる「外国人研修制度」の現実である。

 外国人研修制度とは、優れた日本の技術を発展途上国に移転するための国際貢献制度である。
 国際貢献の志に燃える企業が、諸国の有能な青年を招いて技術指導を行い、青年らはその知識・技術を持ち帰り、祖国の発展に寄与する。・・・はずである。

 ところが、彼らの多くが直面するのは、月額数万円という、驚くばかりの低賃金、労基法もなんのそのの長時間労働、劣悪な住環境、パスポートの取り上げ等による監禁状態、という、奴隷労働の現場なのだ。
 しかも、こうした実態が明るみに出たとき、彼らには帰国する道しか残されていない。

 国際貢献というのは建前。外国人の単純労働者としての受け入れを認めないこの国で、「安くて従順な労働力がほしい!!」という中小企業の“切実な”要求に応えるための抜け道なのだ。

 他国の料理を学ぶのも結構、互いを理解しあうのも結構、文化交流も結構だ。
 けれども、そんな場に存在することもかなわず、日々の労苦に呻吟し、理解しなくてもいいから人として認めて!おとう叫びがあることを、どれだけの日本人が知っているだろう。                                                                 深見 史  手塚 愛一郎

8月3日(土) 「街」日誌

昼食 8・5〜8・7ヒロシマに向けた準備をしました
昼間だというのに真っ暗になって…カミナリにおびえるリン太郎、タガミさん 
休みで遊びに来たコヤジ君 金曜恒例の特製カレーを食べるケイコさん、チューやん、則子さん、
ゴロちゃん改めマリアさん、サクちゃん、コヤジ君
マリさんからの差入れのプディング  8・6ヒロシマ用の練習
ケイコさん着替えて再登場 深滝さんからの差入れ。極上鉄火巻

8月2日(金) 「街」日誌
        宮岡政雄氏逝去20年  砂川から 有事立法・改憲を撃つ
    8・11 集会
と き 8月11日(日) 午後1時半〜
    (集会後デモを行います)
ところ 立川市砂川公民館
講 演 葉山岳夫さん(弁護士)
ビデオ 「流血の記録--砂川」

【行き方】立川駅北口下車/
   北口パスターミナル@番バス停より
   立川バス乗車
「砂川四番」または「砂川支所入口」下車
/徒歩2〜3分
主催  8・11砂川集会実行委員会
【連絡先】車京都三鷹市下連雀3−3−52西山方/TEL 0422-44-7534
【呼びかけ人】浅野太三(横田基地飛行差し止め訴訟団団長)/小多基実夫(反戦自衛官)/加藤兼雄(砂川町在住)/加藤ちよ(砂川町材住)/北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)/西山勲(とめよう戦争への道百万人署名運動三多摩連絡会事務局長)/葉山岳夫(弁護士)/福本龍蔵(横田基地飛行差し止め訴訟団名誉会長)/宮岡キヌ子く砂川町在住)【五十音順】
米軍基地拡張を阻止した闘い
 砂川町米軍立川基地拡張反対同盟の副行動隊長として、砂川闘争を最先頭で闘いぬかれた宮岡政雄さんが亡くなられて今年で20年になります。
 砂川闘争は、1955年5月4日の米軍立川基地拡張の発表直後から、地元の農民や町民先頭に全国の労働者・学生・市民が大衆的実力闘争で闘い抜き、基地拡張を阻止して勝利した偉大な闘いです。さらには、「安保条約と行政協定に基づく米軍の駐留は憲法に違反する」という画期的な伊達判決(59年3月)を勝ち取り、日米安保体制と対決し、60年安保闘争、70年安保・沖縄闘争を切り開いた歴
史的な闘いでもあります。55〜56年の強制測量阻止闘争の中から生まれた「土地に杭は打たれても、心に杭は打たれない」の名文句の精神は、反戦・反基地の砦=三里塚闘争にも引き継がれて、農地死守・実力闘争の先駆的闘いを切り開いてきました。宮岡政雄さんは、この砂川闘争を一貫して最先頭で闘い抜かれました。

 あの「流血の砂川」から46年。現在、国会では有事3法案が審議されており、7月末の国会会期切れに向けて、採決強行・継続審議を許すのか、廃案にするのかが問われています。小泉政権は、911反米ゲリラ戦とその後の米帝によるアフガニスタン侵略戦争情勢のもと、「備えあれば憂いなし」を呼号し、「テロ撲滅」と称して米ブッシュ政権とともに、イラク・北朝鮮・中国に対する侵略戦争を遂行するために有事法制定に突き進んでいます。

有事立法の現実がすでにある
 砂川の基地拡張予定跡地(国有地)では、基地拡張に反対し自主耕作を続ける人々に対し、95年頃から大蔵省関東財務局(当時)が自主耕作の畑のあちこちに「耕作物の撤去」を要求する立て看板を立て、自主耕作者の追い出し攻撃が始まりました。「有事」の際に自衛隊が国有地を接収するためのものであることは明らかです。同時に、陸上自術隊・立川駐屯地を中心とした立川広域防災基地は、侵略戦争と一体の治安弾圧の基地として整備・強化されています。また、横田基地では「有事」を想定して大音量のスピーカーを鳴らして戦争状態をつくりだす「ジャイアント・ボイス」という実戦訓練が行われています。有事法制の先取りともいえる実態が米軍横田基地であり、自衛隊立川基地に他なりません。有事法制は絶対に阻止しなくてはなりません。

全国の反基地闘争と連帯して

 
今、闘いは大きく盛り上がっています。6月16日、陸・海・空・港湾労組20団体などが呼びかけた「STOP有事法制全国大集会」は、代々木公園に6万人が結集し大成功しました。沖縄でも6・8県民大会の高揚に続き、6・23「慰霊の日」の追悼式に出席した小泉首相に「有事立法とは沖縄戦の再現だ」と徹底糾弾がたたきつけられました。横田では、飛行差し止め訴訟や労働者・市民よる反基地闘争
が闘われています。砂川では地元農民の営々とした生活と存在が、また自主耕者連絡会の人々が、地元農民とともにあくまで耕作を続けることで基地拡張を阻止し続けています。

 砂川の闘い・宮岡さんの闘いに学び、本土・東京における反戦・反基地のたたかいを爆発させることこそ、沖縄の基地撤去の闘いと真に連帯する闘いでもあり、有事立法を廃案にする闘いでもあります。また有事法案に示される土地の強制徴用と対決することは、横田をはじめ全国の基地周辺住民との共同闘争として発展する道でもあります。侵略のための有事立法を廃案にするために、ともに闘いま
しょう! 以上の主旨にもとづき、標記の集会を開催したい思います。多くの皆さまさまの賛同と集会への参加をお願いいたします。
立川・横田基地を撤去しよう
。                                  \│/
   。                                ─ ○ ─
    V..v              白  保  メ  ー  ル│\               Aug.1.2002
  >>∈∋<<    v..V                           。      No.31
""          >>⊂⊃<<                             .   .         。
.。,:'"*.,:'"*.,:'"*.,:'"*.,:,:'"*.,:'"*.・。。・     ・。。,;  " * ,.
                               //転載歓迎//
 <第3回建設工法検討委員会>              鷲尾 雅久

 去る7月8日、那覇で第3回新石垣空港建設工法検討委員会が開かれました。事前に開催を知ることができなかったため、傍聴に行けませんでしたが、沖縄県ホームページで公開された議事録速報等により、概要をお知らせします。

[雨水地下浸透のための2案]
 前回の第2回委員会では、地下水への影響を極力避けるため、雨水を地下に浸透させる3つの盛土設計案が提示されました(『白保メール』No.21参照)。

(第1案)部分的に透水性が高い琉球石灰岩の積層区域を作り、地下へ導水するもの
(第2案)鉛直ドレーン杭と呼ばれる、琉球石灰岩を充填した導水のための柱を地下に多数設けるもの
(第3案)滑走路・誘導路以外は、現状と同じ琉球石灰岩を全面的に盛土するもの

 これについては、シミュレーションが必要との意見が委員から出され、検討は今回に持ち越されていました。
 今回は、(第3案)は、切土したが盛土材としては使えず残土として処理せざるをえないものが多く出るため除外され、(第1案)と(第2案)についてのシミュレーション結果が示されました。結論は簡単に言えば、降雨量の少ないときは、どちらの案でも大部分を地下に浸透させることができ、現状の地下水位をほぼ維持できるが、大雨(10年確率降雨)が降った場合は現状の数%から10%しか地下に浸透せず、降雨直後の地下水位は盛土をしない場合に比べ1メートル程度下がる、というものです。しかし、これについても、委員から質問が多く出され、次回これへの回答を整理した上で再検討することになりました。

[赤土対策の基本方針]
 今回は、「赤土等対策の基本方針」が示されました。主な内容は以下のとおりです。

1) 濁水の発生を抑制するため、多雨時には盛土・切土工事を集中させないようにすると共に、広域的な切土や長期間の裸地状態を避ける。また緑地の維持創出を図る。
2) 計画地外の雨水は、計画地外周に水路を設置して区域内への流入を防ぎ、工事区域内外の表流水を分離する。
3) 盛土・切土地域で発生した濁水は、沈砂池に一時貯留させ、排出濃度を1リットル当たり25ミリグラム以下に抑えた上で、琉球石灰岩で形成する「浸透ゾーン」で地下浸透させる。現況で轟川に流下している区域は、轟川への放流を行う。
4) 降雨の条件は、工事期間が6年と見込まれることなどから、10年降雨確率規模と設定する(これで、過去29年間の全日降雨量の99.9%をカバーできるという)。

 新聞報道などでは、県赤土等流出防止条例では、濁水濃度を200ミリグラム以下と定めているが、空港計画地東側の白保海域にさんご礁が広がっていることから、自然環境に配慮して、厳しい基準を設けた、とされています。
 しかし、「濁水の排出濃度1リットル当たり25ミリグラム以下」というのは、1997年に、当時計画化が進められていた『宮良案』の検討の中で、すでに決定されていたものです。目新しいものではありませんし、これの水生生物への影響は別に検討しなければなりません。
 また、この日の説明では、この基準達成は自然沈澱では難しく、専用の処理機や凝固剤など薬品による処理が必要となる、とされています。凝固剤などの使用の影響についても、今後慎重に検討する必要があるでしょう。

 委員からは「工事後、赤土流出や地下水の状況をモニタリングするフォローアップ委員会を設置すべきだ」といった意見や、「沈砂池で処理するだけではなく、芝や緑地の保水力を生かす流出抑制策も盛り込んでほしい」といった意見が相次ぎましたが、委員の意見を踏まえて次回までに正副委員長と事務局で修正することを前提に、基本方針を了承しました。

 なお、県側から、次回(第4回)の委員会は、8月開催予定で、工事段階ごとの赤土流出対策を示し、赤土処理設備の検討もしたいとの説明がされました。

[県ホームページでの議事録公開]

 7月16日から、沖縄県がホームページ上(アドレスは下記のとおり)で新石垣空港環境・建設工法検討委員会の議事録を公開しています。ただし、今回の第3回工法委員会は速報として要旨だけです。環境検討委員会は6回のうち3回までの分です。
 しかし、残念なことに、委員会での配付資料は載っていないので、公開の意味が半減しています。これは審議の前提となるものであり、読む人にとってもこれがないと、発言の趣旨が理解できない場合があるでしょう。是非載せてほしいと思います。
 また、委員名が明記されていないのも、問題だと思います。委員は、自らの専門性と良識をかけて発言していると思いますから、名前を出しても何の問題もないはずです。再考を求めたいと思います。

 今回は、委員会が開催されることを事前に知ることができませんでした。委員会議事録をホームページで公開するのなら、開催のお知らせも載せ、いちいち問い合わせなくて済むようにしてほしいものです。

(沖縄県新石垣空港建設対策室ホームページアドレス)
  http://www.pref.okinawa.jp/shin-ishigaki/

♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。
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白保メール NO.31  02.8.1
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp

8月1日(木) 「街」日誌
31有事法制反対、国会行動 「街」版
トミタさん、フッ君、ガンちゃん、サクちゃん、ヨッシー、チューやんの6人で
参加。「ヨッシーとジュゴンの家」は、有事法制廃案に向け唄う。
反戦自衛官の小多さんのアピール
国会最終日、周辺には沢山の人たちが抗議に来てました。   「街」は最後まで闘うぞ!
3・24の保安処分反対集会から始まった「死闘の4ヶ月」、約120日間。「街」の参加回数を調べたら、有事3法案、医療観察法案に反対の国会前座り込み、集会参加は40回を越え、実に3日に1回、「街」はどこかに登場してアピールをしていたことになります。それも、リサイクルショップという日常業務をやりながら、延べ動員数は260人を越えていた。いかに凄まじい闘いの日々であったのか、この数字を見て改めて驚いてます。

 闘いの成果を地域に持ち帰り、それを地域の人たちに報告し・共有することを通して、「闘えば勝てる」という新たな元気をもらって、再び、闘いに赴く…そういう有機的な闘いのスタイル(生きた形で繋がった)が確立した4ヶ月
でした。そして何よりも、死闘の日々をやり抜いた一人ひとりが、闘いの中で「消耗」するのではなく、闘いを通して、「病」を乗り越えて、「病」からの解放に向けて一回りも二回りも成長できたことが最大の成果でした。

 秋には、有事3法案、医療観察法案の正念場を迎えます。「街」は8月5日〜11日まで夏休みになりますが、東京「街」・沖縄「ジュゴンの家」が8・5−7ヒロシマで合流し、ライブ&アピールをしてきます。8・15集会でのライブの後、北中城村議選・宮城盛光さん、名護市議選・宮城康博さんの応援で沖縄に行きます。夏休みの間にさらに力を付けて秋の決戦に臨みたいと考えてます。
有事法制、医療観察法案、反対「街」前ライブ
国会から戻り、「街」の前でアピール・タイム。いつになく沢山の人たちが100万人署名に協力してくれました。 
月末恒例、「わたしは無実だ!」 狭山紙芝居を上演しました。
                        フッ君、石川一雄さん役に初挑戦 (^o^)丿
夕食会はグリーンカレー。「闘いの後のビールは美味い」とフッ君 足を骨折した佐々木君。松葉杖も
取れて元気な顔で挨拶に来ました
久々に役者の内木さん登場。はじめは静かにハネやんと飲んでたけど、 8・6ヒロシマ・ライブの猛練習を見てた内木さん。役者魂が爆発 !(^^)! 一人一人に演技・表現の指導をしてくれました。
第154通常国会閉会
 31日で国会は閉会です。42日間も会期延長して192日間という長い国会でしたが、与野党対立の健康保険法改正案の審議に助けられて、心神の法案は継続審議となりました。
今後の政治日程は、8月末の概算要求、9月末の内閣改造、10月臨時国会という予定です。
臨時国会まで2月しかありませんが、どうぞお元気で。

      【これまでの経過】

○ 政府・与野党の検討経過
(1999年)
5月 自民党 社会部会・精神保健問題検討小委員会・精神障害者社会復帰促進議員懇話会合同会合
  (@触法、A保護者制度、B長期入院の3課題を3年を目途に検討)
6月 保岡議員 勉強会(〜2000年11月)

(2001年)
1月 法務省・厚生労働省合同検討会(〜10月)
6月 保守党 安全社会づくり対策本部(刑法改正「保安・治療処分」創設)
11月 公明党 触法精神障害者の判定・処遇に関するPT(報告書)
    自民党 心神喪失者等の触法及び精神医療に関するPT(報告書)
    与党3党 心神喪失者等の触法及び精神医療に関するPT(報告書)

(2002年)
2月 政府 重大な触法行為をした精神障害者に対する新たな処遇制度(案)の骨子
5月 民主党 司法と精神医療の連携に関するPT(対案とりまとめ)

○ 政 府 案
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案(154国会・閣法第79号)
閣議決定 3月15日/国会提出 3月18日/法務委員会付託 5月28日

○ 民 主 党 案
裁判所法の一部を改正する法律案(154国会・衆法第18号、平岡秀夫君外五名提出)
検察庁法の一部を改正する法律案(154国会・衆法第19号、平岡秀夫君外五名提出)
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(154国会・衆法第20号、水島広子君外五名提出)
国会提出 5月22日/法務委員会付託 5月28日

○ 法案審査の経過
5月28日(火)衆議院本会議(趣旨説明聴取、質疑)
5月31日(金)法務委員会(趣旨説明聴取)
6月5日(水)法務委員会(連合審査会開催について議決)
6月7日(金)法務委員会(与党のみ質疑 2時間4分)
6月28日(金)法務委員会(野党のみ質疑 5時間4分)
7月5日(金)法務委員会(連合審査会での参考人意見聴取を議決)
7月5日(金)法務委員会厚生労働員会連合審査会(質疑 6時間20分)
7月9日(火)法務委員会厚生労働員会連合審査会(参考人意見陳述・質疑)
7月12日(金)法務委員会厚生労働員会連合審査会(質疑 3時間11分)
7月30日(火)法務委員会(継続審議を議決)

※ 委員会での質疑時間 約16時間40分(趣旨説明・参考人質疑は除く)
  ▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △
        ジュゴンニュース Vol.9(2002/07/31)
       SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)発行
  ▽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼
    --- Index ---
      ・普天間代替施設協での基本計画合意に抗議する
       ・ジュゴンを守るキャンペーンに協力をご協力を
---------------------------------------------------------------
  ■ 普天間代替施設協での基本計画合意に抗議する
          http://www.sdcc.jp/J/new.html
-----------------------------------------------------------------
  7月29日に第9回普天間代替施設協議会が開催され、名護市辺野古沖へ
  の新基地建設について、ジュゴンを絶滅に追いやる、「リーフ上を埋
  め立てて、長さ2500メートルの空港を建設する」という基本計画が合
  意されました。ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は基本計
  画合意に抗議し、今後ジュゴン保護の取り組みを全力で取り組むこと
  を表明します。

    ┏━━┓
    ┃声明┃
    ┗━━┛ 普天間代替施設協での基本計画合意に抗議する
        
                        2002年7月29日

               ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)


  本日7月29日、第9回普天間基地代替施設協議会が開催され、沖縄県
  名護市辺野古沖のリーフ(サンゴ礁の隆起部分)上を埋め立てて、
  長さ2500メートル・幅730メートル・面積184haの軍民共用空港を建
  設する基本計画が合意された。

 本日合意された基本計画は、世界的にも貴重なリーフとその内海
  (イノー)に広がるジュゴンの餌場である海草藻場を破壊し、ジュ
  ゴンを確実に絶滅に追いやる。しかも、リーフやイノーは地域住民
  の生活の一部であり、様々な生活の糧を得てきた場所である。今回
  の基本計画は、貴重なジュゴンの生息環境だけでなく、地域住民の
  生活や文化を破壊するものだ。

 昨年6月の第7回代替施設協議会で、政府から「3工法8案」が提案さ
  れて以降、繰り返し地元から出ていた「リーフにかかる外洋を」や
  「規模の縮小を」という声を政府はことごとく無視し、建設費用が
  安いというだけの理由で、自然環境や生活環境を破壊する「リーフ
  上埋め立て」という基本計画をごり押しした。これに対し、地元住
  民からは、「まさかリーフ全体を埋め立てるとは」「これでは集落
  から近すぎる」などの反発の声が上がっている。

 この間、2000年10月のIUCN勧告決議に続いて、2002年2月にUNEP(国
  連環境計画)がジュゴン報告書を出すなど、沖縄のジュゴン保護は
  世界の声になってきた。国内外に広がるジュゴン保護の声に押され
  て、日本政府・環境省も、ジュゴン保護のための広域調査を開始し、
  改正鳥獣保護法(7/5成立)の保護対象に沖縄のジュゴンを新たに加
  えるなど、ようやくジュゴン保護に取り組む姿勢を見せてきた。

 国内外の世論に背を向け、地元住民の声を無視して、本日合意された
  「基本計画」は、ジュゴンの生息と地域住民の生活を破壊するもので
  あり、断じて認めることは出来ない。


 ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は、20万人署名や国際シ
  ンポなどジュゴン保護の声を国内外に更に大きく広げるキャンペーン
  を大きく展開する。そして、今後行われる環境アセスメントについて
  は、建設しないというゼロオプションを含めた、地域住民・環境NGO・
  研究者などが参加する透明性の環境アセスメント実施を求めていく。
  基地建設が自然環境や生活環境に与える影響を明らかにし、世界的に
  貴重な沖縄のジュゴンを守るために全力を尽くしていく。

                                                        以上
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ┃みなさんの声を直接日本政府へ送ってください  ┃
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  > 内閣府沖縄担当部局
     http://www.iijnet.or.jp/cao/okinawa/opinion-okinawa.html
     このページから「普天間飛行場の移設に係る取組」に関して
     意見することができます。

  > 防衛施設庁
     info@dfaa.jda.go.jp
-----------------------------------------------------------------
  ■ ジュゴンを守るキャンペーンに協力をご協力を
-----------------------------------------------------------------
 今こそ、ジュゴン保護の声を広げることが求められています。石垣空
  港や藤前干潟埋め立てなど基本計画が合意された後で、中止になった
  建設事業はたくさんあります。ジュゴン保護の声を国内外に広げれば、
  新基地建設を阻止し、ジュゴンを保護することが可能です。

   ● ジュゴン保護のための署名キャンペーンにご協力を

        署名ページ
          http://www.sdcc.jp/J/sign.html

   ● SDCCに入会し、あなたも「ジュゴンを守る一人」になろう

        入会のご案内
          http://www.sdcc.jp/J/nyukai.html
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃  ★ 新刊  ★                                                ┃
 ┃       「ジュゴンの海と沖縄−基地の島が問いかけるもの−」     ┃
 ┃                http://www.sdcc.jp/J/new.html#book            ┃
 ┃         8月上旬刊行!  SDCC編  高文研  本体1500円      ┃
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・‥‥……━━━━ Save Dugong Campaign Center ━━━……‥‥・
              ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
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