2001年10月C
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10月25日(木)
ハネやん&則子さん、沖縄へ出発 (^o^)丿
「街」日誌 10/24 | ||||||||||||||||||||||||
「オープンスペース街」の朝のミーティングでハネやんが「アフガニスタンでは2000円で10人家族が1ヶ月食べることができます」と
教えてくれました。 「街」では先日からアフガニスタン難民支援カンパを集めはじめましたが、今朝知った「1ヶ月2000円・10人家族」の話をすると、 ほとんどのお客さんがカンパ箱にお金を入れてくれます。今日の午前中にカンパをしてくれたお客さんのことを紹介します。 お客さんのKさんが寄付の品物を持ってきてくれました。そして「報復戦争反対」の署名をした後で、「こんな事ぐらいしかできません
から」と言って、カンパ箱に千円札を数枚入れてくれました。 また初めて来店したAさんに署名とカンパをお願いした所「勿論しますよ」と言ってくれました。Aさんは今回のアメリカによるアフガニ スタン侵略戦争を機に、昔読んだ「深夜特急」という本を読み直したそうです。「随分昔の本だけど、当時でもアフガニスタンはとっても 貧しい国で、国というより部族が暮らしていると言う感じの所なんだ」と教えてくれました。
赤ちゃんを抱えた若いお母さんは、「今、全財産が500円なんです。すいません、今度たくさん持ってきてカンパします」と言って 100円のカンパ。 チューやんは「2000円で小麦粉を買う。それで10人家族が1ヶ月生きられます。アフガニスタンの人たちに小麦粉を!」と呼び かけると、多くの人がカンパしてくれると言った。 毎日来る、本多さん「あー、今日は何も買うものがないから、カンパしよう」と言って帰りました。 今、コンビニには「アメリカの9・11事件でのニューヨーク支援」のカンパ箱が置いてあるけど、アフガニスタン支援のカンパをやって いる所の話をほとんど聞いたことがない。 皆さん、日本に住む僕達にとって、今できること。支援カンパで、アフガニスタンの人たちの命を守ることができます。是非、カンパを集めて 下さい。そしてアメリカの侵略戦争も止めさせましょう!
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神出鬼没、「ロシナンテ社」の四方さんがフラーと来店。 『月刊・むすぶ』最新号「特集・平和を生きる 私を生きる―沖縄からの発信」に、 Mr.SACO究明者・真喜志好一さんの記事と写真があったので、 一挙に数冊も売れました。さすが人気者・Maxi好一 |
秋の合宿学習会のお知らせ なぜ、いま「触法精神障害者」対策なのか 〜大阪・池田小児童殺傷事件を軸に〜 | |
今回、第9回総会が6月下旬だったので、恒例の夏の合宿は、時期を遅らせつつ、秋が深まる10月27日(土)・28日(日)に合宿学習会として、東京で、開きます。 今回の合宿学習会は、合宿よりも学習会の方に重きを置いて、ひとつのテーマを多角的に撮り下げていきたいと考えています。たとえ宿泊をしなくても、通いの形で、関心のある学習会に参加できるようにしました。とはいっても、もちろん、交流会は行いますので、お時間の許す限り、参加していただけたら、と願っています。なお、宿泊案内も掲載してありますので、ご利用ください。 テーマは、いま、なぜ「触法精神障害者」対策なのか、と題しました。大阪・池田小児童殺傷事件以降、「精禅障害者」対策が、いっそう足早に、打ち出されてきています。社臨設立以降、精神医療に関する諸問題を折々に取り上げてきましたし、それに関わる昨今の世論、報道、政策なども批判的に論じてきました。それゆえ、池田小事件以降の精神障害者、精神医療を取り巻く諸状況とそれらの問題性を取り上げることにしました。 いろいろな立場、視点、状況からの発題をじっくりと考え合えるように企画しました。精神医療に関わる問題の広がりと深さに対して、これまでの社臨のアプローチをも検証の対象としながら、今後、どのように取り組んでいくかを皆さんと一緒に考え合っていきたいと思います。 多くの方々のご参加をお待ちしています。
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10月27日(土) 午後1:00〜2:30 発題:渋井哲也(フリーライター・社会鑑床学会運営委員)/討論 3:00〜4:30 発題:富田三樹生(精神科医師)/討論 5:00〜6:30 発題:江端一起(精神病者患者会・前進友の会)/討論 | |
10月28日(日) 午前10:00〜11:30 発題:広瀬隆士(三吉クリニック相談室勤務・社会臨床学会運営委員) /討論 司会:篠原睦治(和光大学・社会臨床学会運営委員) 三輪寿二(茨城大学・社会臨床学会運営委員) | |
宿泊する方は、事前に下記へお申し込みください。 合宿担当運営委員・幹事 広瀬隆士 TELO90−4836−6219 へ10月21日までにお願い申し上げます. ◆日本社会臨床学会 〒310茨斌県水戸市文京2-1-1 茨域大学教育学情報教育講座林研究室 E−Mail:rasen@ipc.ibaraki.ac.jp 090-3143-5988 |
川村シンリツ エオリパック アイヌさん、 杉村フサさんをお迎えして -チカップニコタンのこころにふれる | |
と き | 2001年10月26日(金) 午後7時〜9時半 |
ところ | 新橋区民会館 第一集会場(看板は「アイヌ民族との交流のつどい) 交通 渋谷駅が都バス(赤羽橋行き) 広尾一丁目下車 徒歩3分 国電 恵比寿駅下車 徒歩10分 地下鉄日比谷線 恵比寿駅下車 徒歩10分 渋谷区恵比寿1−27−10 電話 03−3444−0461 |
主 催 | 「北方領土の日」反対! 「アイヌ新報」実現! 全国実行委員会(ピリカ全国実) |
この度、旭川チカップニ(近文)の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさんと杉村フミさんをお迎え して交流の集いを行います。アイヌ文化振興法にもとづく共有財産返還手続きの不当性を訴えた 裁判、人類学者・河野本道発行の差別図書の回収を求めての裁判闘争、放送大学での河野の 差別講義中止を要求する闘いなど、それぞれが重要な時期にさしかかっています。 川村さんはその全部に尽力され、杉村さんは川村さんとともに民族文化を伝承する活動を中心 的に担っておられます。旭川カップニアイヌ文化保存会、旭川アイヌ語教室などチカップニコタンで は多岐にわたる活動が行われています。この度、おふたりがアイヌ文化奨励賞(アイヌ文化振興・ 研究推進機構)を受賞されます。フェスティバルに来京されるのを機会に、チカップニコタンの歴史 やその生活、闘い、長年の民族文化伝承活動などについて親しくお伺いし交流したいと思います。 多くの方々が参加されますようご案内致します。 なお、アイヌ文化フェスティバル2001は、当集まりの翌日(27日)、東京フォーラムにおいて行わ れます。アイヌ民族による伝統的な舞踊やムツクリ演奏などが披露されます。 |
★旭川チカップニコタン民族文化保存会 時代の移り変わりと共にアイヌ民族の生活文化も変化し、 その伝統的名文化遺産、当地に電子用されている歌舞が 失われてしまわないように1978年に設立。現在、アイヌ 民族の有形・無形の文化伝承活動を積極的に行っている。 1984年、国の重要無形民族文化財の指定を受ける。 |
★ピリカ全国実関東グループでは、11月にも恒例の「アイヌ民族との交流ウイーク」 を予定しています。日程が決まり次第連絡致しますので、こちらも楽しみにお待ちく ださい。また、職場やグループ、個人で交流会をもちたい方はご連絡ください。 2001年9月 |
連絡先/「北方領土の日」反対! 「アイヌ新報」実現! 全国実行委員会(ピリカ全国実) 電話 03−3446−9058 |
都教委での弁明と根津さんへの支援に参加された方から報告が届きましたので、お送りします |
速報 10,22参加報告 |
10月22日(月)根津さんに都教委による(最終)弁明の呼び出しがかかり、支援者28名が都庁第二庁舎1Fロビーに、14時40分集合した。根津さんから10分ほど、前回からの経過報告がされた。今回校長は、出張命令書もみせず、簡単な指示メモを渡したのみという。 根津さんは、10月4日校長が申請した内容に関して、書面にまとめ弁明として提出し、其れにそって申し述べ、さらに文書回答を求めるという。こうした説明の間も、都職員らしき人物が側にいて、根津さんをマークしていた。 15時、28階第三会議室に弁護士萱野氏を伴い入室。支援者は傍聴を求めたが、故意に名札をはずした都教委職員3〜4名に阻まれ、廊下で待機した。彼らは支援者からの多くの質問に対し、ほとんど無言で無視し、たち続けた。支援者は冷たい廊下に、てこでも動かないぞと座り続けた。ご高齢のかたにと移動したイスにまで警備員が出動するありさま。そんな中でも、互いに情報交換したり、署名を回したり、歌をうったたり(これはうるさいと、部屋から出てきた根津さんにおこられた。)と時をすごした。 16時46分、新井人事部職員課長、多摩市教委の原田室長ら7名が会議室より退出。弁明の場は一応終了した。 17時5分より2階談話室にうつり、お二人より報告がなされた。以下簡単に内容をまとめる。 前回代理人より、弁明に当たり何が問題かを明確にして欲しいと要求をだした。今回、森管理指導主事から4点について述べられた。 @ 年間指導計画がだされていない。 A 授業内容が家庭科の学習指導要綱にどう関係するのか。 B 授業「監察にあたって学習計画をどうしてださないのか。 C 生徒が授業ボイコットしていて、ちゃんと指導していない。 Aは農作物と農薬についての授業に関して、それが家庭科の学習指導要綱にそっているか、という授業内容に関するもので、前回と問題点が食い違っている。ほかにも一貫性に欠けるところがみられる。又、前回の弁明の場で公式記録が取られていないのはおかしいと指摘され、今回は録音テープ、原田室長のメモ取りがなされたが、こうしたことからも都教委の、弁明の内容より弁明の場という形式だけ整えればいいという姿勢が現れている。 限られた時間で説明も途中で終わってしまい、続行を希望したが、検討するという返答で、文書のみという可能性も大きい。しかしこうした場に代理人を認めさせたことは、大きな成果である。今後、弁明の場の記録を公開して問題を広く訴えていきたい。 校長から異動を言われていることに関して、来年1月施行される不適格教員の処分へのスッテプではないかと懸念される。 多摩教組の長谷川さんから、根津さんの問題は組合総体の問題として取り組む決定を委員会でなされたことや、都教委との交渉権を持つ上部団体の東京教組への働きかけをすることが報告された。 根津さんの支援活動初の教員主催、27日の渋谷集会も、多摩教組の協力が伝えられた。 今後の支援の方針などは「支える会」で話し合われることになった。 2001,10,22, |
農産物と農薬についての授業 |
10月22日、昨日の都教委のとの話では、根津さんの農産物と農薬についての授業が問題にされています。根津さんの話によると、授業監察の日程から、1年生に行った洗剤の授業も含まれるかも知れないとのことです。その報告を聞いて、その場にいた支援者(私も含めて家庭科教師ではありません)から「そんな内容まで問題にされて、どうやって家庭科の授業をすればいいのか!」と驚きと怒りの声があがりました。 前回は共修家庭科の精神とも言える、性差別をなくすための授業、今回は生活に密着した農産物の農薬について、とまあ、これでもかこれでもかという感じです。7月に毎日新聞で連載された「家庭科は今」の中で、「社会に順応して生きる力でなく、生きていくために社会を変える力をつける」「生活に根ざした授業をすればするほど、教科書通りでは物足りなくなる」等、家庭科の本質をつく指摘がかずかずの実践報告と共にありました。 広がりをもつことが家庭科の授業の特質とすれば、今学校現場で多くの家庭科の教師が、厳しい管理状況のなかで、すこしでもより良い授業をとがんばっているものが、根津さん同様すべて「指導力不足」にひっかかってしまいます。家庭科の受難の時代が既に始まっていると強く感じています。 いつもメールで情報を送りっぱなしなので、特に現場の家庭科教師の方はどのような感想をお持ちなのかおしらせ下さい。勿論教師でない方の感想もお待ちしてます。 ☆おしらせ 教育の自由を考える市民集会の小山さんから第2次署名締め切りは10月30日ですが、第3次、4次と更に活動予定です。用紙は同一のもので有効です。引き続き宜しくおねがいします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2001.10.24 |
10月24日(水)
根津さんの最終弁明の機会・都庁 | |
PM2:40 | 根津さんの最終弁明の機会が都庁であったので、「街」から富田さんと新カメさんが行った。 根津先生を囲む数人の集団に合流。 簡単に、今日のこれからについての説明がある。その間も都教育委員らしき人が様子をうかがっている。 10月4日、根津先生からの「弁明」を聞くとの第一回の会が都教育委員会でもたれた。何に対して弁明してよいか分からない との問いに、森管理指導主事は、校長が申請した書類に記載されていることとして、次のことをあげる。 「保護者、生徒から、家庭科の授業のことで苦情があった」 「授業において生徒の理解が不十分。授業ボイコットがあった」 そのことに対する具体的事実は、10/4の席上でもめたが、何も提示されない中で、本日(10/22)の会が設定され、しかも、これが 最終だと言われる。 根津先生は、この@、授業の進め方に関すること、A苦情に関することについて詳細なレポートを準備して、起用に臨んだ。 今日の弁明に関して、出張命令書は出ておらず、要求するとメモだけくれるという。よく分からない校長の対応を受けてのことである。 支援の人は気がつくと30数名になっており、弁護士の人も着たので会場の27階へ移動した。 |
PM3:00 | 教育委員会の入口は、しっかり閉められ、ガラス戸の前後に7−8名の職員が張り付いている。根津先生が弁明を行なう会場の 前に4人、その手前に4人の職員が、何をおびえているのか、しつかりガードしている。そのガードしている都教育委員の職員は、 申し合わせたように「名札」をはずしている。
根津先生が中に入り、そのガードの職員に中に入り、皆で話を聞きたいとFさんやKさんが 丁寧に頼むが小声で「今日はそういう形にはなっていないので・・・」と対応。 「声が小さいこと」「名札はなぜ付けていないのか」との質問以来、全員一言も話さなくなってしまった。FさんやKさんと一緒に、そこに 座り込むことにした。
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支援者のうちの数人が、交代で「壁」(職員)に向かって話をしていた。私も若い人に話をした。「こんなことを、あと30年も続けるつもり なのか?」と。その若い人だけは、他の3人に比べて表情があるように思った。 Fさんが「壁」の前でニュースを配っていた私に、「ジュゴンの家」と「オープンスペース街」について話してほしいというので、「ジュゴンの家」 (沖縄のリサイクルショップ)と精神障害者が戦時中に、どんなひどい目にあったのかなどをを大きな声で話した。その後、1時間45分ほど 4人の壁は何も話さなかったので、つい詩を作ってしまった。
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PM4:50 |
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「街」日誌 10/22 ヨッシー記 |
★今日は則子さんの誕生日。みんなでお金を出し合って、お祝いの花を買った。 則子さんが来たので、ガンちゃんがメンバーを代費用して花束を手渡した。 ★午後、冨田さんと新カメさんが都庁に出かけた。多摩中の根津先生が不当にも「指導力不足教師」にされようとしている。 その判定会で根津先生が最終弁明をすることになっている。教育基本法をを守り、子供たちの未来にとって重要な授業を している根津先生をクビにしたがってる教育委員会の人達。本当に情けない大人達だ。 ★お茶の時間に、紀子さんの誕生パーティーをした。中馬さんが手作りのモンブラン・ケーキをプレゼントした。ラム酒が効い ていて、とても美味しかった。 ★ミーティングに、平間さんとマリさんが参加した。平間さんは「9.11事件について、今回ほど個人に問題を突きつけてるこ とはない。一方的な報道に怒っている」と言った。マリさんは「もし自分の子供が兵隊として戦争に行くことを考えると居たた まれない。戦争には反対。戦争をして良い結果が得られたことはない。アメリカに有利なニュースしか流れていない。アメリ カは、鬼の首を取らなければならないとばかりに、ある事ない事をデッチ上げている」と語った。 |
「街」日誌 10/23 ヨッシー記 |
★タカさんが朝来るなり、「まだカンパしていなかった」と言って、アフガニスタンへのカンパをしてくれた。 ★朝のミーティングで、冨田さんが昨日、都庁に行ったときのことを報告した。教育委員会の入口に、機動隊のように「壁」と なって並んでいる職員。根津先生に対する弾圧は、良識のある人だったら分かるはずだ。子供たちの未来を、本当に考え るなら、こんな事はできないはずだ。 ★ミーティングでは、冨田さんの都庁でのレポートと新カメさんが撮った写真でハネやんが作った「街」日誌を読んだ。冨田さん の「壁になってしまった公務員」という詩。僕はその通りだと思った。根津先生と同様に、僕達にもいつ攻撃が加えられるかも 分からない。その時に為に、「『街』にいる一人ひとりが、生き方を問い直し、成長して、闘える力を付けなければならない!」 とハネやんが語った。 ★夕食は、ハネやんがおでんとウーロン茶・昆布飯を作ってくれた。洋平、ハネやん&則子さん、僕の4人で食べた。先週の 土曜日から、ミヤちゃんが自分のせいで来れなくなっている。年に数度ある現象。 ★夕食後、生活支援センター「街」をやっている時、お客さんが来た。「アメリカは今まで散々ひどい事をやってきたから、あんな ことになるのよ。アフガニスタンへの報復戦争には反対」と言った。僕は「街」に来るお客さんの感性の方が、反対集会で、 「テロ反対」を言う人達よりも、事の本質が分かっているなぁ、と思った。 |
ロラの立場になってみる!? |
■ * ■ * ■ * ■ * ■ * ■ * ■ ロラの立場になってみる!?ワークショップ 元「慰安婦」のおばあちゃんと話してみませんか? ■ * ■ * ■ * ■ * ■ * ■ * ■ 元「慰安婦」と聞くと、とっても難しそうで、ややこしくて、自分からは遠い問 題のように感じていませんか? このワークショップは、フィリピンから招いたおばあちゃん(ロラ)と共に彼女 に何が起こったかを聞き、おばあちゃんと参加者が思ったことを交換 し合う、学び合いの場です。 だた、話を聞くだけでなく、一方通行ではないワークショップで、一緒に考えて みませんか? ■日 時:2001年10月27日(土) 13:30〜17:30(13:00開場) ■会 場:三鷹労政会館第1会議室/三鷹市下連雀4−17−23 (JR中央線「三鷹」駅南口下車徒歩13分) ■参加費:前売り¥500/当日¥700(予約不要) ■内 容:「ロラの立場になってみる!?」ワークショップ、意見交換 ■終了後に交流会・食事会有り(要予約/参加費¥1000) ■ロラ渡航費用カンパも募集中です。ご協力ください。 ■主 催:フィリピン元「慰安婦」裁判支援ネットワーク・三多摩 ■連絡先:ピナツボ復興むさしのネット(担当:山田) Tel:0422-34-5498 Fax:0422-32-9372 E-MAIL:hachinoko@livedoor.com |
10・21国際反戦デー集会デモin大阪 |
反戦共同行動委員会の呼びかけのもと635名の結集で闘う 高見元博 |
全国各地で10・21国際反戦デー闘争が闘われました。私たちは大阪集会・デモに参加しました。中之島剣先公園で集会を行ない、大阪のメインストリートの御堂筋をデモしました。この集会の特徴は、いわゆる「テロ非難」とは一線を画していることです。そのためマスコミの予告報道や集会報道からは一切排除されるということがありました。マスコミは意図的に「テロも戦争も反対」と言う集会だけを報道しています。 「テロ非難」とは何なのでしょうか。それは被抑圧民族の人々の叫びを一切無視抹殺するということです。政府・マスコミが「テロ非難」をするたびにアフガニスタンの罪の無い人々が殺されています。ニューヨークで死者が出たとき「哀悼の意」を表明した人々がアフガニスタンで600〜900名とも言われる民衆が殺されても全く無視しています。人に命に重い軽いがあるというのが今の社会です。そういう、罪も無いのに殺され、誰も関心を示さないと言うことへの中東人民の積もりに積もった怒りが爆発したのが9.11ゲリラでした。全世界の労働者民衆は、この9.11ゲリラになぜ彼らが命をかけたのかを自問するべきなのです。そのことを抜きにした所で行なわれている「テロ非難」はさらなる中東人民への殺戮の論理です。 中東は、石油資源が豊富だと言うことで国際的な帝国主義の侵略を受け、その重圧のもとにあえいできました。パレスチナでは戦車に石を投げる子供たちが射殺されるということが日常化しているのです。アメリカをはじめとする国際的な帝国主義はイスラエル軍事国家の力で中東人民を暴力的に支配しています。石油資源を握る国々の人々が帝国主義国とは比べ物にならないくらいに貧しいと言う現実はそれでいいのでしょうか。石油メジャーと一握りのカイライ政権のみが富み、圧倒的多数の人々が日々のくらしにも困る貧困にあえいでいる現実は正しいのでしょうか。 私たち日本の労働者民衆はそういう現実すらほとんど感じないと言う日常の中にいました。それでいいのかと9.11のゲリラは問うたのではないのですか。日本の労働者民衆こそがイスラエル国家を支えているのではないのか。日本の労働者民衆こそが中東人民に塗炭の苦しみを強制している張本人ではないのか。その現実を知った時、単純に「テロ非難」など行なえないのです。(その現実を見据えた上で、アメリカの労働者は、9.11をのりこえてともに闘おうと呼びかけるべきであり、アメリカの労働者人民の決起を阻害する9.11のやり方には反対です。) 私たちは、中東の闘うイスラム人民との国際主義的連帯をこれからの闘いで勝取ろうとしています。10・21闘争はその闘いでした。世界の闘うイスラム人民と連帯し、アメリカ・イギリスの侵略戦争に反対し、日本の参戦を阻止することがいま行なわれている戦争を止める闘いです。世界の労働者、被抑圧民族人民の団結を実現し、国際的な帝国主義を打倒することが戦争を止め恒久平和を実現する闘いです。 さらに引き続いて、10・27に国際反戦闘争が呼びかけられています。大阪では、10.27午後6時扇町公園で集会とデモを行ないます。一人でも多くの労働者人民が総決起しましょう。戦争をその原因から止める闘いに立ちあがりましょう。 10・21国際反戦デーの大阪の闘争の写真が以下のページにあります。 http://homepage1.nifty.com/takamitousou/sub14.html |
アフガニスタン難民・救援委員会NEWS<第9報> |
*複数のMLに発信していますので、重複はご容赦ください。 10月21日(日)は「国際反戦デー」で、アフガニスタン空爆やテロに抗議する集会などが全国各地で開かれたようです。事務局もニュースで紹介した「アフガニスタン・スライド上映会」と「ラブ&ピース・コンサート」「戦争もテロも許さない!学習会」に行ってきました。 また、東京方面に出張中のスタッフからも下記のレポートが届いています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「テロ対策特別措置法」(案)が先日衆議院で可決され、今週参議院で審議されます。このとんでもない法案に反対する行動として、日本消費者連盟の主催で10/21六本木・桧町公園で約2000人参加の集会とデモが開かれました。9/11以降この種の市民集会が開かれるのは6回目で、全回は8000人が集まりやはり集会とデモが行われたそうです。 夜は千葉県松戸市の松戸女性センターに約15人の主婦が集まり、市民が考え行動する「戦争を許さず平和を考え行動する松戸市民の会 緊急行動」を発足させました。手づくりの市民の会で、こうした生活者達がアフガニスタン難民を支援していることに感動し、心強さを感じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アフガニスタンでは2000円で10人家族が1ヶ月食べることができます! 全国の市民がもう少し工夫をすれば、200万人の難民の生活を支えられます!! <集会等の情報> ○アフガニスタン女性と子どもの写真展〜戦争で犠牲になるのは、子どもたち〜 日時:10月18日(木)〜10月24日(水) 10:00〜20:00(無休) 場所:飯田橋セントラルプラザ1F・区境(くざかい)ホール(JR飯田橋駅となり) 参加費:無料(ビル開館中は、御自由にご覧いただけます) 主催者:共催・「アフガン女性と子どもを支援する会」「オーロラ自由アトリエ」 お問い合わせ:03-3792-9651(オーロラ自由アトリエ) ○平和・人権・環境の未来へ! 11.4団結まつり 日時:11月4日(日) 10:00〜15:00 場所:大阪・扇町公園 参加協力券:500円(おみやげ付き) 主催:11.4団結まつり実行委員会 TEL 06-6935-5696 FAX 06-6939-7405 ○いま、いのちをおもう アフガニスタン難民・救援コンサート グローバルライダーズミーティングin長野 日時:11月6日(火) 18:30〜 場所:若里市民文化ホール(長野市) 出演:大倉正之助(大倉流太鼓方)、テニス・バンクス(ネイティブアメリカン・パーカッション)、 常見裕司(アラブ音楽)他 参加費:1000円 ○平和がええねん!! 秋まつり 日時:11月18日(日) 10:30〜15:30 場所:住吉公園グランド(JR住吉駅から南へ徒歩約3分) 雨天決行 呼びかけ人代表:岡本光彰(フォークシンガー) <募金のお願い!> 今回も、皆様から寄せられた支援金の内、全体の15%を限度として事務局運営費および管理費に充当させて頂きますので、ご了承下さい。振込口座は下記の通りです。次号よりご支援いただいたみなさまをご紹介していきます。 ┌──────────────────────────┐ │ 口座番号:00960−2−12443 │ │ 加入者名:災害救援委員会 │ │ *通信欄に「アフガニスタン」と明記してください。 │ └──────────────────────────┘ ご寄付を頂いた方のお名前は、今後、FAXやホームページに掲載されるニュースレターにて随時ご紹介させて頂きます。 支援をしてくださった皆様(10月9日10日入金分、敬称略) 国友(兵庫県)、コジマ(兵庫県)、中村(大阪府)、伊藤(大阪府)、福島(大阪府)、(株)東洋通商(大阪府)、新潟仏教NGO(新潟県)、館山(大阪府)、太田(大阪府)、井上(兵庫県)、中村(兵庫県)、藤井(大阪府)、田口(大阪府)、青柳(兵庫県)、安藤(千葉県)、岩根(兵庫県)、池田(大阪府)、太田(大阪府)、大野(大阪府)、石井(兵庫県)、赤塚(大阪府)、久保(兵庫県)、藤原(大阪府)、桐谷(兵庫県)、喜始(兵庫県)、岸本(兵庫県)、岡(兵庫県)、鈴木(京都市)、油島(大阪府)、小笠原(大阪府)、伊藤(大阪府)、川本(兵庫県)、楠井(兵庫県)、水谷(大阪府)、谷(京都府)、河津(京都府)、塚本(大阪府)、高木(大阪府)、田井(奈良県)、坂本(奈良県)、三谷(滋賀県)、大住(奈良県)、石村(京都府)、山本(京都府)、岩田(兵庫県)、谷渕(兵庫県)、武内(兵庫県)、竹(滋賀県)、久司(兵庫県)、中川(大阪府)、大野(大阪府)、足立(大阪府)、遠山(大阪府)、奥田(奈良県)、廣田(奈良県)、外山(愛知県)、大林寺(兵庫県)、専弥寺(兵庫県)、中勝寺(兵庫県) アフガニスタン難民・救援委員会 構成団体(10月20日現在)39団体:アジアと水俣を結ぶ会/エフエムわぃわぃ/大阪YWCA/オープンスペース街/関西NGO協議会/金峯山寺青年僧の会/神戸外国人学校協議会/神戸学生・青年センター/神戸華僑総会/神戸定住外国人支援センター/神戸・長田勝手に宣伝連パート2/神戸復興塾/神戸YMCA/国際協力アカデミーひろしま/災害救援ネットワーク北海道/災害情報ネット ワークプロジェクト山形/G.T.インターナショナル/週末ボランティア/震災から学ぶボランティアネットの会/ジュゴンの家/真言宗大日山慈恵院龍安寺/真言宗豊山派仏教青年会/震災から学ぶボランティアネットの会/震災を生きる宗教者のつどい/新日本宗教青年会近畿連盟/たかとりコミュニティセンター/多言語センターFACIL/小さな友の会/ツール・ド・コミュニケーション/新潟仏NGO/日本青年奉仕協会(JYVA)/被災障害者支援・ゆめ風10億円基金/被災地NGO恊働センター/百番目のTシャツの会・藤沢/ひょうごセルフヘルプ支援センター/船橋市議会「小さな声ネットワーク」/ブレーンヒューマニティー/リーフグリーン/ワールドキッズコ ミュニティ 後援団体1団体:全日本仏教婦人連盟 ※救援委員会への参画団体は随時募集しています。FAXまたはメールで事務局までご連絡ください! 事務局 被災地NGO恊働センター 連絡先:〒652-0801神戸市兵庫区中道通2-1-10 Tel:078-574-0701 Fax:078-574-0702 e-mail:ngo@pure.ne.jp URL:http://www.pure.ne.jp/~ngo/ -- 被災地NGO恊働センター e-mail ngo@pure.ne.jp URL http://www.pure.ne.jp/~ngo/ |
10月23日(火) 「街」日誌10/22
「街」の店頭の看板、百万人署名を集めています。結構、通りすがりの人もしてくれます。 | |
22日は則子さんの誕生日。メンバーを代表して ガンちゃんが花束を送りました。 |
3時のオヤツは、チューやんが作った誕生ケーキ。 モンブラン。 |
ラム酒がタップリ入って、甘いケーキでした。 | なぜかローソク3本を立てて、両手に花・ケーキ |
沖縄旅行の感想文 / 新カメ | |
1日目(10月14日) 東京〜那覇〜名護〜「ジュゴンの家」1周年パーティー 2001年10月14日、東京の空は青く澄んでいた。日曜日だったので電車の車内も空いていた。地下2階のホームからエスカレーターで 2階の出発カウンターへ、生まれて初めて乗る飛行機だ(これが羽田空港の新ターミナルビルか)。巨大な建物、広い空間、そしてこれから 飛行機に載ろうとしている人人人・・・すべてが驚きの連続だ。 心、晴れのち曇り 人をかき分けるようにして、ようやく待ち合わせ場所に着いた。メンバーもすでに集まっていた。すべて順調だったと思いきや、「新カメさん 遅いじゃないの。集合時間は8時30分でしょ。迷子になったんじゃないかと思って館内放送をしてもらったのよ!」 「エッ!」快晴の心の中 に、もやが立ち込めてきたような気分だ。すかさず日程表を中馬さんに見せて「実は富田さんに9時30分集合でいいよ」と言われた事を 説明して、なんとかその場は収まった。 しかし次に待ち受けていたのは金属探知機だ。探知機を潜るとすぐ警報ブザーが鳴った。すかさず係員が私の所に来て身体検査を始めた。 巨大な虫眼鏡のような探知機を身体中に当てる。「まるで地雷探知機みたいだ」と思っていたら、ヘソの辺りで警報ブザーが鳴った。どうやら ベルトのバックルが犯人らしい。ようやくの思いで解放してもらった。 メンバーのみんなは、すでに身体検査が終わって私一人を待っていてくれた。「日頃、爆弾発言をしているからバチが当たったのかなあ、うー ん警察官の目はごまかせたけれど(*9.1ビッグレスキュー2001で会場に潜入し、小泉首相や石原都知事、演習の様子を撮影したこと)、 最新の機械はごまかすことができなかったなあ」 動く歩道で一人落ち込んでしまった。でも引き返す訳にはいかない。空港のゲートは一方通行なので来た道を戻り帰ることは出来ないのだ。搭乗口そばの待合所で椅子に腰かけて必死に気持ちを切り替えた。 初めての飛行機 10時20分、搭乗ゲートが開いた。私は生まれて初めて飛行機の中に入った。期待と興奮と緊張で頭の中はいっぱいだ。10時40分、機体がゆっくりと動き出した。誘導路を過ぎ滑走路へ。離陸のアナウンスが入る。エンジンの音が一気にあがる。ものすごい加速だ。ジェットコースターみたいだ。そして離陸。見る見るうちに知事用の建物が小さく見える。「ワーッ、飛んだ!飛んだ!」 私は心の中で思い切り叫んだ。やがて水平飛行になり、「右手に富士山が見えます」と機内アナウンスが入った。私は早速シートベルトを外し、非常口の窓から外を見た。真下に伊豆大島、伊豆大島もくっきり見えた。そして遠くには確かに富士山が見えた。空から見た地上の景色は最高だ。耳が痛くなるのも、しばし忘れて景色を見入っていた。ジェットエンジンの音、風を切る音、飛行機独特の揺れ、生まれて初めて身体で体験する感覚だ。 離陸してから2時間位たっただろうか、雲の間から沖縄の海が見えてきた。高度が下がり、耳が痛くなるのを必死で我慢した。「珊瑚礁の海だ」青・緑・白と海が変わっていく。私は声を出してしまった。那覇空港はどことなく南国ムードだ。女性係員の制服、鉢植えの植物などなど。1階の到着ロビーにはレンタカー会社の従業員がプラカードを持って待ち構えていた。予約の確認をすると無線機で営業所へ連絡をしているらしい。しばし休憩だ。やがて送迎用のマイクロバスが到着し、それに乗り込むために空港ビルから出た。 「暑い!」 それが一番の印象だ。曇ってはいたが、この気温と湿度と風は私が今まで旅行をしたどの地域にも属さないものだ。耳の痛さも取れ、ようやく沖縄に来た実感がひしひしと湧いて来た。 ここは日本だけれど、日本ではないような気がする 昼食を済ませ一路、名護へ。自衛隊の基地や在日米軍基地が車窓から見えた。人気(ひとけ)は全くない。しかし異様とも思える圧迫感を感じた。交通量の多い市街地をぬけ高速道路を通り、向かうは「ジュゴンハウス」そして「ジュゴンの家」。「ジュゴンの家」、決して広い店内ではないが、きれいな店内だ。5時30分から夕食だ。「ジュゴンの家」のメンバー・スタッフ一同の心のこもった手作り沖縄料理だ。特に旨かったのは豚肉の角煮だ。歯ごたえも味も申し分ない。満腹になった頃にふと時計を見ると6時を指していた。すかさず外を見ると、まだ明るい。私は「6時でもまだ外は明るいですね」と言うと、赤羽さんが「ここは東京より、時差が1時間遅いから、暗くなるのは6時半過ぎてからだよ」との返事。「時差!」 ここは日本だけれど、日本ではないような気がすると思い始めたのは、この時からだった。 7時から始まった「ジュゴンの家・1周年パーティー」は大いに盛り上がって、10時40分にお開き。さすがに疲れたのでホテルへ戻って風呂に入って床に就いたのは日付が換わって1時20分だ。それでもヨッシーはまだ帰ってこない。「まさか『ジュゴンの家』に泊まっちゃうのか?」と思いつつ夢の中に。 2日目(9月15日) マングローブ植え〜二見以北十区の会を訪問〜まよなかしんやライブ 二日目、朝6時半に目が覚めた。森永さん、高橋さんも目を覚ました。「あっ誰かいる!」 朝日がわずかに入り込む程度の明るさの中、そばに近づいて見る。そこには疲れ切った表情で熟睡している吉崎さん(ヨッシー)の姿があった。吉崎さんが目を覚ましたところでカーテンを開けてベランダに出た。曇って風も多少強かったが、沖縄の海は私の心を和(なご)ませてくれるには充分であった。 一転、今度は陸に目を向けると、山が削られ岩肌がむき出しになっていた。道路は車輌が引っ切りなしに走っている。早速私は部屋から双眼鏡を取り出し道路の方を見てみると、何とダンプカーだった。ほとんどの車輌が岩石を満載している。倍率を上げて山の頂上を見ると、そこにはショベルカーの姿があった。東京のマスコミは、この事をほとんど取り上げない。だから私たちが普通TVや新聞だけの情報では決して解からない沖縄の悲しい現実をまた一つ実感した。マングローブの植樹をしている時も、ホテルから見えた岩石採掘場が脳裏に焼き付いて離れなかった。 二見以北十区の会の人の話しを聞いていて、権力者達の職権乱用がひどいかが実感できた。話も終り頃、外の道路を自衛隊(*註 米軍らしい。9.11事件以降、瀬嵩の先にある国頭村あたりで米軍の訓練が、以前に増して頻繁に行なわれるようになった)の車輌が数台通り過ぎて行った。交通量が極めて少ない所なので、その存在は不気味だ。 「ジュゴンハウス」に戻り、5時から繁華街で「ジュゴンの日」行動があったが、私は「疲れたので、ここで休みたい」と申し出た。(「ジュゴンの日」行動は、二見以北十区の会と「ジュゴンの家」のスタッフが中心に行なわれた)。 私のほかに数人が休んでいた。その中に関さんという「街」のお客さん(*「街」の知り合い)がいた。関さんと沖縄の秘められた歴史、文化の違い、民族の違い、日本政府とアメリカ政府の卑怯とも思える政治取引。この話は学校の授業は勿論、マスコミも口を割らない卑劣な暴挙だ。そして話がお墓のことになった。「そうだ、日本と沖縄は何かが違うと思っていた。衣・食・住・生活習慣等々。でも、やっぱりお墓が一番だと思った。 午後7時から「ジュゴンの家」で行なわれた、まよなかしんやさんのライブを中心としたパーティーも終了し、ホテルに帰ってからは沖縄のお墓をしっかり見てみたい気持ちでいっぱいになった。風呂に入って床に就いたのは午前1時を過ぎていた。ヨッシーが帰って来ないのを確認して夢の中に・・・。 3日目(9月16日) 辺野古「命を守る会」訪問〜首里「あごら」 三日目は、基地問題や環境問題、人権問題のほかに、私一人だけ、お墓の問題をひそかに取り上げていた。辺野古から空港へ帰るまで、車窓から懸命にお墓を探した。あった場所は分からないが、確かに沖縄のお墓だ。 「命を守る会」の人達(辺野古地区の人達)の知られざる実態、日本政府とアメリカ政府の卑劣な策略を地元の人から直に話を聞き、怒りを覚えた。それも前日、関さんから話を聞いていたからなおさらだ。やはり沖縄と本土は、文化が違う。自分たちの文化を一方的に相手に押し付けるのは暴力だ。欧米の文化を全世界に押し付け、反対する者は武力でつぶす事こそ、ファシズムだ。日本には日本固有の文化がある。例えば畳がそうだ。長辺が6尺、短辺が3尺。これを横に並べて6尺4方の面積を1坪と呼ぶ。また襖(ふすま)や障子も畳の長辺の長さを1間(けん)、短辺の長さを半間(はんげん)と呼ぶ。和室または日本間の歴史は数百年間、日本人の生活の中に馴染んでしまった。畳は日本の文化そのものだと思う。 沖縄の抱えている問題は、日本全体の問題であり、ひいては地球人類全体の問題 昔の人は帝国主義、続いて国家主義、軍国主義、更に昔は封建制度。何れも相手の文化を認めず、最後は暴力で相手を押さえ付けて来た歴史が、延々と繰り返されてきた。こんにちはどうか。民主主義と言いながら、多数決と言う新手(あらて)な暴力、杜撰(ずさん)極まりない選挙制度、これでは日本国内から暴力はなくならないだろう。「テロは絶対許さない」と言いながら、自衛隊をアフガニスタンへ送ろうとしている日本政府の方法こそ問題だ。相手に対し直接、肉体的苦痛を与える事だけが暴力、と思い込んでること自体が誤りなのだ。 私は今回の旅行で、暴力と言う物の凄さと怖さを身体で感じた。と同時に暴力には暴力で対決するような事はせず、あくまで非暴力で解決しようとする人達、伝統の文化を守り受け継ごうとする人達、自然(野生)の動植物の生態を保護し、自然と人間が共生できるように活動している人達、地道な活動だが、是非続けてほしいと思う。結局、人間は利己主義、利益主義、拝金思想を持ち続けている限り、暴力・差別・偏見・犯罪はなくならないだろう。資本主義が良いとか共産主義が悪いとか言うような次元の問題ではないのだ。沖縄の抱えている問題は、日本全体の問題であり、ひいては地球人類全体の問題として捉えなければいけないと思った。 あっという間の3日間だが、中身の濃い3日間だった。 | |
乱筆乱文お許し下さい。 新カメ |
ペチャンコ日記 |
ついこの間、ペチャンコは階段ですべって転んでケガをしてしまいました。重いものを持つと、その場所が痛みます。 早く治ってほしいと思い、なるべく、その痛い所をかばってしまうので、なおさら動作が鈍くなってしまい、みんなの目には どう映るか知らない。前のように、元気なペチャンコに早く返りたい。 今、杖をついて歩いています。若い人には分からないだろうけれど、とてもケガして残念です。早く治して、また元のように 頑張りたいです。当分、杖との生活ですが、笑わないで下さいね。 アパートにこもっていると、なきたいほど寂しくなるので、「街」に来させて下さい。トイレの掃除や洗濯ぐらいなら出来ます ので、仲間と一緒に居させて下さい。 |
シリーズ 奇跡の森・沖縄やんばる2
緑の島がつくった昆虫の王国 |
渡辺@ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)です。 シリーズ 奇跡の森・沖縄やんばる2 緑の島がつくった昆虫の王国 http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi/konohatyou.html 2001年10月22日 午後8時05分〜8時48分(総合テレビ)です。 再放送予定は、 10月23日(火)16:15〜16:58(総合テレビ) 10月29日(月)15:00〜15:43(衛星第2) 1回目のヤンバルクイナとノグチゲラ、良かったので、期待しちゃいます。 みどころ (NHKホームページより) 沖縄本島北部、「やんばる」と呼ばれる地域には、無数の渓流が網の目のよう になって流れる深い森があります。そこには コノハチョウ、ヤンバルテナガコガネ など1500種類もの昆虫が見られます。 天然記念物、コノハチョウ。 羽根を閉じると枯れ葉そっくりに見える珍しい蝶です。 コノハチョウの姿を見ることができるのは特別な樹、シイクワシャー。 この樹液を栄養にして成虫の期間を過ごしています。 幼虫時代も特別の植物スズムシソウの葉だけを食べています。 シイクワシャーとスズムシソウ、2つの植物がある限られたところで生き抜く のがコノハチョウの戦略。 17年前に発見されたばかりの日本最大の甲虫ヤンバルテナガコガネ。 彼らも特別な植物との関係を結んでいます。 一生のほとんどをスダジイという樹の洞の中で過ごすのです。 3年間かけて巨大昆虫が大きくなっていけるのは、直径1メートル以上の大木 の洞だけ。昆虫たちはそれぞれの暮らす環境を限ってスペシャリストとして生き、 棲み分けています。 森はどのようにでき、なぜこんなに多くの昆虫が棲めるのでしょうか? 昆虫たちの桃源郷の不思議を探ります。 撮影は、昆虫写真家の栗林慧さんです。 語り 草g(なぎ) 剛 では(^^)/♪♪♪♪ 2001年10月20日 -------------------------------------------------- 「すべてのPCにジュゴンを!」プロジェクト http://love-dugong.net/project/ ジュゴン保護キャンペーンセンター http://love-dugong.net/campaign/ |
フランス・「テロ擁護」と中学生を聴取 朝日新聞10月20日 朝刊7面 |
【パリ19日=国末憲人】 フランス東部ストラスブールの中学校で、「ビンラデイン万歳」と叫んで星条旗を燃やした生徒(15)に対し、 「テロ行為擁護」の容疑で司法当局が捜査に乗り出したことが19日明らかになった。 テロ組織への当局の過敏な反応が教育現場まで及んだとして、国内では驚きを持って受け止められている。 少年裁判官のもとに召喚され事情聴取を受け、現在は教師の監視下に置かれている。本人は容疑を否認して いるという。 |
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