オープンスペース街・日誌


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2002年5月C

5月14日(火) 「街」日誌

大塚屋の社長から差入れ m(__)m  包丁を研ぐ新カメさん 3時のお茶
 有事法制3法案、医療観察法案 反対の署名・アピール
夕食は鯖の味噌煮

  戦争に対する僕たちの態度
★日曜朝の6チャンネル、有事法制の国会審議についての話し合いで、毎日新聞の岸本編集委員が「小泉、福田などの政府答弁は全部正しい。間違ったことは言ってない。国民が殺されるのを黙って見ているのか、今はいかに国を守るのかを考える時だ!」と他の出演者を威圧していた。まるでフジテレビのトーク番組かと思ってしまったぐらいだ。

 店の前で有事法制法案反対のアピールをしていて一番多いのが「戦争が起きた時の立場」についてだ。と言うことで、ミーティングで、「戦争を起こさないためにはどうしたらいいのか、戦争が起きたらどうしたらいいのか」について話し合った。僕たちの立場は鮮明だ。日本が戦争をやるとしたら、民衆を侵略と殺戮にかりたてる戦争以外にない。そんな国をなぜ守らなければならないのか? 日本の敗北、けっこうじゃないか! 

 「戦争は、今の政治の特殊な継続」。福祉の切り捨て、介護保険、大増税、医療観察法案、「障害者」差別、有事法制・小泉政権の戦争国家づくり…侵略戦争をやることでしか生き長らえることのできない国家にどうして「YES」と言えるのか。そんな国はづぶれてしまったほうが良いのだ。それが日本の侵略戦争から学ぶべき最大の教訓ではなかったのか。

 「日本は2度と侵略戦争をするな」というアジアの民衆の声を、僕たちは忘れてはならない。その声に助けられ、それと結合して、侵略と抑圧と収奪の歴史に終止符を打ち、国際的な連帯を築いていくことが、今求められている。

> 国民の期待にこたえなければということで何らかの対応、ということで出てきた法案、どうも私たちは国民でないらしい、という話のついでに精神保健福祉法3条(?)に「精神的に健康であることが国民の義務」と書いてある、だから私たちは「非国民」なのだ、という話をして、コレが87年に新設された時、ナチスと同じだといって批判した話をしていたら、びっくりしてました。確かにたとえばエイズの法律で「国民はエイズにかからない義務がある」と書いてあったら皆激怒するはずですね。

(精神保健福祉法3条)(国民の義務)
国民は、精神的健康の保持及び増進に努めるとともに、精神障害者に対する理解を深め、及び精神障害者がその障害を克服して社会復帰をし、自立と社会経済活動への参加をしようとする努力に対し、協力するように努めなければならない。

 確かに、よけいなお世話というか、 誰だって、好きで病気になるわけじゃないと言いたくなりますね。
なのに、病気になるのは、国民の義務に反するわけですね。

> この国民の義務は別に罰則があるわけではないけれど(あったら大変なことですが)

 ついでに言えば、 出入国管理法では、外国人の上陸拒否事由として、感染症患者、貧困者とならんで精神障害者が掲げられています。 さすがに、退去強制事由からは削除されましたが、この条文を見るたびに、国家がこれらの人々をどう見ているかということを まざまざと見せつけられて気が重くなります。

 国家こそが差別を作り出し、助長していると思います。

 明日(もう今日になっていますが)は、急遽、東京に行って、議員まわりに合流します。 なんとかして廃案に追い込みましょう。

アフガニスタン救援委員会NEWS<第8報>2002.5/13
▼△目次△▼
 <シンポジウムのお知らせ>
 <土のうシェルターづくりのご協力のお願い>
 <シャンティ国際ボランティア会(SVA)への支援>
 <募金について>
 <委員会加盟団体一覧>
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
■シンポジウムのお知らせ
 来る5月16日に、「被災地神戸からアフガン救援へ」と題してシンポジウムが開催され
ます。その際に静岡県島田市在住のアフガニスタン人である、カレッド・レシャードさんからのアフガニスタンの最新の状況をお伝え頂き、また同時に今のアフガンについて、被災地神戸からどのような支援ができるのか、ということを参加者とともに考えていくという主旨で行われます。皆さま是非参加ください。

シンポジウム「被災地神戸からアフガン救援へ」
日 時:平成14年5月16日(木)午前10時より
場 所:JR新長田駅前再開発ビル内3階 ピフレホール
主 催:天理大学地域文化研究センター
後 援:毎日新聞社
協 賛:被災地NGO恊働センター、神戸青少年支援協会、AMDA、BWB(国境無き建築家集団)
プログラム:
10:00 開場
10:30〜10:40 開会のあいさつ 藤原 健氏(毎日新聞社社会部長兼科学環境部長)
10:40〜11:30 基調講演:「アフガニスタン2002年5月の現場から」
−その映像と緊急報告−
 カレッド・レシャード氏(レシャード医院長)
11:30〜12:00 コメント:「AMDAの国際救援活動にふれて」
 菅波 茂氏(AMDA理事長)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:30 パネルディスカッション:
「被災者が被災者にできること−神戸からアフガンへ」
コーディネーター:井上昭夫氏
(天理大学教授・地域文化研究センター長)
   パネリスト:カレッド・レシャード氏(医学博士)
菅波 茂氏(医学博士)、
末延岑生氏(神戸商科大学)、
渡辺豊和氏(京都造形美術大学教授)
村井雅清氏(被災地NGO恊働センター代表)、
ラジブ・ショウ氏(国連地域開発センター研究員)
14:30〜14:40 閉会のことば 正賀 伸氏(真陽ふれあいのまちづくり協議会委員長)

■土のうシェルターづくりのご協力のお願い
長田区庄田町一丁目の新湊川一郭で「神戸アフガニスタン交流公園」と名付けて、今世界で注目されている土嚢(アースバッグ)によるシェルター建設の作業がはじまりました。土嚢シェルターとは最近欧米で見直され、自然建築(エコ建築、代替建築ともいわれる)の一つとして広く受け入れられており、耐震性に優れ、材料調達が簡単で、技術指導や市民参加が簡単であり、安価であるという多くの利点があります。そこでこの土嚢シェルター建築をアフガニスタン再建に利活用する計画が今進んでいます。その準備段階として、「神戸アフガニスタン交流公園」でシェルターを建設しています。次回は、5月18日(土曜日)土嚢シェルター建築作業が行われます。(開始時間は未定)ぜひみなさまにもその土嚢シェルターの建築作業に参加していただけるとうれしく思います。
お問い合わせは、被災地NGO恊働センター(担当:斉藤容子)まで

■シャンティ国際ボランティア会(SVA)への支援
 5月11日に、神戸YMCAにて4月にアフガニスタンから帰国されたSVA・緊急援助室室長の市川斉さんをお招きしての報告会を開催いたしましたが、当委員会からSVAのプロジェクトに30万円の支援を致します。なお、報告会当日に配られた、SVAの現時点での報告書がございますので、ご希望の方は事務局(被災地NGO恊働センター)までご一報ください。

<募金について>
 募金にご協力していただける方は、下記の郵便局での振替口座にて、通信欄に「ナハリン支援」と明記してください。なお、これまで同様、募金全体の15%を上限として事務局運営費および管理費に充当させていただきます。ご寄付をいただいた方のお名前は随時、同委員会NEWSでご紹介させていただきます。皆さまご協力ありがとうございます。
┌────────────────────┐
│口座番号:00960-2-12443            │
│加入者名:災害救援委員会           │
│*通信欄に「ナハリン支援」と明記してください。│
└────────────────────┘                 
<アフガニスタン救援委員会(5/2現在・構成団体21団体)>
関西NGO協議会/神戸学生青年センター/神戸YMCA/神戸ラブ&ピース/コープこうべ/災害救援ネットワーク北海道/災害ボランティアサークル騎兵隊/シナピス(カトリック大阪大司教区社会活動センター)/週末ボランティア/震災を生きる宗教者のつどい//たかとりコミュニティセンター/小さな友の会/中部防災ボランティア/都市生活コミュニティセンター/日本青年奉仕協会/東から吹いてくる風/百番目のTシャツの会・藤沢/被災地障害者センター/被災地NGO恊働センター/ブレーンヒューマニティー/ゆめ風10億円基金/ライフスペース・プロペラ/レスキューストックヤード

事務局 被災地NGO恊働センター
連絡先:〒652-0801神戸市兵庫区中道通2-1-10
Tel:078-574-0701/Fax:078-574-0702
e-mail:ngo@pure.ne.jp

5月13日(月) 「街」日誌

 「街」の日曜日、則子さん、ようこちゃん、サギリちゃんの3人で芝居に見に行きました。 ヨッシーは歌の練習、アリちゃんはパソコン機器の整備、ハネやんはテレビ将棋観戦と昼寝…。

 夕食は、少し手抜きをしてスパゲティー。ミートソース、メンタイコ、ボンゴレ風の3種類を女性陣が作りました。
 
 韓国人の赤ちゃんを連れたご夫妻が買い物。ダンナさんがスーツやジャケットを数着買いました。ウエスト、丈がオーダーメードのようにピッタリで、「オー、神様が贈ってくれた!」とダンナさんが叫ぶ。来店していた時に彼が着ていたスーツは、ウエストのサイズが大きいのか何度もズボンを引き上げていたし、アチコチ修理した後があるものでした。上下で1000円の新しいスーツに着替え、ご機嫌でした。

 2人が買い物に熱中している間、則子さんが赤ちゃんをダッコしてました。生後1ヵ月でシャロンというクリスチャン・ネーム。則子さんが冗談で「この赤ちゃん、寄付して下さい」というと、お母さん「この赤ちゃん、新しいからダメでーす」と一同大笑い。

 「ユージ君」のテープを流しながら、外に有事法制反対の署名をテーブルに置いてると、2人の女性が立ち止まり嬉しそうに署名をしてくれました。則子さんとようこちゃんがお話し。 「この歌は分かりやすくて良い」と「ユージ君」CDを予約してくれました。まだ完成していないので、1枚目の先行予約です。(^o^)丿

「ヨッシーとジュゴンの家」
2nd CD 只今製作中
1、ユージ君
2、こころ病んでも
3、さ・さ・さ・差別
4、命どぅ宝、未来へ
5、2001.9.11
6、あるクラスの出来事
7、間違っているぜ
8、東京の空の下から
9、ささやかな願い
 発売 「ジュゴンの家」
 1500円 
先行予約受付中!

 
グスコーブドリの伝記 公開舞台稽古    東京演劇アンサンブル

2003年1月の本公演に先立って、『グスコーブドリの伝記』の公開舞台稽古を行います。来年度から全国公演をスタートする作品。ぜひこの機会にご覧ください。学校での鑑賞教室、おやこ劇場の高学年例会、一般公演などの下見としてもご覧ください。

広渡 常敏 (ひろわたり つねとし) Hirowatari Tsunetoshi   演出家/劇団代表
  東京のはずれ、練馬の武蔵関にある自前の小劇場を「ブレヒトの芝居小屋」と名付け、演劇の核心に向かう仕事をつづけている、東京演劇アンサンブルのリーダー。

 敗戦直後の東京に、福岡での学生演劇を経て上京、戦後民主主義の混沌とした自由な雰囲気をもった新劇に飛び込み、スタニスラフスキー、ブレヒトを学ぶ研究会の中心となり、以来劇団三期会・東京演劇アンサンブルの演出家として46年、現役の演出家として最古参でありながら、その若々しい活動はさらに輝きを増している。

 稽古場の広渡が俳優に要求することは、役の説明的表現ではなく、役に向かいあう俳優本人の存在そのものである。役者にねばり強く求め、待ち続ける演出家・広渡との稽古場での時間が、俳優を変化させる。このことを稽古場はどの芝居に際しても求め続けている。そのディテールの総和が全体以上のものにふくらむ。このような稽古場から、演劇の魅力の本質に関わろうとする集団が育ってきた。

 広渡の目の前で、世界の前衛的な試みは次々と音をたてて崩れてきた。だが広渡は、周りを取り巻く絶望的な状況の中で、演劇に賭けた理想をあきらめずに追いつづけている。

 その広渡が21世紀にむけて書き下ろした新作は、人間にわずかに残された自由な地点を求めた力作である。広渡の信頼する若い役者たちとともに、新たな試みをはじめようとしている。

5月17日の行動予定(案)
5月17日(金) みんなで国会周辺を歩こう!気持ちが届くよう
コンセプト『楽しく要請行動を!!』



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