オープンスペース街・日誌

2001年10月その@

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10月6日(土)
 「月刊むすぶ」最新号のご案内です。
特集 平和を生きる 私を生きる―沖縄からの発信―

 1998年1月、私は初めて沖縄を旅した。
 どこまでも続く「見えるフェンス」に怒った。
 旅を終え本土に戻り、1週間も過ぎると、怒りはやんだ。怒りを発することに疲れたのか。自分の日常を覆う「見えないフェンス」への想像力を持ちきれなかったのだろうか。
 怒りを忘れかけた頃、ある唄が風のように私の耳に飛び込んできた。
わったー島や ウチナーぬ (中略) アメリカ世からまた大和ぬ世 ひるまさ変わりゆ くぬウチナー」

 復帰前後、沖縄の歌手・佐渡山豊がウチナーグチ(方言)を交え唄った「ドゥチュィムニィ(独り言)」というフォークソングだった。「本土復帰」により、あらゆる価値観が反転する瞬間に立ち会った沖縄の一人の若者の叫びがあった。沖縄の歴史を生き抜いてきたような、泥や血にまみれながら紡がれた言葉の連なり。過酷な現実のうねりに身を任せ、矛盾とせめぎあいながら日々を生きる生活者の慟哭もはらんでいた。

はたと気づいた。「怒り」の様々な表現を。壇上で大声で叫ばれる「怒り」だけがすべてではないことを。

沖縄に生き、日常の中から声を出し続ける人たちがいた。

高里鈴代さん、国政美恵さん、基地従業員Aさん、大下ゆき子さん、真栄城玄徳さん、松永光雄さん、真喜志好一さん、大城さん。

 この8人の声を通して、本土に住む私たちの多くが頭の片隅に追いやっている「戦争・平和」そして「生きること」への想像力を、いま、一度、思い起こし、私たちの日常へと、つなげていきたい。

企画 山咲 潤

「月刊むすぶ」ただいま定期購読募集中です。
バックナンバーのタイトル一覧をホームページで一覧できます。
http://www9.big.or.jp/~musub/
    ロシナンテ社 075/721-0647(Fax兼用) 京都市左京区田中門前町96-2


10月5日(金)

 「街」日誌 10月4日 ヨッシー

 狭山異議審棄却阻止、事実調べ・再審貫徹
 10月3日〜5日座り込み、連続、東京高裁要請行動に参加した。午前10時、日比谷公園・郷土
の森前に到着。テントが2つ設置されていた。大半の人達は東京高裁要請行動へ行っていて、約
10名の人達が署名を集めたり、ビラを配っていた。

 さっそく僕とカズ君は、ライブを始めた。曲の間に「無実の罪で一審で『死刑判決』にされた石川和
雄さんの冤罪を晴らすために署名に協力してください」と訴えた。また「アメリカが行なおうとしている
報復戦争を止めさせよう」と呼び掛けた。カズ君は道行く人達や信号待ちをしている人達に狭山事件
とはどういう事件なのかを訴えた。午前11時半ににライブをやめてビラまきをした。

 正午に、要請行動に行っていた人達が帰って来た。東京高裁は「事実調べをするつもりはない」と
挑発的な態度をとったそうだ。その後、僕は1時までライブをやった。そして30分ぐらいNさんとおしゃ
べりをしたり、もらったお弁当を食べた。その後、Nさんや部落解放同盟の人達が狭山事件の紙芝居
をやった。二人の女性が紙芝居を見て署名をしてくれた。僕はみんなにサヨナラを言って帰った。
《狭山異議審棄却阻止、事実調べ・再審貫徹
 10月3日〜5日座り込み、連続、東京高裁要請行動に立ち上がろう
 部落解放同盟・全国連・杉並支部
 部落解放同盟・全国連合会は、東京高裁に対して、狭山裁判の「事実調べ・再審開始」を求めて、連続座り込みと東京高裁要請行動を決行いたします。

 わたしたちをとりまく情勢はまさに戦争前夜です。アメリカ帝国主義=ブッシュ政権は、9・11反米ゲリラにたいする「報復」と称して、全世界を第三次世界大戦、核戦争にひきずりこむアフガン・中東侵略戦争をはじめました。日本帝国主義・小泉首相は、7項目からなる具体的な派兵計画を発表して、この戦争に参戦することを打ち出しました。

 今秋の狭山異議審をめぐるたたかいは、こうした戦争突入情勢の中でのたたかいとなりました。戦時体制づくりのための、小泉政権=東京高裁高橋裁判長による狭山闘争=差別糾弾闘争の解体攻撃を絶対にうちくだこう。異議審決戦の爆発をもって、国際的な反戦闘争にたちあがる労働者人民との合流をかちとっていきましょう。

 石川和雄さんは最近のアピールで「最終的な『書面』も提出され、たたかいの舞台装置も整った事もあっていよいよ、高橋省吾裁判長のもとで事実調べを実現させるべく、苦熱にも負けず、連日訴え活動を展開中であります。しかも、異議を申し立ててから2年以上も経過しており、正に今が最大な山場…」「私の人間としての純粋な憤り」をわがものとして、東京高裁にたいして事実調べ・再審を要求して、いまこそたちあがりましょう。
                                        2001年9月29日

   座り込み・連続東京高裁要請行動要項
◆日程 10月3日(水)午前10時〜5日(金)午後4時 の3日間
◆座り込み場所 日比谷公園・郷土の森(カモメ噴水)前
◆東京高裁要請行動
 10月3日(水)午後1時 東京高裁
 10月4日(木)午前10時 東京高裁
 10月5日(金)午後1時 東京高裁                 

どこへ行くの? ニッポン 共に生きるアジアを考えよう
 韓国の高校生、大学生来日! アジアからの留学生も多数参加
 ねえねえ、なになに? ニッポンのこと。今までのこととか、これからのこととか。えっ? ナニそれ? それって、
私たちにカンケイあるの? なんか難しそうだよね。みんな、そんなこと考えているの? そーいればさあ、こないだ
もめてたよね。歴史教科書とか、靖国参拝とか。あれって何が問題なのかなあ。なんかよくわかんない。そう
いうのって誰が教えてくれるの?

 えっ、なにこれ。いろんなそういうことみんなで考えてみるんだって。他の国の学生も来てくれるから彼らが
ることも聞けるかも。まあとにかくいろんなと この若い人が集まるんだ。じゃあ、出会いもあるわけね。これから、
アジアの国とどう付き合っていくかって言うのをおしゃべりみたいに話すの。小泉首相とか歴史教科書とか
についてみんなが考えていることを自由にしゃべる。
でも興味とか意見とかあんまないし。難しいことじゃ
ないよ。来年のワールドカップのこととか、食べ物のはなしとかもして楽しく、わいわいやるんだ。
 日時 10月27日(土) 午後1時開場、1時半開始 5時終了
 場所 荒川区旧真土小学校 (JR常磐線「三河島」から徒歩)
 内容 ・現状をどう考えるか(講師 田中宏氏)
     ・各国の学生と意見交換(町屋新生教会牧師 大塩清之助氏の発言も)
     ・会場からの発言
     ・バンド演奏やティータイムも

10月4日(木)

 「街」日誌 

10月2日
★今日は朝から晴天だった。
★昼食に神保さんから頂いた漬物を食べた。「漬物、おいしいですね」とタカちゃんに言うと「心がこもっている」と答えた。
★午後、チラシ・ゲリラ・プロジェクト2を行なった。今日、誕生日のチューやん、トミタさん、新カメさん、ガンちゃんの4人。
 サギリちゃんが午後から来た。
★ミーティングには、ジン君と三角さんも参加した。
★報復反対ライブで、サギリちゃんが発言した。
★夜の生活支援センター「街」に洋平君が参加。今日から、洋平君は「ハウス・街」で生活することになった。
 「ハウス街」 は「洋平とジュゴンの家」という名に変わった。  
10月3日
★昼食は、マコトさんとヨッシーの究極の野郎コンビで、鳥レバーの甘辛煮と、玉ねぎ・ジャガイモのフライを作った。また
 また神保さんから煎り豆腐と漬物を頂いた。引取りがたくさんあって大忙し。お店はボランティアのチーちゃん、シズエ
 さんに勘定奉行の皆川さん、お客さんのマリさんも手伝ってくれた。
★お客さんに報復反対の署名をお願いしているが、大体の人は書いてくれる。中には「私はアメリカのやり方に賛成」とい
 う人もいる。そういう人とは話しをする。「街」に来て、アメリカのやり方に賛成と言うのは結構、勇気がいることだと思う。
 自分の意見は出した方がいい。そこから話しが進んでいけば…と思う。
  今日も「知り合いに中東の人がいて連日このことを話している。その人はテロは撲滅するしかない」と話している。自分
 としては、まだ判断がつかないので署名できないというお客さんがいた。是非、その中東の人を誘って、一緒に話しましょ
 うと言った。
★夕方、「つくる会」教科書のことで都庁に行った時に会った野呂瀬さんが「どこに行くの? ニッポン 共に生きるアジアを
 考えよう」というビラを持ってきた。彼はT大で政治学を学んでいる。「つくる会」教科書の問題で、マスコミが一方的な報道
 しかしていないことに疑問を持ち、自分も記者になりたいと思ったと話していた。
★W大の杉本君も来た。カズ君も来た。三線教室の時は食事の時間が一番人が多い。食事をしながら色々なことを話した。
 野呂瀬さんたちの企画に是非ヨッシー達のライブをということで、ヨッシー&洋平君&カズさんが出ることになった。その後、
 とても熱心な三線教室が始まった。金城先生も泉さんも来た。
★最近、「街」にはよく若者が集うところになったなー、とオバンのトミタは思った。今日の夕食は、コック・オバンだった。
 (前半はヨッシー、後半はトミタが書きました。)
 VTR『ジュゴンの海』
前略、このたびはVTR『ジュゴンの海』をお取り扱いいただき、本当にありがとうご
ざいます。おかげさまで徐々に反響が広がっています。そこで、お願いですがこの
ページでもご紹介願えないでしょうか。どうかよろしくおねがいします。リンクして
いただければありがたいです。

(有) マブイ・シネコープ
п@Fax 06-6786-6485
住所 大阪市城東区新喜多1丁目3-20-301号

(M.A) mabui_cine-coop@nifty.com

10月3日(水)

【野生生物 / シンポジウム】 IUCN 勧告1周年シンポジウム
みなさん、こんばんは。
ジュゴン保護キャンペーンセンターHP制作担当のわたなべです。

Subject: [panda 通信]【野生生物 / シンポジウム】 IUCN 勧告1周年シンポジウム
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☆WWFジャパン 世界自然保護基金 メールマガジン☆

          −PANDA 通信−
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【野生生物/シンポジウム】

       IUCN勧告1周年シンポジウム

沖縄島のジュゴン・ノグチゲラ・ヤンバルクイナをめぐる国際情勢
 昨年10月、ヨルダンのアンマンで開催されたIUCN(国際自然保護連合)の第2回
世界自然保護会議において、「沖縄島のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保
全」に関する勧告が採択されました。

 この勧告は、日本政府に、軍事基地建設に関する環境アセスメントを完遂すること、
ジュゴンの絶滅防止対策を実施すること、やんばる(沖縄島北部の亜熱帯林)の保全
計画を作成すること、世界自然遺産リストへの登録を検討することを求める物です。

 また同時にアメリカ政府に対しては、環境アセスメントに協力することを求め、日米両
政府に、軍事施設と演習の影響に関するアセスメントを行い、保護対策を実施するよう
要請しています。

 今回のシンポジウムは、IUCN勧告の1周年にあたる今月、この勧告と7月に出された
シンポジウム主催10団体の共同声明の内容と意義、勧告と共同声明に対するアメリカ
合衆国政府と環境NGOの反応について報告し、今後、どのような手法で、「沖縄島の
ジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全」をすすめていくべきかを議論することを目
的に開催されます。
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◆プログラム◆

講演:IUCN勧告と10団体共同声明について
   沖縄ジュゴンをめぐるアメリカ政府とNGOの反応
   沖縄ジュゴンとその生息地保全の方向性
パネル・ディスカッション
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日 時:10月10日(水)19:00ー21:00
場 所:文京区民センター
    (東京都文京区本郷4-15-14電話03-3814-6731)
参加費:500円(資料代)
主 催:WWFジャパン、(財)日本自然保護協会
    (財)日本野鳥の会、日本雁を保護する会
    野生動物救護獣医師協会、エルザ自然保護の会
    ジュゴン保護基金委員会、ジュゴンネットワーク沖縄
    沖縄環境ネットワーク、ジュゴン保護キャンペーンセンター

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http://www.wwf.or.jp/join/event/ev2001101001.htm

問い合わせ先:花輪伸一(WWFジャパン自然保護室)
TEL.03-3769-1713  FAX.03-3769-1717
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このメールマガジンの配信アドレス変更・登録・解除は、
下記のホームページから自動的に行えます。
http://www.wwf.or.jp/kouhou/magazine/pandainfo.htm
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世界自然保護基金  WWFジャパン
〒105-0014  東京都港区芝3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
Tel:03-3769-1711(代)  Fax:03-3769-1717
 WWFジャパン http://www.wwf.or.jp/
 WWFインターナショナル http://www.panda.org/

WWFは世界にネットワークを持つ民間の自然保護団体です。
WWFでは、野生生物や自然環境を守るための寄付金を
募っています。皆さまからのご支援をお待ちしています。
お問い合わせは、業務室(ichikawa@wwf.or.jp)まで
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
--------------------- Original Message Ends --------------------
では(^^)/♪♪♪♪ 2001年10月03日
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渡辺洋一郎   PC & PHS  <nabe@love-dugong.net>
「すべてのPCにジュゴンを!」プロジェクト
     http://love-dugong.net/project/
ジュゴン保護キャンペーンセンターHPもよろしく!
     http://love-dugong.net/campaign/

10月2日(火)

今こそ 憎しみの連鎖を断ち切る勇気を!
今こそ 平和への意志を世界中に示せるチャンス!


「やられたらやりかえす」のは駄々っ子の理屈です
広島で20万人
長崎で10万人
の犠牲者を出した日本は、
「報復」ではなく、戦争そのものの放棄へ向いました

辛い、やりきれない苦しみや悲しみをこれ以上増やさないために

「いかなる加害の側にも加担しない」
という日本人の意志を世界へ示しましょう!

*戦争に出す税金は、アメリカの被害者たちへの救援金に、
*市民の寄付は、アフガン・パレスチナ・イラクの人々へ、

アメリカで媚びを売るのではなく

*そして小泉首相はアフガンへ行って打開策を探ってください
  アラブの子どもとなかよくする会
Tel&Fax:0422−47−0781
〒181−0002 東京都三鷹市牟礼6−12−13 伊藤政子方
e−mail;masakochild@nifty.com
(郵便振込 00170−1−613360 伊藤政子)
戦争への道を開かせないために−憎しみの連鎖を断ち切る勇気を!

1.抗議の宛先
 (1)ホワイトハウス(ブッシュ大統領) president@whitehouse.gov
 (2)米国大統領 http://www.workingforchange.com/activism/action.cfm?ItemId=11918
 (3)米国大使館(特命全権大使) Fax. 03-3589-4235
 (4)首相官邸(小泉首相) Fax. 03-3581-3883
    メッセージボード http://www.iijinet.or.jp/cao/kanntei/jp/comment.html

2.米国市民等への激励・連帯のメッセージ(平和団体を通じて被害者へも)
 *戦争抵抗者同盟(War Resisters League)
 Fax.(直通) 1-212-228-0450 Tel.(直通)1-212-228-0450
 e-mail; wrl@warresisters.org

 *国際行動センター
    Fax.(直通)1-212-633-2889 Tel.(直通)1-212-633-6646
    e-mail; iacenter@iacenter.org http://www.iacenter.org/

 *バーバラ・リー議員(米国議会上院・下院を通じて、たったひとり反対した議員)
    barbara.lee@mail.house.gov

 *戦争反対署名のアドレス http://www.thepetitionsite.com/takeaction/224622495

3.寄付の送り先
 (1)アフガニスタン
   *アフガン女性と子どもを支援する会 郵便振替口座:015−2−184650

   *ペシャワールの会 福岡市

 (2)パレスチナ
   *パレスチナ子どものキャンペーン Tel.03-3953-1393 Fax.03-3953-1394
    東京都豊島区目白3−4−5 アピタメジロ304号
    e-mail; ccp@bd.mbn.or.jp http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP
    (郵便振替口座 00160−7−177367)

   *JVC(日本国際ボランティアセンター) Tel.03-3834-2388 Fax.03-3835-0519

   *アラブ文化協会 Tel.&Fax. 03-3332-1265

 (3)イラク
   *アラブの子どもとなかよくする会 Tel.&Fax. 0422-47-0781
    〒181−0002 東京都三鷹市牟礼6−12−13 伊藤政子
    e-mail; masakochild@nifty.com
    (郵便振替口座 00170−1−613360 伊藤政子)
私たち「あぶはちの会(あぶない教科書を許さない・八王子市民の会)」の集会です。
************************

>>記憶の戦場を越えて――歴史教科書問題とは何だったのか<<

  皆さんのおかげで八王子ではあぶない教科書の阻止を実現できました。全国でもあぶな
い教科書の阻止は99.9%実現できました。

  しかし、今回の歴史教科書問題や、それに続いた小泉首相の靖国神社参拝問題は、日本
の国家と社会がどこに向かおうとしているのか強く懸念を抱かせています。

  かつての植民地支配や侵略戦争の事実をあいまいにしたり、戦争を美化したりして、他
方で、アメリカと一体になってアジアに君臨しようとする政治意思が見え隠れしていま
す。今回の「同時多発テロ」に便乗した自衛隊の「活躍」は、憲法を無視し、歴史を無視
する動きです。

  歴史教科書問題は2001年の暑い夏で終わったわけではありません。歴史歪曲集団は
次の機会に「リベンジする」といっています。何よりも現代日本の国家のあり方自体が、
次の歴史教科書問題を必然的に招き寄せるものとなっています。

  そこで私たちは、下記の集会を企画して、東アジアの民衆の立場から日本とアジアの歴
史を見直していくために、今なにを考えるべきかを討論したいと思います。ぜひご参加く
ださい。

●10月19日(金)午後6時開場 午後6時半開会

●八王子中央公民館 クリエイトホール5階 大ホール
            JR八王子駅北口すぐ前徒歩2分

−−講師−−
◎高橋哲哉(東京大学教授)「記憶の共有はいかに可能か」
◎吉田  裕(一橋大学教授)「歴史教科書の執筆者として」
司会:前田  朗

◯参加費(資料代含む):500円

主催:あぶない教科書を許さない・八王子市民の会
                          八王子市宇津貫町1556 東京造形大学  前田研究室内
                          Tel 0426-42-8690

10月1日(月) 「街」日誌9月29日

9月28日
★午後から、「チラシ・ゲリラ大作戦プロジェクトが、またまた敢行された。英ちゃん、ガンちゃん、まことさん、
 チューやん、ヨッシーがやった。

★久しぶりにサギリちゃんが来て働いた。サギリちゃんは沖縄旅行に行くそうだ。 
★ミーティングは、ジン君ね三角さんも加わり、病気のこと、アメリカのことなどを話した。トミタさんが飛行機
 激突事故について熱い議論をした。保安処分の話になった。「今、アメリカがやってることが、保安処分そ
 のものだ」という答えに、「すごく良くわかった」とみんなが言った。 
 9月29日
★今日のトップニュースは、あの遠慮がちのガンちゃんが、報復反対「街」前ライブの時に、初めてスピーチを
 したことだ。今日参加したのは、ミヤちゃん、英ちゃん、ガンちゃんとヨッシーの4人だった。

★久しぶりに丸山さんが来た。ヘルペスという病気にかかり、寝込んでいたそうです。
★ボランティアのチーちゃん・石川さんが、「アメリカが戦争を起こすのではないかと、毎日新聞を読むのが怖い」
 と言った。「アフガニスタンの子ども達が飢えて死んでいるのを思うと胸が痛い。いつの時代も戦争で苦しむのは
 子どもと女だね」「日本はアメリカに原爆を落とされたのに、お偉い達は弱腰で困る。このままじゃ世界大戦にな
 るわ」と言った。
★ボランティアの田中さんも来た。午後にチューやんと洋平も来た。
★お客さんが、「署名を集める」と言って、報復戦争反対の署名用紙を3枚持っていった。
★僕と洋平は、三鷹の駅前の街頭宣伝に行った。ミヤちゃんと休みのチューやんが店番をしてくれた。
 10月1日
★チューやんがウイズにパンを買いに行った。ウイズの人達は戦争反対の署名を集めていてくれて渡してくれた。
★チューやんがお客さんに署名をお願いすると、「戦争なんて、ふざけるんじゃないわよ」と言って署名をしてくれた。
★お茶の時間に新松橋亭同人のキムさんが来た。10月6日、7日にする「反保安処分・理論強化合宿」の参加の
 呼び掛けをした。
★ミーティングで、「ジュゴンの家」にいる弦さんの誌を読んだ。シゲルさんが車で来て、ストーブを寄付。近況を書い
 た文章を持って来た。トミタさんが朗読すると、みんな拍手した。
★ミーティングの時に、チラシ効果の「寄付」の電話があり、みんなで大喜びをした。平間さんもミーティングに参加。
 ブッシュ大統領に対して、無茶苦茶、怒っていた。見ているだけで反吐がでる。小泉首相に対しても、尻尾を振っ
 ている犬だと言った。
 シゲルさんからの手紙
   「街」で働く皆さん、元気ですか (^。^)
 ここの所、スッカリ「街」に足が遠のいてしまいました。ごめんなさい。
 今年の夏は、ガックリ参ってしまいました。少し事情を話すと、「肝ガン・オペ」のため40日ほど入院していました。
退院してきたら、暑さの真っ盛り、とてもじゃないけど身体がついて行けませんでした。

 それでも9月の声を聞いて、体調が少しずつ戻ってきました。毎日、抗がん剤を飲んで頑張っています。先日は、
気分転換とガンに立ち向かうため、一年ぶりにソフトテニスの練習に参加しました。結果は、ラケットは重たいし、球
は飛んで行かないし、散々な思いをしました。体力がゲッソリ落ちていました。
 
 身体は正直だ。つくづく思いました。1日も早く健康な身体に戻りたいと。
 健康な人は「健康」の有り難たみを忘れていませんか。多分、気にしていないでしょう。
 働く元気の「素」は健康です。健康であればこそ、「街」で働くことができるのです。止まれ、身体が健康だけでは
正常でない。また「心」も健康でなければ。

 身体と心が健康でないと、精神が蝕まれていきます。心が蝕まれると、感情も感性も鈍感になり、他人に対して、
 無関心になり、ひいては人間にとって一番大切な喜怒哀楽が欠落していきます。これは想像ですが、心と精神が
あらぬ方向にさまよっていると、毎日のミーティング、話し合いの場で、第3の世界、自己中心の世界に引きこもり、
人の話が聞こえなくなり、何にも見えなくなってしまうでしょう。
  人間としての痛み、苦しみ、悲しみ、喜びを共有ができてこそ、人間本来の姿なのです。

 最後に、五木寛之「大河の一滴」から引用。
マンフォードという思想家が「自分を愛していない人間は他人を愛することができない」と言っています。
「自分を憎んでいる人間は、他人を憎む。自分を軽蔑している人間は、他人の命も軽蔑する」

 自分が軽くしか考えられないと言う立場からは、自分の周りの他人の命という重さが感じられず、軽くしか考えられ
なくなる。つまり、自分を傷つけるのと同じように、他人を傷つけることも、そんな大きな抵抗がないということではない
か、そう思うのです。                               終り 


多摩中問題、都教委への質問書
一昨日都教委に提出した質問書をお送りします。 2001.9.29
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 東京都教育委員会 教育庁
 人事部職員課課長 新井清博 様


   質   問  書

  考え、判断する子どもたちを育てる学校教育を!市民の会
   (田中 186−0426−64−5602)

 多摩中学校の根津さんは、すばらしい教員です。
 根津さんの家庭科の授業は、人権尊重、男女平等の視点に立ち、女も男もお互いに尊重し合い、共に助け合って生きて
いける社会、差別のない社会の実現に向けての確かな教育実践です。
 根津さんの教員としての資質の高さは、これまで根津さんに教わった多くの子どもたち、保護者市民らが実感しているとこ
ろです。
 ところが、あろうことか、その根津さんが多摩中校長により「指導力不足教員」として市教委に申請が上がったと聞き、私たち
は強い憤りをもちました。なぜ根津さんが「指導力不足」教員にされるのか、ますます疑問を抱かざるを得ません。
 以下、これまで私たちが話し合いで確認したことを記し、それに基いて質問いたしますので、誠意をもってお答えくださるよう
お願い申しあげます。

これまでの経過

●9月26日(水)午前9時30分からの都教委人事部職員課長新井さんとの30分程の話し合いで の確認事項
 1)まだ都教委へは、申請等正式には何も上がってきていない。
 2)ただし市教委から、学校での様々な「問題」、子ども、保護者との「問題」等細かいデ−タ−は伺っている。
 3)管理主事・指導主事の派遣は、市教委の依頼で出している。
 4)専門家による、冷静かつ客観的事実に基く判断が必要、との見解が示されました。

 この都教委の見解を受けて、私たちは26日午後12時に多摩市教委へ確認のため伺いました。その時点では、まだ校長
から市教委へは正式な申請書は出ていないということを、同席した市議から聞いています。

●また、27日の午後12時から、話し合いの場をもっていただく約束を原田室長にしていただいた後、当日、都教委・市教委
 と確認したことを報告し、校長の見解を伺うために、午後2時に多摩中学校に出向きました。
  その時のことは、別紙の『前島校長、肥後教頭、小林事務員の暴力行為に対して抗議します。』に記載していますが、私
 たちが正規の来校手続きをとったにも関わらず「根津さんの件で校長先生とお話ししたいのです。」と伝えただけで、前島
 校長は興奮激怒し「帰れ」と怒鳴りました。事務職員は「うるさいんだよ」と大声で私たちに怒鳴りつけ、お二人の胸を強打
 するという暴力行為に出ました。教頭は「訴えるなら、訴えろ」と叫び、写真までとるという人権侵害を行ないました。このよ
 うな、校長はじめ、職員らに見られる学校の中の異様な空気と不誠実な対応に、私たちは強いショックと肉体的苦痛を受け
 ております。

  この様な、人の話に全く耳を傾けることのできない校長に。冷静でかつ客観的判断ができるとは到底思えません。今回の
 根津先生のことも同根の問題であり、校長は学校内のこととして解決すべきところを、それもできないで自ら大騒ぎをしてい
 るとしか思えません。むしろ校長の管理責任こそ問題なのではと感じました。

●27日12時から私たちは、多摩市教委の原田室長と話し合いました。その時の話合いで以下の点が明らかにされています。

 1)校長から「指導不足等教員」の申請が出された。
 2)日付けは言えないが、ご判断ください。開示請求すればわかること。
 3)報告書を出すようにという指示は市教委はしてない。校長と相談はずっとしている。
 4)今後は市教委で検討する。都教委に上げるかどうかも含めて。
 5)都教委に管理主事・指導主事の派遣を依頼したのは市教委である。
 6)校長と市教委の見解はほぼ一致している。
 7)教育委員会では、議会の報告を行なっただけ。それ自身取り上げて話し合ったことはない。
 8)根津さんとの間で、その報告書の確認はしていない。
 9)教育長は「今後も根津さんの授業の観察を続ける。」といっているがどうか?

の質問に対し、 原田室長は「聞いていないので、わからない」と答えた。

 私たちの方から、「指導力不足等の教員」の申請手続きについて
 ○本人に確認しないで、客観性の担保があるのか? 
 ○申請手続きが正規のやり方でなされているのか? 
 ○校長の職務命令を見ても、客観的裏付けになるとは思えない、
 ○慎重に検討を

 等多くの疑問点と要請が出さましたが、明確な回答は得られませんでした。

 以上の経過を踏まえ、以下質問いたします。

 1)26日9時からの都教委で示された点について。
   根津さんの件では「細かいデ−タ−」をもっているということですが、その具体的中身について説明してください。

 2)「指導力不足等教員」であることを判定する権限と責任は、どこにあるのですか?

 3)判定基準は何に明記されているのですか?

 4)判定会の構成員の、氏名・肩書き等を明らかにしてください。

 5)根津さんはすばらしい指導力をもった、貴重な教員です。なぜ根津さんにだけ「指導力不足教員」の申請がされた
  のか、納得がいきません。校長の職権乱用にあたる行為とも受けとめられます。都教委は、冷静、客観的に判断し
  なければならないとの見解を26日に示しましたが、要項以外にその冷静さと客観性の具体的根拠があれば、示し、
  説明してください


  以上のことについて、明解な回答をしてくださるよう、お願いします。

   2001年9月28日(金)

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