オープンスペース街・日誌

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2002年1月A
2月3日(日) 名護市長選挙
yasu.ne.nuここをクリック!!

1月20日(日) 「街」日誌 1.19

 一日に何回も来る田中シスターズ!?  お茶を飲むサギリちゃんと本多さん ミーティングを仕切る金さん
 マックの子ども「モモ」の飼い主の人が
近くに来たからとよってくれました。
 モモはマックそっくりだそうです
 マックへのお土産  私には、何のことだか分からんワン!?

オーストラリアから 宮城さんと名護の皆さんへ

ガバン・マコーマック  オーストラリア国立大学 アジア太平洋研究所

いろんな状況が複合して、名護の地方選はかつて前例を見ない重要なものになっている。名護住民の責任は重い。しかし同時に地方、国、国際的にも大きい影響を与えることができる決定権が住民の掌中にあるのも事実である。
宮城氏が圧倒的に優勢に見える岸本氏に対抗して成功する確率は旧約聖書に登場するダビデが巨人ゴリアテに挑戦して名乗りをあげたときよりももっと低い。その背後にアメリカという超大国がひかえている県や国の政府や官僚に支援される岸本氏(ゴリアテ)が一方に立ち、もう一方に宮城氏(ダビデ)と住民グループがいる。
といっても、1997年12月ほぼ同じ問題をめぐり二つの勢力が激突したとき、ダビデはゴリアテを打ち負かしたのである。そういった理由から昔ペリシテ人にとって「ダビデ」と「イスラエル」という言葉がそうであったように今東京とワシントンの権力者たちにとって「宮城」と「名護」という言葉は彼らを戦慄させる。97年の宮城・名護(一般住民グループ)の勝利以後、パチンコ玉のようなもので再び巨人を敗退させてはならぬと日本政府は大量動員し働きかかけてきた。しかし最終的には住民たちに決定権があり、結果は前から決まっているものではない。
2002年極度に厳しい経済状況と、9月11日以後の政治・軍事・社会的状勢に取り囲まれ、選択は容易なものではないが、以下6つの重要な理由から名護住民は歴史のコースを左右するチャンスを手にしていると信ずる。

  • 1. 日米関係を対等なものへ変革することを主張するチャンスである。要するに地元に関係する決定は市民の合意によるという原則を固持することである。重荷がワシントンから東京へ、東京から那覇へ、那覇から名護へ、名護から辺野庫と珊瑚礁へ、と次々に弱いものへとたらいまわしするシステムにノーというチャンスである。
  • 2. 政府の意思を強制する意図的な政治経済金融上の重圧に(地方自治を保障する憲法条項に反する)名護の人々が屈するかどうか決めるチャンスである。中央政府が名護に押し付けようとしているプロセスは新琉球処分といえるほど不当なものであるが今度こそ住民が声をあげるチャンスである。
  • 3. また公共事業中心、利益配分方式による依存体質の政治を継続させるのかどうか、公共事業中心の土建政治は日本全体を腐敗させ、破産させているが、名護は自らの足で立ち、地方の必要性を優先し、公共事業は公共のためであって、私利や政治利益のためではないことを主張する方向を選ぶのか、決定するチャンスがある。
  • 4. 日本政府の約束する「金融業務特別地区」に対する市民の判断を示すチャンスでもある。政府の約束を信用するのか、或いは誰も欲しくない基地を押し付けるための姑息な方策として拒絶するのか。もし提案がまじめで現実なものであるならば、それは基地の計画とリンクすることなく、提案そのもののメリットだけで実現されるべきである。しかし返還から30年以上今まで「一国二方式」を否定し続けてきたのに、今選挙前夜になってから日本政府はなぜ態度を一変させたのか。日本政府の拘束から自由になれば沖縄は現実に創
  • 造的で面白い、経済的にも有利なやり方で近隣地域と交流できるのかもしれない。しかし1990年代太田知事の時の「国際都市」構想を含む今までの壮大な計画と同じように今度の構想も矛盾した欠陥方式に基づいている。つまり金融運営政治的支援を中央政府に求める一方、同時に中央政府からの独立・自治を唱えている。
  • 5. 岸本陣営と名護市議会に対し1999年市民が基地建設に合意した条件の中でも特に15年の使用期限付き、軍民両用、環境保全の確保などは本当に最低原則であり巨大軍事施設を非常に壊れやすい環境に建設するのは受け入れられないと伝えるチャンスでもある。
  • 6. 環境にマイナスとなる日米の計画を否定することで気候変化、生物種の消失、森林の後退、珊瑚礁の死滅、空気と水の汚染など、急速に衰退する地域的全世界的環境に対する憂慮を表すチャンスでもある。未来世代に残す遺産として珊瑚礁とヤンバルの森を保全することを選択するチャンスである。

1995年以来、日本政府は沖縄問題に莫大なお金と精力を注いできたがそれは沖縄の怒りを掻き立てる差別を是正するためではなく、怒りを鎮静させ々の視点を原則的なものから金銭的なものへと移すことにあった。「ダビデ」が「ゴリアテ」を倒すような事態は決して再びあってはならずとし、政府はどんなことがあってもアメリカが要求する巨大施設を断固として建設する決意を固めている。二月の選挙は名護の人々が地域社会の道義と原則を確固として掲げ魂を売らないことを宣言するチャンスである。


1月19日(土)A 



琉球センター「どうたっち」

島袋陽子さん
どうたっち 
軍事基地はいらない
沖縄・名護
    
どうたっち・ライブ緊急企画

沖縄
名護市長に宮城さんを
応援居酒屋ライブ

    三線・島唄/太田武二

この時間のみ「どうたっち」は居酒屋に





2月3日には、名護市長選挙の投票日です。
沖縄に基地はいらないと、訴え続けてきた人々は、
基地の是非を問うた住民投票の結果が生かされる
市制を取り戻そうと、全力で宮城康博さん応援の
活動を展開しています。
東京からも応援の声を大きく響き渡らせよう!
この選挙から流れはかわる、
辺野古沖への軍民共用空港の建設を翻そう!
2002年1月20日(日)
入場カンパ ¥1000

午後6時開店(閉店8時30分)
所/琉球センター「どうたっち」
豊島区駒込2−14−7
п@5974−1333
山手線駒込駅下車2分
英断南北線駒込駅下車5分


メニュー
・あわもり・オリオンビール/250円
・琉球料理各種おつまみ/200円
・沖縄そば/400円・健康茶/100円

入場料・飲食代(材料費除く)は
宮城康博支援カンパとして送ります
 1月20日(日)午前11時〜3時 数寄屋橋公園での三線・エイサー情宣にも参加してください。

 夕食は、チューやんが作った三色スパゲティ(イカスミ、トマト、ペペロンチーノ)

アフガニスタン難民・救援委員会NEWS<第18報>2002/1/17
 昨年末の暫定政権発足後、今年に入り緒方貞子アフガニスタン支援政府代表がアフガニスタン入りするなど、アフガニスタン復興支援策が政府やNGOレベル様々なところで協議されています。1月21、22日に東京で行われるアフガニスタン復興支援国際会議で表明する日本の支援方針として「国づくり」と「地雷撤去」が示されました。「国づくり」では教育、医療、帰還難民が提示されています。女性の地位向上も支援の柱に訴えるそうです。日本のNGOの今までの難民支援の経験をアフガニスタンでどう生かすかを情報共有するシンポジウムが、1月17日に開かれます。

 当委員会もアフガニスタン復興の急務策として、昨年末に「越冬支援」呼びかけ、12月25日より一時帰国された京都在住のアフガニスタン人スルタン・サレヒさんに2,300ドルを託し、毛布や緊急食料などもっとも必要なものをパキスタンで購入し、国境近くの難民テントに配布してもらうこととなっています。また、第3回アフガニスタン難民勉強会でご報告いただいたシャンティ国際ボランティア会(SVA)の市川斉さんも1月7日から現地入りを行っています。当委員会として、SVAにも同様に「越冬支援」の指定金50万円を支援いたしました。サレヒさん、市川さんともに帰国後、みなさまへの報告会を予定しております。日時が決まり次第ご連絡いたします。

 また、映画「カンダハール」の監督マフマルバフさんは、アフガニスタン復興支援の急務策として、「飢餓」と「識字率の改善」を訴えています。20年以上に及ぶ戦乱でアフガン女性の95パーセントが教育を受けておらず、男性も80パーセントが非識字者と指摘し、さらにアフガン再建のカギは教育に有ると強調しています。非識字者一人の教育に要する費用は、約30ドルといわれ「30ドルで一人の人生を変えられる。」と幅広い支援を訴えています。

 同映画は、1月12日より東京武蔵野館で上映され、2月以降全国各地(大阪、名古屋、京都、神戸、福岡、沖縄、松本で2〜3月に上映)で上映され、上映会場には募金箱も設置されます。今回の米国同時多発テロ以前からあるアフガニスタンの内実を描いたみなさまも映画「カンダハール」に足をお運び下さい!(詳しくはチャンネルアジア
tel0798-67-2087へお問い合せ下さい)

<越冬支援募金について>
 昨年末に、緊急支援として越冬支援募金をみなさまに呼びかけしておりますが、1月10日現在17口1,673,068円の募金が集まっています。上記にもご報告しましたが、サラヒさんとSVAに緊急支援しました。春になるまでまだまだ厳しい寒さは続きます。帰国報告等を受けてさらなる支援をしたいと思いますので、引き続きご協力下さい。なお、越冬支援に付きましては15%の運営管理費はいただかず、全額を緊急支援にまわします。振込口座は、郵便局での振込口座で下記の通りです。ご寄付を頂いた方のお名前は、今後、FAXやホームページに掲載されるニュースレターにて随時ご紹介させて頂きます。

越冬支援募金ご協力いただいた皆様(12月19〜1月10日、敬称略)
阪井(大阪府)、上田(兵庫県)、森(徳島県)、 生活協同組合エスコープ大阪(大阪府)、頌束児童館(兵庫県)、藤田(兵庫県)、栃木Vネット(栃木県)、岡本(愛知県)、坪谷(兵庫県)、(株)ジョイスカ(東京都)、生命の森の会(千葉県)、松本(兵庫県)、土井(岡山県)、森木(兵庫県)、大塚(福岡県)、真言宗豊山派仏教青年会(埼玉県)

┌──────────────────────────┐
  │口座番号:00960−2−12443 │
│     加入者名:災害救援委員会 │
│*通信欄に「越冬支援」と明記してください。 │
└──────────────────────────┘

<募金全般について>
 皆様から寄せられた支援金の内、全体の15%を限度として事務局運営費および管理費に充当させて頂きますので、ご了承下さい。 

ご支援をしてくださった皆様(11月28日までの入金分、敬称略)
たんぽぽの会(兵庫県)/堂前(兵庫県)/武藤(東京都)/藤原(京都府)/國重(京都府)/星陵台めぐみ幼稚園母の会(兵庫県)/増田(兵庫県)/G.T.インターナショナル(兵庫県)/脇(兵庫県)/丹波(兵庫県)/矢野(大阪府)妙光寺(兵庫県)/谷澤(静岡県)/古川(兵庫県)/中原(神奈川県)/川内(鹿児島県)/佐久間(兵庫県)/cafena(東京都)/植田(大阪府)/友安(兵
庫県)/山中(滋賀県)/大阪YWCA(大阪府)/冨永(福岡県)/藤田(大阪府)/田中(兵庫県)/小川(兵庫県)/津田(兵庫県)/森田(大阪府)/伊藤(兵庫県)/鵜飼(大阪府)/中山(兵庫県)//栗原(大阪府)/木羽(京都府)/安井(兵庫県)/井垣(東京都)/ニューリーデン会事務局(大阪府)山崎(京都府)/塚本(大阪府)/中植(兵庫県)/大林寺(兵庫県)/蛭子神社(兵庫県)/兵庫県教職員組合(兵庫県)/宇佐見(千葉県)/浅野(兵庫県)/末廣(兵庫県)/昇(兵庫県)

アフガニスタン難民・救援委員会(構成団体41団体)
アジア女性自立プロジェクト/アジアと水俣を結ぶ会/エフエムわぃわぃ/大阪YWCA/オープンスペース街/関西NGO協議会/関西学院大学上ヶ原ハビタット/金峯山寺青年僧の会/神戸外国人学校協議会/神戸学生・青年センター/神戸華僑総会/神戸定住外国人支援センター/神戸・長田勝手に宣伝連パート2/神戸復興塾/神戸YMCA/国際協力アカデミーひろしま/災害救援ネットワーク北海道/災害情報ネットワークプロジェクト山形/G.T.インターナショナル/週末ボランティア/ジュゴンの家/真言宗大日山慈恵院龍安寺/真言宗豊山派仏教青年会/震災から学ぶボランティアネットの会/震災を生きる宗教者のつどい/新日本宗教青年会近畿連盟/たかとりコミュニティセンター/多言語センターFACIL/小さな友の
会/ツール・ド・コミュニケーション/新潟仏教NGO/日本青年奉仕協会(JYVA)/被災障害者支援・ゆめ風10億円基金/被災地NGO恊働センター/百番目のTシャツの会・藤沢/ひょうごセルフヘルプ支援センター/船橋市議会「小さな声ネットワーク」/ブレーンヒューマニティー/リーフグリーン/ワールドキッズコミュニティ

後援団体1団体:全日本仏教婦人連盟

※救援委員会への参画団体は随時募集しています。FAXまたはメールで事務局までご連絡
ください!

事務局 被災地NGO恊働センター
連絡先:〒652-0801神戸市兵庫区中道通2-1-10
Tel:078-574-0701/Fax:078-574-0702
e-mail:ngo@pure.ne.jp/
URL:http://www.pure.ne.jp/~ngo/

1月19日(土) 「街」日誌 1.18

渡具知武清・千賀子さん
(二見以北十区の会)、
双子誕生おめでとうございます。
丁度、「街」に双子用の靴が
入ってきたので、送ります
珍宝堂・社長からの差入れ。

毎度、あり (^o^)丿
「街」代表・小山さん。「宮城さんガンバレ!
名護に平和の礎を! 勇気ある行動は
 勝利を呼ぶ!!」
 ロシア少年・ジーマ君。
アフガン支援カンパのビンを見つけて
入れてくれました。スパ・シーボ (^o^)丿
★金さんが、J病院のデイケアに行ってメンバーと話をしていると、元気を吸い取られるので
元気を充電しに「街」に寄るそうな。

 彼は毎月1000円分、金魚を買ってJ病院の池に放流している。以前の病院の池には
黒い鯉が2匹しかいなくて、病棟から散歩に出た患者さんに見てもらいたいと話す。それで
1、地域の金魚屋が潤う、2、入院している人が金魚を見て心が和む・・・の一挙両得。

 今日は金魚をもって歩いていたら、子どもたちに「金魚だぁ」と喜ばれたり、池に放流しよ
うとしていたら、閉鎖病棟の看護婦が、「内の病棟に下さい」と言われたのであげた。
「お名前は?」と聞かれて、「名乗る者じゃありません」と言ったとか。カッコイイ (^o^)丿

アイヌ民族を無視した日露交渉―北方諸島の日本への最併合に反対する!
―あいつぐ政府・閣僚らの「単一民族国家」発言を弾劾する!―
「北方領土の日」反対!2/3札幌全国集会に結集を

2002年度
「北方領土の日」反対!  自決権・先住権にもとづくアイヌ民族の権利回復を!全国集会

 日時:2月3日(日)午後1時〜3時30分 
 会場:かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)
 主催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会

全国集会での発言、問題提起者(12月25日現在)
北川しま子(ピリカ全国実・副代表)、川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(旭川、河野差別図書弾劾裁判原告)、アシリ・レラ(二風谷、同)、石井ポンベ(アイヌ民族に関する人権啓発パネル展実行委員会)、小川隆吉(アイヌ民族「共有財産」裁判原告団長)、長谷川修(アイヌ解放同盟・関東)、オリパック・エサマン(名古屋)、まよなかしんや(アイヌ民族と連帯する沖縄の会)、朴孟洙(韓国、歴史学者、未定)、秀島ゆかり(弁護士)、海原剛(史的唯物論研究所、ピリカ全国実)、ピリカ全国実事務局、同・関東グループ、同・関西、アイヌ民族に連帯する沖縄の会、道内・全国各地域から など

★仲間の皆さんの参加、賛同、ご協力を強く訴えます。
  全国集会への賛同費、カンパとして個人1口1千円、団体3千円以上をお願いします。
  送り先はピリカモシリ社です。
「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会(代表・山本一昭)
 札幌市東区北25条東3丁目1−6 舟橋マンション 2号室 ピリカモシリ社  
 電話・FAX 011−748−8171
 郵便振替 02740−4−1679 ピリカモシリ社

★ピリカ全国実 第7回総会を2月3日 午前10時〜 かでる2・7で開催します。
 会員は参加を。

★「北方領土の日」反対!各地域集会

沖縄集会 
 日時:2月6日(水) PM6:30〜 宜野湾セミナーハウス
 発言:川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん
 主催:アイヌ民族と連帯する沖縄の会(098−832−5974)

関西集会
 日時:2月6日(水) PM6:30〜 エル大阪(地下鉄・天満橋)
 発言:北川しま子さん(ピリカ全国実副代表)
 主催:ピリカ全国実・関西(06−6304−8431)

関東集会
 日時:2月7日(木)豊島区民センター(池袋東口)
 発言:北川しま子さん(ピリカ全国実副代表)
     長谷川修さん(アイヌ解放同盟)
 主催:2・7関東集会実行委員会(03−3446−9058、5974−1333、3485−6736)


1月18日(金) 「街」日誌 1.17

 久しぶりにAちゃんが来た。年末〜年始、実家に戻って以来、調子を崩している。義理の兄が「いつまでブラブラしているんだ。
子どもにお年玉を上げないのはオカシイ。生活保護を受けつづけるのもオカシイ。だから仕事に就け」と言われた。また家族も
そんな自分に対して陰で批判的という。仕事をしようか、仕事を始めたら再入院になる…と悩んで「街」に相談に来た。

 しかしホントに多くの家族は、当事者に対して理解がない。「一体何を考えているんだ。Aちゃんを殺すつもりか。Aちゃんの現状
を見る限り、再就職するのはまだ無理なので、その辺の事情を福祉事務所のケースワーカーに説明をして、当分「街」に通う生活
をすすめた。また夜、一人でアパートの部屋にいると孤独感をおぼえ、幻覚がでるので、今夜から週に3回ほど「ハウス街」に来て
洋平君のサポートをしながら夜を楽しむことに決めた。洋平君の自立生活のサポート(介助)は立派な仕事だと思うけどな、義兄
さん。

 東京は小雨が降る寒い一日だった。寒いので、昼食は富田さんが温かいポトフを作った。3時のオヤツは温かいお汁粉。
 お汁粉を食べるボランティアの斉藤さん  富田さん 則子さん


お母さんの形見のカメラで写真を撮る
金さんをデジカメで撮る


マダラ模様の帽子を被って、
102匹目のワンちゃんをするマック
 Aちゃんとペチャンコ
 差入れの大根?蕪? を切ってみると、中は紅芋のように紫だった。野菜の名は? 差入れの鮭、べったら漬、塩辛などで夕食

新企画「街」のある街を歩く  新カメ  写真館 




 石神井台7丁目公園



 駄菓子屋のガチャガチャ
 保育園のバス

1月17日(木)

 新「ハウス街」候補。なかなか決まらない
「宮城さん、頑張って (^o^)丿」 久々にミッちゃん登場 (T_T)

ほしのいえ NEWS LETTER 
VOL.19  2001.12
ゆいまある通信  〒116-0003 東京都荒川区南千住1−41−7
п@03−5811−6846 小林信次
 地域と共に  小林 信次(専従)
 今年も残すところあとわずかですが、皆さんお元気ですか。
 出口の見えない不況の中で、皆、悪戦苦闘していることと思います。その様な状況の中で
皆さんの協力に感謝しています。

 店の状況は日増しに変わっています。衣類などは古着だから安くすればよいという訳には
いきません。いかに客のニーズにそった物がそろっているかが問われるのも現実です。

 最近では商店街の中でも開店したと思ったら何ヶ月も経たない内に閉店している店が見うけ
られます。地元で20年以上続いた草分け的なリサイクルショップが閉店しています。只、品物
を売り買いするだけでは駄目なのかなあと思っています。

 「ゆいまある」では、買い物に来られるお客さんと会話をする様に心掛けています。この会話
の中からストレスを解消していく人、困っている問題を相談していく人、この様な中で「ゆいまあ
る」が保ちえているのだと思う事が多々あります。

 この夏は部落解放同盟の荒川支部女性部からふれあい会食のバザーの呼びかけが有り、
早速、店に来るお客さんに売り方を頼んだ所、快く応じてくれました。その人は後日、大変喜
んでいました。

 教科書問題の取り組みでは、新しい歴史教科書の不採択を求める署名集めを行いました。
店に来る人、近所へも呼びかけ多くの人達が署名をしてくれました。その地域の取り組みの力
が、教科書不採択の結果を勝ち取りました。

 「アフガンに平和を」荒川デモが緊急に取り組まれ、「ほしのいえ」からも参加しています。

 地域の中で一つ一つ積み重ねて行き、問題を共有し活動するならば勝利出来るのだと実感
しています。「ゆいまある」は、これからも地域に根を張り皆と共に活動していきます。

 皆さんの支援で支えられている事を強く実感しています。これからもよろしくお願いします。

1月16日(水)


やすひろさんが所属していた
東京演劇アンサンブルの
太田さんが応援の挨拶。

「昨年の沖縄講演でも、 
頭がクラクラする出会いが
ありました。

また、闘いも共にしたいと思っています」
新企画 「街」のある街を歩く クリックすると → 新カメ写真館に入館できます 
 撮影者・新カメさん リサイクルショップ「街」 石神井川
 坂のある街  武蔵関名物、古美術「珍宝堂」

1月15日(火)

1.21 パウエル米国務長官来日阻止!
東京「アフガニスタン復興支援国際会議」反対

 米英軍はアフガニスタンに対する大空爆、人民虐殺をもってタリバン政権を解体し、アフガニスタンや世界人民の空爆停止要求も無視して、なおも侵略戦争を継続している。この一方で、11月末からドイツのボン郊外で「アフガニスタン代表者会議」が開かれた。これは米英日など超大国権力の「国連」を利用した多国籍軍支配下の傀儡政権樹立のための陰謀会議であった。ブッシュ大統領権力は「来年は戦争の年になる」(12.23)と宣言し、アフガニスタンのみならず全世界の反帝組織の壊滅戦争にうってでている。

 小泉戦争改憲派政権はこのブッシュ戦略に追随し、1月通常国会に有事(戦争事態)立法、改憲陰謀国民投票法案を上程して明文改憲を議会日程に上せはじめた。海上保安庁艦船は12月22日、「不審船」と称して改悪海上保安庁法も逸脱して「領海」外で「漁船」を撃沈し、多数を殺害した。これは94年の旧ユーゴ攻撃と一体の朝鮮危機挑発の時と同様、対イラク戦争にらみの武力行使である。

 1月21〜22日の東京・「アフガニスタン復興支援国際会議」は、利権争奪と米日など超大国主義の「復興」と「開発」の重大な国際陰謀会議である。政府・自衛隊はすでにアフガニスタンの地雷撤去による「復興」を名目に陸上自衛隊を派兵する方針を固めている。政府・自衛隊調査団を22日からパキスタンに派遣した。

 米日欧、サウジアラビアを共同議長国とし、世界銀行、国連開発計画、アジア開発銀行など40数カ国・国際機関が参加する東京会議反対闘争を我々はともに闘いたい。そして通常国会における有事立法・改憲阻止の反戦・反帝国主義に貫かれた大衆的共同闘争を準備しよう。沖縄米軍新基地建設阻止、有事立法・改憲阻止の労働者国際主義的闘いを構築しよう。

 

国立からのお願い 沖縄を考える市民の会 5周年記念コンサート
 新しい年を迎えて皆様方にはお忙しいなかにも希望に向かってご活躍のことと推察いたします。
私たち、沖縄を考える市民の会も結成5周年を迎えることができ、その間、皆様方に大変お世話になりながら歩んでまいりましたこと深く感謝しております。

 1995年9月、沖縄での少女レイプ事件がありました。その悲しい、憎むべき事件を契機に私たち「沖縄を考える市民の会」の歩みが始まりました。(下面の私たちの歩み参照)とぼとぼと歩いてきた私たちの会ですが、その間、沖縄の状況は好転するどころか、県内移設の圧力は強まり、最新鋭の基地がまたもや沖縄に登場するやもしれない様相を呈しています。私たちの会も一段と広がりをもって進んでいくことが必要とされています。そこで、5周年を期して、より多くの人に沖縄の現状を知ってもらい、またわたしたちの活動にふれていただく機会をつくろうと、沖縄のブルースシンガー「知念良吉」さんのコンサートを行います。コンサートを成功に導くために、ぜひ皆様方のご協力、ご賛同をお願いしたく要請いたします。

2月23日(土)沖縄を考える市民の会 5周年記念コンサート
♪♪巡る生命の営みの輪の中へ…♪♪
「知念良吉…沖縄の光と影を歌う」
午後2時開場・2時半開演 ソフトドリンク・サータアンダギー付 前売2000円・当日2300円
スペースのびらかにて(玉川上水べり、風の散歩道、むらさきクリニック2階)

5周年を迎えて私たちの歩み
1995年11月 三鷹で安保を考える集会(「戦場ぬ童」(いくさばぬわらび)上映と一坪反戦地主会・関東ブロック代表、上原成信さん講演会)
95年12月〜96年3月 沖縄反戦地主、阿波根昌鴻さん写真集「人間の住んでいる島」をもとにスライドを作成。
1996年1月 武蔵野公会堂で「沖縄列島」上映会、大盛況で成功
1996年3月 「人間の住んでいる島」スライド完成初上映会
1996年12月 「沖縄タイムス抜粋版」配布活動開始。「沖縄を考える市民の会」結成。
1999年12月 沖縄・韓国・神戸に連帯して第1回三鷹満月祭り開催
2000年7月 第2回三鷹満月祭り開催。嘉手納基地「人間の鎖行動」に参加
2001年4月 第3回三鷹満月祭開催。初めてセミプロ・ミュージシャンなどの応援を得てにぎやかに開催。
2001年11月 「沖縄タイムス抜粋版」60号発行。配布。
2001年12月 「沖縄タイムス抜粋版発行、沖縄を考える市民の会」5周年
2002年2月23日 「沖縄タイムス抜粋版発行、沖縄を考える市民の会」
5周年記念コンサート開催。(予定)

賛同一口 1000円(2口にてチケット1枚進呈)
※ 大きな団体はできるだけ3口以上でお願いします。
会員各位へのチラシ配布などもご配慮宜しくお願い致します。

賛同申込書                     
団体名(          )  (       )様
連絡先(               )    
   公表 (可・不可)            
沖縄を考える市民の会5周年コンサートに賛同します。
    賛同金として(    )口 申し込みます。    

1月14日(月)

SDCC通信 Vol.11 2002.01.12
http://love-dugong.net/campaign/news_index.html 
▼発行:ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)▼
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※転載歓迎※
《目次》
●「宮城康博さんを名護市長に」推薦決議あがる!
・沖縄・名護で広がるジュゴン保護の声!
・普天間代替施設 − リーフ上建設で合意
・名護市長選に宮城康博さんが出馬表明
・全国のジュゴン保護の声を名護現地へ!
  1月20日 シンポジウム「やんばるの自然と地域の振興」
  1月27日 ジュゴンちゃんぷるウォーク

●お知らせ
・12月にIUCN(国際自然保護連合)から日本政府にメッセージ届く
・「第3回ジュゴンの里ツアー」は延期します
・秋頃にジュゴン国際シンポジウムを開催する予定
・次回の運営委員会は2月13日(水)
【資料1】2002年1月3日 名護市長選挙立候補にあたって
【資料2】推 薦 決 議 2002年1月9日 ジュゴン保護キャンペーンセンター


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沖縄・名護で広がるジュゴン保護の声!
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 12月は、沖縄・名護でジュゴン保護の取り組みが数多く行われ、大きな成果がありました。16日にはWWFジャパンの主催、日本自然保護協会・ジュゴン保護キャンペーンセンターなど6団体の後援で、シンポジウム「やんばるの自然と地域の振興」が行われ、100名が参加しました。

 22日から25日までの沖縄ジュゴンキャンペーンツアーには東京・大阪などから約30名が参加しました。22日のジュゴンクリスマスパーティ(名護市東海岸・瀬嵩)には、子供を中心に約100名が参加し、歌や人形劇やクイズなどで沖縄のジュゴンを想い楽しい夜をすごしました。23日のジュゴンちゃんぷるウォーク(名護市街地)には、巨大ジュゴンを含めて60名が参加し、名護市民にジュゴンをアピールしました。25日には、名護市・沖縄県との交渉を行いました。山内徳信さん、海勢頭豊さん、有銘政夫さん、石川元平さんなど沖縄在住会員の方々のご努力もあり、はじめての交渉を実現し、今後の交渉の窓口を開きました。
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普天間代替施設 − リーフ上建設で合意
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 12月27日に開催された第8回代替施設協議会で、名護市長・沖縄県知事などの
報告を受け、新基地の建設場所について「地元の意向を踏まえてリーフ上」と合意されました。しかし、名護市長が地元という3区(辺野古・久志・豊原)だけを見ても、辺野古区は行政委員会のみが「尊重する」となったにすぎず、久志区は建設反対、豊原区は論議中と、地元合意とは程遠い状況です。リーフ上の基地建設はサンゴ礁とジュゴン餌場である藻場を破壊し、ジュゴンを絶滅に追いやるものであり、認めることは出来ません。岸本名護市長は「選挙において選択できる判断材料はおおかた出た」と、「リーフ上への基地建設」を争点に名護市長選(2月3日投票)で名護市民の信を問う姿勢です。ジュゴンを保護するためには、名護市長選に勝利することが重要です。
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名護市長選に宮城康博さんが出馬表明
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 名護市長選(2月3日投票)に、ジュゴン保護キャンペーンセンターの宮城康博代表(名護市議)が、平和と環境を守る統一候補として1月3日に立候補表明をしました。

 宮城康博さんは4年前の名護市民投票のリーダーで、それ以降も名護市議として「市民の声が生きる市政」の実現のために奮闘されてきました。また、基地ではなく自然環境との共存を通じて、市民の生きる力が発揮できる地域づくりを目指して、私たちのリーダーとしてジュゴン保護にも積極的に取り組んで来られました。

 沖縄のジュゴンを保護するためには宮城康博さんの当選はどうしても必要です。
ジュゴン保護キャンペーンセンターは9日に開催した第9回全国運営委員会で【資
料1】を検討し、宮城康博代表の推薦決議を【資料2】の通り全会一致で採択しました。

 全国の会員の皆さんと共に、宮城康博さんの当選に向けての支援活動に全力で取り組みます。

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全国のジュゴン保護の声を名護現地へ!
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 2月3日の名護市長選に向けて、この1ヶ月名護現地でジュゴン保護の取り組みをジュゴン保護基金委員会と共に集中的に展開します。

 20日(日)には名護市港公民館でシンポジウム「やんばるの自然と地域の振興」
(後援:WWFジャパン・日本自然保護協会・沖縄環境ネットワーク)を、27日(日)にはジュゴンちゃんぷるウォーク(12時、名護市役所前)(後援:WWFジャパン)を行います。

 沖縄現地の会員をはじめ、全国でジュゴン保護・環境保護に心を寄せる仲間の
皆さんに、これら名護現地での行動への参加を呼びかけます。今こそ全国の声を
名護に集中し、名護からジュゴン保護・環境保護を発信しましょう。名護現地の行動に参加希望の方はキャンペーンセンターまでお問合せ下さい。この行動の成功のための賛同カンパを全国の仲間に呼びかけます。
(郵便振替口座−00140-9-660199、ジュゴン保護キャンペーンセンター)
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○1月20日(日)
 ■シンポジウム「やんばるの自然と地域の振興」
  13時から(予定)、名護市・港区民館
 報告−飯島博さん(アサザ基金代表)、羽山伸一さん(日本獣医畜産大学)
     花輪伸一さん(WWFジャパン) ほか
 主催−ジュゴン保護基金委員会、ジュゴン保護キャンペーンセンター
 後援−WWFジャパン、日本自然保護協会、沖縄環境ネットワーク

○1月27日(日)
 ■ジュゴンちゃんぷるウォーク
  12時から、名護市役所前出発
 主催−ジュゴン保護基金委員会、ジュゴン保護キャンペーンセンター
 後援−WWFジャパン
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 お知らせ
●12月にIUCN(国際自然保護連合)から日本政府にメッセージが届きました。メッセージは普天間代替施設について建設場所の選定前に、環境アセスメントを行い、ジュゴンの保全策を出来るだけ早く行うことを求めています。またIUCN海牛類専門家グループ議長のヘレン・マーシュ教授や米国の3つの自然保護団体からも同じ趣旨のメッセージが届きました。99年10月のIUCN決議から1年少し、ジュゴン保護を求める声は確実に世界に広がっています。
 参考→http://love-dugong.net/campaign/text/message20011216.html

●2月9日から11日に予定していました「第三回ジュゴンの里ツアー」は、2月3日
の名護市長選に宮城康博さんが立候補し、地元の準備が出来ないため、日程を延期します。

●WWFジャパン、日本自然保護協会などと共に、2月にも実行委員会を結成し、秋
頃にジュゴン国際シンポジウムを開催する予定です。

●ジュゴン保護キャンペーンセンターも3月1日で結成から1年を迎えます。第2回
総会を3月30日に東京(場所未定)で開催します。
次回運営委員会は2月13日(水)19時から
(八丁堀区民館・東京・八丁堀駅すぐ、中央区八丁堀4-13-12、03-3555-8641)
です。
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  ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
    HP   http://love-dugong.net/campaign/
    e-mail  campaign@love-dugong.net
    TEL/FAX 03−5228−1377
    〒162-0814 東京都新宿区新小川町9-7-A302

SDCCの会員(年会費2000円)になってください。
↓こちらから申し込みができます。
http://love-dugong.net/campaign/campaign.html
今後ともジュゴン保護活動をよろしくお願いいたします。
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【資料1】2002年1月3日 名護市長選挙立候補にあたって
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私たちは忘れない
私たちが「名護を守るひとり」として投票したことを、
「一人ひとりは一人じゃない」と実感したことを。
私たちは、いま、名護を変えるひとりになる。
宮城康博

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2002年1月3日 名護市長選挙立候補にあたって
 昨年大晦日の日に「名護市の未来をひらく会」から、本年2月3日に投票が行われる名護市長選挙への立候補要請をいただきました。

 私は、地方自治体の政治・行政運営は、地方自治の本旨に則り市民を主人公
にした不偏不党であるべきだと考えています。立候補要請をいただいた政党や各種団体、市民グループの方々と多くの考え方や信条は一致するものでありますが、市政運営にあたっては徹頭徹尾市民の立場でありたい旨をお話しさせていただきました。

 そのような私の考え方については、基本的なところでご理解をいただいたものと判断しております。 名護市が直面している様々な課題は、一刻の猶予もならない重大な問題群であり、特に普天間代替施設の建設問題については県知事からの協力要請を受けた現市長の意志決定と、政府との協議会の場で市長により建設位置に関する要望が出され、大きく事態が進行している最中であります。

 同基地建設問題については、県民市民の意見が二分されており、名護市においては97年に市民投票を行ない反対の市民意志が過半数を占めている事実もあり、このまま事態を放置することは我が国の民主主義の根幹にも関わる重大な禍根を残し、名護市が陥る混乱は想像を絶するものがあります。

 立候補要請に対して、私が躊躇する事は許されるものではないと即断致しました。

 私は、真実を見つめる冷静なまなざしを大切に、曇りのない言葉で、基地建設の賛成反対両派の方々を色分けする事無く多くの人と話し合いたいと思います。そうすることで問題点の所在を確認し、解決するための相互の努力を信頼し、共によりよき未来を創造していけると考えるからです。

 名護市長選挙に立候補するにあたって、「基地建設問題」「名護市の振興」「行政運営」等についての私の考え方を説明させていただきますが、私は決して、自身の政策や信念を誇り高き崇高なものとして押し付ける市長になるのではなく、人と人との間に生起する問題を共に見つめ考え、解決していく人間の政治・行政を行いたいと決意を新たにしています。

                            宮城康博

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 名護市長選挙立候補表明にあたって、現段階での宮城康博の考え方を説明さ
せていただきます。より具体的な政策・公約等については後日あらためて発表させていただきます。

■基地建設問題について
 名護市民は4年前に市民投票で基地建設の問題に結論を出しています。名護
市長は「凍結」を言い、新しい県知事は「見直し」を言い、SACO報告に明記された海上基地は潰えました。しかし、あれから4年を経て、騒音問題も自然環境破壊も著しい拡大した施設として基本計画が策定されようとしています。主権者である市民の意志は蔑ろにされていると言っても過言ではありません。

 私は、現在進められている代替施設協議会の議論は中止すべきであると考え
ます。

 危険な普天間飛行場返還のためとはいえ、過重に米軍基地負担を抱える県内
に新たな基地建設を行なう事は、決して沖縄の利益にはならないし、このような歪な負担構造はひいては我が国の安全保障体勢の安定的履行のためにもならないと私は考えます。

 沖縄の未来の世代から預かっている世界に誇れる自然環境を破壊してまで、
沖縄に新たに米軍基地を建設し押しつけ続けるのは常軌を逸しており、沖縄県
民としてこれに協力・加担する事はできません。

 私は考え方を異にしますが、県知事が安全保障の本性上、無理であると思われる15年期限を主張しているのも、普天間の危険性を除去したいがための県民の立場からのギリギリの妥協の発言とも言えます。それに呼応して日本政府が、米国政府からの拒否回答が明確になっているにも関わらず、実現可能かのように問題を先送りにするのは、国家安全保障に対する責任ある態度だとは言えません。日米両政府の冷静で真摯な対応を心より願うものであります。

■名護市の振興について
 基地建設とリンクするかのように施される振興策は、真に名護市、ひいては北部・沖縄振興に寄与するものにはなりえないと私は考えます。迷惑施設を受け入れることで施される振興策等で「自立」経済が生まれるわけはなく、それは迷惑施設に「依存」した経済を生み出すだけではないでしょうか。どのような理由をつけようと、それは結果的に、地域の人々の「生きる力」を疎外してしまいます。

 名護市に必要な振興策は、市民の「生きる力」が能動的に発揮できる名護市
創造以外にはありません。

 「生きる力」が発揮できる雇用の場の創出は緊要な課題です。

 福祉や教育の充実、自然環境の保全と賢明な利用、IT利用による商業・観光の活性化、商品化及び流通・販売戦略を充実した農業振興など、様々な行政課題が山積していますが、それらを行なうにあたって新たな雇用の場の創出が図れるよう知恵を絞って全力で行政運営にあたっていきます。

 本来なら、市民投票後の98年からの4年間は、基地建設問題でこれ以上市民を分断することなく、起業者である政府が全体重で理解と同意を得るため行為した状況で、毅然と判断を示した名護市民の「誇り」を守り、市民融和のもとで、真に誇りある生きる力が発揮できる名護市づくりをすすめていくべきでした。

 この4年間をしっかりと検証・反省し、今後は、基地建設にリンクしない北部振興策を北部の未来を創造するために北部12市町村で知恵を発揮し活かしていくべきだと思慮します。

■行政運営について
 この4年間、私は市議会議員として名護市政をチェックしてきました。そう
して得た問題意識を基に、行政運営の変革を行なって行きたいと考えています。

 基地問題に関しては、問題の本質をうやむやにして先送りして、政府の意向
に沿うよう進めていると批判されても仕方がない手法が目につきます。行政と
議会という立場の違いを考慮しても、認めるわけにはいかない重要な問題がそ
こにはあります。

 振興策等については、本来なら国の機関や県が行なうべき事業を、名護市が
事業主体となって行なっている事業も多くあり、今後の維持管理等に関わる市
民負担が増大する危険があります。第三セクターのずさんな経営を放置してき
た責任と、経営主体である行政の雇用責任放棄は犯罪的でさえあります。

 福祉・教育については、普通建設事業が突出する土建市政のような構造の中
で、相対的におろそかにされ続けています。

 マルチメディア館のようなインキュベータ機能を有する施策も、縦割り行政
では政策コンセプトが発揮されないという問題を認識できず活かしきれていま
せん。

 行政運営全般に言える事は、現市長の行政経験の長さが災いし、職員の持っ
ている力を発揮させきれていないということです。基地問題で矛盾を抱え、公
共事業の前倒しでしかない振興策に翻弄され、名護市政は混乱しています。そ
れらの歪みを放置していると、市民のための自治行政である事を瓦解させ、特
定の利益団体や権力に奉仕する権力行政になってしまいます。もうすでにそう
であるという市民の批判も大きなものがあります。この危険性を看過すること
はできません。

 具体的な私の施策は、できるだけ速やかに整理し明らかにしたいと思います
が、この市政の陥っている現状は、市民との対話の不在が大きな原因になって
います。行政と市民とのパイプが詰まり、それによって行政の側は問題を抽出
することができず、従って解決策を講じる事もできない悪循環に陥っているわ
けです。

 地方自治は、住民自治と団体自治に大別されると言われています。名護市で
は、住民自治として、市民投票では反対の意志が過半数を上回り決せられまし
た。団体自治としては、その住民自治の結果とは反する意志決定を行なう市長
が誕生しています。その矛盾が、名護市の自治を混乱させ機能不全に陥らせて
います。

 私はその矛盾を解決し、本来の自治を回復することが、我が名護市には何よ
りも必要なことだと考えています。基地問題や経済問題、様々な重要で困難な
問題が山積していますが、市民を信頼し、市民と対話し、市民と共に解決策を
探し講じていける、開かれた市政を創り出していきたいと思います。

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宮城康博(みやぎやすひろ)
1959年12月18日、名護市大東区生まれ
既婚、子ども3人の5人家族
略歴
沖縄県立名護高等学校卒業(33期)
80年から東京で演劇活動(「東京演劇アンサンブル」「東京演劇集団風」)
92年に帰沖後、名護親方塾長など街づくりに市民の立場で活躍
94年に地域計画づくりや雑誌編集等を行なう「じんぶん企画」設立に参加。
96年には名護市広報「市民のひろば」の取材・編集等を行なう。
97年「市民投票推進協議会」代表
97〜98年「ヘリ基地反対協議会」代表。
98年2月より名護市議会議員(2期)。
議会での所属委員会等は下記の通り。
総務財政常任委員会副委員長、議会運営委員会委員
大学等特別委員会委員長、名護自然動植物公園等対策特別委員会委員長
軍事基地等対策特別委員会委員

現在は、市民運動の活動としては東京に本部を持つ「ジュゴン保護キャンペー
ンセンター」共同代表。「ジュゴン保護基金委員会」委員。

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【資料2】推 薦 決 議 
         2002年1月9日 ジュゴン保護キャンペーンセンター

 沖縄県名護市長選挙が2月3日におこなわれます。

 12月27日の代替施設協議会で新基地建設の位置として「リーフ上」が決
定されました。そして今後工法などが論議されていきます。このような中で、
平和と環境保護の実現をめざす統一候補として、名護市議会議員で、わたした
ちジュゴン保護キャンペーンセンターの共同代表でもある宮城康博さんが立候
補表明しました。

 私たちは宮城康博さんを推薦します。そしてジュゴンと沖縄の自然を愛する
仲間、さらに自然環境保護にかかわるすべての仲間が、宮城康博さんの当選に
力をかして下さるよう訴えます。

 「私たちは忘れない。私たちが『名護を守るひとり』として投票したことを、
『一人ひとりは一人じゃない』と実感したことを。私たちは、いま、名護を変
えるひとりになる」 宮城康博さんは立候補にあたっての思いをこう語ってい
ます。

 宮城康博さんは97年の、名護住民投票のリーダーのひとりでした。平和と
環境をまもり、住民投票でしめされた「基地ノー」「大事なことはみんなで決
める」という市民の意思を尊重する姿勢は一貫したものです。

 すでに立候補表明している現市長は、住民の意志を無視して新基地建設を積
極的に進めようとしています。12月27日の代替施設協議会で決定された、
リーフ上案はサンゴ礁とジュゴンの餌場を死滅させ、ジュゴンを絶滅に追いや
るものです。

 宮城康博さんは「沖縄の未来の世代から預かっている世界に誇れる自然環境
を破壊してまで、沖縄に新たな基地を建設し押しつけ続けるのは常軌を逸して
おり、沖縄県民としてこれに協力・荷担する事はできません」とはっきり表明
しています。

 また宮城さんはジュゴン保護運動を通じ、オーストラリアなどとも交流をふ
かめてきました。そこで、自然環境をまもることが、自立的な地域の振興につ
ながる実例にふれてきました。基地とひきかえではない、ヤンバルの自然と地
域住民の自立にもとづく振興を、宮城さんはめざしています。

 宮城康博さんをぜひ当選させ、ジュゴンを絶滅からすくい、ヤンバルの自然
環境を未来の世代につたえましょう。全国の市民一人一人が知恵と力を出しあ
い、勝利の道筋をつかみましょう。「沖縄のジュゴンを守ろう」「ジュゴンと珊瑚を絶滅させるリーフ上案反対」「平和と自然環境を守る宮城さんを当選させよう」の声を上げましょう。

1・12根津さん処分を止めよう集会お礼
 お礼
 集会賛同の皆様、集会参加の皆様
本日、1・12「根津さん処分をとめよう」緊急集会には200数十名ものご参加ありがとうございました。
1月の処分を防ぎ、3月に向けて闘いを前に進めていくために多摩市役所の向かいで行いました。都心や首都圏からの参加者にとっては遠路はるばるという場所でしたが、北海道からの参加者、兵庫からの参加者も迎えて開催することができました。

 司会の不手際で長丁場の集会になってしまい、ご迷惑もおかけしましたが、熱心に最後まで聞き入ってくださる参加者の姿に、そして、ちょうど良い所で適宜拍手をしてくださる(励ましやら同意やらを表して)参加者の反応に実行委員会、根津さん本人も大いに励まされました。会場が少し寒かったので心配しましたが、川田龍平さんも最後まで参加してくださり、発言を戴くことができました。

 小森陽一さんの話は歯切れもよく、若いスタッフによる「質問コーナー」「パネラー」の進め方も分かりやすく工夫されていたと思います。ただ全体に話すべき内容が詰まりすぎていたので、発言者にはまだまだ話したりないのに集会としては長丁場になってしまいました。

 闘いそのものも昨年の2月からの息の長い闘いになっていますが、まずは3月が大きな山場になりますので、今後とも、見守り励まし、ご支援を宜しくお願い致します。本当に全国の皆様のご支援で今日までやってくることができました。ありがとうございました。まずは、お礼方々ご連絡もうしあげます。

1月13日(日)

★土曜の「街」。仁君、ガンちゃん、金さん、サギリちゃんが来ました。
☆関ちゃんのお母さんが新年のご挨拶。「ジュゴンの家」日誌の関ちゃん日誌を読んでもらいました。
 「立派にやってますから、心配しないでいい下さい」とハネやん&則子さんがお母さんに太鼓判を押しました。
やすひろさん、11日に、第一次
選挙支援カンパ送った。僕も、お年玉から、
3000円カンパ
。それでヨッシーと
「ジュゴンの家」の皆と、応援している皆と、
焼鳥でも食べて、選挙、頑張って下さい。

ヨッシー&ジュゴンの家、リードヴォーカル 
中馬洋平
土曜日、賑わう店内。

 今日から、金さんが土曜日に
「街」にくることになりました。

 一日働いて、「街」と地域の人たちが
小さな輪を作っているのを感じた。
 年末にはもっと大きな輪になる。
 部落解放同盟・全国連の「2002年 団結旗びらき」宮城康博さん支援カンパ
ワーッ、沢山のゴチソウだ。  仁君とチューやんが「やすひろカンパ」
をアピールしました。
 名護の皆さん、ご存知、この人も応援してますよー  結柴前区議・チューやん・新城区議
 全国連の皆さん、沢山のカンパ、有り難うございます。また狭山再審を行なえ!狭山異議審勝利に向けて、
今年もヨロシクお願いします (^o^)丿

通 信   NO.33  目黒精神保健を考える会
              「クラブハウスめぐろ」   2002年 1月10日    定価 100円
孤立のススメ・・・・・・・・・・・・・・佐藤洋子
「孤立をおそれるな!」
・・・これは一体どう言うことなのでしょう?その講演が始まる前、私はそう思っていました。12月6日に行われた「不登校・ひきこもりを考える」というテーマの講演会のタイトルのことです。講師は岐阜大医学部 精神科医の高岡健先生です。

 子どもがひきこもり始めた時、家族はまず、どうしたのだろう? 何があったのだろう? これからどうすればいいのだろう?と不安になり混乱し、誰に相談することも出来ずに抱え込み、社会から孤立してしまいがちなものです。これだけ社会的に不登校やひきこもりが認知されるようになってきた現在をもってしても、世間体やそれまでの自分自身の価値観の壁は意外にも厚く、大いなる闘いを強いられます。

 そして、そんなにひとりで抱え込まないで下さい、相談窓口はたくさんありますし、話を聞いてもらうだけで楽になるということもあります。まず扉を叩いてみて下さい。というのが私達それに関わる者が最初に願うことです。ですから、あえて孤立せよ、とも受け取れるこのメッセージは一体なんなのだろう?と思ったのです。

 しかしそれはもちろん、そういうことではありません。高岡先生のお話はこうです。
 それではここで、ひきこもることのメリットについて考えてみましょう。ひきこもらなければ出来なかったことに目を向けてみます。ひきこもっていると、子どもは時間を自分で考えて自由に使うことが出来ますね。子ども達はそれまでの教育の中で、自分で考えて選択し行動する、ということを意外なほど学んでいません。そういう機会があまりにも少ないのです。子ども達はひきこもっている期間それにじっくりと対峙しているのです。

 自由な時間の中ではダラダラした生活になりがちで、当然昼夜逆転することも起こります。それでも朝だけは起きなさいなどというようなケチな発想はやめて、経済力の許す限り、子どもの生活を保証してあげてほしいのです。そしてただそっと見守っていて下さい。親が何をしたらいいのか分からない時には何もしなくてもいいのです。先走って指針を示すようなアドバイスをすることは、当人にとってプレッシャーにもなりかねません。焦らせることは却ってひきこもりを長引かせます。自分と向き合うことを中断させられるからです。求められたら、忠告ではなく情報を与えて下さい。

 子どもが自分自身と向き合っている間、親は親の、自分自身と向き合ってみるというのはいかがでしょうか。その時間を親ご自身のために、好きなことに使ってみるのです。・・・といっても、子どもを外に引き出すため、と心のどこかで思いながら好きなことをしようとしても、それはすぐに察知されます。子どもには親の下心と映り却って不信感を抱きます。親自身が自立し、子どもから適切な距離を取れるようになることです。これはそれまで何かをしてあげるということが親の務めであるという価値観でやってきたとすれば(それは決して間違いではありませんが)、考えている以上に難しいことですが。

 ひきこもるということは、その必要があってしていることです。身体や精神が休養する時間が必要なのです。その間家族は慌てふためいてはいけません。まず周りの環境が落ち着いていないことには休養どころではありません。ひきこもっている本人も、親が心配していることは気にしているのです。

 いつかエネルギーが溜まってくれば自然に動き出す時が来ます。それを信じて下さい。動き出し始めは,突拍子もないこと、常識的には出来そうにないことを言い出すかもしれません。でもそこをどーんと認めてあげて下さい。あくまでも慌てないで下さい。自分が何が出来るかを、自分で少しずつ確認しているのです。ここで親の度量も問われます。

 ひきこもりも社会との関わり方の一形態であり、一見無価値に見える時間を積み重ねていくことが必要な時期もあるのです。それはひきこもりという名の社会経験です。けしからんものでは決してないので、徹底して子どもの生活を保証してあげて下さい。

 そう考えていくと、孤立をおそれるな!とは、正々堂々と安心してひきこもれ、という高岡先生から今ひきこもっている若者への熱いメッセージだったのでした。

 蛇足ながら講義の中で、今話題の小説『最後の家族』(村上龍)について、非常によく勉強(取材)して書かれているので、参考になるのではないかというお話がありました。その中の一節に「親しい人の自立はその近くにいる人を救う」というくだりがあります。

 近くにいる誰かを救おうとしたら、まずあなたが自立してください。あなたが一人で生きていけるようになること、それだけが、誰か親しい人を結果的に救うのです。

 あなたはこの言葉をどう受けとめられるでしょうか?

1月12日(土)

「街」日誌1/10(金)

 やすひろさん、頑張れ!
サギリちゃんのお母さんがカンパを
入れてくれました。感謝 (^o^)丿
 洋平君、ヨッシーが居なくなってから「ハウス街」
での自立生活が中断していたけど、今日から再開。
 来週からは、ガンちゃん、Aちゃん、ハネやんたちで
ヨッシーが帰ってくるまでやりますよーっ。

愛媛「つくる会」教科書撤回を求める署名
「こどもの人権と教科書の問題を考える越智今治の会」の弓山正路です。
2001年8月8日に愛媛県教育委員会は県立ろう学校、養護学校で「つ
くる会」歴史教科書を採択しました。発表直後より、多数の市民の抗議が
巻き起こりました。愛媛県教育委員会の不当な決定は断じて認められない
との思いの市民・団体が協議し、「安心して手渡せる教科書を求める署名
連絡会」を結成しました。そして、愛媛県教育委員会に対し、採択の撤回
と再審議を求める署名活動を行なっています。私たち「こどもの人権と教
科書の問題を考える越智今治の会」も署名連絡会の一員として署名集めに
奔走しています。

 この間、インターネットで愛媛の闘いを発信してきました。県内の署名
活動に力を注ぎながら、日本国内にとどまらず、日本の侵略を受け多大な
犠牲を強いられたアジア・太平洋地域をはじめ全世界の団体・個人に呼び
かけます。インターネットやFAXを活用し、採択の撤回と再審議を求め
る署名活動に賛同していただける団体・個人を募ります。賛同していただ
ける団体・個人は愛媛県教育委員会宛と「こどもの人権と教科書の問題を
考える越智今治の会」宛にメール又はFAXでメッセージを送ってくださ
い。送っていただいたメッセージは1月下旬に、愛媛県内分の署名ととも
に提出します。締め切りは1月25日とさせていただきます。なお、送っ
ていただいたメッセージと団体名・個人名はメール、ホームページでみな
さんにも発信します。個人の場合はお名前と都道府県名・所属する団体や
肩書きがあれば、ご記入ください。該当するものがない場合はお名前と都
道府県名をご記入ください。

 粘り強く抗議の声を上げ続けていく中で、仲間が増え、大きな世論にな
ることを確信しています。
                       2002年1月11日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
愛媛県教育委員会に対して行なっている請願署名は以下の内容です。
【請願事項】
「つくる会」主導による「新しい歴史教科書」(扶桑社発行)の採択を撤
回して再審議を行い、子どもたちに安心して手渡せる教科書に採択し直し
てください。

【請願趣旨】
 愛媛県教育委員会は県下のろう学校と養護学校の一部で、2002年度
から「新しい歴史教科書をつくる会」(扶桑社版)の中学歴史教科書を使
用することを決定しました。
 しかし
一、「つくる会」の教科書には、こんなにも多くの問題点があります。
1.日本国憲法よりも、大日本帝国憲法を肯定的に扱っています。
2.民主主義の確立や人権の獲得に向けたひとびとの努力とその歴史を正
  確に伝えず、またその意義を無視しています。
3.戦争を賛美し、戦意高揚をはかる記述が目立ちます。
4.自国の歴史のみを賛美し、他国、他民族の立場を省みない、ひとりよ
  がりの立場で書かれています。
5.日本が行なったアジア、太平洋地域への侵略、加害の事実を隠し、そ
  のことを正当化しています。
6.国家および支配者中心の歴史記述で貫かれ、民衆、女性、社会的弱者
  の立場や営みについては、ほとんど書かれていません。
7.歴史事実の歪曲や、意図的な削除、あるいは初歩的な誤りが、非常に
  多くあります。

二、「つくる会」の教科書採択の方針は、「扶桑社の教科書がベストであ
  ろう」という加戸知事の、教育長に対する「発言」−介入によって、
  教育委員会による審議以前に決められていました。これは、行政権力
  等の教育に対する支配、介入を禁じた教育基本法第10条に明白に違
  反しています。教育基本法に違反して行われた採択は、当然、無効で
  す。

三、教育委員会は、ろう学校、養護学校の子どもたちにとって、どの教科
  書が最もふさわしいかという審議を全く行うことなく、この方針(議
  案)を承認しました。

四、今回の教科書採択は、「つくる会」教科書を、中高一貫校および全県
  下の中学に広めていくための布石でした。ろう学校、養護学校の子ど
  もたちは、その政治目的のために利用されました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こどもの人権と教科書の問題を考える越智今治の会
弓山 正路
myumi@icknet.ne.jp
FAX 0898−23−7969

愛媛県教育委員会  
吉野内 直光 教育長
kyouikusoumu@pref.ehime.jp
FAX 089−933−2179
**********************************

弓山正路
myumi@icknet.ne.jp

ほしのいえ NEWS LETTER 
VOL.19 2001.12
ゆいまある 東京都荒川区南千住1−41−7
私たちは、日雇い労働者の街「山谷」で共に働いて
いる市民団体です。「ほしのいえ」の活動は、野宿
労働者への炊き出し・夜回りをはじめ、病院訪問、
作業所、リサイクルショップ「ゆいまある」などで、
運営委員会がその運営にあたっています。老いも若
きもこの活動に関わってみたい方、ぜひご参加くだ
さい。出来るところから共にやっていきましょう!

★山谷からの メッセージ
2002年は、
 野宿生活者にとって希望の年であるように…
  戦争への道に歯止めをかけられるように。
   暴力に対して、暴力でなく
    平和への道を、求め続けられるように…
 社会的に不利な立場におかれた人たちが、人として尊重されるように
  ほしのいえの仲間達とまわりの人たちが手をつなぎ合って
   あせらず、たゆまず希望に向かって歩み続けたい! 
 「ほしのいえ」のホームページはここです

 隅田川スタディー・ウォーク   松本和子
 10月28日午前10時〜夕方5時過ぎまで「隅田川スタディー・ウォーク」が開催された。これは「ほしのいえ」も
共催団体となり準備してきたものである。隅田川河岸では、現在、墨田区、台東区側合わせて約1000軒のテント
が立ち並んでいる。

 浅草吾妻橋のたもとに集まった参加者は、60名近く、4つのグループに別れコースを歩いた。グループの中には
新宿や、墨田で野宿生活をしている当事者の方たちも加わり、彼らの生活や困難な問題などを分かち合っていた
だいた。参加者の中には、初めて隅田川のテントを訪れるという学生達や一般の方々、山谷でボランティア活動を
している方々などがあった。

 全体を通してワークショップ形式でおこなわれたが、はじめに各グループで、ここに来た動機や、これまで野宿者
に対して持っているイメージなどについて分かち合った。

 その後、隅田公園に集まり、仲間から直接話を聞いた。自分たちは「人間としての尊厳」を奪われたくないと語ら
れた言葉は重く私たちに問いかけられるものだった。

 続いて各グループで当事者の方たちと質疑応答を交わし、その中で感じたことを分かち合った。多く出た質問は、
病気の時どうするかとか、福祉事務所の対応についてだった。また、続発する少年達による襲撃事件から見張り番
を立てて防衛した経緯について、話しを聞いた。

 日頃の生活状況については、アルミ缶拾いの仕事、大型ゴミなどから集めたものを売る仕事、地域の人たちと
一緒に取り組み清掃をする活動などの苦労話を聞くことが出来た。地域の人たちに理解してもらえるよう、清掃の
場面を写真にとって町内会で回したり、区役所に現状を訴えたり様々な努力がされていることもわかった。

 おじさん達のテントも見せていただき、ゴミの中から見つけた生活用品や飼っている犬を紹介してもらったりした。
ある人は、知的障害のある仲間を隣りで面倒見ながら生活していたのが印象的だった。

 その後、桜橋までのテラスを歩きテント生活の状況を聞いた。台風の時は、テラスのテントは、あっという間に1.5メートルも増水し、全壊したそうで、水の後がまだ残っている場所もあった。

 隅田川から、山谷堀方面へ向かい、浅草弾左衛門の屋敷後である台東商業高校の前で被差別部落と、山谷の
歴史の関わりと地理的状況について説明を受けた。

 今戸地域(被差別部落)の中を通り、山谷のドヤ街に入った。城北福祉センター前では、共同炊事の準備の最中
だった。そこで「山谷の状況」について説明を受けた後、山谷労働福祉会館で集まった。

 そこでは「少年達による襲撃事件の裁判で見えてきたこと」について報告がされた。個人の問題にして終わるのではなく、少年達の背後にある、家族の問題、教育の問題、ひいてはその価値観を生み出す社会の問題として捉えていかなければこの問題は又、繰り返してしまうということを実感した。

 その後のワークショップでは、「この問題は何か?」「解決していくために何が必要か?」についてグループで話し合い、発表しあった。手をつなぎ合って「連帯」を呼びかけたり、「事実を知ろう! 知ったことを伝えよう! そして越冬闘争に参加しよう」というスローガンを作ったグループもあった。それぞれに白熱した分かち合いをし、交流を深め合った。次回からさらにテーマを深めて、スタディーウォークに参加することを約束し合った。このような試みは、引き続き年明けにも行う予定である。

 この取り組みの成果が早速、隅田川のテントに住む人たちの「よりあい」で12月16日、桜橋付近で「医療相談」を始めたいという動きになり、国境無き医師団の方たちの協力も得て今取り組みを始めつつある。これは「ほしのいえ」他4団体が実行委員会で共催しているもので、さらに強い連帯が出来つつあることを実感している。  

1月11日(金)
1.10「街」日誌 新カメ記
★やっと、段ボール6個のカレンダーと手帳が入荷しました。早速、仕分けと値付けに追われてしまいました。
「この店だけ大繁盛ね」と言われるほど、たくさんのお客さんがカレンダー・手帳を見ていました。
☆本日の差入れ。画家の萩原さん・・・鏡餅、青木さん…豚肉ポークソテー用20枚、斉藤さん・・・レタス他。
谷瀬さんの「やすひろさん頑張れ」  羽子板をする富田さん、則子さん

白 保 メ ー ル  No.14  Jan.9.2002
 「ものさし」について 谷崎 樹生
 お正月のTVやラジオ番組で、少々気になる発言を聞きました。「貧困がテロや暴動の大きな原因の一つになっている。貧困という問題を解決することで、このような事件が起こることを未然に防ぐことができるだろう。だが、貧困の解決には長い時間がかかる。」というような趣旨の発言を何度か耳にしたのです。

 我が国でも「家貧しくして孝子出づ」(貧しい家庭に親孝行な子供が育つ)と言われたのは昔のことで、最近では「家貧しくして孝子出ず」、貧困が非行の原因になってしまうようです(豊かすぎても子育てに失敗する例は多いようですが・・・)。いつの間に、どうしてこうなってしまったのでしょうか?それは「家風」とか「家訓」という言葉が死語になりつつあることと関係があるのかもしれません。
 
 かつてはどの家庭にもその家独自の規則があり、価値観がありました。そしてそれらは親から子へ、子から孫へと受け継がれていったものでした。文化の伝承の一つだと言えるでしょう。ところが、社会に大きな混乱が起こり、文化の伝承がスムーズに行われなくなってしまうと「ものさし」を失った人々は新たな「ものさし」を求めることになります。この時、自ら考え、自ら判断する習慣まで失ってしまった人々は、大勢に従い、共通の「ものさし」を持つことになってしまうようです。

 「皆が同じものさしを持って、同じ価値観で物事を評価する」一見すると、平等で公平で、すばらしい社会ができそうですが、実はとんでもなく危険な罠が仕掛けられた危うい社会ができてしまう危険性をはらんでいるのです。

 今日我が国で起こっている様々な混乱は、皆が同じ価値観を持ち、同じ豊かさを追い求めた結果と言えるでしょう。すでにその間違いに気づき、軌道修正しようとする動きも一部にはありますが、残念なことにここ沖縄では、特に行政においてはその気配さえ感じられません。

 沖縄で「本土との格差是正」とか「本土並み」と言うときには「本土=東京」という暗黙の了解があるようです。東京は確かに日本の政治・経済の中心ですから、暮らしやすい便利な街なのでしょうが、それにはあくまで「お金さえあれば」という但し書きが付きます。沖縄はいくら頑張っても東京にはなれませんし、もし万一東京並みの経済的な豊かさを獲得したとしても、そのときには東京はさらに豊かになっているか、滅亡しているかのどちらかでしょう。

 本土の田舎には平均値以下の地域はいくらでもあるのです。それらの全てが貧しくて生活に窮しているかというと、決してそうではありません。元気な田舎は全国各地にあります。元気な田舎の人達は自分の足元をしっかり見据えて、自分たちの地域に自信を持っています。元気な田舎の人達の視線は東京など向いていないのです。

 島の自然に生かされて島人が生きていくためには、島の自然との共生関係を修復することが不可欠です。島の豊かさを再発見し、再評価せねばならないのです。「貧困という問題を解決するには二十年三十年という長い時間がかかる」とよく言われますが、豊かさを測る「ものさし」を換えさえすれば、問題の解決は簡単だと思います。

 私たちはそろそろ東京製やアメリカ版の「ものさし」を捨てて、島本来の豊かさを正しく評価できる「ものさし」を取り戻すべきではないでしょうか。
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 <<沖縄県に代わってお知らせ>>
 新石垣空港環境検討委員会と建設工法検討委員会の日取りが、概略下記のとおり決まったそうです。いずれも那覇で行われる予定です。

1 第4回新石垣空港環境検討委員会
  2月上旬
  沖縄県は、環境影響評価方法書の案を提案することを考えているとのことです

2 第2回新石垣空港建設工法検討委員会
  3月(おそらく上旬)

 もう一つ、県から「新石垣空港建設に関するアンケート調査票」が配布されていま
した。住民が意見を言うことのできる数少ないチャンスです。八重山在住の方、もう
お出しになりましたか?1月末までです。
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♪  2002年最初の『白保メール』をお届けします。本年もよろしくお願いします。

♪♪ 転載を歓迎しますが、著作権は各執筆者に属します。
    引用される場合は、執筆者にお断り下さい。

♯ 2月2日しらほサンゴ村で環境アセスメントの報告会を予定しています。
詳細は次号でお知らせします。
白保メール NO.14 02.1.9
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
     mailto:shiraho@estate.ocn.ne.jp


1・12「根津さん処分をとめよう!」多摩現地緊急集会のお知らせ
3月に処分を出させないために・・・・・!多摩の現地へ駆けつけてください。

先日からお伝えしていますように、「『根津さん処分をとめよう』1.12緊急集会」が
今週の土曜日に行われます。根津さんに対する最後の「意見を聴取する場」の後に、
わたしたちが教育庁人事課課長と会合してからおよそ2ヶ月が経過しようとしており
ますが、11月中に出るはずだった判定は未だ出されていません。
 9月に出された申請は、東京都の規約によれば「緊急」である場合に限られている
のですが、ここまで判定の時期を延ばすとは、その「緊急」なるものが、まったくの
虚構であったことを物語っているようにも思われます。
 しかしながら、通例は3月に行われる判定会において、根津さんが「指導力不足等」
とされる危険性は、十分にあります。1.12集会に多くの人においでいただいて、行政
と多摩市民に、これだけ多くの人が関心をもっているということを示す必要がありま
す。
 会場のやまばとホールは500人を収容できる大きなホールです。なんとか、そこを
埋め尽くして、処分をとめるための第一歩を示したいと思います。みなさんのご協力
をお願いいたします。(がらがらだったら、権力側が喜んでしまうかも。)
 集会の内容を簡単に説明します。小森陽一さんの講演、根津さんによる経過説明、
弁護士さんの話、特別企画その1「根津先生、質問があるのですが」、特別企画その
2「シンポジウム・なぜわたしたちは根津事件に関わるのか」、集会アピール、とい
うプログラムです。単に根津さん支援!だけではなく、通常の集会とはちょっと違う
ような企画を立ててみました。全体を通じて、なにが問題なのかを参加者みんなで考
えることができるような集会になればいいなと思っています。
 MLで常連の福島さん、高梨さん、そして私もステージに上がります。
 お暇な方もそうでない方も、当日は是非会場に足をお運びください。
 
 やまばとホールは多摩市役所となりです。京王線聖蹟桜ヶ丘から多摩センター行き
バスで10分です。
 集会を成功させて、処分をやめさせるために、ご協力よろしくお願いします。

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