オープンスペース街・日誌


6月Aに戻る  6月のCへ


2002年6月B

6月12日(水) 「街」日誌

今日の Y・U・J・



ワールドカップ・チケット。
トミタさんは韓国・済州島まで観に行きます
昼食は、マーボナス丼 夕食は、上海風焼きそば、餃子、
鶏団子とゴボーの汁、杏仁豆腐

有事法制反対の署名に ご協力お願いします ペチャンコ
  戦争は、沢山の命を奪うだけでなく、基本的人権などお構いなく
 軍隊が国民の自由を奪ってしまいます。

 日本の軍隊は、先の大戦で、戦争を拡大して、たくさんのアジアの人たちを殺しました。
 広島・長崎に原爆を落とされましたが、被害者である以上に、加害者だったのです。

 皆さんの回りに、戦争を体験しているお年寄りがいるハズです。
 どんな悲惨な戦争だったか、知っているハズです。

 私は戦後産まれ、焼け野が原の日本を、ゼロから立て直さなければならなかった
 大人たちを見て成長しました。
ゼロからの出発は、並大抵のことではなかったハズです。
今、日本の政府は、また戦争をしようとしています。

皆さん、黙って、おとなしくしていては、いけません!

6月11日(火) 「街」日誌

店の反対側にカラフル立て看板  6・15 つぶせ有事法制 集会 誰でもできる「ゆーじ君」パフォーマンス
   
   Y    U   J   I
   
      「街」前、有事法制・医療観察法案 反対ライブ。三線で「ゆーじ君」を弾くチューやん、訳のわからないトミタさん
沢山の人たちが100万署名に協力してくれました

ユッ君は何の一文字なんだろう?
      
 毎朝、「街」の前を通ると、「ゆーじ君」がかかっているので、インターネットで「ゆーじ君」を検索したという2人の若者。
彼女たちのリクエストに応えて、「ゆーじ君」を唄い、その後、「街」の中で、いろんな話しをしました。
最後に、Y・U・J・ 今日から、月曜の夜は、ハネやんが作らないで、「女の館」組が作ることになった。
ハネやん&則子さんは、外食で、どこかに出かけて行った…
ありちゃん・ようこちゃんの九州だより
6月7日(金) 
 3年前「街」を一緒にやっていたはせぴーを訪ねました。はせぴーは「街」にいたときカフェ・チャンプルーではコーヒーをいれるのが上手でエプロンがとても似合っていました。今はエプロンを白衣にかえ、九州で医者としてがんばっています。短い時間だったけど、お医者さん姿のはせぴーに会ってありちゃん・ようこちゃんは感動!「街」のみんなのこと、「ジュゴンの家」のことを話しました。「沖縄にもいきたいなー」と、はせぴー。ヨッシーとジュゴンの家の新しいCDを買ってくれました!!
6月9日(日)
 則子さんのリクエストにより、ようこちゃんの実家で「人文字・YUJI」
Y U J I
ようこちゃんのお母さん
元気に
ようこちゃんの弟 ありちゃん 弟の彼女
面白そうなので参加


ようこちゃんちの犬も、に挑戦 ようこちゃんちには犬が2匹います。
兄弟でノエル(兄・左)とブロン(右)です。
 「戦争はダメ!有事3法案の廃案をめざす県民大会」にうらら、晋で参加    くん
 県民大会は北谷(ちゃたん)町で行われました。バスが10台程道路脇に並び、続々と人が集まってきていました。集会の事前には自治労の人達による約1000人の事前集会が行われていました。

 僕とうららちゃんはまよなかしんやさんのCD「AKAVANA」の販売の手伝いのため、早めに現地に行きました。小雨の中、会場の北谷町公園ドーム(屋内運動場)の正門前で路上ライブをしながら、CD販売。

 県民大会には金曜集会でおなじみの人達や平和市民連絡会の人々、ヘリ基地反対協の安次富さん、辺野古「命を守る会」のおじぃおばぁ、千鶴子さん、伊江島わびあいの里の謝花さん、労働組合関係の人達等、多くの人達が集まりました。その中で印象的だったのは、親子連れの人が多くいたことです。

 参加者約5500人、集会が始まり、各団体の決意表明、演説が行われました。喜納昌吉さん(喜納昌吉andチャンプルーズ)も来ていて「花」を歌い、集会はおおいに盛り上がりました。

 発言の中では沖縄戦を経験したおばぁがしゃべり、戦争の生々しい過去を、声を震わせ涙ながらに語りました。
「沖縄戦を経験した私は言葉にならないこの怒りを持って、なぜ、こんな国になってしまったのか訴え続けたいと思っています。(中略)・・絶対にこの有事法案を廃案にさせましょう!!! 子供達に基地と戦争を絶対に背負わせてわいけません!」と訴えると、会場内外にいた参加者から拍手と声援が一斉に上がりました。

 帰りもまよなかしんやさん、平和市民連絡会の人達と共に「AKAVANA」のCD販売をしました。参加者の人達の顔が行きと帰りでは表情がかわっっているように感じました。

 帰りは名護の自治労の人達が乗ってきたバスに乗せてもらって帰りました(お世話になりました)。
 豊見山さん(一坪反戦地主浦添ブロック)と真喜志好一さんからヨッシーとジュゴンの家の「東京の空の下から」の予約がありました。沖縄でも好評です。
アフガニスタン救援委員会NEWS<第13報>
2002.6.10


■アフガン→神戸レポート第4信
 
 前回のニュースに引き続き、当委員会よりアフガニスタンに派遣した鈴木隆太の現地レポートをお伝えいたします。今回は3月に大地震が起こったバグラン州ナハリン地区の様子をお伝えします。

 鈴木は5月27日〜6月2日の間アフガニスタンに滞在。また今回の訪問は「ゆめ・風10億円基金」の支援を受け、現地の障害者の状況の視察も兼ねております。

 ■鈴木隆太・アフガンレポート(4)
  ナハリンはカブールから北へ車で7時間行ったところにある山岳地帯。バグラン州にはいるためにヒンドゥークシュ山脈の大きな山を越えなければなりません。3,000メートル級の山で、頂きには万年雪をかぶっているような山です。

 その山を越えるとナハリンのあるバグラン州ですが、そこからナハリンへ入るのも峠をいくつも越えていかなければなりません。ナハリン近くの山々はそれほど高くはなく、まるで畑の絨毯を敷きつめたような、北海道のような、そんな景色の中を走ったところにあります。3月のナハリンの地震で被害を受けた地域はオールドタウンともう一つの地域です。今回は時間の関係上オールドタウンではない地域しか見ることができませんでした。

 この地区は約4,000世帯が住む地域で、その家のほとんど100%が崩壊した、というような地域でした。家の構造は壁や屋根などほとんどが土レンガでできており柱やドア、はりなど要所要所で木を使っているといった感じです。

 現在はUNICEFやその他のNGOから配布されたテントで生活をしている状態です。

 この村には灌漑システムができており、この水を利用して水力発電を各家庭などで使っていたよいうですが、それらも地震で動かない状態です。
 家の再建が始まっているところはほとんどなく、今は壊れた家から柱やはりといった木の部分を分けているという感じです。住民は外からの援助を待っているとのことでした。また実際に地震の復興について活動をしているNGOもほとんどいないとのことでした。

 ここバグラン州ではフランスのNGO,ACTEDやFOCUSなどが活動しており、ナハリンの現場でもACTEDの地元スタッフと会ったのですが、活動は農業支援をしているとのことでした。ここの人々のほとんどが農業を営んでいるのですが、灌漑設備もできておらず何とかしのいでいるとのことでした。この灌漑の水は山からの水を引いてきているもののようで非常にきれいな水でした。

 この地域は紛争による被害はほとんどなかったようです、というのも北部同盟の下である、また山に囲まれたところでもあるためそういった被害はあまり受けなかったようです。地震の被害は本当に深刻でした。

なお鈴木は2001年1月のインド西部地震の被災地視察のため、現在はインド・グジャラート州に滞在中。6月12日に帰国予定です。
    
■OCHAリリーフウェブ 日本語最新情報  2
 OCHAリリーフウェブは国連人道問題調整事務所より出されている災害情報ページです。
英語原文はhttp://www.reliefweb.int/ にあります。

 アフガニスタン厚生省とヘルスネットインターナショナルと、TODAI,WHOを含む非政府組織の協同でカブールで皮膚寄生虫病による状況を調査している。寄生虫病はスナバエに噛まれることで病原菌が感染していく。多くは皮膚や内臓に傷害をもたらす。これは一時的に深刻で20万ケースと見られていた。これは死にいたる病気ではないが社会的な生活に支障を及ぼす。最優先予防策としてWHOは35,000ケース分の治療薬や蚊帳を提供している。

 Dara難民キャンプ地ではこの暑さの中、帰還するアフガン難民が33,000人以上がいる。水不足、不衛生設備、流行病、皮膚病、腸チフス、マラリア などの問題に直面している。水不足が続くと健康被害が夏の暑さと共に増加すると見られる。遠隔地域での治療は困難で、まず女医を雇用することが現実的な問題だ。文化的に女性は女医による診察しか受けられない。地域には女医はほとんどおらず、多くの女性が女医に診てもらうためには男性家族の付き添いがなければ行くことはできない。

 アフガン帰還者たちの声−カブールのテントに住む女性“私たちはパキスタンを15日前に離れました。私は自分の町を2年前戦争によって去りました。家を破壊され、息子も死に、今は義理嫁と孫2人で暮らしています子どもたちは毎日外国人の集まる道路へ行き物乞いをします。今日も75セント稼いできました。私たちは外国からの援助がきてくれることを願っています。”
  ロヤジルガを目前にしてカブールには各地で選出された代表者が20年間の戦争後のリーダーを選ぶために集まりつつある。アフガニスタンで主導人道問題機関として働くCAREは国の再建には国際的援助が更に必要だとした。“国際コミュニティーがアフガニスタンのために資金や警備を通して援助をしてやることによって、アフガニスタン自身が平和と推進に向かっていくことができるだろう”とアフガニスタンCAREの役員ポールバーカーは語る。アフガニスタンにとってもっとも重要なことはアフガニスタンの能力を作ることだ。アフガニスタン人は国を再建することに熱意をもっている。しかし、彼らは経済的や警備などの支援なしではどうすることもできない。アフガニスタン人は平和を望んでいる。もし、ロヤジルガがうまくいけば、新しい政府が国際的支援を受け、彼らは戦争を越えて動き始めることができる。  経済的には雇用を創出し、基本的な道路、水、衛生設備、灌漑システムが必要です。この国が平和を保っていくためにドナー国や国際的コミュニティーはさらなる援助を必要としている。

■アフガニスタン記録映画上映、神戸でもスタート〜よみがえれカレーズ(再掲)
 日本・アフガニスタン合作の記録映画『よみがえれカレーズ』の上映運動が神戸でも始まりました。5月25日〜6月4日の間に、尼崎を皮切りに「kick off上映会」として、神戸・西神・西宮・淡路島南淡町で順次上映会を開催してきました。

 上映運動の実行委員会は、KOBEの有志で結成した「アフガンを忘れないあなたとのネットワーク」(実行委員長・神田裕(たかとりコミュニティーセンター)、事務局:被災地NGO恊働センター)です。すでにフィルムを購入していますので、ご要望があれば、随時上映会を開催することが可能です(上映に要する費用は要相談)。今後も引き続き上映運動を展開していきたいと思っていますので、興味のある方はご連絡下さい。小人数での企画にも対応しています。

 ◆問い合わせ先:
アフガンを忘れないあなたとのネットワーク tel/fax 078-576-3693
(被災地NGO恊働センター内) 担当:福田信介

<募金について>
 募金にご協力して頂ける方は、右記の郵便振替口座にて、通信欄に「アフガン支援」と明記してください。なお募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充当させて頂きます。ご寄付を頂いた方のお名前は随時、同委員会NEWSでご紹介させて頂きます。皆さまご協力ありがとうございます。

口座番号:00960-2-12443
加入者名:災害救援委員会
*通信欄に「アフガン支援」と明記してください。

アフガニスタン救援委員会(5/17現在・構成団体23団体)>
関西NGO協議会/神戸学生青年センター/神戸YMCA/神戸ラブ&ピース/コープこうべ/災害救援ネットワーク北海道/災害ボランティアサークル騎兵隊/シナピス(カトリック大阪大司教区社会活動センター)/週末ボランティア/震災を生きる宗教者のつどい//たかとりコミュニティセンター/小さな友の会/中部防災ボランティア/都市生活コミュニティセンター/日本青年奉仕協会/東から吹いてくる風/百番目のTシャツの会・藤沢/被災地障害者センター/被災地NGO恊働センター/ブレーンヒューマニティー/ライフスペース・プロペラ/レスキューストックヤード/ゆめ風10億円基金

*救援委員会への参画団体は随時募集しています。FAXまたはメールで事務局までご連絡下さい。
精神保健福祉施策の充実を求める市民と超党派議員の会(仮称)

第2回シンポジウム開催の御案内

6月20日木曜日 午後3〜5時 
衆議院第2議員会館 第1会議室

シンポジウムテーマ

 1)池田小事件後の患者と家族の置かれた現状
⇒ 事件後、退院を許されなかった患者、
        社会の目をおそれて退院を恐れた患者などの相談の中から
     ◆精神障害者を危険視する世論の偏見や誤解をどうするのか

 2)精神医療における「関係性」の効果について
     ⇒ 17年措置入院で閉鎖病棟にいた患者が、
        開放病棟に移って驚異的に回復した事例の意味
     ◆『触法患者に特別な医療』をするということで生じる『関係性』の検討

 3)社会復帰支援の努力と立ちはだかる壁
     ⇒ 退院患者の社会復帰をめぐって、
        アパートを借りるところから始まる患者と社会の葛藤
      ◆善意や努力に頼るだけで社会復帰・参加《精神保健福祉法第4条》は実現するか

 4)新処遇法案の違憲性
     ⇒ 重大事件を起こしてから『手厚い医療をする』という法構造
       審理手続、再犯要件、特別医療ルート、保護観察所関与の問題点
      ◆『重大な事件』の発生を防ぐという「看板」に偽りが

◇ 先日の「精神保健福祉の充実を求める、6・5超党派議員と市民のシンポジウム」には、ご多忙の中、超党派議員25名(代理含む)と125名の市民の方々にご参加をいただきました。本当にありがとうございました。6月20日の上記シンポジウム会場にもどうぞご参加いただきますようお願いいたします。

 「精神保健福祉の充実を求める、6・5超党派議員と市民のシンポジウム」では…
超党派議員25名(代理含む)と125名の市民の参加による会場は、「これ以上放置できない、日本の精神医療・福祉の現状」「ちょっと待った、新処遇法案!」の声につつまれました。
「心神喪失者医療観察法案」は衆院法務委員会で審議入りとなりましたが、日本の精神保健福祉施策の現状は、先進国のなかで恥ずべき低レベルにあり、そのことが改めて問われています。

シンポジウムで報告された現場の声
≪家族の立場から≫ 20年前に子供が発症。社会復帰の支えが不十分で、家族も崩壊し、ずっと退院できない患者の問題を解決する方策がでていない。なぜ重大な事件を起こした患者だけ『手厚い医療』を必要とするのか。法案は理解できない。

≪PSW(ソーシャルワーカー)の現場から≫ 
 直接向き合っている措置患者中10名が社会復帰しているが、事件は起こっていない。しかし不安がある。彼らが医療・地域と切れたらどうなるか。一人でかかわっていくのは限界。医療・福祉・地域・家族の柔らかな連携、つながりが欲しい。

≪精神科医は≫ 
 責任能力があり本来は司法の場に行くべき人が、25条検察官通報で精神医療に押し付けられている状況がある。逮捕されてからの刑事司法の間では医療が極めて不十分。イギリスではこの段階での医療が充実しているのに、この場面での改善が政府案では全く検討すらされていない。

≪看護の実情から≫ 
 看護の現場では十分に時間がかけられない。現場ではもっと患者さんとかかわりたいと考えている。社会に出ることをあきらめないよう励ましたいが、人手がほんとに足りな「。『再犯のおそれ』をとる看護なんて、あるのだろうか。

≪かつて患者だった体験から≫
 思春期に発病。狂気の世界はこれまでの自分を失ってしまいそうで、自分の状況を口に出せなかった。寝られず、食べられず、生身の体ももたなかった。ぎりぎりになるまで医療にかかれなかった。偏見もある。医療とはどんなものなのか、疾病教育はなぜないのか。今、患者、家族を支援する運動をしているが、池田小事件後の影響は大きい。患者は退院を恐れている。ラベリングは絶対避けなければ。 

≪法律家の目で≫
 事件を起こした患者を一般医療から切り離す法案。それも「再犯を起こすおそれ」という主観的予測で切り離す。これは与党案の考え方と違う。再犯予測ができるという意見があるが、再犯を起こさない人がおそれで強制収容されてしまう。一般医療の改善を伴わないこの法案では不幸な事件が起こるのを待つだけ。防げない。イタリアでは入院治療を廃止し、事件の発生が現にほとんど防げていることから学ぶべきだ。

 呼びかけ人(五十音順)
浅田 和茂(大阪市立大学教授、日本刑法学会 理事)
伊賀興一(弁護士、日本弁護士連合会 刑事法制委員会精神保健問題小委員会小委員長)
池原毅和(弁護士、全国精神障害者家族会連合会 常務理事)
伊藤哲寛(全国自治体病院協議会精神病院特別部会 前部会長)
大塚淳子(日本精神保健福祉士協会 理事)
加藤眞紀子(DPI日本会議 事務局次長)
河端静子(日本障害者協議会 代表)
樋田精一(精神科医、精神保健従事者団体懇談会 代表幹事)
森山公夫(精神科医、日本精神神経学会 理事)
八尋 光秀(熊本地裁ハンセン病訴訟弁護団 代表)
山口 弘美(全国精神障害者団体連合会 会長)
山本深雪(NPO大阪精神医療人権センター 事務局長)

【連絡先】東京アドヴォカシー法律事務所
〒113-0033東京都文京区本郷3-18-11 TYビル501
FAX.03-3816-2063(ご連絡・お問合せはFAXでお願いします)/ PHS.070-5139-8370


6月10日(月) 「街」日誌

サンデー夕食会 サクちゃん作・鶏肉とゆで卵の煮物
サギリちゃん・ニンジン・サラダ

「ヨッシーとジュゴンの家」、ライブ・スケジュール

6/15(土)
午後2時〜
上野水上音楽堂
地図は下に ↓ 
 つぶせ! 有事法制 みんな集まれ全国集会 
歌/KOTOBUKI(寿)
  前段で1:30〜 「ヨッシーとジュゴンの家」
発言/宮城康博さん(前・名護市議)他
6/16(日)
午後1時
代々木公園B地区
STOP! 有事法制 6・16 全国大集会

*僕たちは、例によって勝手に唄いまくります!
 6/17〜  地方大学のキャンパス・ゲリラ・ライブ・ツアー(予定)
 6/22(土)  「街」・まよなか★しんやライブ、ゲスト出演
 6/23(日)
午後2時〜
全ての精神障害者差別立法を許さない! 予防拘禁法を廃案へ!6.23集会
  場所:国鉄労働会館 港区新橋5丁目15−5交通ビル地下1階   п@3437−6733
  交通:JR新橋駅(烏守口)徒歩6分集会は2時〜始まります。
 アピールの一番初めに歌、パフォーマンス。集会の後は銀座デモ。
  8/5-6  8・6 ヒロシマ
 8月中・下旬  沖縄・名護市議選、宮城康博応援 名護市街地ライブ

政府訳(?)のおかしさ
高木です。しつこくoxfordの翻訳にこだわっております。

今流通しているOxford Textbook の政府訳がありますが、どうも変な訳のようです。全体の方向を理解せずに訳しているので、著者の立場からの微妙な困惑や皮肉が伝わってこないだけでなく、あきらかにレトリックをとり誤っているようです。
まだ十分検討しないで印象だけですが。

とりあえず2点あげておきます。

1.前書きの部分。
ここは、著者が、危険性とリスクについて述べるのに、それらが社会構築概念(social construct)であることを前提にしているということを宣言してあるところです。つまり、リスクの確率、といっても客観的科学的なものではなく、社会的文脈にそってあるグループの意図を反映したものだということです。社会構築概念について、DSM批判の本を私が翻訳したものが
近日中に出版されますが、その「あとがき」の解説を引用しておきます。
********
 社会現象からDSMを批判するという著者らの手法の基盤には、「社会構築主義」(あるいは「社会構成主義」とも訳される)がある。たとえば私たちは、「科学的な」ものが社会に害を及ぼしたとき、それは科学を使用した側の人間に誤りがあったのであって、科学そのものは「不偏不党」であり、それに責任はないと考えがちである。「社会構築主義」が批判したのは、近代以降私たちに染みついたこのような考え方である。

 DSMは、作成者たちの言によれば科学を基礎とした精神医学の道具(テクノロジー)であるが、社会構築主義の視点からみれば、「そのようなテクノロジーは、ある社会的目標を実現する手段であり、当然特定の社会的グループの意図を反映しており、したがって、もっと違った方角から見れば、別の社会的グループの意図に対抗している」のである(佐々木力:二十世紀における科学思想の転回.「現代思想1:思想としての二十世紀」.岩波書店 1993)。
*********
このような著者の主張を無視していますので、あたかも、「重要なことは、最初に次のポイントを押さえておくことである」というところの、「リスク評価は臨床的行動である」と言う部分が強調されてしまって、あたかもリスク評価が臨床的なことであることを主張していることが中心となった章であるかのように読めてしまうのです。ここは、社会構築主義に対する一般的な批判として、このアプローチは単なる懐疑主義、相対主義ではないかという批判があるので、それに対して最初に「そうではない」と主張しているだけなのです。

2.末尾の文章の誤訳について。
But in the end we should ・・・・・not
 lose curiosity about what really delivers Nash and others from insanity and even dangerousness.を、政府訳(?)は、
「そして、Nashや患者たちがこちらに発信してくれる情報、つまり逸脱した行動、そして危険性さえも常に好奇心をもって見つめていかねばならない」と訳し、あたかも危険性に注意せよと最後に強調しているかのように訳しています。しかし、what節の主語は、単数であるはずですからwhat以外にあり得ず、この節はA(what)deliver B from Cとなっていて、
「AがBをCから救い出す」という意味になります。
つまり、「何が実際にNashや患者を狂気や危険性すらからも解放するか(について我々は探求心を失ってはならない)」という主張です。

これを政府訳は
「BがA,つまりCを発信する」と訳しているのです。これはまさに最初に偏見ありの訳でしょう。

どうやらOxford教科書のこの章の著者は、司法的、社会的圧力になんとかして抗して、精神科医本来の仕事を取り戻そうとして、「教科書的叙述」をつねにはみだしているようです。

ぬぁ〜んて偉そうなこと書いちゃって、あたいのほうが間違ってたらど〜しよ〜・・・
「命を輝かせていたい―精神障害者とハンセン病元患者との対話―」
開催のお知らせです。

日時 2002年7月4日 午後12時〜2時
会場 文京区民センター2A会議室

講演 神美智弘さん(全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局)
デスカッション
  精神障害を持つ人々
  八尋光秀さん(弁護士・ハンセン病違憲国家賠償西日本訴訟弁護団代表)
  足立昌勝さん(関東学院大学法学部教授)
  2時15分〜3時15分 デモ行進を予定しています。(コース未定)  
  4時〜5時 厚生労働省・法務省前での集会。代表団は各省担当者との交渉。

参加費無料

主催団体
 DPI日本会議、全国自立生活センター協議会、障害者総合情報ネットワーク、 DPI世界会議東京行動委員会、全国障害者開放運動連絡会議、大阪精神障害者連絡会(ぼちぼちクラブ)、NPO法人大阪精神医療人権センター、障害者の完全参加と自立をめざす大阪連絡会議、東京精神医療人権センター、NPO法人ハートラインくれよんらいふ、NPO法人こらーるたいとう

賛同団体
 全国ハンセン病療養所入所者協議会、全国精神障害者家族会連合会、部落解放同盟(予定)

※賛同してくださる個人・団体は、ご連絡下さいますようお願い致します。多くの市民の方々とスクラムをくんでいきたいと私たちは考えています。 

連絡先 
     障害者総合情報ネットワーク TEL03-3251-3886、FAX03-5297-4680
     NPO法人ハートラインくれよんらいふ TEL/FAX03-3876-3296
     NPO法人こらーるたいとう TEL03-3876-0170、FAX03-3876-0297


6月Aに戻る  6月のCへ

「街」日誌の頁へ
inserted by FC2 system