オープンスペース街・日誌

2001年9月そのC

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9月30日(日) 「街」日誌9月29日

 報復反対! 日本の軍事協力 反対! 三鷹駅前宣伝に参加
 僕と洋平は、3時過ぎに三鷹駅に着いた。南口に行くと2人の女性が、イラクとアフガニスタンの子どもたちの写真を展示していた。それらはあまりにも悲惨なものだった。劣化ウラン弾にやられて顔が変形してふくれあがっている子ども、血を吐きながら死んで行く子ども達、貧困でやせ細った子ども達の写真だった。

 僕は湾岸戦争の時、イラクの人達が殺されるのはかわいそうだけど、サダムフセインは悪いやつだから、アメリカの武力攻撃は仕方がないのかなぁ、と考えていたと思う。マスコミや西側諸国の政府が作り出す「正義のアメリカ 対 悪のフセイン」という宣伝にまんまと騙されていた。イラクの人々がどんなにひどい目にあっているのか、ほとんど報道されていなかった。またおなじような事が繰り返されようとしている。

 僕と洋平は、3時20分から4時10分まで、歌ったり、アピールをした。約10人の人がビラをまいた。写真を展示していた女性が、アフガニスタン・イラクの現状を語った。最後に終りの挨拶があった。僕達の歌を誉めてくれた人がいた。10分くらい話をした。みんなに「ありがとう」と言われて、僕と洋平は帰った。
根津教諭支援、都教委要請、第1回、第2回の報告
都教委要請行動報告 2001.9.26.
 9月26日(水)都庁第2庁舎1Fロビーにて支援者22名が集合。杉並都議 福士
敬子氏の仲介で、会議室にて人事部職員課長 新井清博氏 教務係長 細井氏と10
分と限られた時間内で話し合いがもたれた。新井氏によると、都教委の方には正式に
まだ何もきていないので、はなすことは何もないとの答弁。あくまで市教委の判断に
任せている、とのことだが、実際授業監察には都教委もきているではないか、という
質問に、市教委の要請があったのでいった。ただし正式文書での要請ではない。学校
で起きている問題、細かいデーターは把握しているが今の段階では公表できないと答
弁。激しい質問がとび、支援者から時間が短すぎる、再度場を設定し問題内容の公表
と、一方的な上申書の認定はしないよう要請し、要請書を手渡した。

その後支援者は都庁談話室に移動した。28日に再度話し合いの場の設定を福士氏に
依頼した。また、市教委にも校長からまだ申請書が出されていないことが報告され、
今後都教委、市教委両方に上申書を受理しないよう働きかけていくことを確認した。
引き続き市教委、都人事部などにFAXを送ること、署名運動を続けることを広く支援
者に呼びかけることも確認した。

数名の方がその後、今日要請書提出を報告し、重ねて上申書の認定をしない、授業監
察の速やかな解除の要請のため、多摩市教委に向かった。

第2回都教委要請行動報告  2001.9.28.

9月28日(金)9:30都庁第二庁舎1Fロビーにて支援者14名が集合。前回と
同じく杉並都議福士敬子の仲介で、会議室にて人事部職員課長 新井清博氏、フクム
係長 クニマサ氏(漢字未確認)と30分の話し合いがもたれた。冒頭27日に都教
 
委のほうに申請書がだされ受け取ったことが新井氏より報告された。

質問答え要約、順不同
質問)今回の申請の内容が6回の授業監察の結果なのか、それ以前の授業内容に関す
ることも含むのか?
答)6回の監察の結果である。授業監察には都から管理主事、多摩から指導主事がで
ていて市教委原田室長とは連絡をとっている。
質)派遣要請はどういうことが問題とされてなされたのか?
  具体的な判断の内容を答えて欲しい。
答)・学校が混乱状態にあった。
・ 根津さんを外して欲しいという保護者からの要望があった。
・ 授業にでない生徒がいた。
質)9月14日の職務命令から9月20日の告知まで短い。指導力不足をするための
授業監察という告知を事前にしたのか?
答)9月20日にした。
質)客観的事実に基づく判断をするというが、その客観性の担保はなにか?
答)校長、管理、指導主事の複数の目で客観的にみて判定した。弁明の場をつくった
が出てこなかった。
質)出ない理由は弁護士を通して説明されているはずだ。
今回提出した質問書の中から
質)指導力不足等教員であることを判定する権限と責任はどこにあるのか?
答)都教委人事部
質)判断基準は何に明記されているのか?
答)客観的事実のみ。文書では無い。
質)判定会構成員の氏名、肩書きを明らかにして欲しい。
答)公表できない。(福士氏に後から連絡する。)

後日詳しい報告が会のほうからされると思います。27日に都教委に申請書が出され

ということは、早い時期に根津さんに指導力不足等教員の決定通知がされるというこ
とです。
福士氏のほうから、根津さんのような事例が多発し始めている。互いに連帯して抗議
していくことが今後必要との提案がありました。また署名、FAX等、今出来る抗議と
して続けて行くことを確認しました。


SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)通信 Vol.8 2001.09.30 
 http://love-dugong.net/campaign/news/sdccnews8.html

▼発行:ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)▼
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※転載歓迎※

《目次》
●ジュゴンちゃんぷるウオークin渋谷は大成功(9/24)
●全国各地でIUCN勧告1周年キャンペーンを!
●お知らせ
 11月29日〜12月3日、カナダで海棲哺乳類学会
 会員を広げるための新しいリーフレット作成中
 環境省と10月10日交渉予定
 沖縄でジュゴンキャンペーンウオークをやろう
 第7回全国運営委員会は10月26日(金)

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●ジュゴンちゃんぷるウオークin渋谷は大成功(9/24)
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 9月24日晴天。渋谷の宮下公園に乳幼児の子どもたちをはじめ、老若男女が
ジュゴングッズや仮装行列の衣装を持って次々と集まりました。

 午後1時の開会を前に、巨大ジュゴンの準備や、紅型の着つけ、エイサーの
練習などで会場は活気づきました。

 子どもたちの「ジュゴンのジュンちゃん」(海勢頭豊作詞作曲)で集会は始
まりました。「テロも報復戦争も反対−環境省は沖縄ジュゴンの広域調査を」
のジュゴンちゃんぷるウオークが開催される経過が報告された後、宮城代表の
挨拶とWWFジャパン花輪さんの後援の挨拶ではテロや報復戦争の動きを厳し
く批判し、「沖縄には基地はいらない」、「ジュゴンの広域調査や複数案での
環境アセスメントを日本政府に実行させよう」と強く呼びかけるものでした。

 夜行バスで上京した大阪の仲間は疲れも見せず、激しいアクションのジュゴ
ンサンバを披露。兵庫からは絵本「ジュゴンのなみだ」の紙芝居を著者の金さ
んとともに演じ、子どもたちは聞き入っていました。湘南からは長さ5bの巨
大ジュゴンと青い布の波の制作を紹介。名古屋、三重の仲間や日本山妙法寺の
武田さんからも報告がありました。

 午後2時から二つのグループに分かれてウオークに出発。先頭は宮城代表と
花輪さん。その後ろに紅型を着たうら若き女性たち。そして、ぬいぐるみの巨
大ジュゴンとエイサー隊など。

 次のグループの先頭は、京都が制作したジュゴン・アドバルーン、これも大
きい。その後ろに小学生のエイサー隊や乳幼児の子どもとお母さんたち。楽し
く、わいわいがやがや。大阪のジュゴンサンバチームや竜宮城の仮装行列が続
きます。

 自慢気に胸を張って練り歩く姿に、にぎわう歩道から拍手、拍手。「(米国
の報復戦争は)話しあいで解決すべき」との声も随所であがっていました。
(HPに写真掲載予定)

 総勢350人、大阪、京都、神戸など約100名の上京団。「沖縄ジュゴンは平和
を求めている」、「戦争や新基地建設はジュゴンを絶滅に追いやる」と、多く
の市民に訴えることができたと思います。沖縄タイムス、琉球放送で報道され
ました。
「東京でジュゴン保護をアピール」
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/real/0925-12.ram

ちゃんぷるウオークを見た渋谷在住の方の激励のメールもありました。

 ウオーク後に、心地よい疲れを抱えながら60人が近くの会館で学習会をしま
した。宮城代表からは「沖縄・名護市と代替施設協議会の動き」を、WWF
ジャパン花輪さんから「IUCN勧告と10団体共同声明」の報告を受け、10
月のIUCN1周年キャンペーンの取り組みを交流しました。
 10月勧告決議1周年キャンペーンで、ジュゴンの広域調査と複数案の環境ア
セスメントを求める10団体共同声明を広げましょう。

 最後になりましたが、今回も賛同金13万円を寄せていただきました。郵送費、
公園使用料、交通費などに使わせていただきました。有難うございました。
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●全国各地でIUCN勧告1周年キャンペーンを!
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 9月25日第6回運営委員会を開きました。12月までの方針が主要な議論とな
りました。

 当面する10月勧告決議1周年キャンペーンを成功させることが重要
です。

 東京では10日(水)午後7時から文京区民センター(JR水道橋、地下
鉄春日)で10団体主催のシンポジウム「沖縄島のジュゴン・ノグチゲラ・ヤン
バルクイナをめぐる国際情勢」が開かれます(参加費500円)。WWFジャパ
ン・花輪さん「IUCN勧告と10団体共同声明」、日本自然保護協会・吉田さ
ん「沖縄ジュゴンをめぐる米国政府とNGOの反応」、日本獣医畜産大・羽山
さん「沖縄ジュゴンと生息地保全の方向性」、そして宮城代表を含めたパネル
デイスカッションなど盛りだくさんです。

 各地で、
・6日東京都国分寺(講師・花輪さん)
・8日京都(オールスピーシーズデーの集い)
・12日横浜(講師・花輪さん)
・13日大阪・枚方(持ち寄りトーク)
・14日名古屋
・19日大阪
・21日広島
などの準備が進んでいます。詳細はキャンペーンセンターまで。

・10/5〜8沖縄・琉球大学などで日本哺乳類学会が開かれます。8日12時半から
沖縄ジュゴン保護のための自由集会が開かれます。積極的に参加しましょう。
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●お知らせ・・・
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◆11月29日〜12月3日、カナダ・バンクーバーで海棲哺乳類学会があります。
沖縄ジュゴンがテーマではないですが、2年に1度の学会なので代表団を派遣し
ます。オーストラリアのヘレン・マーシュ教授も参加されます。団長はWWF
ジャパン花輪さんです。キャンペーンセンターからも数名代表を派遣する予定
です。ブースを借りていますので、そこで10団体共同声明を積極的に宣伝して
いき入たいと思います。英語力に自信のある方は歓迎します。カンパにご協力
を。

◆会員を大きく広げるための新しいリーフレットを作っています。10月10日東
京でのシンポをめざして最後の追い込みをしています。積極的に活用してくだ
さい。

◆環境省と10月10日10時に「沖縄ジュゴンの広域調査」について交渉を予定し
ています。環境大臣が約束したことですから、調査の準備がどこまで進んでい
るかを明らかにさせたいと思っています。詳細はキャンペーンセンターまで。

◆沖縄でのジュゴンキャンペーンウオークを12月中旬(14日〜17日?)に行な
いたいと思います。名護市から沖縄県庁にむけて楽しく「ウオーク」ができな
いかなと思っていますが、積極的にご意見を寄せてください。

◆次回、第7回全国運営委員会は10月26日(金)19時〜21時、京橋区民館(東京
駅下車)です。会員なら、どなたでも参加できます。
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  ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
    HP   http://love-dugong.net/campaign/
    e-mail  campaign@love-dugong.net
    TEL/FAX  03−5228−1377
    〒162-0814 東京都新宿区新小川町9-7-A302
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9月29日(土) 9.27臨時国会開催日 首相官邸前レポート/9.26街日誌

9月27日臨時国会開催日 首相官邸前行動レポート
アメリカの武力による『報復』反対
小泉政権はアメリカへの「戦争」協力をやめろ!! に参加した


AM11:20 衆議院通用門前に到着した。すでに100名の人が集まっていた。みなさん手作りのプラカードや横断幕を持って、武力による報復反対を訴えていた,。平和遺族会、不戦兵士の会、日本山妙法寺、100万人署名の方や、インターネットによるよびかけで集まった人など、様々な人々が集まっていた。TBSなどの報道陣の人もいた。警官もたくさんいた。ジョンレノンのイマジンがずっと流れていた。PM12:00に集会が始まった。10名の方がマイクを持ってアピールした。参加者約200名。「差別と憎しみ、貧困を無くさなければならない。日本がアメリカに出そうとしているお金は貧困であえいでいる国に援助すべきだ」「人殺しに税金を使って加担するならもう税金は払わない」などの発言があった。PM12:30場所を移動。首相官邸に向って30m右の歩道に集まって、最後のシュプレヒコールをやった。内容は

・アメリカは報復戦争をしないでください
・これ以上犠牲者を出さないでください
・日本政府は戦争協力しないでください
・自衛隊の派遣はやめてください
・小泉首相は戦争協力法撤回してください
・小泉首相は市民の声を聞いてください
・報復戦争反対
・戦争協力反対
・市民はがんばろう     だった。

世界中のみなさん、アメリカのやろうとしている報復戦争をやめさせよう。
9.26街日誌
今日はちらしゲリラ大作戦プロジェクト1を敢行した。参戦したメンバーは富田さん、ちゅうやん、新カメさん、Aちゃんの4人だった。お客さんのお宅に配達に行き、車をとめさせてもらって、東大泉7丁目に500枚のちらしを配った。みんなとても楽しかったと言ってすがすがしい顔をして帰ってきた。

昼の昼食当番はまことさんとヨッシーだった。メニューは豚レバーの竜田揚げともやしちくわのおひたしと大根とネギの味噌汁だった。

ペチャンコとがんちゃんが店番をした。珍宝堂の社長が沖縄旅行に参加することが決まった。午後はAちゃんとがんちゃんが食器洗いをし、新カメさんとトミタさんが引き取りに行った。その後、新カメさんは犬の散歩に、Aちゃん、がんちゃん、ヨッシーはSさんの家に家具の移動を手伝いに行った。(「街」では、重たい物を動かせないお年寄りの家具の移動などのちょっとした便利やさんのようなこともたまに引き受けている。)ボランティアの田中さん、皆川さん、石川さん、斉藤さんが来てくれた。ボランティアさんが来るとお客さんがたくさん来て大賑わいだった。お茶の時間はマリさんも一緒にお茶を飲んだ。トミタさんとAちゃんは配達に行った。

今日の報復攻撃反対ライブでは新カメさんがスピーチをした

ミーティングでは、「沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会」の「いまこそ暴力の悪循環を断ち切り、平和のために行動しよう」というアピール文と、坂本龍一の文を読んだ。夕食はちゅうやんとトミタさんの野菜たっぷりカレーを作った。美味しくて3杯食べたら苦しくなった。近所の塾で先生のアルバイトをしている大学生のS君が三線教室に来た。彼は卒業論文に市民運動について書くそうだ。彼は”反資本主義”だと言った。若いのに明確な考えをもっていてすごいなと思った。

9月28日(金)「街」日誌・9/27

首長ら自衛隊派遣に緊迫/基地を抱える市町村 沖縄タイムス 9月28日 朝刊 25・24面

 「拙速だ」「憲法の枠内で、人道支援に限るべき」。自衛隊基地が所在する県内の市町村長は、米中枢同時テロに対する米国の軍事報復のため、政府が打ち出した自衛隊の海外派遣や今国会での新法制定に慎重な姿勢を崩さない。テロ根絶の取り組みは全面的に支持しつつも、米軍基地が集中する県内で、自衛隊の米軍支援が活発化して沖縄に新たな負担がのしかかることに不安を感じるという。一方、県内在住の自衛官とその家族は今後の行方を冷静に見守っているものの、緊迫感は高まっている。

基地抱える市町村

 自衛隊基地が集中する那覇市の翁長雄志市長。日米安保体制を是認する立場にあるが、自衛隊の海外派遣を含めた米軍への報復支援策は「拙速すぎる」という。

 テロ後、ほとんど遊休化していた那覇軍港に、見慣れない軍艦、兵士がいる状況に緊迫感を感じたという。「基地の島・沖縄の不安は当然のこと。米軍が沖縄から出撃することは十分予想されるが、その規模、やり方が見えない」と話す。

 政府対応についても「あたふたと新しい法律に走るのは政治の責任として、いかがなものか」と冷ややか。「派遣は憲法の枠内であるべき」と強調した。

 糸満市の山里朝盛市長は、「国会には冷静かつ慎重な議論を望みたい」と注文する。集団的自衛権の行使など、憲法の拡大解釈には否定的で、「後方支援は最小限にして、国連の決議を受けるべきだ」。沖縄市の仲宗根正和市長も「憲法の範囲内であることが条件。(武力行使を禁じた)九条を超えるのであれば議論の必要がある」とした。

 勝連町の蔵当真徳町長は「憲法の範囲内であればいいのではないか」と同様の見方。ただ、米原潜が寄港するホワイトビーチに隣接しているだけに、「テロはいつ起こるか分からない。勝連町だけではなく、県全体の問題として協力しないといけない」と話した。

 津波元徳佐敷町長は憲法重視の立場を崩さず「軍事的行動ではなく、人道的な物資や医療輸送がベターだ」と、軍事色が前面に出ることを危ぐ。

 米国とは同盟国なので支援体制は必要と理解を示すのは知念村の志喜屋新孝村長。しかし、支援の中身は「武力行使には反対。物資輸送に限るべき」。東風平町の金城栄幸町長も「後方支援は物資や食糧、被害者救援を積極的にやるべき」と評価するが、「前線で戦闘に参加することは慎んでほしい」と話した。

 上野村の川田正一村長は「前線に加わるものではなく、物資の補給など人道的な行動範囲で進めてほしい」と指摘した。

命令に従うだけ、夫の派遣は不安
隊員と家族ら

 県内在住の現職自衛官と家族は「新法」の審議を前に、冷静な反応だ。ただ、テロ直後の緊張した状況でこれまでになく遠く、困難な国や地域への派遣もあり得るだけに緊張と不安は隠しきれない。

 糸満市内の官舎。勤務を終え、リラックスした格好でくつろぐ五十代の自衛官は「命令に従うだけ。家族は関係ない」と淡々と答えた。しかし、ほとんどの自衛官は「コメントは控えたい」や「特に話すことはありません」と、過敏になっている様子だった。

 「夫や子どものことが不安といえば、不安だが…。(法が成立すれば)子どもたちにちゃんと説明しなければいけないでしょうね」。自衛官の妻は夕食の準備に追われながら、こう話す。子ども三人を抱え、悩みは尽きない。

 別の妻は「もし派遣ということになれば反対しても行くのだろう」と平静を装いながらも心配そう。「世界が平和になればそれでいいです」と言い切った。

     ◇     ◇     ◇     

揺れる県民/自衛隊派遣

 軍事報復の準備を着々進める米国と、新しい法律を作って支援しようとする日本政府。多くの米軍基地を抱え、自衛隊基地も駐屯する県民の反応は賛否で複雑に揺れた。

 高校一年生の国吉晴菜さん(16)=宜野湾市=は「テレビで見たときは驚いたが、自分に関係のないことだと思っていた。数日前米軍基地の厳重な警備を見て、大変なことが起こっているなと感じた」と話す。自衛隊派遣の動きには「支援はいいと思うが、武器使用はいけない」

 アルバイトの四十代女性=那覇市=は「(自衛隊の派遣は)しないほうがいいと思うが、何もしなければ、将来日本に何かあったとき、世界が支援してくれるか心配。金銭や物資の支援では不十分だと思う」と複雑だ。

 那覇市在住の男性(66)は「武器で制するのは泥沼にはまるだけ。日本は米国に追従してばかりで…」と厳しく批判。「二十一世紀になっても戦争がなくならないのはおかしい」と首をひねった。

 「一連の流れの中で、何か言葉の魔術にあっているようだ。すべてが事後承諾で済む世の中にならないか懸念している」。佐敷町に住む主婦古謝久子さん(45)は、政府の対応を危ぐする。自衛隊の派遣については「絶対に反対だ」とした上で、仮に派遣された場合、銃使用などの規制が予想されるだけに「隊員やその家族の立場からすれば、有事の際の責任はだれが負うのかということも心配だと思う」と話した。

ジュゴン保護キャンペーンセンターHP担当の渡辺です。

9/24に行いました、ジュゴンちゃんぷるーウォークは、秋晴れの下で,350名の参加で大成功しました。
参加者の皆さんたいへんご苦労様でした。

◎キャンペーン・ジュゴンネット・西宮のHPに写真が掲載されました。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gamabui/action/010924/010924.htm
◎「琉球放送」のHPで動画ニュースが公開されています。
「東京でジュゴン保護をアピール」
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/real/0925-12.ram
◎当キャンペーンセンターHPの画像付き掲示板にも写真がアップされました。
http://love-dugong.net/sdcc-bbs/bbs.cgi

とりいそぎ、報告いたします。

では(^^)/♪♪♪♪ 2001年09月27日
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渡辺です。

友人からのメッセージを転送します。
戦争をのぞまない人たちはたくさんいます!
このサイトから、英語・日本語の署名サイトへもリンクされてます。
わたしも署名しました。
英語サイトの署名はすごい勢いで増えています。


★ 緊急公開                    ★
★ 佐野元春、米国同時テロ事件に向けた新曲を発表。 ★

佐野元春の未発表の新曲が緊急無料配布されています。この曲は9月11日、
アメリカ同時多発テロ事件が勃発した夜に書かれ、翌日に元春のプライ
ベート・スタジオでレコーディングされました。

曲の持つメッセージをすぐに伝えたいという元春本人の強い希望により、
インターネットの速報性を生かしての緊急公開で、MP3ファイルを無料
ダウンロードできるようになっています。

【Go URL】http://www.moto.co.jp/light/

元春からのメッセージ「ハートランドからの手紙」も掲載されています
ので、ご覧ください。

====================   Stop the war.   =====================
         Moto's Web Server ─ http://www.moto.co.jp/
============================================================

では(^^)/♪♪♪♪ 2001年09月27日
--------------------------------------------------
渡辺洋一郎  PC & PHS <nabe@love-dugong.net>
「すべてのPCにジュゴンを!」プロジェクト
     http://love-dugong.net/project/
ジュゴン保護キャンペーンセンターHPもよろしく!
     http://love-dugong.net/campaign/


9月27日(木)

沖縄の住民運動などの情報ホームページです。
 アドレスは以下、です。

沖縄・住民運動ネットワーク
■映画「梅香里(メヒャンニ)」■
 映画のタイトルとなっております「梅香里<メヒャンニ>」は朝鮮半島の中央部、ソ
ウルから南西に60キロに位置する広大な干潟と豊かな海の幸に恵まれた漁村です。
 そしてここには米空軍の射爆場があります。

 村の人々は農業や漁業などの生活手段を奪われ、加えて度重なる米軍機による誤射、
誤爆、不発弾の爆発事故、爆音被害に苦しめられる長い年月が始まり、現在もなお爆
撃訓練が続いています。

 このドキュメンタリー映画「梅香里(メヒャンニ)」は、生活権、生存権をかけて
闘いを続けてきた漁師、全 晩奎(チョン マンギュ)さんら梅香里の住民への取材を
柱に、この土地で営まれている豊かな暮らしをじっくりと描きながら、基地のある土
地が背負う痛みを伝えると同時に米軍犯罪被害者の支援に取り組む韓国の若い女性た
ちの意見を通して、軍事という“暴力”の根元を問い、また、真の平和とはなにかを
じっくりと考えた映画です。

 同じように基地を背負う沖縄の人々と韓国の人々の交流に、大分県日出生台(自衛
隊演習場で、米軍による実弾演習も始まっています)の人々が加わってこの映画は生
まれました。いわば日韓地域合作ドキュメンタリーともいえましょう。この映画の西
山正啓監督は、この作品を通して、私たちが沖縄はじめ基地のある地域に押しつけて
いる痛みを知ってもらいたいと語っています。

 こうした事態の到来を恐れ、少しでも多くの方々と平和を守るために解決すべき問
題への理解を深めたいと願って上映運動に取り組んでいる最中、去る11日に起こった
米同時多発テロ事件には、私たちスタッフ一同も大変な衝撃
を受け、事態の深刻さとこの作品の上映の意義をさらに痛感しています。
 かならずや関心を持っていただける内容であることを確信してこのメールを送らせ
ていただきました。

■この映画「梅香里」の公式ホームページのアドレスは、下記URLです。
http://www14.big.or.jp/~edix/mehyang/top.html
 ぜひお目通し願えたらと思います。

■なお、東京では10月6日に下記の通り上映会がございます。
http://www14.big.or.jp/~edix/mehyang/showing/9-10-tokyo.html

● 映画「梅香里<メヒャンニ>」東京上映フォーラム●
 ■時:2001年10月6日(土)
 ■所:東京都新宿区・角筈区民ホール
 ■時間:(1) 13:00 開場
       13:30〜開映 映画「梅香里」上映
       15:00〜土本典昭監督 をお迎えして西山正啓監督とのトーク
       [ドキュメンタリーは人を記録すること人とつながること]
     (2) 17:30 開場
       18:00〜開映 映画「梅香里」上映
       19:30〜 趙 博 (ちょう・ばく) ライブ
       [パギやん大いに歌う!〜思いをつなげ!〜]
お問合せ 梅香里上映東京事務局  TEL 03-3394-3734
*------*------*------*------*------*------*
以下は今後の全国上映日程です

○ 9月27日(木) 沖縄 名護市 名護労働福祉
○10月 6日(土) 東京新宿 角筈区民ホール
○10月12日(金) 神奈川 横浜市 神奈川県民センター
○10月12日(金) 福岡県福岡市東区箱崎 九大工学部
○10月19日(金) 北海道 札幌市 かでる2・7
○10月21日(日) 石川県金沢市 聞善寺本堂
○10月21日(日) 神奈川県海老名市
○11月7日(水) 福岡県宗像郡 福間町公民館ホール
○11月12日または14日 神奈川県相模原市
○11月10日(土) 広島県広島市 広島YMCA国際文化ホール
○11月16日(金) 東京都世田谷区 梅ヶ丘総合福祉
○11月17日(土) 東京都日野市 七生公会堂
○11月18日(日) 福岡 北九州市 女性センター
○11月24日(土) 福岡市 九州キリスト教会館
○11月25日(日) 愛知県名古屋市 詳細は未定

 日程 10月27日(土) 午後1時開場 1時半〜5時
会場 荒川区旧真土小学校(まつち小学校)
    JR常磐線「三河島駅」徒歩1分

駅のホームの真下に見えるほど近い会場です。
「旧小学校」といっても遺跡ではなく、体育館などが
地域のイベントに利用されています。

基調講演 「歴史教科書・靖国参拝〜日本に何が問われているか」
講師…田中宏(龍谷大学教授)
在日外国人問題・戦後補償問題を取り上げ、日本社会の「国際化」の
中身を問い続けている。
『在日外国人 法の壁・心の溝』(岩波新書)の著者。

田中氏に続いて、大塩清之助牧師に
パネルディスカッションの糸口となるような話をしてもらいます。


9月26日(水) ヨッシーの新曲

 東 京 の 空 の 下 か ら
想いをはせる事ができるかい パレスチナの人達のこと
想いをはせる事ができるかい アフガニスタンの人達のこと
生れた時から そこは戦場で 親兄弟が殺されるのを見て育った
侵略者達の理不尽な武力に 命を捨ててまで戦う人達のこと
想いをはせる事ができるかい 沖縄の人達のこと
想いをはせる事ができるかい かつて日本に侵略された国の人達のこと
  間 奏
想いをはせる事ができるかい 東京の空の下から
想いをはせる事ができるかい ニューヨーク摩天楼の上から
僕らの生き方が 今 問われているよ 地球の命の悲痛な叫び声が
聞こえるだろう 目の当たりにしただろう 変わる事を怖れないで
想いをはせる事ができるかい 軍隊を捨てて生きる世界
想いをはせる事ができるかい 誰のものでもない この星のこと
苦しんでいる命のこと アメリカの少女の勇気に


みなさん、こんにちは。

9・24反戦集会・デモのご報告は反戦ネットワーク
http://flag.blackened.net/apfj/anti_war/
のレポート、掲示板をご参照ください。

9・27にいよいよ国会が始まります。
全労協や国労も午後3時まで座り込みをします。
一人一人の反戦アクションとしてぜひご一緒に!

■ 9.27 臨時国会開会日 首相官邸前行動 (東京)

アメリカの武力による「報復」反対
小泉政権はアメリカへの「戦争」協力をヤメロ!

 9月11日、米本土で相次いだ「テロ」事件により多数の命が奪われたことは、私
たちに強い衝撃と深い悲しみをもたらしました。犠牲者の無念に報いるには、いまだ
明確でない事件の真相究明を最優先に、再びこのような事件が起こらないよう原因の
解明を行われなければなりません。

けれども、米政府が表明している武力による「報復」はテロなどの温床を拡大させ、
事態を更なる泥沼に導き、より多くの尊い命を犠牲にする可能性が高いたいへん危険
な行為ではないでしょうか。

 小泉首相は急きょ「米軍の後方支援」を明記した対応策を打ち上げましたが、前提
となるべきアメリカの「報復戦争」そのものに「協力するべきか否か」という議論も
ないまま、自衛艦派遣による既成事実を独断で進めるやり方は暴論と言わざるをえま
せん。

 このような事態を憂えているひとりひとりが、声をあげる時です。

 行動しましょう! 国会に集まりましょう!いっしょに輪をひろげましょう!

日  時:9月27日(木) 11時半集合 12時行動開始(約1時間)
場  所:首相官邸対面の国会議事堂前(地下鉄・国会議事堂前下車)
要  領:リレー演説会をメインに、パフォーマンス等アイデア募集。行動終了
後、各自・各グループが持参した要請文を内閣府に提出。行動参加者一同の名前で
要請文を用意しますが、直前の情勢を考慮して作成したいと思います。行動の一致点
は冒頭の二点です。
呼びかけ・賛同:前日いっぱいまで募っていきます。個人、市民団体・グループか
ら発信して、自治体議員までと考えています。(23日いっぱいで第一次集約してオー
プン予定)
連 絡 先:地域毎に1から2程度の連絡先を設けたいと思います。
費  用:当日の任意カンパ。各自・各グループがプラカードなどが出来る限り持参
するようにしましょう。
呼びかけ・賛同人の集約:アクティブ藤沢
TEL: 0466(28)1515 FAX: 0466(28)1500 Email: pu4t-hrd@asahi-net.or.jp

9.11テロに対する大国の非難合戦とは一線を画そう 高見元博
 9.11テロルをもってアメリカをはじめとする帝国主義大国は、非難合戦をくりひろげ、「報復戦争」を正当化しようとしている。アメリカ・ブッシュは、アフガニスタンばかりでなく、サウジアラビヤ、エジプトの名前をあげて、イスラム原理主義を撲滅するまで戦争を続けると宣言している。また。ブッシュは、帝国主義軍事大国の威力を示し、アメリカ政府を支持しない国家は全て敵国とみなしとして壊滅させるという大恫喝を行なっている。これに対して、日本政府は憲法を破り、法的根拠もないままアフガニスタンへの派兵を強行しようとしている。

 私たち労働者階級は、このテロ非難合戦に対してどういう立場を取るべきなのか。

 第1に、今回のテロルがアメリカのアラブ・中東侵略の歴史に対するやむにやまれぬ被抑圧民族の決起であることをみなくてはならない。アメリカとその最大限の援助を受けたイスラエルは一体中東で何万人、何十万人の労働者人民を殺してきたのか。イスラエルの中東戦争で生み出された難民は400万人を越えている。また、1982年のイスラエルのレバノン進攻では2万人が殺されている。1987年から6年間のバレスチナ人民のインティファダーでは1万1千人が殺され、4万人が逮捕された。2000年からのインティファダーでは既に560人のパレスチナ人民が殺された。1991年からの湾岸戦争では民間人多数を含む20万人が殺された。友軍であるイギリス軍が大量虐殺(ジェノサイド)と呼んだ殺りくが行なわれたのだ。
ここには明らかな二重基準があるのだ。被抑圧民族の人民が殺されるのは当然でかまわないとし、抑圧民族が殺されることは大非難を浴びせる、そこにあるのは限りない差別主義だ。その歴史のなかで積もりに積もった怒りが爆発したのが今回のテロルだ。やむにやまれぬ決起としてあったことをはっきり見なくてはならない。抑圧国家と闘わない大国の人間はみんな虐殺者として同罪であるというのが今回、彼らが主張したことだ。私たちはその彼らが命をかけて主張することを受け止めること抜きに、テロル非難合戦に加わることなど許されない。

 第2に、しかし、今回のテロルが、労働者階級に決起を呼びかけるでなく、殺す対象としていることについては、それでは本当に帝国主義を打ち倒すことはできないのだということを彼らに明らかにし、共に闘おうと呼びかけなくてはならない。被抑圧民族の人民と帝国主義大国内の労働者階級の決起の結合によってのみ、帝国主義大国を打ち倒し、世界を戦争の惨禍に叩き込んできた歴史を終わらせることができる。

 私たちは、国際的に闘われている報復戦争反対の労働者人民の闘いに共に決起し、国際連帯の闘いを通して、戦争による惨禍を終わらせるという立場にたたなければならない。戦争を正当化するテロル非難と「報復戦争」に対して断固反対しよう。
2001.9.25 高見元博

 又さんからのメール

昨日(アシバ祭のこと)はありがとうございました。
でも折角来てくれたのに、あまりご案内など出来なくて申し訳ございませんでした。
予想以上に忙しかったので。でも如何でした、沖縄風手作りお祭り!

次回、又、イベントがあれば遊びに行きます。
10/7〜10/13は仕事で沖縄へ行きます。
=============================================
 こんにちは、
知り合いのジャーナリストに誘われて、
留学生や在日コリアンの方との、文化交流の集会
企画していますので、お知らせします。
暇だったら遊びに来てください。
 正式なプログラムが決まりましたら、
またメールしますので、伝言板で紹介してもらえるとうれしいです。

集会の名称…
「どこへ行くの? ニッポン ともに生きるアジアを考えよう」

日時…10月27日(土)午後を予定。
     高校生の中間テストが無い時期を選びました。

会場…三河島駅(日暮里のとなり)の近くの、
小学校の体育館を予定。(変更の可能性あり。いずれにしろ都内)
バンド演奏や、各国のおやつの出品などがあるので、
音が出せて、簡単な調理のできる場所を選びました。

入場料…大人500円 学生300円 留学生無料
入口で「野呂瀬に動員された(笑)」といえばタダにします。

主催…10月集会実行委員会
 構成員は、荒川などで教科書問題に取り組んできた人、
戦後補償団体、地域の子育て支援組織の人、
地元の高校生・大学生・教員、
平和団体(平和と生活をむすぶ会など)

趣旨要約…
今の日本では、「あの」歴史教科書の採択運動や、
首相の靖国神社参拝のように、アジアの隣人との心の壁を
厚くする出来事が続いています。今のままで、アジアの人々が
ともに平和に生きられる関係をつくれるのでしょうか。

そこで、日本・韓国・中国・在日コリアンの学生の
文化交流の集会を開きます。
「どうして今、過去の戦争や植民地支配が問われるのか」を
議論します。
また、来年のワールドカップ共催や、食文化の話など、
身近なものからも理解を深めようと思います。

集会内容

・基調講演 「歴史教科書・靖国問題−日本に何が問われているか」
大塩清之助氏(地元のキリスト者。在日や留学生とも交流が深い。
予科練で敗戦を迎えた戦争経験者でもある。)

本当は高嶋伸欣氏(琉球大学教授)を呼びたかったのですが、
都合が悪いそうです。

・「日本・韓国・中国・在日コリアンなどの学生は、歴史をこう見る」
各国数名づつの意見の表明

留学生は奨学金の機関を通じて招待します。
また、韓国の新聞のモニターをやっている学生も招待します。

・会場からの発言・討論

・各国学生の「共同宣言」採択

・展示コーナー。各国の歴史教科書の比較や、それを読んだ学生の感想文など

その他、文化交流の時間に、バンド演奏や各国のおやつの試食などがあります。

共同宣言で打ち出す、閉会後も続ける文化交流の骨子

・歴史認識を共有していくための取り組みの具体化
相互スタディツアーや各国教科書の相互点検。

・日本の戦後責任の履行に向けての共同行動の具体化
被害者の聴き取りの共同実施。強制連行被害者の足跡をたどるツアー。

・来年のワールドカップ成功に向けての共同プロジェクトの具体化
(いま韓国では、日本語もできる人が
ボランティア志願に殺到しているんだけど、
日本ではチケットは売れても他はテンションが低すぎる。
こんなことでうまく行くのか?)

なお、次回の実行委員会は9月24日(祝)です。
文化交流ツアーの具体化は、これから行います。
何か良いアイデアがあったら教えてください。

それでは。
**********************
Hiroyuki


9月25日(火) 「街」日誌 ジュゴンチャンプルーウォーク IN SHIBUYA

 一時丁度に到着。もう始まってました。
 ジュゴン保護キャンペーンセンターの宮城康博さん(名護市議)を発見。ホント、癒し系の風貌です。
 ジュゴンの巨大ヌイグルミ
 湘南の人が作った、超巨大ジュゴン
 「渋谷の大西さんご夫妻と再会。、ジュゴン・ハットは
チューやんの作品です
 日本山妙法寺の人もデモに出発
 1時間のデモが終り、今度は、9.24 市民緊急行動第2波 (東京) 代々木公園へ
 ヨッシー、洋平君、ミヤちゃん、チューやん、ハネやん&則子さん+関さんの7人は、デモに疲れて、タクシー移動。
若い人、外国人、1000人を越える人が参加してました。

※この集会とデモ行進は、平和を求める非暴力の市民の集まりです。テロや暴力を肯定する方の参加はお断りします」
というコメント付。あー、ここは、パレスチナの民衆や世界で民族解放闘争を闘う人たちは「排除する」ということなんだな、
と思う。「一体、誰と連帯したいんだろう?」と思いながら参加。なぜか入口に■●派の人たちがいて、ビラをまいてた。
あー、■●派の人たちは、参加していいんだ、と変に納得。
 オー、沢山の人が集まってた。
 こんなプラカードがあった。
 なんか、趣旨がハッキリしなくて元気のない集会と感じました。でも、色んな人に会えたのが面白かった。「チャンプルー街」や
「街」に来るOさんが『現役』でやってました。「アレーッ、『元』と言ってたに?」 オー、練馬区議候補のIさんにも久々に再会。
でも、読谷出身のNさんに会えたのが一番嬉しかったなー。
 

緊急のお知らせ
以下は、転載歓迎
第1便
石川中裁判原告、根津公子さんは八王子石川中時代に日の丸掲揚を巡って生徒達の
「先生、日の丸降ろしてよ」という切実な訴えの中で『日の丸』を降ろして処分をく
らっています。昨年度、転任にあたって、根津を包囲網をひいて「現場から離してし
まえ」という方針のもと、校長、市教委、一部PTA役員をまきこんで、「従軍慰安
婦を教えるな」「同性愛問題をとりあげるな」といちゃもんをつけた末の今回の措置
です。
宜しくお願い致します。

MLのみなさん。石川中裁判を支える会の成澤です。
 今日は緊急のお知らせです。かねてから従軍慰安婦問題をとりいれた授業実践をし
ていた多摩中学校教諭根津公子教諭に対して、校長から「指導力不足」の上申が多摩
市教育委員会に対して行われました。連休明けの25日に多摩市教育委員会において審
議され、恐らく数日中にも東京都教育委員会で審査され、研修所送りになるものと思
われます。
 事実の経緯を少々説明します。
4月半ばから市教委は、通常処分を前提として行う事情聴取を理由を示さないま
まに行いました。そこで問題とされたのは、従軍慰安婦問題と男女平等問題を授業で
取りあげることでした。みなさんもご存じの通り、わたしたちは市教委へ抗議に行
き、その結果、現在は直接事情聴取をされることはなくなりました。
6月半ば、彼女が所属する多摩島嶼教職員組合で事実を知らせるビラを全戸配布
したところ、保護者からの追及が始まりました。保護者会の要求は、教員の教育野路
湯だけではなく、個人の表現の自由までも否定する恐るべき内容です。「3年3学期
の慰安婦や同性愛の授業はしないこと」「(根津さんの授業を)校長・教頭、教育委
員会が参観し指導をし」「保護者も参観すること」「この件についてマスコミやビラ
を通じて訴えかけることをやめること」などが、要求されました。(保護者会には根津
さんを支援する保護者も参加していたのですが、とても反対をする雰囲気ではなかっ
たそうです。)
 1学期末連日、「保護者の要求により」教育委員会は授業監視にきました。そし
て、二学期早々から6回の授業参観を通じて、全く形式的な授業改善の職務命令が出さ
れ、20日に校長から上申書をあげるとの通告がなされたのです。
どうしてこの時期に強行されたかというと、実は、根津さんを現場から排除しよ
うとしていた教育長が20日で交替する予定になっていたのです。彼は3月初め、「な
んとかして学校現場から外したいと考えている」と口外しています。今度のことは根
津さんが赴任してから計画されたものだといえるでしょう。(彼の任期は9月いっぱ
いまで延長されました。この件を片づけてから、都教委に戻るようです。)
 校長が出した授業改善の命令は、
1、年間指導計画を書き直しを命じたのに提出がない。
2,家庭科の授業および授業での教材の使い方が、学習指導要領に適合して
  いない。(授業では、食品添加物と農薬の問題をとりあげたそうです。その内容につ
  いて、学習指導要領に合わない、とは、ほとんどいいがかりに聞こえます。)
3,生徒に討論させたり、新たな課題に気付かせていない。
4、生徒との対話が一問一答で終わっていて、つながりがない。
5、授業開始時の生徒の把握が不十分、一部の生徒しか授業に(積極的に)参加せず、
  多くの生徒が私語をしたり、眠っていても放置し
  ている。
6、途中から出ていく生徒に対し声をかけなかった。
 このようなことは、普通の授業でも通常生じていることであり、あきらかにねら
いは別の所にあります。(だいたい、従軍慰安婦問題と男女平等問題が保護者会では
問題とされたはずです。それとは全く関係ない形式的な事項を理由にすることからす
ると、保護者会は完全に利用されたとしかいいようがありません。)
 もし、このようなことを理由に「指導力不足」として認定されるならば、今後多
くの日の君に反対する教員が同じように認定されることになります。今回の手続は例
の教育三法が適用されるわけではなく、東京都の基準によるもののようです。しかし
ながら、この件を放置するならば、来るべき「不適格教員」は、本当に不適格な教員
ではなく、わたしたちが恐れていたとおり、根津さんのように、日本国憲法と教育基
本法に沿った授業をする教員が「不適格」だとされることを、先取りするものになり
ます。

 というわけで、みなさんにお願いです。時間はあまりありません。25日に教育委
員会においてこの件が審議されるようです。それまでに、抗議のFAXを全国から多摩
市教育委員会に送っていただけないでしょうか。フォーマットを作りましたので、続
けて送信します。

      成 澤 孝人
na-ri@cf6.so-net.ne.jp

緊急のお願い 都庁へ要請行動に行こう

 根津教諭を「指導力不足教員」として都研修センター送りにする手続きが進行中!
次の行動に参加してくださると、ありがたいです。

@市教委に手紙やFaxを
 25日(火)の午前中に非公開の教育委員会で根津の処置について報告があるそうで
す。
 明朝までに速達かFaxでお願いします。
 教育長     石川 武  市役所内  市役所のFax 042−337−76
20
 教育委員長 中 進二  多摩市貝取4−1−1−502  TEL(Fax兼用?以下
同じ)042−376−3317
 教育委員  伊東総吉  多摩市桜ヶ丘2−35−10            
       042−374−1799
         北川秀二  多摩市豊ヶ丘3−5−5−102        
        042−375−6968

A都教委にも手紙やFaxを。
  東京都教育庁  163-8001新宿区西新宿2−8−1  都庁第2本庁舎 рO3
−5320−6721(人事課)
        教育長  横山洋吉
        人事部長 斎藤尚也 

B都教委要請行動
  26日(水)午前9時 都庁第2庁舎 1階ロビー 集合

C 多摩中・前島俊寛校長に抗議電話・Faxなどを。
  多摩市関戸3−19−1 多摩中学校 п@042−375−7023  Fax
042−337−7646
        以上、緊急のお願いです。

石川中裁判を支援する会 連絡先;田中 0426−64−5602

アメリカ市民の声 
 テロによって子どもや夫を喪った人たちの中には、報復に反対している人もいま
す。マスコミには載らないけれど、アメリカの市民の声を聴いてください。 

★私たちの息子の名において進めることはやめてください
                   by Phyllis and Orlando Rodriguez

 ★私たちの息子グレッグは、多くの人とともにワールドトレードセンターでのテロ
事件で行方不明となりました。はじめにこの知らせを聞いて以来、私たちは、彼の妻や、
家族、友人や隣人、彼の職場の同僚や、毎日ピエールホテルで出会う悲嘆にくれる
人々と、悲しみと慰め、希望、絶望、楽しかった頃の思い出を分かち合っています。

 誰と会っても、私たちの痛みや怒りが彼らの中にもあることがわかります。
今回の悲惨な事件に関して毎日流れ込むニュースをちゃんと読むことはできませ
ん。それでも、読んだニュースから、我が国の政府が、暴力による復讐に向かって
いることはしっかり感じています。

 そのような復讐が行われれば、遠い国の息子や娘、親や友人を死なせ、苦しめる
ことになります。私たちの悲しみをさらに深めることになります。それは進むべき
道ではありません。それで息子の死の恨みを晴らすことにはなりません。

 私たちの息子の名前において復讐することはやめてください。

 私たちの息子は、非人間的なイデオロギーの犠牲となって死にました。私たちは、
同じ目的を果たすような行動をとってはなりません。

 深く悲しみ、省み、祈りましょう。この世界に本当の平和と正義をもたらすための
理性的な対応を考えましょう。しかし、この時代の非人間性をさらに増大させる国
になってはいけません。
                    Phyllis and Orlando Rodriguez

ホワイトハウスへ送られた手紙の写しです。
親愛なるブッシュ大統領
私たちは、火曜日のワールドトレードセンターへの攻撃で息子を失いました。こ
の数日間、あなたの事件への対応や、上下院がテロ攻撃に対処するため無制限の権力
をあなたに与えるという決議について、紙面で読んでいます。

 大統領のこの事件に対する対応は、息子の死に対する私たちの気持ちを和らげてく
れません。それどころか、ますます気分が重く暗くなっています。

 我が政府は、他国の息子たちやその親たちを苦しめる理由として、私たちの息子
の思い出を使っているように感じられます。あなたの立場にいる人が、無制限の権力
を与えられ、それを後に後悔するというのは、今回が初めではないことでしょう。

 私たちの気を和らげようと、からっぽのジェスチャーをしている時ではありませ
ん。いじめっ子のように振る舞っている場合ではないのです。

 我が国の政府が、テロリズムに対する平和的で理性的な解決策をどうやったら作
り出すことができるのか、大統領にぜひ考えていただきたいと思います。テロリス
トの非人間的なレベルに私たちを落とす解決策ではなく−−−。
                                 敬具
                     Phyllis and Orlando Rodriguez
********************************
 その16日の朝、CNNでニューヨークの子どもたちを集めての討論会を放送してい
ました。
・どんな親も子どもが死ぬことを望んではいない。

・親にいわれたことを子どもは信じて生きていく。
 でも、そんなアラブの人たちも大人になって自分で判断がつくようになったとき、それが間違っていたことに気がつくだろう。  

・テロは絶対に許しちゃダメだ!

ほとんどがテロに対する失望・怒り・悲しみの声でした。

そんなとき、ひとりの女の子が(12歳くらいかな)

 みんなテロは悪いって言ってるけれどアメリカだって悪いことをいっぱいしている。
 地球上の環境を破壊して、奪って、その陰で多くの人が毎日たくさん死んでいる。
 富のために苦しめられている人はいっぱいいる。
  必要なのは世界中のいのちを大切に思うこと。

  そんな発言をしました。

そうすると、男の子もそうなんだ!!僕もずっとそのことを言いたかった!!
  でも言い出せなかったんだ!!よく言ってくれたよ!!

そのあと、進行役のおじさんがなんとなくごまかしながら
その話しをぼやけさせてしまったことがとても残念でした。

事故を目の当たりにしたこんな小さな子たちが
現実をしっかりと見つめ大切なものを見失っていないことに希望の光を感じました。

子どもたちの幼い声の“CHILDREN”という言葉に胸がしめつけられそうでした。
私たちは子どもたちにどんな未来を残していけるのでしょう。

  ハネやん&則子さん、沖縄へ出発


9月24日 中野「アシバ祭 2001」 「東京沖縄県人会青年部」主催。東京でエイサーを踊り始めて16回目。
「アシバ」とはウチナーグチで「一緒に遊ぼう」=「アシバー」と、東京で働き生活している沖縄青年たちの「足場」を築いて
いこうという二つの意味が込められている。
  ヨッシーと洋平君は、国立の「辻つじ反戦ながし」に行き、チューやん・ミヤちゃん・ハネやん&則子さんが「アシバ祭」に
行きました。 
 「山原船(やんばるせん)」三線愛好会  左から二番目は、去年晋君、オサムさんと一緒に瀬底島に
行った岩村さん。右端は、「チャンプルー街」で佐々木恵さんと
ライブをやった星野さん。
 地謡(じかた)は、東京エイサーシンカーの金城さん  チョンダラー(道化役)もいました
 則子さん、チューやんもカチャーシーを踊る 
上地流空手の演武。子供たちも沢山 参加。
 「街」でやった「月桃の花」の時に来てくれた、デコーズ。  知念良吉さんも出演。
 ダイスケさんと洋平君の2ショットの意味は ?!
 「街」に戻ってきて、サンデー夕食会。エーちゃん、
ダイスケさんら8人で食事。
 7時すぎには、ダイスケ君のお父さんも来ました。
1ヶ月ほど前に、去年の12月から入院しているダイスケ
さんの退院後の生活について話し合いました。今日は、
その事に踏まえ、お父さんを交えての話し。
 ダイスケそんも「退院したい」
 医者「もう病院(入院生活)で出来る段階は終わった」。
 入院には1ケ月、20万+住んでいないアパート代などで
 大変な出費になり、もう限界。

ということで10月14日の「街」の沖縄旅行の時に、ダイスケ
さんも退院して同行することに決定!
 洋平君も、2年ぶりに「ハウス街」での自立生活に再挑戦、
ということで、自立生活を誓う熱い握手。「ハウス街」は、
「洋平とジュゴンの家」と名を変える事をハネやんが決定。
いつも協力してくださる皆様へ
              沖縄を考える市民の会 9・23(日)

この間の沖縄タイムス配りに気をよくして、呼びかけます。報復反対!日本の軍事協
力反対!で駅前宣伝を行いませんか。

国会や大使館に行くのも大切だけれど、こんなに世間が関心を寄せている時に地域や
職場で訴えることをしないのはもったいない。

この間、もう一つびっくりしたのは、身近な組合の青年が「イスラエルとかパレスチ
ナとか、今日の話を聞いてやっと分かった」と言ったことです。
組合で結構活動している人間でも、世代が違うとパレスチナもわからなくなっている
んだということ。イスラエルの建国も知らないでは、テロも理解できるわけがありま
せんね。
私は、思いました。
国会や都心の集会も大事だけれど、その合間に、地域や職場できちんと初歩的なこと
から宣伝をしていくことが大事なんだと思いました。
今は、宣伝がどんどん入ります。やらない手はないと思います。

宣伝内容骨子案;
@ アメリカの報復反対
A 日本政府の協力反対
B パレスチナやアラブの問題について歴史事実を伝える
C 侵略の実態を伝える。
D 沖縄タイムス抜粋版特別号として沖縄タイムスも載せる
E 沖縄の平和連絡会のアピールをお借りして、内容を検討する。

配布予定;9月29日午後3時半〜 三鷹駅南口 (終了後、教科書集会にいけるように
する)
お返事お待ちしています。

以下、沖縄の平和連絡会アピールです。

いまこそ、暴力の悪循環を断ち切り、
平和のために行動しよう


 いま私たちは、言葉では表現できないほどの衝撃的事態に直面しています。テレビ
の画面で、突然ビルに飛行機が衝突する映像が写し出されたとき、ほとんどの人は、
それが現実であることを信じられなかったのではないでしょうか。やがてもう一つの
ビルにも飛行機が突入し、米国防総省で黒煙が上がっていることが伝えられ始めたと
き、これが超大国アメリカの経済的軍事的象徴に対する明確な意図をもった攻撃であ
ることを知ります。
 しかし、ビルに働く人びとのほとんどは、平凡な日常生活を送っている人びとであ
り、民間航空機には、私たちの友人や家族が乗り合わせていた可能性さえあるので
す。そのことを思えば、身の毛がよだつものがあります。テロ攻撃の犠牲者の多く
は、権力者の政策決定とは直接関わることのない一般庶民なのです。
 だがこのことに思いを致す私たちの想像力は、同じように平和な日常生活を、国際
テロともいうべき軍事行動によって、一瞬のうちに奪われているバルカン半島や中東
地域の一般庶民にも及んでいるでしょうか。その犠牲者はニューヨークやワシントン
の数百倍に上っているでしょう。アメリカ人も、アラブ人も、セルビア人やアルバニ
ア人も、人の命の重さに差はありません。しかし、欧米中心の報道機関は(日本もそ
のネットワークに組み込まれているのですが)、ニューヨークの惨劇は繰り返し伝え
ても、パレスチナや中東の惨劇やその犠牲者を悼み悲しむ人びとの姿を伝えることは
きわめて稀です。このような情報操作によって造り出される一方的価値基準や軍事行
動の正当化に対する憤怒の結果が今回の衝撃的事態を生み出したともいえるのです。

 しかるに、ブッシュ大統領をはじめとするアメリカ政府高官は、この惨劇を待ち構
えていたかのように、「テロの犯人を処罰するだけではなく、これを可能とするシス

ム・国家を排除する」とか、「これは“善”と“悪”との戦いだ」などとその発言を
エスカレートさせ、議会もこれを支持して、大規模な軍事的報復行動に踏み切る構え
を見
せています。「リメンバー・パールハーバー」を叫ぶことによって原爆投下を正当化
したあの論理を、またもや繰り返そうとしています。
 にもかかわらず小泉首相は、いち早くアメリカの報復行動の支持を表明するばかり
か、この事態を奇貨として、有事立法の整備や集団的自衛権容認に向かって突き進も
うとしています。アメリカが大規模な軍事的報復行動に踏み切れば、日米同盟の軍事
的拠点である沖縄が否応なくこれに巻き込まれざるを得ないことを、小泉首相率いる
日本政府は明確に認識しているのでしょうか。今回の衝撃的事態は、いかなる軍事力
をもってしても、民衆の安全は保障しえないことを教えているのです。

 私たちは、昨年4月、「沖縄から平和を呼びかける4.17集会」を開き、「わた
したちの願う“平和”とは、地球上の人びとが、自然環境を大切にし、限られた資源
や富をできるだけ平等に分かち合い、決して暴力(軍事力)を用いることなく、異
なった文化・価値観・制度を尊重しあって、共生することです」という沖縄民衆平和
宣言を発しました。それから二月後、まるでこの呼びかけに応えるかのように、朝鮮
半島における南北首脳会談が実現しました。そしていま、南北首脳会談が生み出した
平和的雰囲気を押し戻そうとする政治的潮流が台頭する中で、今回の悲劇が起きまし
た。
 テロの犠牲者を悼み、その死に報いる途は、軍事的報復行動によって犠牲者の上に
更に犠牲者の屍を積み重ねることではないはずです。暴力的報復の悪循環を断ち切
り、二度とこのような犠牲者を生み出さない努力を積み重ねることなのです。私たち
は、軍事基地に反対する私たちの運動こそが、私たち自身の安全を守り、世界の平和
に貢献する途であることを今回の悲劇を通じて改めて確認し、あらゆる暴力とそれを
誘発する政策に反対し、平和を求める運動を前進させていくことを誓うものです。

       2001年9月18日

           沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会 
 沖・韓民衆連帯  うまんちゅネット  沖縄環境ネットワーク    一坪反戦地主会
1フィート運動の会  ヘリ基地反対協・ 浦添市民の会   日本科学者会議沖縄支部
沖縄県憲法普及協議会   島尻ネットワーク  沖縄平和ネットワーク  RAPAC    沖
縄人権協会 ヘリ基地ちゅくらさんどぅ与勝の会  那覇市から基地をなくす住民の会
行動する女たちの会  メーナイナイ塾  沖縄民衆会議   カマドゥー小達の集い  糸
満平和とくらしを守る市民の会  宜野湾市民の会   沖縄県平和委員会   沖縄県母親
大会連絡会  自由法曹団沖縄支部   新日本婦人の会沖縄県本部   YWCA沖縄グループ
沖縄高退教 ばららんの会  アジアと連帯する集会実行委員会   民主法律家協議会
名護市民投票裁判原告団   反サミット沖縄解放実行委員会   軍事基地撤去をめざす
女性の会   アイヌと連帯する沖縄の会

9月24日(月) 「街」日誌 アメリカの報復戦争反対・「街」前で数派のライブ
 「街」の前で報復反対ライブ  ビラまきをするエーちゃん、ガンちゃん
 フットワークの軽いエーちゃん  地域の人は強い関心をもって「街」ニュースを受け取り、
「ヨッシー&ジュゴンの家」の歌を聴いてます。
★昼食は、エーちゃんとガンちゃんが和風スパゲティーとサラダ、スープを作った。

★ボランティアにはチーちゃんと田中さんが来てくれた。

★お客さんの大石さんが報復攻撃をしようとしているアメリカにすごく怒っていた。日本政府の対応にも怒っていて、
 「アメリカに金を出すなんてとんでもない。金を出すならアフガニスタンの飢えてる人たちに出すべき」「アメリカは武器を
 売って儲けているんだよ」と教えてくれた。
  「街」のお客さんの反応は、とても良い。家で話しても、家族はマスコミの煽動に乗ってしまい話にならないので、「街」で
 話すことで、うっぷんを晴らす人が多い。9・11事件まで、アフガンのことやパキスタンのことを全然知らなかったのに、
 テレビに影響されて、にわか「イスラム評論家」になっている人が多い。まったく、無批判的で、騙されやすい国民だ。

★今日は3回ぐらい「街」の前で、「報復攻撃反対」のライブをやった。エーちゃん、岩ちゃん、ミヤちゃんもビラまきをした。
 しかし、今回の街を歩く人たちの反応は凄いと感じる。

★ミーティングでは、朝日新聞に載った坂本龍一さんの「報復しないのが真の勇気」と題した文を読み合わせした。
  「日本は戦争反対を表明し、平和解決のため仲介的役割をしろ」と訴えていた。僕はその通りだと思った。「小泉首相
 坂本さんの文を読んで考えろ!」

★夕食はハネやんが、冷蔵庫に余っていたもので、「特製ミックスフライ」を作った。トンカツ、アジフライ、揚げ餃子、レンコン
 の肉詰め、イカリングフライ。レンコンフライが特に美味しかった。

★生活支援センター「街」には、お客さんで創価学会の人が来て、則子さんと熱い討論をした。僕が歌を唄ったら、是非、
 集会に来て歌ってくれと言った。(報復攻撃、賛成の集会なんだろう) 
  「チャンプルー街」のお客さんのSさんが来て話をしていった。
タイムズスクエアで反戦集会 NYは平和を望む
 同時多発テロ事件でブッシュ大統領が強硬姿勢を示していることに対し、反対の声が出ている。21日午後9時(日本時間22日午前10時)すぎ、マンハッタンのタイムズスクエア周辺に若者たち数百人が集まり、プラカードを掲げて「ニューヨークは平和を望んでいる」と叫んだ。週末が始まった夜の繁華街で通行人が徐々に参加していき、通りを埋めるほどまで膨らんだ。

 ニューヨーク市立大学生のキャロリン・ブレットさん(19)によると、口コミや大学仲間の呼びかけで集まったという。「法的証拠がないまま、(イスラム過激派の指導者の)オサマ・ビンラディンの仕業と決めつけ、アラブ系住民に対する差別が広がっている。暴力に暴力でこたえても、新しい暴力を呼ぶだけ」と話した。「世界貿易センタービルで亡くなった人々の死を、戦争で汚すな」という声もあった。

 通りがかりのタクシー運転手らのなかには、クラクションを鳴らして「連帯」を示す人も。一方で、通行人には「戦争でしか解決できない」と激しく反論する姿もあり、周辺は一時、騒然とした。混乱や小競り合いを避けるため、多数の警察官が集会の参加者を取り囲んだ。(13:41)


   ユダヤ人とは?(未完成であり、一部です) 弦さん
  ユダヤ人は、2種類に分類されています。一方は、白人系ユダヤ人で、「アシュケナジー系ユダヤ人」であり、他方は、東洋系ユダヤ人で、「スファラディ系ユダヤ人」と分類されています。
 驚いた方も多いと思います。「ユダヤ人って、白人(の一種)じゃないの?」と。私も知りませんでした。どうしても、ナチス・ドイツのホロコーストの印象が、日本では強いせいではないかと思うのですが。

 ちなみに、イスラエル建国以前からパレスチナに住んでいたパレスチナ人たちも、白人なのに、「われわれは、ユダヤ人だから帰ってきました」と住みつきだして、驚いたそうです。
 この驚いた当時のパレスチナ人は、アラビア人と白人ではないユダヤ人たちを指しています。本来的な、パレスチナ人とは、まさに、この両者であり、決して、パレスチナ地方に住む、イスラエル国民ではない人たちのみを指してはいませんでした。

 なぜ、このような人種的錯綜が起こったかというと、歴史的に発生した事柄であり、人たちなのです。
 順を追って説明しますと、7世紀ごろ、コーカサスからカスピ海北岸に、総人口が100万人の「カザール王国」という巨大王国が存在していました。その住民は、トルコ系白人であり、周囲の国とは違っていて、これといった宗教を持っていなかったのです。当時キリスト教を国教とする東ローマ帝国とイスラム教を国教とするイスラム帝国が、カザール王国を挟み、政治的・宗教的に対立していました。両国の「宗教的な干渉」を受けはじめたカザール王国は、どちらかの宗教を選ばざるを得ない状況となり、時の王であるオバデアは、ある重大な決断をしました。

 
 それは、すべての国民を、キリスト教とイスラム教の母体であるユダヤ教に改修させることでした。さらに、ユダヤ教に改宗させただけでなく、自分たちは、「血統的にもアブラハムの子孫」であるとしたのです。

 この「血統的にも」というのが問題で、キリスト・ユダヤの聖書「ノアの箱舟」で有名な、ノアの3人の息子である、セム、ハム、ヤペテの中の、「セムの子孫」がアブラハムなのです。

 セム〜アブラハム〜イサク〜ヤコブという系図を経ているのが、ユダヤ人であり、ユダヤ人は有色人種なのです(同じく、日本人もセム族です)。

 しかし、ノアの3人の息子のヤペテは、白人種です。つまり、白人種であるカザール国民は、どう考えても、「血統的にもアブラハムの子孫であるはずが、ない」のです。

 その後、カザール王国は滅びて、放浪する(白人系)ユダヤ人となりました。

 
 先ほど、指摘した「本来的なパレスチナ人」が、新しく入って来た(「本来的なパレスチナ人」は、「帰って来た」などとは認めていないので、「入って来た」)白いユダヤ人を見て、驚いたのは、この(人種的な問題の)ためです。
 
 「本来的なパレスチナ人たち」は、争うことは無かった、というのも、ほとんど知られていない事実でないでしょうか。
 なぜ、争う事が無かったか、というと、先ほど説明しました「血統」がまた出てきます。

 結論からいいますと、ユダヤ人とアラビア人は、アブラハムを父とした異母兄弟なのです。家族(? 一族?)関係でいうと、アブラハムの妻(サライ)になかなか子供ができなかったので、サライが自分の召使(ハガル)と夜を共にさせて、できた子がイシュマエルです。

 このイシュマエルが、実は、アラビア人の祖先だそうです。その後、サライも身ごもり、イサクが産まれました。このイサクが、先ほどの系図で示したように、ユダヤ人の祖先となりました。

 ハガルを母とするアラビア人と、サライを母とするユダヤ人。父は、アブラハム。まさに、異母兄弟の子孫たちです。
 また、あまり知られてはいませんが、イスラム教の聖典である『コーラン』には、ユダヤ教とキリスト教の聖典の登場人物やほとんど同じエピソードが出てきます。それはなぜか? といいますと、3つの宗教の発生順序が、ユダヤ教〜キリスト教〜イスラム教、となっていて先ほどの民族的歴史も同じなのです。
 こういう、民族的・宗教的な共通点がある「本来的なパレスチナ人たち」は、トルコ帝国占領下のパレスチナ地方において、とりたてて争いあうこともなく、暮らしていました。

 
 なるほど。「本来的なパレスチナ人」が、異母兄弟であり、宗教的にも近く、平和に暮らしていたのは、分かった。しかし、では、なぜ、現代、パレスチナ問題となって、両方が争っているのか? と。

 それは、イスラエル建国以後、続々とパレスチナやイスラエル占領地に入植している人たちと、イスラエルの指導者たちのほとんどが、白人系ユダヤ人であるからです。

 カザール王国崩壊後、ヨーロッパに散って住んでいた白人系ユダヤ人たちが、ヨーロッパ中世以来、金融業などに就き、財力を成したのに対して、東洋系ユダヤ人たちが、同等程度の財力を成せなかったのも原因であるようです。

 なぜ、財力が問題になるかといいますと、第1次世界大戦の時、パレスチナを領有していたトルコと戦っていたイギリスが、戦争協力させるため(お金を出させるため)に、ヨーロッパの白人系ユダヤ人の大富豪江戸モンド・ロスチャイルドに協力を要請したからです。この協力の見返りとして、イギリスは、トルコに勝った暁には、パレスチナの地に、ユダヤ人国家を建設しても良い、という「密約」を結びました『「バルフォア宣言』といいます)。

 この、イギリスとロスチャイルドの間の「密約」自体も問題ですが、なんと、イギリスは、さらに、2つの「密約」を結んでしまいました。

 一方は、やはり、トルコ占領下のパレスチナにアラビア人国家を立てる許可をする、と騙して、アラビア人と。
 他方は、中近東に利権を求めていたフランスと、トルコ領を2国で分割しましょう、と。
 ……これが、世に悪名高い、「イギリスの3枚舌外交」と呼ばれるものです。

 第1次世界大戦は、終わり、パレスチナは、どうなったか、というと、ユダヤ国家もアラビア人国家も誕生しませんでした。結果的に、パレスチナを含む、トルコ領は、イギリスとフランスのものになっただけでした。このあたりから、パレスチナ人たちは、ヨーロッパ勢力を信用しきれなくなる素地が芽生えはじめたのかもしれません。

 さらに、時がたち、第2次世界大戦が始まるころ、ドイツを掌握したナチス・ドイツは、ユダヤ人狩りをはじめました。おそらく、このユダヤ人たちの圧倒的多数は、白人系ユダヤ人だったのかもしれません。とにかく、逃げられたユダヤ人たちは、イギリスやアメリカ、そのほかへと渡りました。

 第2次世界大戦は、長引き、フランスは占領され、イギリスはすでにフラフラで、アメリカも、太平洋側とイギリス支援で財政的に困ってきました。この状況を補おうと、アメリカ(おそらくイギリスも)は、逃げてきていたユダヤ人とすでに地位を確立していた国内のユダヤ勢力に財政支援を求めました。その見返りは、またも、パレスチナの地に、ユダヤ人国家を立てることでした。

 ユダヤ財力支援を得た連合国軍は、まずヨーロッパを制し、太平洋をも制し、勝利できました。この時の義理があるので、アメリカとイギリスは、(白人系)ユダヤ人寄りの政治をするのです(せざるを得ないのです)。

 
 第2次世界大戦後、パレスチナ(特に、エルサレムとその周辺)は、国連により、分割されることになり、エルサレムという1つの都市であり、3つの宗教(ユダヤ・キリスト・イスラム)の聖地は、国際管理の下に置くことになりました。

 しかし、この国連分割案は、アラビア人に不利な内容で、アラビア人、つまり、本来的アラビア人系パレスチナ人による激しい反対運動が起こりました。この事態に驚いたアメリカは、パレスチナの国連信託統治の提案をして、国連からの委任を受けたイギリスが委任統治することになりました。この委任統治中に、続々とパレスチナに入って来たのが、白人系ユダヤ人たちなのです(前述のように、「本来的なパレスチナ人たち」は、「白いユダヤ人たち」を見て、驚きました)。

 
 1948年5月14日――。現に今、展開されている「パレスチナ問題」が、「紛争」として、始まった日です。
 午前9時、最後のイギリス最高弁務官(委任統治の最高権力者)がパレスチナを去り、イギリスの委任統治が終わって、その7時間後(午後4時)、シオニズム指導者ベン・グリオンによって、イスラエル建国が、一方的に、宣言されました。建国宣言の16分後、アメリカ政府は、イスラエルを承認したのです。この点からしても、アメリカは、名実ともに、イスラエル側と判断されても仕方のない国だと分かると思います。

 すぐに、アラビア諸国は、イスラエルに宣戦布告し、第1時中東戦争が始まり、2次、3次、4次中東戦争が続き、現在に至っています。

 この建国以来のイスラエル指導者は、白人系ユダヤ人であり、入植者の大半も同様です。財を成せず、イスラエルに組みこまれている東洋系ユダヤ人は、政治的に(おそらく人口割合の点でも)弱い立場の人たちです。イスラエル国内における、白人系ユダヤ人と東洋系ユダヤ人の軋轢などは、知られていません。 

 補足
 以上が、ユダヤ人という民族であり、宗教的文化・歴史を踏まえたお話です。
 シオニズムのことや、アメリカ国内のユダヤ勢力、中東和平の動き、その他の固有の年代・名称などについては、ほとんど触れていません。

 白人系ユダヤ人が財を成せたのは、ヨーロッパ封建制の社会構造上、金融業などに就かざるを得なかったことなどが原因であり、かつヨーロッパは世界で最も早くに、資本主義を到達点とする経済活動中心地だったため、蓄財に拍車がかかったのでしょう。

 また、東洋系ユダヤ人が財を成せなかった理由は、大半がそのままパレスチナや中近東、北アフリカなど、非ヨーロッパ圏で暮らし、ヨーロッパ封建制的職業強制されなかったこと、その生活地(パレスチナを含む)が経済活動地として、保守的な勢力に長く支配されていたため、自由貿易的でなかったからかもしれません。

 個人的感想
 知らないと何も言えないし、わかりません。
 興味がないと、知ろうとも思えません。
 関心と知識は、相互作用や相互補完をしあっているのは、たしかなようですね。
 ただ私の関心が高かっただけ、でも、あります。なにしろ、初めて見た(テレビで見た)戦争が、どうも『レバノン紛争』だったようで、クリーム色のホコリっぽそうな建物が欠けて崩れていて、同じような色の戦車の砲がオレンジ色の光を飛ばしていた映像を、今でも覚えている。それがはじまりで、とにかくテレビや新聞にイスラエルのことやパレスチナのことが載っていると、きちんと全部読んでいた。なぜ? それは未だにわからないです。

2001年9月24日、みんな集まれ!

ジュゴンチャンプルーウォーク IN SHIBUYA


みんなで楽しく,ジュゴン保護をアピールする「ジュゴンチャンプルーウォーク」を渋谷で行ないましょう!まさに渋谷に"竜宮城出現!!"なんてことをワイワイ楽しく作りませんか。

各地で,環境保護に取り組んでいる皆さんも是非一緒に自然のこと,環境のことをアピールしませんか。飛び入り歓迎です。それぞれが思い思いのデコレーション・衣装を準備し,楽しい"仮装行列?""沖縄からのジュゴン使節団?""エコパレード?"などなど創意工夫ある取組みにしましょう。一人一人が主役です。あなたのアイデア・参加をお待ちしています。


◇ジュゴン保護キャンペーンセンター全国運営委員会◇
2001年8月29日(水)京橋区民館(JR東京駅) 19:00〜

■    ■    ■

【現在予定している内容】
日時:2001年9月24日(月)
  13:00 渋谷宮下公園集合 交流会
  14:00 ウォーク出発
場所:渋谷宮下公園,渋谷周辺を楽しくウォークします。
多くの環境保護団体の皆さんとともに成功させたいと思います!!

あなたの手を、ジュゴンのために貸してください!キャンペーンセンターでは、会員・協力者を募集しています。署名運動にもご協力をお願いします。

ジュゴン保護キャンペーンセンター
TEL/FAX 03-5228-1377
〒162-0814 東京都新宿区新小川町9-7-A-302
mailto:campaign@love-dugong.net


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