オープンスペース街・日誌

2002年12月A
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12月10日(火)
関のボロ市・一日目

朝、ぽっかり雪が積もっていたので
まずは雪かき
さて、そろそろ始めるか!
ボランティアの森田さんが朝一番に
帽子を持ってきてくれました。
日高昆布、するめはいかがですか〜 沖縄から紅イモも届いていますよ
飯田さん、日高昆布お買い上げ! 則子さんの実家から届いたゆずを
使って漬物となますをつくってきて
くれた飯田さん
お昼ごはんはカレーライス、人参サラダ
豆腐サラダ、大根サラダ
私は誰でしょう、ウッキー、ポリポリ ドラえもんポッケには昆布とするめ
お向かいはお豆やさん。
お豆を買いました。
イラクの子供たちに新カメさんカンパ 神保さんから差入れの人形焼
お茶の時間 ハネやん特製おしるこ はぁ〜、休憩、休憩・・・と、ちゅーやん
私もドラえもん着てみたいわ!
と、ボランティアの田中さん
ボランティアのチーちゃんは
遊びに来た中島社長とお茶
お汁粉、甘いなぁ〜、とハネやん
イラクの子どもたちは今のCDが
売り切れたので手工業で製作中
田中さんのお孫さんは先日「街」に
学校の課題でインタビューにきました。
その時ヨッシーが歌った唄のCDを
お買い上げ!
クーちゃんです
夕食は神保さんが作ってくれた、
人参卵そぼろかけワカメご飯、
魚のすり身入り味噌汁、漬物。
いっただっきまーす!!
おかわり続出するほどのおいしさ!
ご飯を食べたら、もうひとがんばり!
ドラうらら
←富田さんとどらうららら

ドラえもんお買い上げ!!→
紅芋いかがですか〜 紅イモを買ってくれたおねえさん お隣の薬局、働き者のユニオンさん
雪の中、万燈(マントウ)行列がきました。これぞ、お会式! 店の前にでて待ち構えるみんな
打ち上げでカンパーイ!! チキン
茶月から差入れのお寿司! ハネやん田苑を飲む
狭山事件、最高裁要請行動
狭山事件の再審開始と証拠開示命令を求める要請書

 1963年に起きた狭山事件とその後の狭山裁判は、国家権力による部落差別犯罪であり、無実の部落民、石川一雄さんを32年間近くも死刑の恐怖にさらしながら獄中に幽閉したことを徹底的に糾弾する。

 狭山第二次再審において、高木・高橋裁判長はただの一度も事実調べを行わず、証拠開示命令も出さぬまま、書面審理のみで「独断に過ぎない」「推測の域を出ない」等の詭弁を弄して、再審請求を棄却した。事実調べと証拠開示が行われれば、石川さんの無実が明らかになることを百も承知で下されたこの差別決定を弾劾する。

 誰もが納得できる判決が下されるためには、事実調べと全ての証拠が開示された上で、科学的・論理的な審理が不可欠である。しかし、許し難いことに、裁判所は石川さんがクロとの差別的予断によって、これら当然の任務を事実上放棄してきた。このことの責任は重大である。

 この間、我々は全国の部落大衆と共に最高裁要請行動を行ってきたが、最高裁は我々に対して差別的・官僚的対応に終始し、要請文を担当裁判官へ責任を持って渡すことすらしていないことが明らかになった。このような対応を断じて許すことはできない。

 死刑判決から再審無罪となった、免田・松山・財田川の各事件では、証拠開示が重要なカギとなった。積み重ねれば2、3メ−トルにもなると検察が認めている狭山事件の全証拠は直ちに開示されるべきである。国連人権委員会の2度に渡る勧告を放置することは、もはや許されない。 

 我々は最高裁に対して、以下要請する。
 1 狭山事件の事実調べ及び再審開始決定を直ちに行うこと。
 2 最高検察庁に対して、狭山事件に関する全ての証拠開示命令を行うこと。
 我々は、石川一雄さん、全国の部落大衆と共に無罪判決を勝ち取るまで闘うことをここに宣言する。

 最高裁判所第一小法廷 藤井正雄裁判長殿
                     
        2002年12月9日
                            
                            練馬区関町北4−2−11 
                            オープンスペース街  
                       

雪がふるなか、最高裁へ要請へ。街は3人も中へ入れてもらいました。

2002年12月6日

「心神喪失者医療観察法案」の強行採決に抗議する(談話)

社会民主党全国連合
幹事長 福島瑞穂

  1. 本日、衆院法務委員会において、いわゆる「心神喪失者医療観察法案」について、与党は十分な審議を尽くさぬまま採決を強行した。わが党は強く抗議するものである。

  2. いわゆる触法精神障害者問題への対応の前提は、全般的な精神医療の向上、地域ケア体制の整備・充実によって加害者を生み出さない社会をつくることにある。再犯率が非常に低く、一般の犯罪に比べ起訴率も決して低いとはいえない触法精神障害者のみを対象にした本法案は、立法事実そのものに重大な疑義があった。

  3. 政府案では、「再犯のおそれ」を根拠に、裁判官と医師の判断により処遇を決定するものであったが、社民党は「再犯のおそれ」の判断可能性や、「おそれ」により長期拘禁することの違憲性などを、厳しく追及してきた。今国会で提示された与党修正案は、処遇決定に際して医療判断を重視することになったにもかかわらず、裁判官が「法律に関する学識経験」に基づいて意見することになっており、制度の柱ともいうべき合議体の役割自体に矛盾と混乱を生じさせた。当事者の人権を著しく侵害するおそれのある制度を導入するにあたり、このような曖昧さを残したまま、審議未了で採決を行うことは許されず、立法府としての良心を疑うものである。

  4. 本法案が成立すれば、これまで以上に差別や偏見など精神障害者を取り巻く状況は厳しくなることは確実である。社民党は、本法案の廃案に全力を挙げるとともに、精神障害者が安心して生活できる真の「共生社会」形成のために、当事者の方々と連帯しながら取り組みを強めていく。

以上


12月9日(月)
イラク侵略戦争阻止! 有事法制粉砕! 12・8 全国総決起闘争
集会の最初にヨッシーとジュゴンの家15名でライブ。2日前に「医療観察法案」が強行採決された事に怒りをこめて
「心病んでも」と「イラクの子どもたちは今」を熱唱。
宮城盛光さん 北原さん 天野さん
中田さん 反戦自衛官の小多さん
北島さん 田中さん
ANSWERからのメッセージ・・・・「あなた達からのメッセージを受け取りました。とても良い内容です。連帯して共に闘いましょう。
デモ隊の出発をライブで見送る
街のみんな
アンプ・コロコロヨッシー1号と一緒に
元気に歌ってデモ。
「♪これ以上イラクの人たちを殺すな」
 沿道には手をたたいて「がんばって〜!」と応援してくれる人がいました。
デモ終了時、「街のみなさん、いつもありがとうございます。皆さんにはげまされます」と、主催者が迎えてくれました。
帰りにみんなで打ち上げ。

12月8日(日)
昼食は焼鶏丼、澄まし汁、漬物 珍宝堂の社長から差入れのケーキ 韓国での米軍による女子中学生殺人
事件のビデオを見たコンさんを囲んで
皆でいただきまーす!
沖縄から紅芋が到着! 夕食は鮭のチャンチャン焼きイタリア風、ポテトサラダ、たまねぎスープ、
厚揚げのお好み焼き風、ご飯、漬物
うららちゃん、ガンちゃん、アリちゃんで、引きこもりの会に参加。 発言するうららちゃん

12月7日(土)そのA
富田さんの「イラクの子どもたちは
今」でアピールタイム
サギリちゃんは署名を集める 夕食はタンシチュー、大根サラダ、
ガーリックトースト
久しぶりに登場、天カメさん 緊急抗議声明をワープロ打ちする
フッ君
撮影はちょっと・・・照れる
うららちゃん
無実の星野さんを取り戻そう!再審請求デモ
 無罪で28年、獄中にいる星野さんの再申を求め、全国から集まった人たちがデモをしました。
獄中28年 返せ星野文昭 12・6 全国集会
ハネやんの愛情いっぱいおにぎり
弁当&カツ丼
カツ丼を食べるありちゃん 「なぜ沖縄に」と「イラクの子どもたち
は今」を歌うヨッシーとジュゴンの家
文昭さんからの手紙を読む暁子さん 平良修牧師 知花昌一さん
小田原さん ジャスティス
北海道〜沖縄まで全国から集まっ
た人たち
知花盛康さん
弁護士の方達
予防拘禁法を廃案へ!秋季共同行動@大賀です。
12月6日(金)夕方、法務委員会において委員長山本の職権により『心神喪失者医療観察法案」の強行的な採決が与党3党により強行的に行なわれました.野党議員や傍聴席を埋めた精神障害者等の抗議の声の中、賛成多数により強行採決が行なわれました.
民主党提案の法案は否決されています.
10日(火)には衆議院本会議において採決が行なわれ、参議院に送られ11日
(水)には参議院で趣旨説明が行なわれる見通しです.

これまでの法務、厚生労働連合審査においてこの予防拘禁法案には一切の合理性も必
要性もない、障害者差別にもとずく予防拘禁法案であることが明らかであることを改めて確認して、この暴挙に弾劾の声をあげたいと思います。

今週国会前での連続した闘いに全国から参加された病者を始めとしたみなさん、
また、国会での闘いに参加できずに各地で歯がゆい思いをされているみなさん、
闘いは終わったわけではないです.
これから、本腰を据えて法案の廃案に向けて大きく力を結集していきましょう!

★ 抗議行動に参加しよう!
 
 12月10日(火) 12:00〜13:00  抗議の国会情宣をし、衆議院本会議の傍聴行動を!
                         多くの人たちの参加を呼びかけます

★ 12月12日(木)15:00〜17:00  院内集会(議員会館)
★ 2003年2月9日(日) 予防拘禁法の廃案を目指す大集会・デモ

★ 緊急署名は継続して行なっています。署名をお寄せください。現在1000名を
越えています

  本文:いかなる修正も許さず、私たちは「心神喪失者等医療観察法案」の廃案を
求めます。

呼びかけ人 
足立昌勝(関東学院大教授) 池原毅和(全家連顧問) 市野川容孝(社会学者) 
大杉光子(弁護士) 岡田靖雄(精神科医) 立岩真也(立命館大学教員) 富田三
樹生(日本精神神経学会・精神医療と法に関する委員会委員長) 中島直(全国精神
医療従事者連絡会議事務局) 森泰一郎(全障連関東ブロック) 八尋光秀(弁護
士) 龍眼(陽和病院患者協会会員)

法案廃案まで共に闘いましょう!

精神障害者差別・保安処分を許すな!
予防拘禁法案を廃案へ!秋季共同行動

連絡先 救援連絡センター 電話 03-3591-1301
     陽和病院労働組合 Fax 03-3924-6646
     メール      kyodou-owner@egroups.co.jp
          
      

途中審議ストップ等により終了時刻を30分ほどの延長後、
 時間が押し全ての質疑終了後、
 野党側からは審議要求が強くされるなか、
 また、傍聴席からの反対の声が多く叫ばれる中、
 修正案は委員会において可決されてしまいました。
 来週の10日の衆議院本会議において採決後、参議院に送られるものと思われます。
 ちなみに、民主党提出の法案3本は否決されました。
心神喪失者法案:
自民など3党で強行採決 衆院法務委

 重大事件を起こした精神障害者の処遇を定めた「心神喪失者医療観察法案」の修正案が6日、衆院法務委員会で自民、公明、自由3党の賛成多数で可決された。民主党などはこの日も5時間にわたる審議を行い、「質疑を打ち切るのは時期尚早」と採決に反対したが、山本有二委員長が職権で採決した。10日の衆院本会議で可決、参院に送られる。

 この日の委員会は空席が目立ち、与党委員の退席で定数が足りずに審議が一時ストップした。しかし、野党議員の質疑が終わると審議が打ち切られた。野党議員と傍聴席を埋めた精神障害者や支援者からは「こんなずさんな法律を通すのか」と抗議が相次ぎ、騒然となった。

 これに先立ち、障害者団体メンバーらは坂口力厚生労働相と森山真弓法相に「採決前に当事者に会ってほしい」と申し入れた。委員会で野党委員も「会うべきだ」と詰め寄ったが、両相は「委員長の指示に従う」と述べ、山本委員長が会うことを認めなかった。

 3日の審議で参考人として反対意見を述べた全国「精神病」者集団の長野英子さんは「当事者の声も十分に聞かず、私たちの人権にかかわる問題を多数決で決めるのか」と厳しく批判。日本弁護士連合会同法案対策本部の伊賀興一弁護士は「法的な根拠があいまいで、患者の自由を奪う根拠にはならない。憲法違反だ」と憤った。 
【精神医療取材班】

[毎日新聞12月6日] ( 2002-12-06-20:54 )

12月7日(土)

医療観察法案
強行採決、徹底弾劾!
12.6 17時22分

キムさん

緊急抗議声明

 本日、衆議院法務委員会山本委員長は、4野党が、審議不十分につき、採決は時期早尚であるとの意見を押し切り、「職権」によって、採決を決定し、17時22分、我々「精神障害者」の反対の血叫びを踏みにじって「医療観察法案」を強行採決した。我々は山本委員長および賛成した全ての議員を満身の怒りをもって弾劾する。12月6日、この日を「精神障害者」隔離・抹殺宣言が下された日として、我々は永久に糾弾してゆく。

 そもそも「医療観察法案」とは「精神障害者」が何をするかわからない危険な存在であるとの差別・偏見を煽る、許し難いものである。「重大な犯罪」を犯す可能性は、健常者も「精神障害者」も同等であるにも関わらず、「精神障害者」のみを特別の法体系によって扱うという「精神障害者」差別法である。

 発端は、昨年の池田小事件後、小泉首相が触法「精神障害者」対策を策定せよとの発言にもとずくのであるが、事件の被告はこの法案の対象とならない、即ち、立法事実が全くないのである。ここにも我々に対する差別・偏見が窺える。

 医療の問題に、何故裁判官が関与するのか。強制入院による身体拘束に際して、人権上の配慮が必要であるからというが、現行の措置入院では、精神科医師のみの判断によって決められているではないか。これこそ、精神医療を治安の道具として利用しようとしているのことに他ならない。

 「再犯の恐れ」に関する予測は不可能であることは世界の常識である。修正案がいかに、文言を変えて「医療の必要性」「社会復帰の促進」などといったところで、未だ犯してもいない将来の再犯予測によって我々を隔離・拘禁するとの本質は何ら変わらない。憲法の罪刑法定主義にも反する、基本的人権の重大な侵害である。

 修正案には、付則として、「精神福祉水準の向上」をあげているが、ここには肝心の地域ケア対策が全く盛り込まれていない。7万人以上の社会的入院患者を10年で解消するというが、彼らの半数以上は60歳以上だぞ。これでは第2のハンセン氏病になってしまうではないか。全くのおためごかしだ。

 我々は全存在を賭けて、稀代の悪法「医療観察法案」を葬り去るまで全力で闘うことをここに宣言する。

2002年12月6日

オ−プンスペ−ス街
ジュゴンの家



12月6日(金)

落ち葉の掃除をする洋平くん        おおやじさん               しんかめさん
『イラクの子供たちに医療を』の
カンパがこんなに集まりました。
昼食はシーフードカレー、
ニンジンサラダ
近所の小学生三人が「街」の取材に
きました。「どんなものをリサイクルし
ているのですか?」『人の心です』
買い物に来ていたお客さまにも
突撃インタビュー
ヨッシーから歌のプレゼント
「イラクの子供たちは今」
一緒に歌う「街」の皆 夕食はカキフライ、とんかつ 今日も大勢でいっただきますーー




12月5日(木)

医療観察法案審議を フッ君、さくちゃん傍聴に行く
国会前では雨の中も、たくさんのこの法案に反対する人々が
座り込みを夜まで続けました。
傍聴を終えて出てきたさくちゃん

フッ君傍聴記

12/3(火) 5人の参考人が登場。松沢病院の松下院長と、南看護協会会長は推進派。富田医師、大塚PSW、当事者代表のAさんは断固反対。Aさんは、多くの仲間が隔離・拘禁されている中で、自分が代表としてこの場に来ることは、裏切りではないかと悩んだと言う。そして「こんな所ではなく、閉鎖病棟で出張審議をやってみろ」と主張する。もっともだ。

 松下医師は、裁判官が関与する必要性について、強制入院させる為には人権への配慮が必要だからと、医者としての責任逃れに終始。じゃあ、現行の措置入院はどうなんだ!

 それにしても、議員たちは、医者にばかり質問して、Aさんに質問したのは社民党の中川議員のみ。この法律で真っ先に隔離・抹殺される立場のAさんの声こそ、第一に聞くべきではないのか? 当事者不在で勝手に決めるつもりか?

12/4(水) 民主・共産・社民党の鋭い追及で、原案・修正案とも化けの皮が剥がれ、完全に破綻した。これはもう廃案しかないことが満天下に明らかになったと言える。

 社民党の中川議員が「この冷たい雨に打たれながら、外では当事者が反対の声を上げていることをどう思うか」と問うと、森山法務大臣は「治療を受けて立派に社会復帰していただく為に、この法律は必要だ」と平然と言い放つ。森山真弓よ、その差別発言を絶対に許さないぞ! 俺達は必ずや廃案に追い込むぞ!!
エアコンの掃除をするしんかめさん まりさんからの差し入れのたい焼き
夕ご飯はオデン、残り野菜の
ケチケチ漬け
いっただきま〜す!



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