2002.11月
2002年「街」日誌

11月2日(土) 「街」日誌

昼食は2種類のサバの味噌煮  夕食はフツウのカレー  カーミーズの長さんが登場
 「命の海」を披露。CD3枚とカンパ
5000円くれました。
 勤務中だけど、島唄、花、唐船ドーイなど三線を弾く。
 久々に店内はカチャーシー大会になりました
 その後で、金城先生の三線教室

心神喪失者医療観察法案 社会復帰への可能性奪う
鈴木英生(青森支局) 


障害者と職員が対等に参加する店内ミーティング=東京都練馬区のリサイクルショップ「街」で9月16日、鈴木英生写す

 ◇地域と結び付いてこそ

 青森市の田中暁彦さん(30)は5年前、幻聴や妄想の末、自室に放火した。強制入院させられた病院では、清掃時もベッドを離れられず、薬でひたすら眠らされた。その彼が、障害者団体のメンバーとして講演や交流活動に奔走している。仲間や地域の人々と結び付き、病気と「和解」する道を見つけたのだ。日本の精神医療や法制度の現状を考えると、田中さんのケースはきわめて幸運といえる。だが、今国会で審議中の心神喪失者医療観察法案は、そのわずかな可能性すら奪いかねない。

 毎日新聞の青森面で連載した「こころを閉じ込めないで」の取材で彼と出会った。田中さんを「回復」させたのは病院ではない。退院後に加わった青森市のNPO「SANNet青森」である。ここでは同じ経験を持つ者同士が「いらいらする時どうするか」など、病気との向き合い方を語り合う。「社会復帰しなければ」という強迫観念から解放されることで、社会との回路を開くのだ。

 取材を重ねるうち、気づいたのは「その人のあるがままを認めず『まともであれ』と強いる社会こそが精神をむしばんでいるのではないか」ということだ。

 東京都練馬区の府川政人さん(37)は5年前、うつ病になった。それまで精神障害者によるリサイクルショップ「オープンスペース街」の運営委員員と精神科の作業療法士を掛け持ちしていた。「街」での対等な人間関係と、病院での「療法士と患者」という役割が固定した関係。「役立ちそうにも思えない」社会復帰訓練を同じ人に10年以上繰り返させるむなしさ。その矛盾に悩み、自らも発病した。

 医療観察法案は、府川さんを追い込んだ矛盾を拡大し、固定化する恐れがあると思う。その核心は、殺人や放火、傷害などを犯した精神障害者に対し、医師が「再犯の恐れなし」と判断するまで入院させたり、強制通院させることにある。しかし、欧米の例を精査した日本精神神経学会の「精神医療と法に関する委員会」は「再犯予測は、8割方間違う」と警告する。

 判断を迫られる医師の立場になれば、「再犯の可能性を見逃した」と非難されるよりは、「疑わしきは退院させず」という安全な道を選ぶ心理が働くかもしれない。健常者には適用される「疑わしきは罰せず」の原則が、障害者には正反対になりかねない。「予防拘禁」「保安処分」との批判が出るゆえんだ。人格障害や精神病質などの人も対象になり得る。治療法のないそれらの人々は、一生入院させられる恐れすらある。

 現状でも日本は世界有数の「精神障害者隔離大国」である。精神科の病床数は人口1000人に2・9床。英国は1・5床、米国は0・6床だ。一方、医療法は精神科医の数を48床に1人と定めている。この数は高齢者医療などの長期療養病棟と同じ。内科の16床に1人と比べ、あまりに少ない。平均在院日数は376・5日で、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国平均の約50日をはるかに上回る。

 5年以上の長期入院が全入院患者約34万人の半数近くを占め、行き場がなく退院できない患者が7万人はいる。政府はハンセン病患者に謝罪したが、隔離を続けてきた精神医療政策についても、反省し謝罪の姿勢を示すべきではないか。

 こう述べると精神障害者の犯罪について危惧(きぐ)する意見が出てくるだろう。しかし、01年度犯罪白書によると、刑法犯で検挙された精神障害者の数は711人で、全国204万人の精神障害者の0・03%。全人口に対する刑法犯検挙数の割合0・03%と変わらない。「健常者」が犯罪者になる可能性があるし、精神障害者も同じことだ。「狂気」を暴力で表現する人も、暴力を受けて苦しむ人もいるが、SANNet青森事務局の根本俊雄さん(50)は「30年近く精神障害者とかかわって一度も暴力を受けたことはない」という。

 SANNetがミーティングで読む「回復の十原則」には「私は精神病の患者である前に一人の人間です」とある。
「オープンスペース街」を訪れる1人暮らしのお年寄りや商店主、主婦らも障害者を「一人の人間」と認め、世間話に興じる。特別な社会復帰のプログラムはない。あるのは法案の隔離思想とは対極の地域との深い結び付きだ。

 異質な人々を排除して成り立つ、無味無臭の社会になぞ私は住みたくない。困難を抱えながらも多様な生が響き合う社会にこそ、生きる価値があると思う。法案は反面教師として、そのことを教えてくれる。
 メールアドレス kishanome@mbx.mainichi.co.jp
(毎日新聞2002年11月5日東京朝刊から)


写真展「イラクの子供たちは今」・杉並
イラク人民 大虐殺を許すな!
 1991年湾岸戦争では20万人が虐殺され、劣化ウラン弾の汚染でイラクの人たちは今なお苦しんでいる。その後11年余の経済制裁と、たえまない爆撃で160万人が殺されている。半数が子どもたちだ。そして今、それらさえはるかに超える惨禍をアメリカはイラクの人たちに強要しようとしている。

 米軍は次々に中東に殺到し、劣化ウラン弾、クラスター爆弾など残虐な兵器によってイラクの人たちにかつてない惨禍をもたらそうとしている。アメリカは、「体制変更」を計画し、すさまじい空爆と大規模地上戦で全イラクとバグダッドに突入しようとしている。「核先制攻撃」さえ公然と軍事戦略の柱にしている。なんとしても、この大殺戮を阻止しよう。
 原水禁運動の発祥の地・杉並で、「イラクの子供たちは今」キャラバン写真展が始まったので、
ヨッシーが参加。
ヨッシーの新曲『イラクの子供たちは今』
 イラクの子供たちが 毎日たくさん死んでいます
 ウラン弾の放射能で 白血病やガンになって
 こんなヒドイ事になっているなんて 僕は知らなかった
 テレビで見た湾岸戦争は まるでゲームのようだった
 あれから11年 空爆は続いていた
 電力施設 ミルク工場 病院や学校まで破壊されていた
 
 アメリカ アメリカ これ以上 イラクの人たちを殺すな
 アメリカ アメリカ これ以上 イラクの子供たちを殺すな

 国連の経済制裁で 薬や食料が無くて
 死を待つしかない子供たち 母親の怒り悲しみ
 広島・長崎に原爆を落とされた
 日本人にとって 他人事ではないはず
 原発のゴミから造られたウラン弾96万発
 放射能汚染は永久に
 イラクの人たちを むしばみ続ける

 アメリカ アメリカ これ以上 イラクの人たちを殺すな
 アメリカ アメリカ これ以上 イラクの子供たちを殺すな

11/7(木) 「街」の旅行 初日
ハネやんが入院中なので、ハネやんの病院の近くの川越に行くことに決めた。電車では40分と近い距離。
 13人で西武線に乗る。ハネやんは終点で待っているはず。
 「街」のお客さんの小美野さんが参加。小美濃さんは久しぶりに電車に乗ったという。
 「街」は小さい作業所なので、旅行費用もほとんどないので、昼食はチープな店に入る。天丼「てんや」組
 そば・うどん組は、マリちゃん、ハネやん
姉、則子さん、新カメさん
ギョーザの満州は、ハネやん、ガンちゃん、チューやん、トミタさん
 午後1時から、二時間、桑田劇団の大衆演劇を見る。
 初めて大衆劇を見ました。思っていたより面白くて笑っちゃいました (^_^) マリ
 生ビール(中)で酔うフッ君 熱燗を味わう小美野さん  小江戸・川越の街を散策
 時の鐘で記念撮影  川越では郵便局もレトロ  
 フッ君・洋平君・ヨッシー・トリオで〜す。    オヤジ・ファッション
 ゴキゲンな小美野さん  「矢切の渡し」で日頃の
カラオケ研究会の腕を披露。
オヤジさん「赤いハンカチ」を赤い
ハンカチを持って熱唱
 「池上線」は則子さんの18番だが
電車の歌は誰にも唄わせない洋平
 ガンちゃん  「恋の季節」 
トミタさんとチューやん
 カラオケでは、皆さんの歌を聞いて、
普段では見られない部分もあり、とても
楽しかったです。 ゆっくり休めて楽しい
ひと時でした。たまには いいですねー
 マリ


ハネやんと則子さんが歌った唄がとて
も印象的だった。「街」の未来のため
にもいつまでもデュエットを続けてくだ
さいと言いたいのだ。自分の唄は失敗
だらけで30点ぐらいでした。オーヤジ


飲み放題だつたのでビールやウイスキーを飲みすぎて酔っ払い9時前に寝てしまった。 ヨッシー
 最後はマリ&サギリ。Winkの「恋する熱帯魚」  全然、元気なハネやん。この後
12時近くまで飲んでました。

11・9  砂川秋まつり
★砂川秋まつりに、則子さん、フッ君、マリさん、ガンちゃん、サギリちゃん、ヨッシーが参加。さまざまな出店、歌、パントマイム、踊りありで楽しいお祭りでした。出店・展示では、豊田直巳写真展「劣化ウランとイラク」、三多摩労組交流センター、木を植える会、立川市職員労働組合、かけこみ亭帝、ぼーしやJAM工房、砂川自主工作者連絡会のほかに沢山のフリーマーケットが出ていました。
 いよいよ、「ヨッシー&ジュゴンの家」の登場
 遊戯玉カードを自慢する少年 ジェームス今川さんのパントマイム
 皿回しを教わるサギリちゃん  あっ、一枚できた マフリス&ケンチャナヨ。扇の舞。
チマチョゴリも美しく・・・・
 力づくバンド。館野さんたちだ。
「殺すな!」その一言を伝えよう!
花&フェノミナン  かけこみ亭のボケ丸さんと餅つき。
フッ君、マリちゃん

11・10集会に、マリちゃん、フッ君、チューやん、ヨッシー、
則子さん、ハネやんの6人で参加
  
集会前に入口で歌う「ヨッシーとジュゴンの家」
 「闘う弁護士」と語る高山俊吉さん  名護から宮城康博さん  
不当逮捕された国労闘争団・組合員の家族が登壇し発言しました。 10数名の沖縄行動団
 宮城盛光さんのアピール  「命の海」をプレゼントし記念写真 団結ガンバロー
★集会に参加して、こんなにも多くの人たちが、怒り、立ち向かっている姿を見て、 「かっこよかったです」
 私も、もっともっと、かっこよくなりたいなぁー マリ

イラク侵略戦争・反対署名 大ブレイク
 11・15 社民党に呼ばれて、日比谷屋音で唄ってきました。
 唄う「ヨッシーとジュゴンの家」 
土井たか子 中村敦夫議員  ジャミーラ高橋さん
歌の後で席に行くと、徐さんという人がやって来て「米軍による韓国女子中学生轢殺事件で
沢山の署名を送ってくれて感激ししています。上野のコンサートで聞いた歌も若者達に大受けでした。
今度、是非、集会で唄ってください」と言われました。

沖縄の民衆と共に米軍撤退を願う!三鷹満月祭
準備をしています プログラム 福島さんが三鷹のメッセージ読み上げ
外山さん他2名。三線とオカリナ  人が沢山集まってきました
今村さん・伊藤さんのケーナ・ギター フィリピンのトンガトンを皆で合奏。
チューやん、サギリちゃん
 道ゆく人に泡盛を振舞う島崎市議
尾形さんのサキソホーン  ヨッシー&ジュゴンの家   最後はカチャーシー
 三鷹・満月まつりに、チューやん、フッ君、マリちゃん、サギリちゃん、ヨッシーの5人が参加。場所は三鷹駅前南口ペデストリアン・デッキ。沢山の市民の人が通る最高の場所でした。寒かったけど、とても楽しいお祭りでした。出演者の人たちも、それぞれ個性があって素晴らしい演奏を聞かせてくれました。「ヨッシーとジュゴンの家」は「なぜ沖縄に」「ゆーじ君」「命の海」「イラクの子供たちは今」「住民基本台帳ネットワーク」を唄いました。みんな喜んでくれたので、嬉しかった。 途中で、沖縄のまよなか★しんやさんから電話で「お互いに頑張ろう」というメッセージ。

11・19 阻止共闘 国会前行動
 「街」からフッ君・フッ君母、新カメさん、ガンちゃん、ヨッシー、チューやんの5人が参加しました。
「医療観察法案」をめぐる情勢は緊迫している。本日の議員回りでも、民主党の議員の反応は鈍く、反対を表明
してのはH議員のみだった。今やハッキリと反対しているのは社民党のみという状況で、残り3週間の会期で
法務委員会では案件を後回しにして衆議院だけでも可決させようとの政府・与党の目論見を粉砕しよう!
 心ある皆さん、11・21 18時 星陵会館に全力で集まりましょう!
警察は弾圧をやめろ!
 弾圧をはねのけて唄う「ヨッシーとジュゴンの家」
 訴える新カメさん、ガンちゃん  

予防拘禁法を廃案へ 11.21集会
 この国会で衆議院だけでも通してしまおう・・・そして来年参議院で可決という方針の与党。かなり大変な状況だ。
NHKや朝日新聞では予防拘禁法は通らない・・・・というような報道があったらしいがそれでそれは違う。
与党は確実にこの法律を可決方向へもっていこうとしている。
この集会に参加し、法案可決への危機感を力にかえて「街」はがんばるぞ!!
まずはロビーで腹ごしらえ マリさんが作ってくれたお弁当
(おいしくってすでに食べた後の写真)
フッくん親子
陽和病院の熊谷さん 社民党 植田議員。29日にも審議入りします。正念場です。
 患者達はHIVに感染させられました。在庫が40数億円分残っているので
危険だと分かっていながら患者に薬を投与した国や企業や医者。
患者の多くは17歳以下で感染し、もうすでに500人以上がなくなっています。
 神戸事件、日本ではじめてHIV患者がいると県が公表したとき、
マスコミはこの女性が100人の男性との性交渉があったと根拠のないことを
書きたてました。その女性は意識がないのに枕元で100人?と聞いたときに
少し動いたということで断定したのです。当時HIVが恐ろしい病気だという偏見の為にこわくて外に出られない・・・という電話も家族の方からきました。
国はHIVを感染させる「おそれ」のある人をとりしまることができる法律を
作ろうとした。予防拘禁法と同じです。反対していく中で患者会は
分裂させられていった。何度もやめたいと思った。
でもあきらめなかったのはなぜか・・・。
私はハンセン病の国立療養所を訪ねたことがあります。そこで感じたことは
人は隔離されて生きていくのではなく、社会の中で生きていくものだ。
わが子を社会の中で生きていかせたい、隔離された中で生かせたくない
ということです。

だからわたしはあきらめずにやってきました。あきらめないことが大切です。 
川田えつ子さん
民主党 あさひ議員
改正案としてだされたものは
前より悪くなっている。
改正なんてありえない、
これは必要ない法案です。
龍眼さん
シュプレヒコール デモ開始 まずは国会へ向かう
国会前で、まずは民主党の
議員が待っていた
フッくんが代表して要請文を
読み上げる
議員も一緒に拳を上げてシュプレヒコール 唄いながらのデモ
次は、社民党前
社民党、民主党の議員が一緒になってシュプレヒコール 拍手でデモ隊を送り出す
♪社会の矛盾を精神病者に
押し付けるのはやめてくれ〜♪

♪差別偏見生きづらい世の中
みんなで変えましょう♪

人としてこの街で君と生きていくよ
すべての命が輝く未来
僕らとつくろうよ♪
 ヨッシー 川田えつ子さんの話は僕に勇気とやる気を与えてくれました。川田さんは何度も「決してあきらめてはいけない」といいました。「理不尽な事に対しては闘わなければなrない」と言いました。
 植田むねのり議員と朝日議員の話で、、医療観察法案が衆議院を通され可能性が高いということが分かりました。だけどこんな理不尽な差別法は許してはいけないので多くの人に知らせて何度でも国会へ行って抗議します。
 川田さんは田中哲朗さんの歌「人らしく生きよう」を体現しているような人で感動しました。日本は一人一人の命や人権を軽視して国家を守ることにやっきになっている国だけど、必ず変えることができると思います。世界中でアメリカのイラク戦争反対運動が行なわれています。世界中の人々の「もうこれ以上我慢できない、社会のあり方を変えよう!」というエネルギーが高まっています。僕達は堂々と声を上げていきましょう!
 医療観察法案について植田議員は「この法案は立法事実が全くない。廃案以外ない」と言いました。
社会の矛盾を精神病者に押し付け、戦争が出来る国へなろうとしている日本を変えましょう!!

 さぎり 川田悦子さんの話を聞いて心に残ったことが二つある。一つは人を信頼できないことは最も不幸だということ。二つ目は恨みや苦しみだけを糧に龍平を生きさせたくない、ということ。
 信頼し、また人らしく生きるための糧をどうやって得られるのか・・・このことを考えながら生きていこうと思った。

 ようこ 人らしく生きたい・・・ということは自分が胸に強く思い行動しないとかなわないことだと、川田さんの話を聞いて思った。龍平君の感染から今まで、どれだけのことを乗り越えてきたのだろう、こんなに凛としてきりっとしているのはどうしてだろう、くやしいこといっぱいあっただろうな・・・考えると喉がしめつけられて息が苦しくなった。川田さんは特別な人でも神様でもなんでもなくって、同じ人間なんだな。私も川田さんのように生きていきたいと思った。沖縄の読谷村議知花さんも「命に関わることはゆずれない」といっていた。似ていると思った。世の中には信じたいと思う人も、尊敬したい人もたくさんいる、すてたものじゃない。

判決なしに16年 今すぐ4人をとりもどそう! 11.23集会
連帯の挨拶・星野暁子さん 小田原さん リレートーク・右手に星野さんの署名
左手にこの4人の署名を持って集める
署名のおばぁちゃんで有名なスミさん
元国立市議の大貫さん 日本キリスト教団の牧師さん 救援連絡センター事務局長
山中幸男さん
西村弁護士 坂井弁護士 森山さん
ヨッシー 16年間もの長い間、一審判決も出さず独房に閉じ込められている須賀さん、十亀さん、板垣さん、そして10年間閉じ込められている福島さんを取り戻そうという集会に参加しました。
 1日に100歩しか歩くことが許されない。しかも、寝ている時以外は正座かあぐらで座っていなければならない。国家権力の残虐さを改めて知った。歯向かう者は徹底的に暴力でつぶす。アメリカのブッシュ政権と同じだ。
 家族の方の話。警察に「組織を抜けさせろ。悪いようにはしない。5年で出してやる。さもないと、今までの事件の全部の責任を背負わせるぞ。子供たちを、一生結婚も就職もできないようにしてやる」と言われたそうだ。しかし、最近息子さんがフィアンセを連れて来たそうです。その娘さんに「私もお父さんも、人間が人間として生きられる社会を作りたいんです」と話したそうだ。
 暴力で脅せば人の心を変えられると思っている国家権力は壊さなければならない。27年も牢屋に閉じ込められている星野さんもいる。権力による拷問に屈せず闘っている人たちに思いを寄せ、彼らのように生きようと思う。

<11月25日写真速報・国労第70回定期大会2日目>
 数の横暴で「何でもあり」の本部執行部   

 

 2日目の大会は、方針論議を中心に行われた。賛成派代議員ばかりが発言指名される展開がつづいた。「四党合意を破棄せよ」という反対派の意見に対して、寺内書記長は「大会で承認しているので破棄できない。解決の障害は鉄建公団訴訟」を繰り返すだけだった。原案の採決では、賛成75・反対27・棄権7・白票1で、本部提案の方針が採択された。その後、問題となったのは査問委員会の継続設置とストライキ基金の取り崩し問題。いずれも規約改正をしなければできない案件だったが、本部は規約違反を承知で数の力でこれを強引に決めた。傍聴席からは「規約違反」の議事運営に激しい抗議の声が挙がり紛糾(写真上)、大会終了予定時間を2時間もオーバーした。なおスト基金取り崩し問題は1年間の職場討議を経ることになった。(詳細報告は後日)

 
  この日も「有事体制」。社会文化会館(社民党)の赤い垂れ幕「有事法制は許すな」が泣いている。

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「街」からフッ君、ヨッシー、サクちゃん参加!!
    

 初めて国労闘争に参加しました。国労闘争団の人たちや家族の人たちの明るさとたくましさに感動しました。そのたくましさはいろんな事を悩みながら乗り越え自分たちの生き方に誇りをもっているからだと思いました。労働組合内の話し合いにどうして機動隊がいるのだろう・・・と思いました。<サクちゃん>

 今日も朝から多数の組合員、家族、応援者が会場の回りを埋めつくした。今日の発言で明らかになったことは、@合理化のために仕事の委託化が進み、以前はなかったような事故が多発していること、A国労幹部が腐敗し、不正がまかり通っていること、だ。ストライキの為に積み立てた組合費を、幹部の退職金にしようとしている。そんなこと許されるのか!!
 
 国労のビデオ「人らしく生きようー国労冬物語」をつくっている「ビデオプレス」の方に会ったので、10月に「街」でそのビデオの上映会を成功させたことを伝えると、なんと主催者にそのことを話してくれ、発言させてもらえることになった。
 「『街』は『障害』のある人もない人も支えあい、共に生きる街づくりを目指してきました。10月11日には地労委で勝利命令を勝ち取った中村幸夫さんを招いて上映会を行い、地域のお客さんが多数参加しました。国鉄闘争を始め、狭山闘争、有事法制、住基ネット、そして僕たち「精神障害」者にかけられた重大な攻撃である医療観察法案などの反対闘争を闘ってきました(みなさんもこの医療観察法案にぜひ反対してほしい)。様々な運動に関わることによって病を乗り越えてきた仲間が多数います。労働者であろうと「障害」者であろうと、人間としての原点は「人らしく生きる」ということ。どんな方針が決まろうとも、闘争団、組合員と共に最後まで闘います!」

 代議員数では少数であっても、大義は我々にある。その証拠に国鉄共闘会議には10万人を優に超える人々が集まっている。国鉄闘争の歴史的勝利まで戦う決意を固めた二日間だった。12月16日の国鉄中央総決起集会に参加しよう!<フッ君>

11月30日(土)

「イラクの子どもたちは今」写真展
ハネやんがつくってくれた
おにぎり弁当
ジャミーラさんも一緒に食べました ジャミーラさんのお話
ヨッシー&ジュゴンの家のみんなで
「ユージ君」と「イラクの子ども達は今」
を歌いました
ピアニカを演奏するちゅーやん アンケートを書くみんな
医療観察法案反対国会行動にフッ君、がんちゃん参加
 朝8:30から3ヶ所に分かれてビラまき。その後お昼からビラまきと座り込み。
14:50から衆議院の法務・厚生労働連合審査、傍聴。本日は野党側の質問。
 @なぜ、裁判官が関与するのか?医療の必要性なら医師だけで十分なはず。
 A強制入院という行政処分を行なうには、その時点での要件が必要だが、
修正案では将来の事柄を目的にしているのはなぜか?
 B10年で社会復帰施策を整えると言うが、具体的に何をするのか?
10年で本当にできるのか?
以上の質問に政府与党はまともな回答ができず、修正案の差別性・内容のなさが明白になった。
社会的入院患者7万2千人のうち40パーセント以上が60歳以上だ。
このまま10年経ったら彼らは一体どうなるのか!第2のハンセン病になってしまうのではないか。
精神障害者を人間扱いしろ!
来週がヤマ場だ。絶対に廃案にしよう<フッ君、ガンちゃん>

11・30 DON'T ATTACK IRAQ イラク攻撃を止めよう!集会in横須賀
横須賀の集会へレッツゴー! 横須賀の会場 Don’t Attack IRAQツリー
公園の左手には自衛隊基地、 島(ここも基地)をはさんで 向かいには米軍基地
ヨッシーとジュゴンの家ライブ!
「ユージ君」、「命の海」、「イラクの
子どもたちは今」を歌いました。
ライブの後はハネやんの作ったおにぎりをパクッ!
今日は、なんと味噌カツがおかず!アリちゃん、ヨッシー、大感激!
今日もがんばるぞ!!
西村綾子さん 知花さん
フッ君のお母さんも参加 これからデモだ!オー!
「Don't kill the people!」 「兵隊は戦争にいくなー」

2002年「街」日誌
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