2002−4月
2002年の「街」日誌へ

4月1日 「街」のお花見
★雨で延期されたお花見を1日、武蔵関公園で行ないました。 お客さんの谷瀬さんからドリンク、横田さんからカンパをいただきました。m(__)m
 花見弁当を作るハネやん 青木さん差入れの焼鳥。変わり肉団子、
ハーブの香りの唐揚、そら豆、ナス漬物、
ミニトマト、卵焼き、ウグイス豆、小女子、
ニシンの菜の花、ごぼうの和え物、本格
チマキ、と竹の子ご飯
 包装するミヤちゃん
 川田文子さんが小美野さんの手を引いて来ました。 89才の小美野さん「街」で買った生地を
自分で仕立てたそうです
かなり散ってしまった桜
 平間さん、登場  歌を唄う小美野さん  ハウンドドッグを唄うAちゃん
「花」を唄うミック  踊るミヤちゃん 猪木の真似して安全地帯を唄う仁君
 キュウリの漬物と共に本多さん登場 ミックの伴奏で唄う小美野さん
「桜坂」を唄うガンちゃん 中学校の校歌を唄うペチャンコ 桜吹雪がキレイ

4月8日(月) 「街」日誌

 今後に備えた「緊縮財政」の第一弾! 5月から、
新「ハウス街」へ引越しするので、日曜日、第一弾の
引越しをしました。

 新「ハウス街」は、男性専用(3LDK)と
女性専用に分かれます。

 8日から、洋平君は新「ハウス街」で生活を
はじめます。 

4・16 有事法制反対 国会前行動 午後12時15分〜午後1時
★今夜にも有事法制が閣議決定されるという状況の中、陸海空港20労組が中心となって「有事法制反対集会」が行われた。
議員会館前の歩道は、約100メートルに渡って、教員、医者、看護婦、飛行機の乗務員、パイロット、日本山妙法寺の人、キリスト教の人など反対する人たちで埋め尽くされた。
・佐々木ひでのり(民主党)「小泉首相は、備えあれば憂い無しと言うが、こんな備えをすれば、憂いが増すだけだ。有事法制は憲法違反。残念ながら民主党内にもタカ派がいるので、党内が全体として反対できるように努力する」
・社民党「戦後57年、日本が戦争に踏み込まなかったのは、憲法9条があったからだ。広島・長崎・沖縄・アジアの人たちの犠牲の上に成り立っている憲法だ」(広島出身・金子てつお)
・保坂展人「有事法制や個人情報保護法など、国民を戦争に動員するための法律を次々と作ろうとしている。個人情報保護法は、
個人尊厳破壊法だ。絶対許さない」
・キリスト者平和ネット「かつて政府の圧力に屈して戦争協力をしてしまったことを深く反省して、キリスト者として、戦争法に反対し
 行動する」

・海員組合「戦時中、船員は戦争協力をさせられ、軍人以上の死亡率だった。今度の有事法制の『従事命令』は、国家総動員法の ようなものだ」

★航空労組の方と、「精神障害者」であることで搭乗拒否されたことや、全日空の社内規定で「搭乗拒否」のあることなどを話した。
 でも最初は分かってもらえずに、「機長が精神病の人に刺されて殺された」なんていうトンチンカンな話を返してきた。オイオイ、それが労組員の「感性」なのかい。「精神障害者」は「テロリスト」と同じという権力のデマに巻き込まれてるんじゃないぜ。

 労働組合員、シッカリしろ! あなたちは一体、何を目指しているのだ! どんな社会を作りたいのか! そこには「精神障害者」が住まないのか! 労組員の意識は何て低いんだろう!と思ったが、冷静に、「精神障害者」が危険な存在だという誤った偏見に
よって搭乗できないのは差別だ、「精神障害者」の犯罪率は低い、電車やバス、船にも乗っちゃいけないという法律があったけど廃止されたという話をすると、「確かに人権侵害だ。労働組合としても、そういうことに取り組まないといけない」と話し、「直接、全日空へ行って話したり、マスコミにこのことを流すのが良いよ」とアドバイスしてくれた。
 やはり当事者が、差別に対して声を上げなければと改めて感じた。<ヨッシー>
 「街」の前でもAちゃんがアピール

月18日(木) 「街」日誌

 院内喫茶店「フリーバード」で学習会
 「街」のメンバーとアサちゃん(右)
★則子さんが車を運転して、Aちゃん、仁君、ガンちゃんとヨッシーの五人で陽和病院での医療観察法案の学習会に参加した。最初に労組のKさんがレジュメで、法案の問題点を話してくれた。

 次に僕たちがアピールをした後に、仁君が「こころ病んでも」を唄い、「街」の日々の活動をAちゃん、ガンちゃんが紹介し、「陽和病院の皆さん、共に力を合わせて闘いましょう」と訴えた。

 ヨッシーが「5・6集会に、僕たちは50人動員を目指して毎日、お客さんや地域の人達に訴えているので、陽和病院から100人以上参加して下さい」

 則子さんは入院中のアサちゃんに会いに行き、彼女を連れて戻ってきた。その後フリートーク。陽和病院に通院している人が、那覇空港で精神障害者であることを理由に搭乗拒否された事件について、患者協会の竜眼さんに聞いた。現在、
1 ニチベン連が人権救済申し立てをしているとのこと。
2 全日空と近畿日本ツーリストに抗議文をジャンジャン送って下さい。ただし抗議文は事件当事者の了承が必要なので、竜眼さんに送ってからにして下さい、とのこと。

「国内旅客運送約款」の第14条「運送の拒否及び制限」の中に「精神障害者」は飛行機に乗せないということが書いてある(下に記述)。

 則子さんは、今、沖縄でまよなかしんやさんを中心に沖縄福祉連合会の人達が、この事件について非常に怒っていることを話した。全国の皆さん、近くの全日空・近畿日本ツーリストに抗議して下さい。

 最後に、アサちゃんのために、仁君が「こころ病んでも」をもう一度歌った。アサちゃんは、ノリノリで手を叩き・体を揺すらせ聞いていた。そして「よい歌だね」と言った。

 則子さんがアサちゃんに「外泊して私の所に泊まりにおいで」と言った。今回の入院は三年以上たっている。他の作業所のメンバーだった頃を含めて、アサちゃんは街ができてから何回も入院している。妄想が出てきて・ソウ状態が高まる。そういう時、アサちゃんと「少し休息入院しようか」と話し合う。日にちを決めて、街の車に乗せて陽和病院に送っていった。玄関前に着くと、自分でドアを開けて「任意入院してきます」と言って病院に入っていく。しばらく入院して落ち着くと、アサちゃんを中心にお兄さん・医者・ケースワーカー・保健婦・僕たちが、退院後のことを話しあって退院。そんなことが何回も繰り返された。

 でも今回の入院の時は違った。そして医者も保健婦も変わった。いつものように、アサちゃは数日前からソウ状態に入っていた。でも担当の保健婦は、アサちゃんの状態のことを全然知ろうとしなかった。朝、都営住宅の三階に住んでいるアサちゃんは、ベランダに出て騒いでいるという連絡があって、「街」のスタッフが急行した。そして、いつもの休息入院。

 丁度その日、この地区の精神保健関係者の連絡会があった。それ所でない僕たちは当然欠席。担当の保健婦は「欠席した街の職員は職務怠慢だ。そういう時は警察に連絡すればいいのよ」という暴言を吐いた。「街」はそれ以来、そんな連絡会に参加することをやめた。そしてアサちゃんの退院に向けての話し合いも持たれなくなった。みんな変質してしまった。

 学習会のあと、アサちゃん、僕たち、竜癌さんが中庭に出て話をした。Kさんも来て、今度は仁君の陽和病院コンサートを月末にやろうと提案。そういえば昔は、チャンプルー街の人達で、何回かコンサートをしていたことがある。陽和病院に余裕があった頃の話だ。学習会より、コンサートの方が入院者がたくさん集まる。また一つ歌う場ができた。

「街」は4月25日、「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議は午前10時〜午後3時国会前(参議院会館前)
座り込み闘争と議員への働きかけに参加します。同時に、全日空・搭乗拒否に対して、抗議行動をします!
有事法制 反対署名
♪ ユージ君を知ってるかい? 知らないと怖いことになるらしい!」 『ユージ君ソング』を毎日唄っているので、スッカリ地球の 人たちに浸透しました。「有事法制 口語訳・ユージ君マンガ」は分かりやすいので、大好評!
 今日は更にバージョンアップ。トミタさんが、ユージ君腹話術に、ジョージ(ブッシュ)君を登場させました。みんな笑いながら、有事法制を学んでいました。

4月25日(木) 「街」レク―阻止共闘の国会前座り込みに参加、その後、全日空に抗議・申し入れ

 国会(国怪)です 横断幕で〜す
 闘いの準備をします  Aちゃんがアピール  サギリちゃんも訴える
 議員回りを終えたタダっちが司会  40名ほどの人が参加  「街」から11名が参加。
集会の最後に「街」がパフォーマンス シュプレヒコール〜〜ル  阻止共闘は廃案まで闘うぞ!
 電車が10年ぶりのペチャンコ、
モノレールに乗るのは、初めてです
羽田空港駅の一つ前の新整備場駅そば
にある全日空に向かう
 「街」が単独で抗議行動をしました
 受付で責任者との話し合いを申し入れ。
搭乗拒否事件のことと、差別条項の削除
を申し入れた。
 2階にある喫茶店で、回答を待つ間に、
「街」の終了ミーティングをしました。
 明日の昼に責任者から「街」に電話が
来るとの確約をとって帰路につく。
 参加者の発言・感想

則子さん
 今日は、店を臨時休業して、11名で参加しました。その中には10年ぶりに電車に乗って、勇気を振り絞って座り込みをしている人もいます。
 今年の名護市長選をはじめ、あらゆる所で唄って・訴えるという方式をとってます。私たちは2月から毎日、店の前で、医療観察法案のこと、有事法制に反対する100万人署名を集めてきました。「ゆーじ君・マンガ」を拡大
して色を塗って立て看板を作りました。みんな立ち止まって読んで行きます。特に子供たち・若者たちが「自分たちの将来の問題だ」として署名してくれたり、署名を集めてきてくれています。
 先ほど「微力ながら…」と発言された方がいましたが、「微力」では、この運動は勝てませんので、力を精一杯出して、やりきって行きたいと考えています。
 5・6は1000人規模の集会となってますが、関町からは50人の参加を目指して、地域で暮らす人たちに声を掛けています。「街」は50人動員を実現して、銀座で楽しいパレードをしたいと思っています。 (集会発言)
 ペチャンコは今日、色々大切な体験をした。
まず10年ぶりに電車に乗った((゚゚) スゲェーっ!)。改札口で切符を入れる機械に戸惑い通過しそこなった。
そして、国会議事堂の見える位置に陣取ってデモンストレーション。いろいろ考えることが多かった。

あと、全日空に抗議に行くのに、初めてモノレールに乗った。一番前の高い座席に座ってゆっくり景色を眺めて見た。大きな飛行機の見える飛行場の片隅に全日空の会社があった。受付のガードマンとスッタモンダ。でも会社の人にこちらの気持ちは伝わったと思いたい。いつの日か、平気で飛行機に搭乗できる日が来ると思う。

 帰り道、急に眠気が襲い、電車に揺られて居眠りしかけ…武蔵関のホームに差し掛かったら、やっと我が家に
帰ってきたような気になった。
ペチャンコ
 毎日、「街」の前で、精神病院の問題点、患者に対する非人間的・差別的な扱い、投薬のデタラメさなどをアピールしてきた。
 今日、国会前での発言では、いつもより緊張しましたけれど、僕が思っていることをアピールできて、とても新鮮な気分になりました。みんなと一緒に唄ったり、みんなの話を聞くこともできて、貴重な1日だったと思います。

 それと全日空に抗議に行って担当者の人の話の聞き方は、僕が思ってたより印象が良かった。何しろ、殺人薬・
ジプレキサについてI病院の医者に尋ねたらJ病院と同じく、「数万人の内の、たった2人が死んだだけだ!」という
医療関係者の非人間さばかりを見ていた僕は、そう感じた。やっぱり、今日、抗議に行って良かった。もっと具体的
な話が聞きたかったが、これから僕たちが訴えていって、このオカシイ現状を変えていきたいと思った。
ガンちゃん
 少し遅れて、富田さんと国会前に着いた時には、もう、みんなが唄ったり、アピールしたりしていた。
 国会議事堂前という駅はも中学生の時に、社会科見学で来たけど、どんな所だか忘れていた。
 普段、「街」の前でビラを受け取る人たちは、女の子とか、子供たちとか、高齢者が多いのに、今日は、スーツを来た男の人が、ほとんどだった。その異様な雰囲気の中に、身がしきしまって入っていった。

 やっぱり国会前なので、私の声が小泉首相に聞こえるといいなぁ、と思いながら…「今、私は小泉首相と向き合っている」 そう思うと興奮して、大きな声でアピールすることができた。小泉首相や国会議員に少しでも、私達「精神障害者」の怒りが届けばイイナァト思った。
全日空にも抗議に行って、無事「街」に帰ってきた。楽しい1日だった。
サギリちゃん
議員まわりをしていた人の話では、法務委員になっている議員の秘書でさえ、 「医療観察法案」の内容を把握
していない事実に衝撃を覚えた。何も分からない議員が、こんな恐ろしい法案を審議するのか。私たちは、その事実を踏まえて、この法案を廃案にしなければならない。

 全日空の搭乗拒否も然り。自分たちが、差別したのに、本社総務課の人は「?」マークだった。
「精神障害者」なんだから、別に飛行機に乗れなくたって…、新しい法律で一生閉じ込めておいたって…
「精神障害者」なんだから、ジプレキサを飲んで死んだって…、そんな連中の声が聞こえてくるようだ。
 「精神障害者」差別禁止法ができるまで、私は決して闘いを止めない…そう決意を新たにする1日だった。
トミタさん
 議員まわりをした人の話では、日本共産党の不破さんでさえ 「医療観察法案」のことを知らなかった聞いて、愕然とした。もっと沢山の人たちにこの法案のことを知ってもらわなければと思った。
 私立ちが毎日、店の前や店内でアピールすることが、地道ではあるけれど、廃案に向けて本当の力になっていくのだと思った。まず知ってもらうこと、そして差別に対して一緒に怒ってくれる人たちを増やしていくことの大切さを思った。全日空搭乗拒否…「精神障害者」は「何をしでかすか分からない怖い人」という差別・偏見。この差別条項をなくすまで、粘り強く抗議を続けて行きたい!
チューやん
 
タカちゃん
 全日空と国会前アピールは、初めてで感動しました。
 保安処分反対の気持ちが高まりました。

 中馬さん、トミタさん、赤羽さん、みなさん、お世話になり有難うございました。
 国会前での座り込みの時に食べた、オニギリがおいしかった。

新カメさん
議員会館の所に行ったのは、初めて行くの場所ではないので、そんなに驚かなかったが、
ペチャンコさんが来てくれたのが一番うれしかった。

 と言うのも、前日、私とペチャンコさんとお客さんの鎌田さんの3人で話し合った時の感じでは、
とても電車にも乗れないような状態だった。
 でもペチャンコさんは一大決心をして来たと思います。
そのおかげで、回数券(11枚つづり)を買って行くことができた。
 今日は、「オープンスペース街」にいて本当に良かったと改めて思った。国会前でのAちゃ、ガンちゃん、サギリちゃんのアピールは、誰よりも力強くて、感動した。
僕たちは 「医療観察法案」、有事法制、「精神障害者」の搭乗拒否事件のことなどを毎日、店の前でアピールしている。そのした日々の積み重ねがあったから、国会前でも、物怖じすることなく、堂々と・大きな声、そして人に伝わりやすい内容でアピールできたと思う。
 全日空では、富田さん・チューやん・則子さんを中心に申し入れをすることができた。ハネやんはどんな時でも、適切なアドバイスをしてくれる。最年長のタカちゃんは、朝いつもと変わらずに、台所の片づけをやってから、「街」と
一緒の行動をした。「今日は本当に良い経験をさせてもらった」と嬉しそうに語っていた。
 仁君が風邪を引いて参加できなかったのは残念だったが、「街」って、本当に良いチームだと思う。でも闘いは始まったばかりだ。明日からも頑張るぞ!!
ヨッシー
★病気や都合の悪い人をのぞいて、国会前座り込み・全日空抗議行動を、「街」の総決起で勝ち取れたことが、今日の最大の成果だった。

 今日一日の闘いを通して、「『街』は本当に良いチーム」とヨッシーが書いてあることを実感した1日であった。僕たちは、「医療観察法案」反対・有事法制反対などの闘いが、
 ・国会に対する「大きな闘い」をやり抜く事と共に、
 ・僕たちが暮らすこの街で、地域の人たちと日々切り結び、キチッと向き合って・徹底的に話し合って行くということを通して「小さいかもしれないが、粘り強くて日常的な闘い」を貫いていくことが有効なんだということを教えてくれた1日でもあった。

 5・6集会に向けて、「街」は50人動員という方針を出した。それは「街」の力量から考えて、とてもつない飛躍だった。そして3・24保安処分反対集会での23名の参加に比べても、倍以上の動員計画である。しかし現在、40人ほどの参加を実現している。

 「街」は、今年2月の名護市長選に総力で立ちあがった。そして苦杯をなめたけれど、11.148人の絶対反対派の名護市民と出会うことができた。僕たちの住む練馬・武蔵関地区は名護市とほぼ同じ人口である。「11.148人の絶対反対派を、武蔵関地区で創出しよう!」これが僕たちの合言葉となった。

 2月・3月の闘いを通して、僕たちは、「もしかしたら、できるかもしれない」という気になった。そして4月、そして今日の闘いを通して、「自信が、確信に変わった」(昨年の西武ライオンズ・松坂投手の発言)へと発展した(気がしている)。         
僕たちは絶対に負けない、
 だから勝つ以外にないのだ!


  ハネやん
      
 昨日の全日空に対する抗議・申し入れ行動に対して、4月26日、午後、全日空から「街」の方に回答がありました。

 「国内運送約款」の14条の表現方法が、不適格なので、
 「変更するべく検討作業に入っている」
 「連休明けに、どう変更したかについて、ご返事させていただきます」
とのこと。

   やったぁ\(^o^)/   やったぁ \(^o^)/ 

抗 議 文
全日本空輸(株) 殿     2002年4月25日
                    Aちゃん
 なんだ、お前ら、ふざけやがって! 
俺たち「精神障害者」だって、一人の人間なんだ。
飛行機に乗れないなんて、おかしいじゃないか!
なんで、こんな差別をするんだ。
お前ら、それでも人間か?

俺は怒っているんだ。
俺たちは、こんな差別を絶対に許さないぞ!
全日本空輸(株) 殿     2002年4月25日
                    ヨッシー
 僕は練馬区にある共同作業所「オープンスペース街」の者です。
去る2月21日、近畿日本ツーリスト企画のツアーに参加した知人2名が那覇空港において「精神障害者」であることを理由に、搭乗拒否されたことを知りました。また「精神障害者」は、付添人がいないと飛行機に乗れないという社内規定があることを知りました。

 この事で多くの心の病を抱えた人たちが、心に深い傷を負い、怒っています。
 これは差別です。絶対に許せません。こんな差別規定があるのは、日本だけです。とても恥ずかしい事です。

 ただちにこのような規定を無くして下さい。そして、「障害」のある人たちにとって、快適な旅行をしてもらうためのサービス提供することに力をそそいで下さい。そうすることが貴社の発展につながると考えます。
全日本空輸(株) 殿               2002年4月25日
                     ガンちゃん
 僕は、三鷹市にある井之頭病院に通院している者です。
 今回、貴社の飛行機に搭乗拒否された方がいた、という話を聞きました。
 同じ精神病者として、このことはおかしいと思います。
 精神病院にかかっているということで搭乗拒否されるなんて、人を何だと思っているのですか!

 僕たちは、こういう前近代的な差別を無くそうと日々、街頭で訴えています。
 おかしいことは、おかしいと言える、差別も偏見もない世の中になれば良いと思っています。 

 精神病者だって、一人一人シッカリとした考えを持った人間です。
 ですから貴社の方たちにも、そのことを認識してもらいたいです。
 差別規定を無くして下さい。

4月27日(土) 「街」日誌

 ガンちゃん、Aちゃん、
美容院にいったサギリちやん
ソウル TO SOUL トーク&コンサート
下関判決から4年 いまだ終わらない「慰安婦」問題に 今こそ解決を!!
 ガンちゃん、サギリちゃん、チューやん、
則子さんが集会・コンサートのハシゴへ。
 残りはのエイちゃん、ヨッシー、ハネやん、
大野さんは「街」のオープン。
宋神道(ソン・シンド)さん
福島瑞穂議員  辛淑玉(シンスゴ)さん  記念写真
 27日(土)日比谷野外音楽堂、「すべての武器を楽器に=地球の声を聞く」
喜納昌吉&チャンプルーズのトーク&ライブ
 喜納昌吉&高江洲朝男トーク 則子さんと命どぅ宝ネットワークの太田さん  チューやん&高江洲朝男さん
 カチャーシーを踊るサギリちゃん

4・28 国立 辻つじ 反戦ながし
ヨッシー

サンデー夕食会
2人の母親を含めて「街」で話し合った結果、
 サギリちゃんが、家を出て「チュー・ハウス」
(通称「女の館)で、自立生活することに、
 セキちゃんも、今日から「ホーム街」で生活を
はじめます。その後、生活保護を取れたら近く
でアパート暮らしをしながら「街」に通います。 
 加藤さんのタンカンで作ったタンカン・
ケーキを食べるタマちゃん。作:チューやん
久々の三線教室

月末恒例狭山紙芝居の日

夕食は、

トンカツ・エビカツ丼
 陽和病院・コンサートに、仁君、Aちゃん、セキちゃん、ヨッシー、則子さんが行ってきました。
 天カメさんがいました
30人ぐらいが来てくれました


セキちゃん


テラスで喫煙する仁君

2002年の「街」日誌へ





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